【文字起こし】白鵬翔氏の退職会見(6月9日)〜退職関連ニュース一覧付き!

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白鵬翔氏(前宮城野親方、元横綱・白鵬)が6月9日に開いた退職会見の文字起こしです。

一部、聞き取り難いところがありましたが、類推して文字起こししている部分もあります。

なお、質疑応答部分は、随時追記していきます。

また、元横綱・白鵬の記録については、こちらの記事をどうぞ。

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目次

退職会見の流れ

白鵬翔氏は、日本相撲協会を6月9日付で退職し、同日、都内ホテルにて退職会見を開きました。また、同日、前伊勢ヶ濱親方は名跡交換を行い宮城野親方となりました。

退職会見の流れは次の通り。なお、会見時間は40分強でした。

  • 向かって左に白鵬翔氏、現・宮城野親方(元横綱・旭富士)が着席の状態で開会宣言。
  • 宮城野親方がまず挨拶。白鵬翔氏の退職経緯などを説明。
  • 宮城野親方の挨拶後、「宮城野親方が退席する旨」の説明があり、白鵬翔氏と宮城野親方は握手・抱擁の後、宮城野親方退席。
  • 壇上は白鵬翔氏のみとなり、氏から退職の経緯などの説明あり。
  • 白鵬翔氏の説明後、白鵬翔氏の今後の活動のサポーター役として3人の名前が告げられ、登壇
    • 弁護士・水野晃(みずの あきら)氏
      • 新会社法律顧問就任予定
    • パナソニックや電通で要職を務めた森井理博(もりい よしひろ)氏
      • 新会社役員に就任予定
    • 豊昇龍らを育てた柏少年相撲団理事長・永井明慶(ながい あきよし)氏
      • 新会社役員に就任予定
  • 白鵬翔氏から今後の活動方針の説明。
  • 記者達と質疑応答
  • 最後、白鵬翔氏からの挨拶

退職会見について、いくつかの意見をピックアップ

以下、退職会見についての肯定的or否定的な意見を含むニュース記事をいくつかピックアップしました。

それぞれのタイトルがそれなりの意見表明になっている部分もあるので、それぞれの記事の「肯定 or 否定」のニュアンスは明記しません。

会見文字起こし(質疑応答は随時追記予定)

以下、文字起こし。

聞き取り難い部分などは、推定して書き起こしました。

また、話し手自身が発話の合間に使う意味を持たない言葉(フィラー)については、適時、削除しました。文章の繋がりで若干「てにをは」を修正した部分もあります。

さらに、意味を明らかにするため(   )書きで補足した部分もあります。

宮城野親方(元横綱・旭富士)の挨拶

この度、白鵬翔が本日付をもって引退しました。

たくさんの実績、記録を持っています。こういう人が、ずっと協会にいてくれれば、またこれからいい力士がたくさん出るとは思っていたんですが、本人の意思がすごく硬くて、私も引き留めることが出来なくて、ファンのみなさんには大変申し訳なく思っています。

本人は本当に相撲が好きで、相撲を愛していて、そして、この相撲をやってきたことを十分、誇りに思っていると常々聞いています。

これからも相撲を通じて、また社会貢献していきたい、相撲を通じて強い力士をいっぱい輩出するよう応援していきたい、相撲協会にもご恩がありますから、そうしていきたいという気持ちが凄くありまして、ただそれは、もっと外のほうから、やっていきたいということだったので、その意思も尊重しながら、話もしていたのですが、さきほどに戻りますけど、引き留めることが出来ずに、本当に残念でなりません。

これからも本人は、社会貢献していくと思いますから、どうぞまた今後とも、より一層のご指導とご鞭撻を、この白鵬翔に対しまして、節にお願い申し上げます。

また、私も今日から宮城野親方となりました。これから旧宮城野部屋の力士のなかからその名跡を継げる者が出てきたら、その人にこの名跡をまた譲渡して、いずれまたその力士が、宮城野部屋を復興させていただけるように、私も尽力を尽くしていきたいと思っています。また、その節もよろしくお願いいたします。

兎にも角にも、本人が、ますます健勝で、また、活躍されるよう大いに期待をして、またみなさんのますますのご健勝を祈念いたしまして、挨拶とさせていただきます。今日はありがとうございます。

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白鵬翔氏から退職経緯説明

みなさん、こんにちは。今日は忙しい中、ありがとうございました。

相撲に愛され、相撲を愛した25年でありました。この場をお借りしまして、私、白鵬翔は、日本相撲協会を退職し、新たな夢に向かって進み出すことをみなさまにお伝えします。

まずは、宮城野部屋が伊勢ヶ濱部屋に預かりになった事態を招いたことは、親方として、改めて弟子達や応援してくださった方々にお詫び申し上げます。

(退職については)いろいろなご意見がありましたので、本当に悩みましたが、今の自分が置かれている状況を考えますと、協会のなかではなく、外の立場から相撲の発展に力を注いでいくことが、いいと判断して、最終的には自分自身で退職の決断をいたしました。

横綱昇進のときに、「精神一到を貫き相撲道に精進します」と申し上げましたが、その誓いを今も心に秘め、相撲道を極めたいという想いは全く変わっておりません。今後は、いち相撲人として、いままでお世話になった日本相撲協会の外の立場から、相撲を発展させる力となります。

宮城野部屋及び宮城野部屋の弟子達について、(退職することは)無責任ではないかとのご意見があることを聞いていますが、協会を退職したあとも、宮城野部屋を継承いただく、前伊勢ヶ濱親方や関係者、他の親方たち、協会とも密に連絡を取り、引き続き、外の立場から、弟子達を見守り応援していく所存です。

弟子達に対する愛情は、全く変わっていないことをここで重ねて申し上げます。

白鵬翔氏から今後の活動方針の説明

今後につきましては、相撲を世界に広げていくプロジェクト中心に活動していきたいと考えています。

ご存じのようにいままで15回に渡り、白鵬杯国際相撲大会をやっていりました。この白鵬杯をベースとして、日本のみならず、世界中より多くの人たちに相撲の魅力を拡げる世界相撲グランドスラム構想のもと、相撲を広めてまいります。

相撲はもともと天下泰平・国家安全(安泰)・五穀豊穣を祈念する神事でもあります。また、精神や肉体を鍛え、礼に始まり礼に終わる、人々がどう学ぶかを導く道、「どう」でもあります。

相撲の魅力は今、世間にある差別や、偏見、争い事を改修するための希望ではないかと信じております。この理念をもとに世界を、相撲グランドスラム構想を実現してまいります。

質疑応答

随時、追記。

この質疑応答のなかで、「相撲をオリンピック競技に」というような言葉がありました。

まとめ

この記事では、6月9日に行われた白鵬翔氏の退職会見について、文字起こしをお届けしました。

個人的には、横綱・白鵬の現役時代、一番大好きな関取でした。なので、いろいろ思うところはありますが、今後のご活躍を期待しています。

一方、大相撲のほうは、「大の里一強時代」になりそうな気配で、現幕内には「大○時代」を担う相手が誰になるのか見えてきません。7月場所に新入幕確実な草野(四股名は変わるかもしれません)あたりが、その人物になるのかもしれません。

そうそう、草野は本来なら宮城野部屋に入門する予定でした。腐ること無く、大きく羽ばたくことを期待しています。

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