東京都知事選挙に立候補を表明しているアキノリ将軍未満(ネオ幕府アキノリ党党首)。
なんと供託金300万円が手元に無いので、供託金を集めるために、6月7日から「カンパ道中」と称するツアー・イベントを実施しています。
この記事では、アキノリ将軍未満のこの「カンパ道中」が事前運動にあたるか〜つまり公職選挙法違反となるかということを調べてみました。
なお、法律的知識に乏しいので、公職選挙法に抵触するかどうかについては、複数のAIに判定してもらいました。
なので、この記事で黒白つけるというものではありません。
つまり、アキノリ将軍未満の政治活動を邪魔しようという意図は全くなく、個人的に公職選挙法の勉強の一環だとご理解ください。
以下、敬称略で進めます。
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なお、今回の2024年、東京都知事選挙には、立候補を表明した方がたくさんいます。
立候補予定者の一覧については、こちらの記事をどうぞ。
アキノリ将軍未満のカンパ道中とは?
アキノリ将軍未満は東京都知事選挙に立候補を表明するものの、供託金として必要な300万円が手元に無い・・・という状況です。
アキノリ将軍未満は、2024年2月18日にアップしたYouTube動画『今年都知事選でます 〇〇一』では、都知事選立候補を表明するとともに、供託金300万円が無いので資金カンパを呼びかけていました。
そして、6月6日に近況報告として動画『いきなり決戦へ・カンパ道中の紹介/「ことし都知事選でます〇〇九」』をアップ。
それによると、カンパを集めるための「カンパ道中」イベントを6月7日から6月10日にかけて実施。それらは、東京、京都、大阪、名古屋の4都市で開催され、彼のSNSやYouTubeを通じて宣伝されています。
この記事では、この「カンパ道中」が公職選挙法に違反するかどうかを検証します。
公職選挙法の概要:目的と規定
公職選挙法は、公正な選挙を実現するために制定された日本の法律です。
この法律は、選挙運動の期間や方法、費用などに関する厳格な規定を設けています。
選挙運動の定義は、「特定の選挙において、特定の候補者を当選させる目的を持つ一切の行為」を指し、選挙運動は公示日(告示日)から開始されることとされています。
事前運動は禁じられており、違反すると罰則が科される可能性があります。
この項では、公職選挙法の基本的な目的と主な規定について解説します。
なお、筆者 taoは、公職選挙法について調べて書いた記事があります。
そこからの引用という形式で、公職選挙法の概要を説明しますね。
より具体的には、次の記事↓を参照してください。
公職選挙法とは?
公職選挙法は、選挙の公正さと透明性を確保するために制定された法律です。この法律は、日本の全ての公職選挙に適用され、選挙運動の規制、投票の手続き、選挙結果の確定など、選挙に関する幅広い事項を定めています。
引用元:【公職選挙法】事前運動の禁止とは?選挙活動と政治活動の違いは?
公職選挙法は、選挙が不正や不当な影響を受けないようにするため、様々な規制を設けています。例えば、選挙運動の期間の制限、選挙資金の報告義務、選挙広告の規制などが含まれます。
また、選挙違反に対する罰則も厳しく定められており、違反者には罰金や懲役が科されることがあります。公職選挙法は、選挙の公正性を保ち、国民の信頼を維持するために欠かせない法律です。
事前運動の禁止とは?
公職選挙法第129条は、事前運動の禁止を明確に規定しています。
引用元:【公職選挙法】事前運動の禁止とは?選挙活動と政治活動の違いは?
選挙運動は、公示日または告示日から投票日前日までの間に限られ、この期間外での選挙運動は違法となります。
事前運動とは、公示日以前に候補者が自らの当選を目的として行う活動を指し、選挙の公正性を損なう恐れがあるため厳しく禁止されています。
例えば、公示日前に街頭での演説を行い、自分が立候補することや特定の政策を宣伝する行為は事前運動とみなされます。
この規制により、全ての候補者が平等な条件で選挙戦を戦うことが保証されます。
事前運動の禁止は、選挙の透明性を確保し、候補者間の公平な競争を促進するために重要です。
選挙活動と政治活動の違い
選挙活動と政治活動は、異なる目的と期間を持つ活動です。
引用元:【公職選挙法】事前運動の禁止とは?選挙活動と政治活動の違いは?
選挙活動は、公示日または告示日から投票日前日までの間に行われる、特定の候補者を当選させるための活動を指します。これには、街頭演説、選挙運動用のポスターの掲示、選挙運動用の文書の配布などが含まれます。
一方、政治活動は、特定の政策や理念を広めるための活動であり、選挙期間外でも行うことができます。例えば、政策説明会や政治的な意見表明などが政治活動に該当します。
ただし、政治活動が選挙運動とみなされる場合もあるため、候補者や支持者は活動内容に注意を払う必要があります。
選挙活動と政治活動の違いを理解し、適切に活動を行うことが求められます。
カンパ道中の詳細とその意図
アキノリ将軍未満の「カンパ道中」の動画内容をまとめました。
彼は、要するに、供託金300万円はカンパで賄う予定だが、供託金の締め切り6月18日までに集まりそうにないので、「カンパ道中」をするというものです。
カンパ募集と作戦名変更:
- 都知事選カンパ募集の難易度を上げ、「都知事選戦いきなり決戦」という作戦名に変更。
- アキノリ将軍未満は退路を断ち、必ず都知事選に出ることを宣言。
ツアーイベントとご支援金:
- 6月7日から10日まで、東京・京都・大阪・名古屋の順にツアーイベントを行う。
- ご支援金が40万円を超え、一口1万円目安で寄付を募っている。
革命的加害性と政治生命への賭け:
- 供託金300万円を必要としており、現状はピンチ。
- アキノリ将軍未満は人生をかけて戦う覚悟。
フォロー・シェア、寄付、紹介、祭典、反発:
- ネオ幕府アキノリ党へのフォロー・シェアをお願い。
- 寄付や紹介も歓迎。
- ツアーイベント「令和ええぢやないかカンパ道中」で革命的自由主義を広める。
- 反発する武士たちにも参加を呼びかけています。
結びの言葉:
引用元:アキノリ将軍未満のYouTube動画内容をまとめました
- 皆さんにネオ幕府運動への支援と協力をお願いしています。
公職選挙法違反の可能性:事前運動と選挙運動の境界
カンパ道中が公職選挙法に違反するかどうかは、事前運動と選挙運動の境界に関する判断に依存します。
供託金集め自体は選挙運動と見なされない場合がありますが、選挙に関連する公約のアピールや投票の呼びかけが行われる場合は、事前運動に該当する可能性があります。
アキノリ将軍未満のカンパ道中が公職選挙法第129条に違反するかどうかを判断するためには、彼の発言や行動の具体的な内容を精査する必要があります。
筆者 taoは、法律的知識・センスゼロなので、AI君たちに分背してもらいました。
perplexity
供託金は、選挙に立候補する際に必要な金額で、東京都知事選挙の場合は300万円です。供託金を集めるためにカンパを募る行為が選挙運動に該当するかどうかが問題となります。
【供託金集めの行為の分析】
- 供託金集めの目的:
- 供託金を集める行為自体は、選挙運動の一環と見なされる可能性があります。特に「都知事選に出たいが供託金の目処が立っていないのでカンパをお願い」という行為は、選挙運動の一部と解釈されることがあります。
- 事前運動の疑い:
- 公示日または告示日前に供託金集めのためにカンパを募る行為は、事前運動と見なされる可能性があります。これは、公職選挙法第129条に違反する可能性があります。
- 公職選挙法違反のリスク:
- 供託金集めの行為が選挙運動と見なされる場合、事前運動として公職選挙法違反に該当する可能性があります。特に、供託金を集めるために各地を行脚する行為は、選挙運動の一環と見なされるリスクが高いです。
【結論】「都知事選に出たいが供託金の目処が立っていないのでカンパをお願い」という行為は、選挙運動の一部と見なされる可能性が高く、公示日または告示日前に行うと事前運動として公職選挙法違反に該当する可能性があります。したがって、このような行為は慎重に行う必要があります。具体的な状況や行為の詳細については、専門の法律家に相談することをお勧めします。
引用元:perplexityの分析をピックアップ
ChatGPT 4o
【アキノリ将軍未満のケースの分析】
1.動画の内容と目的アキノリ将軍未満のYouTube動画でのカンパ募集とツアーイベントの案内は、供託金を集めるためのものであり、直接的な選挙運動とは異なる可能性があります。しかし、選挙運動に該当する行為を含むかどうかが重要です。
2.供託金集めと選挙運動の区別
供託金を集めるための行為が、選挙運動に該当するかどうかは、具体的な発言や行動に依存します。供託金集め自体は選挙運動と見なされない可能性がありますが、供託金を集める際に選挙に関連する公約のアピールや投票の呼びかけが行われる場合は、公職選挙法違反の可能性があります。
3.事前運動の禁止
動画でのカンパ募集が「特定の選挙において、特定の候補者を当選させる目的を持つ一切の行為」に該当する場合、事前運動と見なされ、公職選挙法第129条に違反する可能性があります。
【結論】
1.供託金集め
- 供託金を集める行為自体は、立候補のための準備行為として選挙運動とは区別される可能性があります。
2.具体的な内容
- 動画やツアーイベントでの発言や行動が、選挙に関連する公約のアピールや投票の呼びかけに該当する場合、公職選挙法第129条に違反する可能性があります。
3.実際の行動
引用元:ChatGPT 4oの分析をピックアップ
- 動画でのカンパ募集やツアーイベントの内容が、供託金集めの範囲を超えて選挙運動と見なされる場合、公職選挙法違反となるリスクがあります。
Copilot
アキノリ将軍未満の「カンパ道中」について、公職選挙法の規定を考慮しながら分析します。
- 供託金:
- 現在の公職選挙法では、都道府県知事選挙に立候補するためには300万円の供託金が必要です。
- この供託金は、選挙活動を行うための一定の保証金であり、立候補者が選挙運動を適切に行うことを保証する仕組みです。
- 選挙活動と政治活動:
- 選挙活動は「告示日から投票日まで」の期間を指し、名前と顔写真入りのアイテムを使って活動を行うことが許可されています。
- 政治活動は選挙活動以外の日を指し、名前と顔写真のアイテムを使うことは制限されています。
- アキノリ将軍未満の「事前活動」について問題が浮上しており、これは選挙活動既刊外に行われる選挙活動を指します。
- アキノリ将軍未満の発言と事前活動:
- アキノリ将軍未満はYouTube動画で選挙供託金が不足しており、カンパに頼る意向を示しています。
- また、アキノリ将軍未満の「告示日前の活動」には注意が必要です。例えば、特定の日付や選挙に挑戦する旨を明確に発表することは、公職選挙法に抵触する可能性があります。
総括すると、アキノリ将軍未満の「カンパ道中」は、公職選挙法の規定に従い、選挙活動期間内に適切に行われるべきです。
引用元:Copilotの分析をピックアップ
Gemini Advanced
まだ学習中ということで、回答を拒否られました。
AI分析のまとめ
3つのAIの分析は、どれも断定的に「公職選挙法違反には抵触しない」「公職選挙法違反に抵触する」というものではなく、「可能あり」というものでした。
つまり、アキノリ将軍未満が、公職選挙法の「事前運動」に該当しないように行動することで、「カンパ道中」は公職選挙法違反にはならないだろうということが分かりました。
要するに、「カンパ道中」を選挙活動的に行うのではなく、政治活動的に行うということです。
そのためには、「事前運動」と認定されてしまう要件をよく理解し行動することです。
結論と今後の展望
アキノリ将軍未満のカンパ道中が公職選挙法に違反するかどうかは、現時点では明確には言えません。
彼の行動が選挙運動と見なされるかどうかは、選挙管理委員会や法律専門家の判断に委ねられます。
今後、彼のカンパ道中がどのように進展するか、そして法的な評価がどうなるかを注視することが重要です。
彼の活動が合法である場合、他の候補者や政治活動家にとっても新たな手法として注目される可能性があります。
まとめ
この記事では、アキノリ将軍未満が6月7日から6月10日にかけて行う「カンパ道中」について、公職選挙法視点での是非を分析してみました。
要するに供託金300万円の資金集めです。
る分析については、AIの力を借りました。
AIたちの結論をまとめると・・・
「公職選挙法違反に抵触する可能性あり」ですが、それを認識して事前運動と認定されてしまう事項を排除して行動すれば、「カンパ道中」はOKとなるのかもしれません・・・ということですね。
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さて、「アキノリ将軍未満」含め、立候補者乱立で、「選択肢が多すぎる=選べない=棄権」という流れにならないことを強く望みます。
筆者 taoは、東京都民ではありませんが、私からの提案です。
日本の首都・東京の未来を託す大事な選挙です。
迷うときこそ、「考えて、考えて、考え抜いて」、必ず投票してくださいね!
棄権だけはしないでね!
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