パリ五輪・北口榛花〜やりの未来を切り開くトップアスリート!

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以下、敬称略で進めます。


北口榛花選手(26歳)は、日本の女子やり投げ界を代表する存在です。

そして、その実力と情熱で多くのファンを魅了しています。彼女の輝かしい経歴やこれまでの成績、そしてパリ五輪出場までの過程と未来への展望について詳しく見ていきましょう。

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なお、パリ五輪2024については、こちらの記事もどうぞ。
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目次

北口榛花選手のプロフィールと成績

まずは、北口榛花選手の簡単なプロフィールまとめから。

  • 名 前:北口榛花(きたぐち はるか)
  • 生まれ:1998年3月16日(26歳)
  • 出 身:北海道札幌市
  • 身長等:179cm、86kg
  • 所 属:日本航空
  • 競 技:陸上(やり投げ)
  • 学 歴:日本大学卒
  • 戦 績
    • 2015年世界ユース選手権金メダル
    • 2019年アジア陸上競技選手権金メダル
    • 2023年世界陸上競技選手権金メダル
    • 自己ベスト: 67m38(2023年9月8日、ブリュッセル、日本記録)
  • SNS等:エックスインスタ

北口榛花選手は、1998年3月16日に北海道札幌市で生まれました。

幼少期から運動神経が良く、さまざまなスポーツに親しんでいました。

小学校時代は、競泳とバドミントンをやっていました。バドミントンでは、全国小学生バドミントン選手権で団体優勝を勝ち取ったこともあります。北口榛花選手は、この競泳とバドミントンの二足のわらじ状態を、中学生でも続けていました。中学時代には競泳で全国大会出場も果たしました。

つまり、北口榛花選手が陸上と接点を持つようになったのは高校生になってから。クラブ顧問に誘われて、陸上競技を始めました。実は、とてつもない才能が眠っていたのです!

なんと、やり投げを始めて2ヶ月で、北海道大会で優勝してしまいます。そして、2年生のときには、全国高等学校総合体育大会陸上競技大会(インターハイ)で優勝したのです。

日本大学スポーツ科学部競技スポーツ科に進学後も、やり投げの技術を磨き、数々の大会で実績を残します。卒業後は、日本航空に入社。

2021年、東京五輪の出場を決め、決勝に進みますが、体調不良で12位と振るわない成績で終わりました。

北口榛花選手のこれまでの成績と記録

主な成績
  • 2015年 世界ユース陸上競技選手権大会 金メダル
    • 500g、60m35
  • 2017年 日本学生陸上競技対校選手権大会 優勝(大会新記録)
    • 60m49
  • 2019年 木南道孝記念陸上競技大会 優勝(日本新記録)
    • 64m36(五輪参加標準記録 64m00突破)
  • 2019年 日本選手権 優勝(大会記録)
    • 63m68
  • 2019年 北九州陸上カーニバル 優勝(日本記録更新)
    • 66m00
  • 2021年 日本選手権 優勝(日本代表内定)
  • 2022年 万達ダイヤモンドリーグ第7戦(Meeting Paris)優勝
  • 2022年 世界選手権大会 銅メダル
    • 日本陸上女子史上(五輪&世界選手権)初のメダル
  • 2023年 世界陸上競技選手権 金メダル
    • 66m73、2大会連続メダル、パリ五輪内定
  • 2023年 ダイヤモンドリーグファイナル 優勝
    • 63m78
  • 2024年 クオルタネゲームズ 2位(今季ベスト)
    • 64m28
  • 2024年 日本選手権 優勝(4度目)
    • 62m87
  • 2024年 ダイヤモンドリーグモナコ大会 優勝(シーズンベスト)
    • 64m63

北口榛花選手は数々の大会で優れた成績を収めてきました。

北口榛花選手の主な成績には、2019年のアジア陸上競技選手権での金メダルや、2021年の全日本陸上競技選手権での優勝があります。また、北口榛花選手の自己ベスト記録は67m38で、日本記録となっています。この記録は、北口榛花選手が世界のトップクラスの選手たちと肩を並べる実力を持っていることを示しています。

北口榛花選手の成績は、単なる数字以上の意味を持っています。それは、北口榛花選手の努力と情熱、そして競技に対する真摯な姿勢の表れです。北口榛花選手の成績は、多くの人々に希望とインスピレーションを与えています。

北口榛花選手、いくつかの転機

北口榛花選手がパリ五輪への出場を確定させるまでの道のりは、彼女の努力と情熱の結晶です。

彼女は数々の国際大会で優れた成績を収め、その実力を世界に示してきました。特に、2023年の世界陸上競技選手権での金メダル獲得は、彼女のパリ五輪出場を確定させる大きな要因となりました。

北口榛花選手のパリ五輪出場への道のりは、順風満帆ではありませんでした。

北口榛花選手の大きな転機の2番目(1番目は後述)は、東京五輪だと思います。

1年開催延長で2021年に開かれた東京五輪。代表となった北口榛花選手は、予選は62m06で6位で決勝に進出。しかし、予選の2投目か3投目に怪我をしていたのです。それを押して決勝を戦うも、記録は55m42で12位に終わります。実はこのときの怪我は選手生命を危うくするものだったようです。

試合後に精密検査を受け、診断は腹斜筋の肉離れ。一歩間違えれば、選手生命にまで影響した可能性があった。その後3カ月間はほとんど運動ができず、治療に専念するしかなかった。

引用元:JIJI.COM

彼女は、東京五輪での怪我や、その後のプレッシャーなどと戦いながらも、常に前向きな姿勢と強い意志で乗り越えてきました。

2022年のダイヤモンドリーグでは、日本選手として初めての優勝を果たし、その後も安定した成績を残し続けました。2023年のブダペストで開催された世界陸上競技選手権では、北口榛花選手は最終投てきで66.73メートルを記録し、4位から大逆転で金メダルを獲得しました。

この金メダルは、日本女子では全種目を通じて26年ぶりの快挙であり、トラック&フィールド種目で初の金メダルとなりました。この結果により、北口榛花選手はパリ五輪への出場を確定させました。

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ところで、北口榛花選手の一番目の転機と言えば、2018年、デイビッド・ケセラックとの出会いです。

その頃の北口榛花選手にはコーチ不在で、コートを探していました。彼は、やり投げ王国チェコのジュニアコーチをしていました。2018年の大会で彼を見かけた北口榛花選手は、彼にアプローチして、2019年2月から1ヶ月、単身、チェコに渡って彼の指導を受けました。

その後の詳細は分からないのですが、いまでも北口榛花選手は、彼の指導を受けているようです。

以下、デイビッド・ケセラックのインタビュー記事から引用です。

昨年8月(2023年8月)の世界選手権で北口榛花(JAL)が金メダルを獲得すると、抱き合って喜びを分かち合った。1投目で右ふくらはぎがつり、最終6投目に逆転した劇的な勝利。「すごく感動した。ちょっとした問題があったけれど、榛花のことを最後まで信じていた。あの1回だけでなく、また同じような気持ちを味わいたい」。パリ五輪で歓喜の再現を目指す。

2019年からチェコに拠点を移した北口を指導する。「彼女は行動力を持ってチェコにやって来た。なかなか出来ることではない。それは大きかったと思う」。やり投げ大国・チェコの強さの秘密を惜しげもなく伝えた。

2019年5月に北口は日本新記録の64メートル36を投げ、同年10月には66メートル00まで伸ばした。いきなり成果が表れたが、新型コロナウイルスが水を差した。「榛花が日本から思うように出られなくなり、トレーニングが滞った。2022年の世界選手権で銅メダルを取ったが、コロナがなければ、もっと早く取れたのではないか」と振り返る。コロナ禍が明けてから北口は昨年9月に日本記録を67メートル38まで伸ばしている。

(中略)

自身は名選手だったわけではない。陸上でまず取り組んだ種目は競歩だったという。投てき種目にも取り組むようになると、「色んな細かいことを自分一人で考えることが多かった」。その習慣が指導者になって生きている。2018年からチェコ代表チームのジュニアコーチとなり、若手育成に手腕を発揮してきた。

そのキャリアにおいて北口への指導は得がたい経験となり、「彼女のおかげでコーチとしても成長できた」と感謝する。北口はシュポタコバの世界記録(72メートル28)更新を将来の目標に掲げている。「こんなことを言ったらチェコ人みんなに嫌われるけど、いずれそうなるのでは」。更なる高みを見据えて、二人三脚の歩みはとどまるところを知らない。

引用元:読売新聞

北口榛花選手は、コーチ指導のもと、パリ五輪に向けてさらなるトレーニングと準備を積み重ねています。

彼女の目標は、パリ五輪での金メダル獲得です。

北口榛花選手は日々のトレーニングに励み、技術の向上とメンタルの強化に努めています。彼女は「最後の2回の投てきは持ち味の柔軟性を生かして、比較的やりを高く上げられた。もう少し早い段階で記録を出したいし、助走のスピードも上げたい」と語り、さらなる向上を目指しています。

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北口榛花選手のライバルは飛行機?

北口榛花選手のライバルとしては、世界のトップクラスのやり投げ選手たちが挙げられます。

しかし、どうやら、最大のライバルは飛行機なんだとか…。

陸上女子やり投げのパリ五輪代表で2023年世界陸上(ブダペスト)金メダルの北口榛花(26=JAL)が飛行機をライバル視している。

引用元:東スポ

現在の女子やり投げの世界記録は、72m28。パリ五輪で誰かが世界記録級のパフォーマンスを出すとすれば、北口榛花選手はそれを上回る記録を出すことで金メダル獲得が望めます。

ところで、JALが保有するジェット機で最も長い機種は、全長、73m8。つまり、ライバルは飛行機で、この飛行機分を投げれば金メダルだということです。

北口榛花選手は、これまで、自分の記録を「飛行機1機分」と紹介してきましたが、「ょっと今は最新の飛行機の長さに足りていない。」と語ったそうです。

是非、最新飛行機1機分を飛ばしてほしいですね。

北口榛花選手のよくあるQ&A

Q1: 北口榛花選手が槍投げを始めたきっかけは何ですか?
A1: 北口榛花選手が槍投げを始めたきっかけは、高校時代に陸上部で槍投げに出会ったことです。
北口榛花選手はその才能をすぐに開花させ、全国大会で優勝するまでに成長しました【14】。

Q2: 北口榛花選手のトレーニング方法は?
A2: 北口榛花選手のトレーニングは非常に厳格で、専門のコーチと共に技術の細部にまで注意を払いながら行われます。

北口榛花選手は筋力トレーニングや投擲練習を日々欠かさず行い、メンタルケアにも力を入れています。

Q3: 北口榛花選手の目標は何ですか?
A3: 北口榛花選手の目標は、オリンピックで金メダルを獲得することです。

また、北口榛花選手は若い世代のアスリートたちに影響を与え、スポーツを通じて社会に貢献することも目指しています。

Q4: 北口榛花選手の好きな食べ物は何ですか?
A4: 北口榛花選手は和食が好きで、特に寿司や刺身が好物です。

北口榛花選手はバランスの取れた食事を心がけており、栄養管理にも気を使っています。

Q5: 北口榛花選手のメンタルケアの方法は?
A5: 北口榛花選手はメンタルケアの一環として、リラックスするためのルーティンを持っています。

試合前には深呼吸や瞑想を行い、心を落ち着かせることを大切にしています。

まとめ

北口榛花選手は、その優れた実力と情熱で日本の女子やり投げ界を牽引しています。

北口榛花選手のこれまでの成績や記録、そして未来への展望は、多くの人々に希望とインスピレーションを与えています。

今後も北口榛花選手の活躍から目が離せません。

Original featured image generated by DALL-E 3, edited with Canva.

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