2025年12月26日深夜、芸能界に激震が走りました。 女優の米倉涼子さん（50）が、自身の公式サイトを通じて声明を発表。一部週刊誌で報じられていた「自宅への捜査機関による家宅捜索（ガサ入れ）」が事実であることを認めました。
『ドクターX』などで「失敗しない女」を演じてきた国民的女優の身に、一体何が起きていたのか？ 公開された声明文の全文を紹介するとともに、彼女が発した「捜査は一区切り」という言葉の意味、そして報道されている「マトリ」や「消えたパートナー」の存在について、現在わかっている情報を総まとめします。
【全文】米倉涼子さんが発表した声明
これまで数ヶ月にわたり、イベントの欠席やSNSの更新停止が続き、「重病説」や「海外逃亡説」など様々な憶測が飛び交っていた米倉さん。 12月26日、ついに沈黙を破り、以下のメッセージを発表しました。
なお、以下の太字は筆者 taoによるものです。
関係者及びファンの皆様
日頃より、私の活動をご支援いただき誠にありがとうございます。
これまで、私の状況を皆様にお伝えすることができなかったこともあり、週刊誌等の報道により憶測が飛び交い、皆様に多大なるご迷惑とご心配をおかけしておりますことを深くお詫び申し上げます。
一部報道にありましたように、私の自宅に捜査機関が入りましたことは事実です。
それ以降、弁護士の方々とも相談をし、捜査に全面的に協力する観点から、私からの情報発信を控えておりました。
今後も捜査には協力して参りますが、これまでの協力により、一区切りついたと認識しております。
様々なご意見があるとは存じますが、私は、私を信じてサポートしてくださっている方々に感謝をしつつ、少しずつ前に進んで参りたいと考えております。
私の心身には問題ありません。今一度初心に立ち返り、一つひとつ真摯に取り組んで参りたいと存じます。
今後とも変わらぬご支援を賜りますよう、お願い申し上げます。
2025年12月26日
米倉涼子
引用元：米倉涼子オフィシャルサイトより
声明文から読み解く「3つの真実」
この声明文は、弁護士と綿密に相談された上で出された、非常に慎重な文章です。ここから読み取れる事実は以下の3点です。
① ガサ入れは「紛れもない事実」だった
これまで「ガセネタではないか？」という希望的観測もありましたが、本人の口から「自宅に捜査機関が入ったのは事実」と明言されました。
② 「一区切り」＝「逮捕回避」？
最も重要なのが「捜査は一区切りついた」という表現です。
これは「無実が証明された（嫌疑なし）」とは言っていません。
「取り調べや捜索などの協力フェーズが終わった」という意味であり、現状では「逮捕などの最悪の事態は回避した」という報告であると推測されます。
③ 重病説を完全否定。「心身に問題なし」
激ヤセ写真が報じられ、健康面が心配されていましたが、「心身には問題ありません」ときっぱり否定。
「少しずつ前に進んで参りたい」という言葉からは、女優業を継続・復帰する強い意志が感じられます。
なぜ警察ではなく「マトリ」だったのか？
今回の件で特筆すべきは、動いたのが警察ではなく、厚生労働省 麻薬取締部（通称：マトリ）と報じられている点です。
「薬物犯罪」のプロフェッショナル
マトリは薬剤師の資格を持つ捜査官も多い、薬物捜査のスペシャリスト集団です。 最大の特徴は、警察には認められていない「おとり捜査」がある程度可能であること。そのため、芸能人の内偵捜査に強く、過去にも多くの大物逮捕に関わってきました。
声明文では「何の捜査か」は触れられていませんが、「マトリが動いた」という報道事実が、事態の深刻さを物語っています。
捜査の背景に「アルゼンチン人パートナー」の影？
なぜ、クリーンなイメージの米倉さんに捜査の手が伸びたのか？
多くのメディアが注目しているのが、彼女と親密な関係にあったとされるアルゼンチン人ダンサーの存在です。
姿を消したパートナー
報道によると、彼は米倉さんが熱中していたアルゼンチンタンゴの講師であり、公私とものパートナーでした。しかし、8月のガサ入れ前後から行方が分からなくなっており、「帰国した」との情報もあります。
一部では、「彼周辺のトラブルに、米倉さんが巻き込まれただけではないか？」という見方も強くあります。 もしそうであれば、愛する人をかばっての沈黙だったのかもしれません。この「情」の部分の真相解明が待たれます。
「私、失敗しないので」…『ドクターX』続編はどうなる
ファンとして一番の心配は、やはり『ドクターX』です。
本人は「心身に問題なし」「初心に立ち返る」と復帰に意欲を見せていますが、スポンサーへの配慮が厳しいテレビ業界で、すぐに以前と同じ活動ができるかは不透明です。
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いつかまた、「私、失敗しないので」と笑って帰ってくる日を信じて、今は大門未知子からパワーをもらいましょう。
まとめ
疑惑の霧が晴れ、再び「失敗しない女」が帰還する日を待つ
衝撃的な「ガサ入れ」報道から一夜、本人の口から語られた事実は、私たちに安堵と新たな謎の両方を残しました。
今回動いたのが警察ではなく、薬物捜査のプロ「マトリ」だったという事実は、決して軽い話ではありません。「捜査は一区切り」という彼女の言葉が、「完全な潔白（シロ）」を意味するのか、それとも「書類送検待ち」などの法的判断を待つ状態なのか、現時点では予断を許さない状況です。
しかし、ただ一つ確かなことは、米倉涼子という女優が、疑惑から逃げずに正面から声明を出したという「強さ」です。
彼女は声明の中で「心身に問題はない」「初心に立ち返り、一つひとつ真摯に取り組む」と言い切りました。その言葉の裏には、また表舞台で輝きたいという強烈なプロ根性が透けて見えます。
再び彼女がヒールを鳴らして現れ、「私、失敗しないので」と高らかに宣言して帰ってくる日を、今は静かに待ちましょう。
それまでの間、不安や寂しさは『ドクターX』の大門未知子のスカッとする活躍を見て吹き飛ばすのが、私たちファンとしての「正しい待ち方」かもしれませんね。
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