横綱・大の里、角番大関・安青錦の休場でスタートした夏場所2026(5月場所)。
早々に横綱・豊昇龍、小結・高安も休場、終盤戦に入ると大関・琴櫻も休場。
なんと、9人の役力士(小結以上)のうち、5人が「居ない」という異常な場所となりました。
ところで、3月23日の理事会および評議員会で任期満了に伴う役員改選を行い、無投票で再選された八角理事長(62=元横綱北勝海)。
千秋楽、八角理事長が土俵にあがり、来場のお客様に対しての御礼がありましたが、夏場所のていたらくに言及することは無し。
直近の大問題(伯乃富士の非常識行為が発端で伊勢ヶ濱親方の暴力事件が起こったこと、夏場所の役力士総崩れ等)は八角理事長の責任を問うべきだと考えるのは筆者 TOPIOだけでしょうか…。
さて、そんなこんなで吐き出したい思うところが溜まっていますが、恒例の来場所の幕内番付予想をさせていただきます。
名古屋場所2026(7月場所)の幕内番付予想 | TOPIO版
早速、番付予想です。


次に、この予想番付を作るにあたって考えたことをつらつらと…。
関脇4枠って?


関脇は新関脇の2人が共に9勝6敗で勝ち越し。
なので東西変わること無くそのまま残ることが決定。
そこに、角番で全休した大関・安青錦が関脇のラストに堕ちます。
これで関脇は3人。
次に、関脇昇格者の検討です。
普通なら、関脇は以上の3人体制のままですが、小結・若隆景の白星が10勝、11勝、12勝、そして優勝となることで、関脇再昇格が決定的となりました。
以上が、関脇4人体制とした経緯・理由です。
十両堕ちと入幕者は?
次に、十両堕ちの関取を検討。


勝敗から、西前頭13・玉鷲、西前頭15・欧勝海、西前頭16・竜電の3人が来場所受領堕ちすることは、残念ながら決定です。
とくに、あの41歳、玉鷲が十両堕ちするのは何故か悲しい…。
さて、考えたのは、4勝11敗の西前頭12・時疾風です。
平幕下位で4敗だと、過去実績によると通常4〜6枚落ちとなります。
ただし、今回予想では、関脇4枠で考えたので、幕尻は西前頭16となります。
ちなみに、幕内の定員は42人です。
前頭12・時疾風は後ろ4枚なので、4枚落ちで考えた場合、時疾風はギリ幕尻に残るわけです。
ここで、十両の入幕候補を先に検討することにしました。
だれが入幕するのか。
実は、今場所の十両、上位者の成績が頗る良かったのです。


この状態で入幕の空きが3の場合どうなるか?
この関取だけは外せないという一人が、十両優勝を果たした十両6・一意(かずま)です。
一意は、「今場所三段目で3場所連続全勝優勝を果たした旭富士」のような勢いで十両に登ってきた関取です。
ただし、十両最初の場所は8勝7敗とちょっと足踏み。
その後は、春場所に10勝5敗、そして、今場所12勝3敗で十両優勝。
この勢いと成績を考慮すれば、一意の新入幕は外せません。
残り2枠をどうするか。
十両筆頭東西のいずれかが8勝ならば、残った一人の筆頭と、11勝をあげた十両2・尊富士で3人。
要するに尊富士の再入幕は、ほぼ決定打よねということです。
でも、今回は十両筆頭東西がいずれも9勝です。
これで筆頭9勝のいずれかが入幕果たせず・・・はないよね・・・ということです。
入幕検討の結論ですが、十両優勝を果たした十両6・一意(新入幕)、十両筆頭の阿武剋(再入幕)と同・大青山(新入幕)、十両2・尊富士(再入幕)で決まり・・・と考えました。
このことから逆算すると、十両堕ちの平幕は4人が必須となるわけです。
そこで、前頭12・時疾風は5枚落ち(来場所十両筆頭)と考えた次第です。
小結、そして前頭筆頭から4枚目まで
まず、今場所の前頭12までの今場所の成績をご覧ください。


小結・若隆景の関脇再昇進と、小結・高安が大きく平幕堕ちすることで、小結が2つ空きます。
ここに来る関取は、すんなり決まりました。
東小結には、11勝の前頭2・義ノ富士、そして、9勝の前頭3・王鵬です。
次に筆頭。
今場所東西筆頭が共に7勝8敗なので、それぞれそのまま前頭2とします。
この空いた東西筆頭に誰が来るのか。
前頭10・伯乃富士が11勝あげたことを評価し、東前頭筆頭としました。
次に西前頭筆頭を誰にするか…。
これは前頭6・美ノ海と前頭4・豪ノ山が検討対象となります。
豪ノ山が11日目から5連敗となったことを考慮し、西前頭筆頭は美ノ海としました。
これで豪ノ山は東前頭3とします。
残りの西前頭3には、4場所振りに2桁白星となった前頭11・宇良としました。
来場所に気になること
いつもの「来場所の幕内番付予想」を書くとき、併せて、「来場所の幕内優勝予想」「来場所に期待すること7点」を書いています。
今回はやめます。
優勝については、状況が混沌としすぎて、つまり、上位陣に故障者が多すぎて、予想が付きません。
同じ理由で、期待も具体的に出せません。
ただし、気になることが1つありますので、それを書きます。
それは・・・
来場所、大関・霧島が12場所で優勝した場合の横綱昇進です。
これは、霧島批判ではありません。
あえていうと、日本相撲協会に対しての疑義です。
横綱昇進についての疑問は次の記事をご覧ください。


要するに、横綱昇進に認定が甘いと、いろんな意味で問題だということです。
これも、豊昇龍批判ではありません。
なお、来場所、霧島が14勝、全勝で優勝した場合の横綱昇進については疑義を挟む余地はありません。
豊昇龍の横綱昇進のときのように「前場所優勝次点、そして当場所12勝優勝」で横綱昇進を決定するようなことはやめようね…ということです。
まとめ
いつも、千秋楽後に公開する「来場所の幕内番付予想」「来場所の幕内優勝予想」「来場所の幕内7つの期待」ですが、今回は少し変えました。
今場所、休場した幕内関取たちに対する怒りは全くありません。
そういう状況を作ってしまった組織体制に疑義を持っています。
頑張っている力士たちのためにも、もう少しなんとかならないか・・・
怒りというより悲しみです。
今場所、素晴らしい取組を展開していくれた力士のみなさん、それを支えた関係者のみなさん、ありがとうございました。
来場所も素晴らしい場所を期待しています。


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