
「酒井宏樹がもったいない」とはどういうこと?



そんな声に、真っ向から答えます。
「酒井宏樹がもったいなかった」からこそ、彼の移籍が快挙に結びついた…。
多くのファンがそう感じたのは、オークランドFCでの、酒井宏樹の圧巻の活躍とキャプテンとしての存在感があったからこそ。
本記事では、酒井宏樹がなぜニュージーランドの新星クラブへ渡ったのか、そしてどんな結果を残したのかを深掘りします。
「もったいない」と言われた理由、そしてそれを覆す“実績”の数々をご覧ください。
★以下、敬称略で進めます。
- 「もったいない」と言われた理由は?
- 酒井宏樹の移籍先・オークランドFCとは?
- 新星チームが初年度に優勝の奇跡とは?
- 酒井宏樹キャプテンの貢献は?
「酒井宏樹がもったいない」とは?
「酒井宏樹がもったいない」という声は、彼のキャリアと実力を知るファンほど強く抱いていました。
海外経験豊富な日本代表DFが、Jリーグ・浦和レッズに移り、そのときの起用が「もったいない」とされていたのです。
ここでは、酒井宏樹という選手がなぜ「もったいない」と言われたのか、そのキャリアと浦和レッズでの反応を紐解いていきます。
彼が歩んできた道を知ることで、この「もったいない」の後の移籍の本当の価値が見えてくるはずです。
酒井宏樹の基本プロフィール
海外経験豊富で、日本代表の右サイドを支えた名選手です。
千葉県出身の酒井宏樹は、柏レイソルの下部組織からトップチームに昇格し、20歳でプロデビュー。
その後、ドイツのハノーファー96、フランスのマルセイユと欧州でも長くプレーし、守備力・フィジカル・戦術眼の三拍子そろったサイドバックとして高く評価されてきました。
- 誕生日:1990年4月12日(35歳)
- 出身地:長野県中野市
- 身長等:185cm、78kg
- ポジション:
- ディフェンダー、ミッドフィルダー
- クラブ:
- 2009年、柏レイソル
- 51試合出場、2得点
- 2012年、ハノーファー96(ドイツ1部リーグ)
- 92試合出場、2得点
- 2016年、オリンピック・マルセイユ(フランスのリーグ・アン)
- 145試合出場、1得点
- 2021年、浦和レッズ
- 69試合出場、5得点
- 2024年、オークランドFC
- ニュージーランドの新星チームで隣国オーストラリアのAリーグ参加
- 新星チームのキャプテンとして、優勝に貢献
- 2009年、柏レイソル
- 代表歴:
- 2006年、日本 U-16
- 2011-12年、日本 U-22/23
- 14試合出場、2得点
- 2021年、日本 U-24
- 9試合出場、1得点
- 2012-22年、日本代表
- 74試合出場、1得点
これほどの経歴を持つ選手が、突然Jリーグを離れ、新興クラブへの移籍を決めたのです。
「もったいない」とされた二重の理由
まずは、Jリーグ公式チャンネルから、海外クラブからJリーグに戻った酒井宏樹の活躍動画です。
キレのあるプレーばかりで、多くのファンが国内でもっと活躍し続けることを望んでいたのではないでしょうか。
だからこそ、彼の突然の移籍話には、国内でまだ活躍できた実力があるからこそ、違和感を覚えたファンも多かったのです。
酒井は浦和レッズでも主力としてプレーし続け、フィジカルも衰えておらず、明確なパフォーマンス低下も見られませんでした。
しかし、海外経験も豊富で、フィジカル十分な酒井宏樹でしたが、浦和レッズでのプレー時間が短かったり、彼のパフォーマンスが十分に発揮されていない現状に対して、「起用などがもったいない」とされていたのです。
そんななか、突如(?)、海外の名も知れないチームへの移籍が発表されます。
それはニュージーランドのオークランドFCという、恐らくサッカーファンが誰も知らないチームです。
それもそのはず、オークランドFCは創設されたばかりのチームで、隣国オーストラリアの一部リーグ相当のリーグに参戦することがきまっていました。
「酒井宏樹ほどの選手が、なんでそんなに名も無いチームに移籍するのか?もったいない!」とファンは心配したのです。
「なぜこのタイミングで?」「Jリーグでもう少し見たかった」という声が上がったのは当然ともいえるでしょう。
移籍時の本人のコメント
「新しい挑戦がしたかった」
酒井は、ニュージーランドの新星チーム・オークランドFCへの移籍に際し、「この年齢だからこそ、新しい場所で自分を試したい」「立ち上がったばかりのクラブに自分の経験を還元したい」とコメントしています。自身のキャリアの“終わり方”を考えたとき、ただプレーするだけでなく、何かを築くフェーズに入りたかったのかもしれません。
家族との生活や異文化での経験も決断の要因であり、すでに次のステージを見据えた上での選択であることがうかがえました。



“もったいない”の裏に、酒井の新たな決意があったんだね
オークランドFCに移籍した酒井宏樹
まず、ここで紹介する動画は、オークランドFCの初戦、2024年10月19日に記念すべきチーム初ゴールが生まれました。それは、酒井宏樹が放ったの強烈なシュートでオウンゴールを誘った結果の1点でした!
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酒井宏樹は2024年、創設されたばかりの新クラブ「オークランドFC」へ移籍しました。
名門クラブへの移籍ではなく、まだ実績も知名度もないクラブへの加入だったことが大きな話題となりました。
この章では、オークランドFCという新しいクラブの実態と、酒井宏樹がその中心に据えられた背景について詳しく見ていきます。
「なぜこのクラブだったのか?」が分かれば、移籍の価値も大きく変わって見えてくるでしょう。
酒井宏樹の処遇
酒井弘樹は海外での活躍からJリーグ・浦和レッズへと移籍します。
Jリーグ9年ぶりとなる酒井弘樹は、2021年8月14日、第24節のサガン鳥栖戦で移籍後初出場を果たしました。その後、2022年-2024年と、3年連続でキャプテンに任命。しかし、2024年6月、海外クラブ移籍のためにチームを離脱します。
2024年7月25日には、「酒井弘樹がAリーグ・メン(オーストラリアの一部リーグ相当)のオークランドFC(ニュージーランドで新設されたチーム)への完全移籍並びに、チームキャプテン就任」が発表されました。
戦歴・活躍が豊富な酒井宏樹は、ピッチ内でのキャプテンとしてのリーダーシップはもちろん、契約ベースで「ピッチ外でのリーダーシップ、若手育成などが含まれていた」とされています。
新星チームの単なる補強ではなかったのです。「選手兼スタッフ兼メンター」といったような期待でしょうか。
移籍直後から、チームの中心として期待されていました。
オークランドFCは創設初年度から酒井をチームの軸とし、入団と同時にキャプテン任命を提示。契約内容には、ピッチ外でのリーダーシップや若手育成、メディア対応も含まれていたとされており、ただの“戦力補強”ではないことが伺えます。
スタッフとの連携やクラブビジョンへの理解も深く、まさに「選手兼メンター」として迎えられた存在でした。
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オークランドFCは、10月19日、ホームであるマウント・スマート・スタジアムにて、ブリスベン・ロアーFCを迎えて開幕戦を戦いました。
開始8分で高速クロスからクラブ史上初得点となるオウンゴールを誘発し、クラブの初勝利に貢献しました。
その後もチームは開幕6連勝を記録。そして、酒井弘樹は12月28日の第9節セントラルコースト・マリナーズFC戦で初ゴールをあげました。
オークランドFCとはどんなクラブか
まだ始まったばかり、でも情熱はどこにも負けない・・・それが、ニュージーランドのサッカーチーム・オークランドFCです。
オークランドFCは2024年3月に、ニュージーランド・フットボール連盟から正式認可されたばかりの新設クラブ。プロ化の進むオセアニア地域において、若手育成と地域密着を柱にスタートしたのです。
ニュージーランドのチームですが、隣国オーストラリアの1部リーグ相当であるAリーグに越境参加しています。
創設時点では無名の選手が多く、資金力も限られていましたが、「育てるクラブ」というコンセプトに共感し、多くのサポーターを巻き込んでいきました。
キャプテン任命の背景
初年度のキャプテン任命。それは信頼の証でした。
酒井宏樹は移籍発表時にキャプテン就任も発表されました。つまり、当初からそのリーダーシップが期待されて移籍だったのです。理由は「彼以上にリーダーにふさわしい選手がいなかったから」と言われています。
酒井宏樹のそれまでの海外経験や戦績が十分に評価された結果です。戦術理解、プロフェッショナリズム、そして静かながら芯の通った行動力が、若手中心のチームをまとめ上げる決め手になると判断されたのでしょう。



新チームのスタートを支え、期待されたのは、酒井宏樹の経験だったんだね!
オークランドFC、創設初年度の快進撃を振り返る
2024年にニュージーランドで創設され、豪州Aリーグに参入したオークランドFCは、デビューシーズンとなった2024-25シーズンで歴史的な快進撃を遂げました。
前半戦の驚異的なスタートから、後半戦の正念場を経て、4月26日にはレギュラーシーズン優勝(プレミアシップ)を成し遂げています。
本記事ではシーズン前半と後半の戦績、チームを支えた酒井宏樹選手の活躍と影響力、そして現地での評価について、信頼できる情報源に基づき詳しくまとめした。
シーズン前半戦:無敗スタートと初のNZダービー
オークランドFCはAリーグ参入初戦となる2024年10月19日の開幕戦でブリスベン・ロアー相手に2-0の白星スタートを切りました。そこから勢いに乗り、前半戦は破竹の快進撃を見せます。
スティーブ・コリカ監督率いるチームは、開幕から6連勝を記録し、創設チームとしてはオーストラリア全国リーグ史上最長の開幕連勝記録を樹立しました。さらに開幕から5試合連続無失点も達成し、こちらも新規参入クラブとして史上最長のクリーンシート記録となりました。
こうした記録的な好スタートにより、12月中旬の時点で開幕7試合無敗(6勝1分)、クリスマス前には2位に勝ち点2差をつけて首位に立つという、前例のない快進撃ぶりを見せました。
特に11月2日にはウェリントン・フェニックスとの初の「ニュージーランド・ダービー(Kiwi Clásico)」が実現しました。この試合は敵地ウェリントンで26,000人を超える大観衆を集め、終盤に相手GKのミスを突いたジェイク・ブリマーの2ゴールで2-0と劇的な勝利を収めています。
12月7日にホーム(マウントスマート・スタジアム)で行われたダービー第2戦でも2-1と勝利し、創設初年度からニュージーランド勢対決を連勝で制しました。
前半戦の主なハイライト試合は次の通りです:
- 第1節 (10月19日) vsブリスベン・ロアー:2-0で勝利し、Aリーグデビュー戦を白星で飾る。
- 第3節 (11月2日) vsウェリントン・フェニックス:敵地で2-0の勝利。ブリマーの終了間際の2得点で初のNZダービーを制す。
- 第8節 (12月15日) vsメルボルン・シティ:2-2の引き分け。開幕からの連勝は6でストップしたものの、この時点で7戦無敗を維持。
- 第9節 (12月21日) vsウェスタン・ユナイテッド:0-4で敗戦。ここまで無敗だったチームにとって初黒星となり、前半戦最大の試練となった。
- 第10節 (12月28日) vsセントラルコースト・マリナーズ:アウェイで4-1と快勝。酒井宏樹が12分にAリーグ初ゴールを挙げるなど攻守が嚙み合い、大敗直後の試合を勝利で立て直す。
年明けまでの前半戦13試合(第13節まで)での戦績は8勝3分2敗、勝ち点27にのぼり、シーズン折り返し時点でも優勝戦線のトップグループに踏みとどまりました(第13節終了時点で3位)。
創設1年目のクラブがシーズン序盤から首位争いを繰り広げる展開は、2012-13年に初年度優勝を果たしたウェスタン・シドニー以来とも言われますが、そのウェスタン・シドニーですら初年度の最初8試合で4敗を喫しており、オークランドFCの前半戦の成功は極めて異例と言えるでしょう。
シーズン後半戦:巻き返しと4月26日のレギュラーシーズン制覇
年明け以降の後半戦、オークランドFCは一時3位まで順位を下げたものの、そこから再び調子を上げて首位を奪還します。
1月11日にパース・グローリー相手に0-1で敗れた直後、1月18日には強豪メルボルン・シティをホームで3-0と完封し、優勝候補同士の直接対決を制しました。この大勝で勢いを取り戻すと、1月下旬から2月にかけては4連勝を記録し再び首位固めに成功します。中でも2月22日にホームで行われたウェリントン・フェニックスとのダービーでは、ローガン・ロージャーソンのハットトリックなどで6-1の大勝を飾り、クラブ創設以来最大得点差の勝利となりました。守備面でもこの頃にはリーグ最少失点争いを演じる安定感を見せ、シーズン通算でも26試合で失点27とリーグ屈指の堅守を維持しています。
3月に入ると引き分けが続く試合もありましたが(例えば3月1日のアデレード・ユナイテッド戦は4-4の打ち合い)、それでも大崩れすることなく着実に勝ち点を積み重ねました。4月上旬の時点でも首位を守り抜き、ついに2025年4月26日、オークランドFCはレギュラーシーズン優勝(プレミアーズプレート獲得)を公式に決めました。
この日、2位メルボルン・シティが本拠地での試合でアデレードと0-0で引き分けたため、オークランドFCは残り2試合を残して他チームに勝ち点で追いつかれないことが確定したのです。Aリーグ・メンの歴史でニュージーランドのクラブがレギュラーシーズンを制するのは初めてであり、しかもそれを創設初年度で達成するという快挙となりました。
オークランドFCはこの時点で勝ち点50を積み上げ(2位メルボルンCは45)、優勝決定後最初の試合となった4月27日のホーム最終戦でもパース・グローリーに1-0で勝利し、有終の美を飾っています。本拠地にはほぼ満員のサポーターが詰めかけ、試合後にはプレミアーズプレートを掲げる歴史的なセレモニーが行われました。
後半戦の主な注目試合を振り返ると:
- 第15節 (1月18日) vsメルボルン・シティ:3-0で快勝。酒井や新戦力が躍動し、強豪相手に完勝。前節の敗戦から立て直し、再び優勝争いの先頭に立つ契機に。
- 第17節 (2月1日) vsマッカーサーFC:2-1で勝利。ホーム4連勝を達成し、この時点で首位を堅持。
- 第20節 (2月22日) vsウェリントン・フェニックス:6-1で大勝。宿敵とのダービーでシーズン最多得点を叩き出し、攻撃力を誇示。
- 第21節 (3月1日) vsアデレード・ユナイテッド:4-4で引き分け。終盤に酒井のゴールで勝ち越すも土壇場で追いつかれる乱戦。勝ち点1獲得に留まったものの、粘り強さを発揮。
- 第27節 (4月19日) vsメルボルン・ビクトリー:2-0で勝利。敵地で貴重な勝利を収め、勝ち点50に到達。この勝利により2位との勝ち点差を広げ、優勝に王手。
- 第28節 (4月27日) vsパース・グローリー:1-0で勝利。既に優勝決定後のホーム最終戦を白星で飾り、試合後にプレミアーズプレートをホームの大観衆と共に掲げる。
レギュラーシーズン最終成績は15勝8分3敗(勝ち点53)で、2位に5ポイント差をつけて堂々の1位でした。攻撃陣は49得点を挙げ、守備陣は27失点に抑えるなど攻守にバランスの取れた強さを発揮しました。
オークランドFCはこの後、上位6チームで争うファイナルシリーズ(プレーオフ)に臨むことになりますが、レギュラーシーズンを初年度に制した快挙だけでも地元メディアは「歴史的なシーズン」と伝えています。
酒井宏樹の加入と守備・攻撃面での貢献
この躍進を語る上で、2024年7月に浦和レッズから加入した元日本代表DFの酒井宏樹の存在は欠かせません。酒井は移籍後すぐにオークランドFCのキャプテンに指名され、右サイドバックの主力としてチームを牽引しました。
リーグ戦では全26試合中23試合に先発出場し、その経験値と安定したプレーで守備陣をまとめあげました。加入前にJリーグや欧州で培った守備力・戦術眼はAリーグでも遺憾なく発揮され、組織的で規律あるディフェンス構築に大きく貢献しています。
実際、酒井を中心とした守備陣は先述の通りリーグ有数の堅守を誇り、開幕からの連続無失点記録にも貢献しました。
一方で攻撃面でも酒井は積極的にチャンスに絡みました。オーバーラップからの正確なクロスやセットプレーでチャンスメイクし、シーズン通算で4アシストを記録。これはチーム内でも有数の数字で、サイドから攻撃に厚みを加えたことを示しています。
さらに3ゴールを挙げており、元々守備的なポジションながら重要な得点源にもなりました。例えば12月のマリナーズ戦では移籍後初ゴールをマークし、3月のアデレード戦では90+2分に勝ち越しゴールを決める活躍を見せています(その試合は残念ながら終了間際に追いつかれ引き分けとなりましたが)。
また3月30日のブリスベン戦でも85分に貴重な追加点を決めて2-0の勝利を確定させるなど、勝負所での攻撃力発揮が光りました。守備で相手エースを封じつつ、自らもゴールに絡む酒井の存在は、チームにとって大きな武器となっていました。
キャプテンとしての酒井はピッチ内外で大きな影響力を持ちました。
新設クラブの寄せ集めだったチームをまとめ上げるリーダーシップを発揮し、若手や地元NZ出身選手の多いロッカールームを引き締めています。本人も「このチームメイトたちは素晴らしく、彼らとプレーするのが大好きだ」と語るように、選手間の結束を高める存在として信頼されました。
また、勝っても驕らず負けても冷静に立て直す姿勢で模範を示し、「チームを体現するキャプテン」としてスタッフや選手から厚い信頼を得ています。
オークランドFCのテリー・マクリンSD(スポーツディレクター)は「酒井のような外国人選手の補強が成功の鍵だった」と述べており、まさに「キャプテン酒井」の加入がチーム躍進の原動力の一つになったと言えるでしょう。
酒井宏樹への現地での評価
オークランドFC初年度優勝の立役者となった酒井宏樹に対し、ニュージーランドやオーストラリアのメディア、ファンからは称賛の声が相次いでいます。
地元メディア「Friends of Football」は酒井を「Aリーグ全体でも傑出した活躍を見せる選手の一人」であり、オークランドFCに加入した海外組の中でも「最も高い知名度を持つ選手」であると評しています。
実際、Aリーグ公式も酒井のプレー集を特集する7分間のハイライト動画を公開するなど、リーグを代表するスター選手の一人として注目を集めました。「日本のレジェンドがAリーグに悠々と適応し支配している」といった趣旨の声も公式SNS上で取り上げられており、国際的な経験を持つ酒井の実力が改めて認識されています。
現地サポーターからの信頼も厚く、酒井は瞬く間に「ファンに最も愛されるキャプテン」となりました。自身も「家族ともどもオークランドにすっかり馴染んだ。美しい街だし、何よりサポーターから受けているサポートは信じられないほどだ」と語っており、現地での生活にも溶け込んでクラブやファンとの強い絆を築いていることがうかがえます。
「サポーターから受けた愛と声援は他では味わったことのないものだ」とも述べており、ニュージーランドのファンから特別な存在として迎え入れられているようです。
試合後には真っ先にサポーター席へ挨拶に行きユニフォームや握手で交流する姿がしばしば見られ、誠実な人柄も相まってファンの心を掴んでいます。
「模範的なキャプテンで、チームやサポーター、リーグ全体から尊敬されている」という声もファンコミュニティで聞かれるほどで、酒井宏樹のリーダーシップとプロ意識は現地で高く評価されています。
クラブも酒井の貢献度を高く認めており、2025年2月には早くも契約を1年延長して2025-26シーズンまで残留させることを発表しました。
ニュージーランド・ヘラルド紙なども「酒井との契約延長はクラブにとって最重要事項であり、初年度の成功に不可欠な存在であった証」と伝えています。
総括すると、酒井宏樹はオークランドFCに不可欠な守備の要であり精神的支柱として大車輪の活躍を見せ、その実力と人柄でニュージーランドのサッカーファンから大きな信頼と尊敬を勝ち得ています。
創設初年度でのレギュラーシーズン制覇という偉業の陰には、「キャプテン酒井」の存在があったことは間違いないでしょう。



誰も知らなかったチームを優勝に導いた酒井、かっこよすぎる…!
まとめ 〜「もったいない」と言わせない酒井宏樹の挑戦
「酒井宏樹がもったいないとは?」そんな疑問を抱いた方に向けて、この記事ではその真相を紐解いてきました。
- 「もったいない」と言われた背景と真実
- オークランドFCでのキャプテン就任と優勝という実績
- 異国の地で輝いた酒井宏樹の真の価値
キャプテンとしてチームを引っ張り、創設初年度でチームを優勝に導いた酒井選手の姿には、ただの移籍では語れない深みがあります。



「もったいない」という印象が、むしろ誇りや希望に変わった方も多いのではないでしょうか?
これからの酒井宏樹の挑戦・活躍にも、ぜひ注目して応援していきましょう!
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