大相撲1月場所で大活躍を見せたカザフスタン出身の力士・金峰山(きんぼうざん)。
大相撲界で活躍している外国人力士は、モンゴル勢が有名ですが、カザフスタン出身の力士は金峰山のみ。
木瀬部屋
— 浅野正司郎 (@41JaP68ADY5E1bL) January 26, 2025
千秋楽パーティー
敢闘賞 金峰山関#木瀬部屋 pic.twitter.com/BVGHKcZ5fj
恐らく、今回の金峰山の活躍でカザフスタンという国について興味を持った方も多いでしょう。大相撲ファンである筆者 TOPIOもその一人。
そこで、カザフスタンについて調べて、「読みやすいリスト形式中心」でコンパクトにまとめました。
- カザフスタンの概要
- カザフスタンの民族構成
- カザフスタンの経済
- カザフスタンの首都アスタナ
- カザフスタンの気候
カザフスタンとはどんな国?

カザフスタンは、ユーラシア大陸の中央に位置する広大な国で、以下のような特徴があります。
- 位 置: 中央アジアにあり、一部は東ヨーロッパにもまたがる。世界最大の内陸国。
- 首 都: アスタナ(旧ヌルスルタン)。
- 面 積: 世界第9位の広さを誇る。
- 人 口: 約1980万人(2024年時点)。
- 言 語: 憲法ではカザフ語が国家語、カザフ語とロシア語が公用語と定められている。
- 歴 史: 古代から遊牧民が暮らし、モンゴル帝国やロシア帝国、ソ連の支配を経て、1991年に独立。
- 特 徴: 豊富な天然資源(石油、天然ガス、ウランなど)を持ち、経済発展が著しい国。多民族国家。
カザフスタンの主要な民族グループ
カザフスタンは多民族国家で、以下のような民族が共存しています。
- カザフ人 : 約71%。テュルク系民族で、イスラム教(スンニ派)を信仰。
- ロシア人 : 約14.9%。主に北部に居住し、ロシア語を使用。
- ウズベク人: 約3.3%。南部に多く住む。
- そ の 他: ウクライナ人、ウイグル人、ドイツ人、タタール人など、多様な民族が共存。
カザフスタンの経済発展
カザフスタンは、独立後に市場経済へ移行し、以下のような発展を遂げています。
- 資源依存型経済: 石油、天然ガス、ウランなどの輸出が経済の柱。
- 経済多角化の取り組み: 農業、製造業、IT、観光業などの分野にも力を入れている。
- 国際協力: 中国の「一帯一路」構想やユーラシア経済連合に参加し、国際的な経済連携を強化。
首都・アスタナの未来的な都市デザイン
今週は中央アジアの中から、カザフスタンに焦点を当てて紹介していきます🇰🇿
— おいしい中央アジア協会 (@0141CentralAsia) May 8, 2018
首都アスタナは未来都市と表現されることもありますが、設計を手掛けたのは日本人建築家なんです。
この国ではどんな料理が食べられているのでしょうか🤔 pic.twitter.com/oEAD1UPJUY
カザフスタンの首都・ヌルスルタン(旧アスタナ)の都市計画案をつくったのは、日本人建築家の黒川紀章。建物も奇抜なデザインのものが多く、さながら未来都市のような街並みです。 pic.twitter.com/AZf2kcroue
— 早坂隆 (@dig_nonfiction) September 5, 2019
カザフスタンの首都アスタナは、未来的な都市デザインで知られています。
- 計画都市: 1997年にアルマトイから遷都。日本の建築家・黒川紀章氏が都市計画に関与。
- 特徴的な建築物: バイテレク・タワー、ハーン・シャティール、平和と調和の宮殿など、近未来的な建築が並ぶ。
- デザインコンセプト: 伝統と近代性の融合。広々とした空間設計が特徴。
カザフスタンの気候の多様性
カザフスタンは広大な国土を持つため、地域ごとに気候が大きく異なります。
- 北 部: 冷涼なステップ気候。冬は-30℃以下、夏は20~25℃。
- 中央部: 半乾燥ステップ気候。冬は-20℃以下、夏は30℃以上。
- 南 部: 乾燥気候および亜熱帯気候。冬は0℃前後、夏は40℃近く。
- 東 部: 山岳気候。冬は-40℃以下、夏は20℃前後。
- 西 部: 乾燥気候。冬は-5℃~0℃、夏は35℃以上。
まとめ
カザフスタンは、広大な国土、多様な民族、豊富な資源、未来的な都市デザイン、そして地域ごとに異なる気候を持つ、非常に魅力的な国です。
大相撲力士・金峰山の活躍をきっかけに、この国の文化や歴史に触れることで、より深い理解が得られるでしょう。カザフスタンは、中央アジアの中でも特に注目すべき国であり、これからもその発展が期待されます。
ぜひ、金峰山の故郷であるカザフスタンに思いを馳せながら、彼のさらなる活躍も応援していきましょう!
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