東京2025世界陸上、注目の日本人17選手紹介とテレビ放送日程!

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東京2025 世界陸上競技選手権大会には、日本代表選手 総勢80人 (男子49人、女子31人)が出場します。

2025年9月13日(土)から21日(日)まで東京国立競技場を中心に開催されるこのビッグイベントでは、世界の強豪を迎え、日本選手たちの活躍への期待が高まっています。

この記事では、次の3点について、まとめました。

この記事でわかること
  • 東京2025 世界陸上の日程と放送
  • 注目の17人の日本人選手とその注目ポイントや日程など
  • 東京2025 世界陸上に関するFAQ

★本記事執筆中に、男子競歩 35kmがありました。筆者 taoが注目した川野 将虎選手は、終盤まで1位を歩いていましたが、失速。一方、勝木隼人(かつき はやと)選手が3位になり、本大会メダル第1号となりました♪

追記!
  • 男女混合4人×400m、日本チーム決勝進出です!
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目次

東京2025 世界陸上の日程と放送

まずは、大会の概要と、注目の17人の日本人選手を一覧にしますね。

なお、注目17人の選出については、筆者 taoが行いました。ここに列挙しなかった全選手の活躍を期待しています!

大会概要

  • 開催期間:2025年9月13日(土)〜9月21日(日)
    • 日本開催は3回目
      • 1991年東京大会、2007年大阪大会
  • 会  場:東京国立競技場(トラック&フィールド)
  • 放  送:TBS系列にて地上波生中継、TVerなどで配信予定
  • 主なセッション:モーニング(9:00〜)、イブニング(18:00〜)
  • 大会アンバサダー:織田裕二、今田美桜の2名

注目17人の日本人選手紹介

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注目17人の日本人選手紹介

それでは、注目の17人の日本人選手について、お一人ずつ紹介しますね。

サニブラウン・アブデル・ハキーム / 男子100m

写真: G.G. Saitoh, CC BY-SA 4.0, via Wikimedia Commons
  • 注目ポイント:
    • 日本人屈指のスプリンター、世界大会での経験豊富
  • 出 場 日 程 :
    • 100m予選 9月13日/準決勝・決勝 9月14日
  • そ の 他:男子4×100mリレーメンバー

サニブラウン・アブデル・ハキーム選手は、福岡県北九州市生まれの東京都育ち。日本人スプリント界の象徴的存在です。

高校時代から頭角を現し、全米大学陸上界での活躍を経て、国際大会で何度も決勝進出を果たしてきました。2019年ドーハ世界陸上では日本人史上初めて100m決勝へ進出し、その走りは世界を驚かせました。

現在は9秒97という自己ベストを誇り、日本歴代2位の記録保持者。再び9秒台を叩き出し、ホームでのメダル獲得を狙います。

日本短距離の歴史を塗り替える瞬間に、大きな期待が寄せられています。

桐生祥秀(きりゅう よしひで)/ 男子100m

写真: Martin Rulsch, CC BY-SA 4.0, via Wikimedia Commons
  • 注目ポイント:
    • 日本人初の9秒台スプリンター、復活に注目
  • 出 場 日 程 :
    • 100m予選 9月13日/準決勝・決勝 9月14日
  • そ の 他:男子4×100mリレーメンバー

桐生祥秀選手は滋賀県彦根市出身。2017年、日本人として初めて9秒台(9.98)を突破したスプリンターです。その功績は今もなお語り継がれ、彼の名前は常に日本短距離界の歴史とともにあります。

近年は故障や記録低迷に悩まされた時期もありましたが、地道な調整を重ねて代表へ復帰。鋭いスタートと終盤の粘りを武器に、個人100mに加えてリレーでも存在感を放ちます。

母国開催の重圧を力に変え、もう一度世界の大舞台で輝きを取り戻せるか、注目度は高まるばかりです。

守 祐陽(もり ゆうひ)/ 男子100m

  • 注目ポイント:次世代のホープ、爆発力と伸びしろ
  • 出 場 日 程 :100m予選 9月13日/準決勝・決勝 9月14日
  • そ の 他:男子4×100mリレーメンバー

守祐陽選手は千葉県白井市出身。日本短距離界の新潮流を象徴する若手スプリンターです。自己ベストは10秒00に迫るタイムで、国内外のレースで勢いを見せて一気に頭角を現しました。

国際大会での経験はまだ豊富とは言えないものの、初速から中盤、そして終盤の粘りまでバランスが良く、大舞台で一段の覚醒が期待できるタイプ。リレーでもキーマンとなり得るスピードと安定感を備えています。

東京の大歓声を背に、堂々たる走りで決勝ラインへ踏み込めるかに注目です。

鵜澤 飛羽(うざわ とわ)/ 男子200m

  • 注目ポイント:
    • 200mの新エース候補、日本歴代上位の記録
  • 出 場 日 程 :
    • 200m予選 9月14日/決勝 9月15日

鵜澤飛羽選手は宮城県出身。20秒15という日本歴代3位タイの快記録で一躍スターダムに躍り出た200mの新鋭です。ストレートからカーブ、そして最終直線にかけての速度維持に優れ、20秒台前半を安定的に刻める希少な存在。

国内タイトルの獲得と国際レース経験を積み重ね、勝負勘の向上が著しいのも強みです。世界の決勝ではラスト50mの我慢比べが勝負の分かれ目。

東京大会は本人にとってもキャリアのターニングポイントになり得る舞台で、表彰台争いへの食い込みが期待されます。

村竹 ラシッド(むらたけ らしっど)/ 男子110mハードル

  • 注目ポイント:
    • 日本記録12.92、世界のメダル圏内
  • 出 場 日 程 :
    • 予選 9月14日/準決勝・決勝 9月15日

村竹ラシッド選手は千葉県松戸市出身。2025年8月に日本人初の「13秒切り」となる12秒92を樹立し、世界歴代でも上位に食い込むハードラーです。無駄のない踏切とリズムの良いハードリング、そして最後まで落ちないスピードが最大の武器。

国際サーキットでも堂々と勝ち負けを演じ、世界のトップと真正面から競り合える数少ない存在です。ホームの歓声が背中を押す東京大会では、決勝進出は通過点。

メダルの色を左右するのは、予選から決勝までの安定感とスタート精度にかかっています。

泉谷 駿介(いずみや しゅんすけ)/ 男子110mハードル

  • 注目ポイント:
    • 世界大会5位の実績、崩れない安定感
  • 出 場 日 程 :
    • 予選 9月14日/準決勝・決勝 9月15日
  • そ の 他
    • 110mハードルと走り幅跳びの二刀流。走り幅跳びのほうは、代表を逃す。

泉谷駿介選手は、世界陸上5位入賞の実績を持つ“勝負強さ”が光るハードラーです。自己ベスト13秒04は日本歴代2位。

スタートから中盤にかけての鋭い加速と、終盤まで崩れないフォームが強みで、ラウンドを重ねてもパフォーマンスが落ちにくい点が国際大会での安定感につながっています。村竹とともに二枚看板として世界と戦う今季、東京の決勝で表彰台に手が届くかが最大の焦点。

技術の精度と勝負勘の噛み合わせ次第で、上位進出の扉は大きく開きます。

三浦 龍司(みうら りゅうじ)/ 男子3000m障害

写真: Oliwier Szymański, CC BY-SA 4.0, via Wikimedia Commons
  • 注目ポイント:
    • 日本記録保持者、決勝常連の実力
  • 出 場 日 程 :
    • 予選 9月13日/決勝 9月15日

三浦龍司選手は、日本の長距離を牽引する若きエースで、3000m障害の日本記録保持者。ハードル・水濠の処理がスムーズで、スピードに乗ったまま障害を越えるリズムの良さが際立ちます。

東京五輪7位入賞をはじめ世界大会でも決勝を経験し、ビッグレースでの度胸と冷静な駆け引きが武器。タフなペースの消耗戦でも終盤にもう一段ギアを上げられるスタミナも持ち合わせます。

母国開催で初のメダル獲得へ、勝負所での一手に注目が集まります。

鈴木 芽吹(すずき めぶき)/ 男子10000m

  • 注目ポイント:
    • 長距離の新星、入賞圏へ挑む地力
  • 出 場 日 程 :
    • 決勝 9月14日

鈴木芽吹選手は静岡県熱海市出身。10000mで存在感を高める新鋭。先頭集団でリズムを刻む積極性と、刻みラップの乱れを最小限に抑える安定感が魅力です。

国際舞台での経験は発展途上ながら、国内で着実に自己記録を更新し続ける伸びしろは大きい。世界の決勝は序盤スローからのロングスパートや、序盤からのハイペースなど多様な展開が想定されますが、森の強みは“崩れにくさ”。

東京の空気と声援を背に、入賞ラインへの粘りと勝負勘に期待がかかります。

川野 将虎(かわの まさとら)/ 男子35km競歩

  • 注目ポイント:
    • 世界選手権 銀(2022)・銅(2023)の実績、2024年に35km世界記録樹立(後に更新)。暑熱下でも崩れない配分と終盤の伸びは世界屈指。
  • 出場日程:
    • 35km競歩 決勝 9月13日(土)7:30(スタート時刻は主催者調整で前倒し済み)

川野将虎選手は宮崎県日向市出身。日本競歩の大黒柱。東京五輪では50kmで6位、翌2022年世界選手権35kmで銀、2023年も銅と大舞台で連続表彰台を果たしました。

2019年には50km日本記録(3時間36分45秒)を樹立し、2024年には35kmで世界記録2時間21分47秒もマーク(その後更新)。

最大の強みは、暑熱条件下でも乱れないラップ管理と終盤のロングスパートです。今大会の35km決勝は朝7時台のスタート。

ホーム声援を背に、自身の得意な“我慢からの加速”で金メダルの最短距離を描きます。

山西 利和(やまにし としかず)/ 男子20km競歩

写真: Oliwier Szymański, CC BY-SA 4.0, via Wikimedia Commons
  • 注目ポイント:
    • 世界陸上連覇中、終盤の破壊力は世界屈指
  • 出 場 日 程 :
    • 決勝 9月20日

山西利和選手は京都府長岡京市出身。男子20km競歩の絶対的王者。効率的なフォームで心拍・筋負荷のピークを巧みにコントロールし、最後の数キロで一気に勝負を決める終盤力が際立ちます。

世界陸上を連覇中で、レース運びの精緻さと精神的な強さは世界トップの証明。東京大会では前人未到の偉業に挑むとともに、池田とのワンツー体制で日本の厚みを世界に示すチャンス。

気象条件やコース取りを含め、レース設計が勝敗を分けます。

瀬古 優斗(せこ ゆうと)/ 男子走高跳

  • 注目ポイント:
    • 2m33クリア、日本歴代2位タイの新鋭
  • 出 場 日 程 :
    • 予選 9月14日/決勝 9月15日

瀬古優斗選手は滋賀県出身。助走から踏切、クリアランスまでの一連動作のロスが少なく、完成度の高い跳躍が魅力です。2m33という世界で戦える高さに到達し、国際舞台でも通用する再現性を磨いてきました。

高跳は一本のミスが命取りになる種目。予選での立ち上がりをスムーズに乗り切り、決勝で自己ベスト級のパフォーマンスを引き出せるかが鍵。

観客の手拍子がリズムを生み、ホームの空気が“あと1cm”を押し上げる――そんな瞬間が期待されます。

橋岡 優輝(はしおか ゆうき)/ 男子走幅跳

  • 注目ポイント:
    • 東京五輪6位、助走スピードと空中姿勢の安定
  • 出場日程:
    • 予選 9月14日/決勝 9月15日

橋岡優輝選手は埼玉県浦和市出身。日本走幅跳の第一人者。自己ベスト8m32に裏打ちされた助走スピードと、踏切から着地まで崩れない空中制御が強みです。

ここ数年は故障に悩まされた時期もありましたが、フォームの精緻化とフィジカルの再構築で安定感を回復。世界の決勝では1回目の“当て”が流れを左右します。

予選から波に乗れれば表彰台争いへ。ホームの雰囲気で大胆に攻め切れるかが勝負どころです。

田中 希実(たなか のぞみ)/ 女子1500m/5000m

  • 注目ポイント:
    • 日本中長距離のエース、日本記録保持
  • 出 場 日 程 :
    • 1500m予選 9月13日/決勝 9月15日、5000m決勝 9月18日

田中希実選手は兵庫県小野市出身。1500m・5000mの二刀流で日本女子中長距離を牽引。省エネの巡航から一気に上げるラストスパートの破壊力は世界基準です。

東京五輪1500m決勝進出という歴史的快挙で見せた勝負根性に加え、近年はレースコントロールの精度がさらに向上。国際レースの経験値が積み上がり、メダル圏内の駆け引きを体得しています。

東京大会では地の利を活かし、終盤の混戦で一歩抜け出す“決定力”が問われます。

山本 有真(やまもと ゆま)/ 女子5000m

写真: SportsPressJP, CC BY-SA 4.0, via Wikimedia Commons
  • 注目ポイント:
    • 3年連続代表、予選の勝負勘と粘り
  • 出 場 日 程 :
    • 予選 9月15日/決勝 9月17日

山本有真選手は愛知県豊田市出身。持久力と粘り強さを武器に5000mで存在感を示す成長株。予選での位置取りとロングスパートへの対応力が向上し、国際舞台での“崩れにくさ”を手に入れています。

集団が動く局面で迷わず反応し、終盤に脚を残せる配分の巧さは大きな強み。

今回の東京では、経験の積み上げが結果に直結するタイミング。入賞圏へのチャレンジに期待が高まります。

久保 凛(くぼ りん)/ 女子800m

  • 注目ポイント:
    • 戦術性の高い800mで光る判断力と末脚
  • 出場日程:
    • 予選 9月16日/決勝 9月18日

久保凛選手は和歌山県東牟婁郡串本町出身で高校生です。レース展開の読みと位置取りの巧さが際立つ中距離の新星。

800mは隊列とラップの駆け引きが勝負を左右しますが、久保は接触や包囲に巻き込まれにくいライン取りと、直線での鋭いキックで勝ち筋を作れるタイプです。国際経験を重ねる中で心身のブレが減り、準決勝・決勝でもパフォーマンスを再現できる地力が備わってきました。

東京の舞台で“ワンチャンス”を現実にする走りが見たいところです。

北口 榛花(女子やり投)

写真: Oliwier Szymański, CC BY-SA 4.0, via Wikimedia Commons
  • 注目ポイント:
    • 世界女王、安定感と爆発力を兼備
  • 出 場 日 程 :
    • 予選 9月18日/決勝 9月19日

北口榛花選手は北海道旭川市出身。日本女子フィールド種目に新たな時代を切り開いた世界王者。助走の加速から踏切、体幹の捻転、フィニッシュまでの一連動作に無駄がなく、80%の力感で安定的に大台へ乗せられる再現性が強みです。

勝負所では大胆に狙い球を増やす度胸も併せ持ち、序盤でのビッグスローで試合を掌握できるタイプ。

母国開催の重圧をはねのけ、再び表彰台の頂に立てるか――東京の夜空を切り裂く弾道に注目です。

井戸 アビゲイル風果(いど あびげいる ふうか)
女子200m/混合4×400mリレー

  • 注目ポイント:
    • 2025年日本選手権で100m・200mの二冠を達成。200mの伸びと終盤のストライド維持に強み。2024年は世界リレー出場で国際経験も積む。
  • 出 場 日 程 :
    • 女子200m 予選 9月17日(水)/準決勝 9月18日(木)/決勝 9月19日(金)、混合4×400mリレー 予選 9月13日(土)/決勝 9月13日(土)

井戸アビゲイル風果選手は岐阜県美濃加茂市出身。今季の日本女子短距離で最も勢いのある存在です。

2025年日本選手権を100m・200mで制してスプリント二冠を達成し、トップスピードの高さに加えて減速しないラスト50mの“粘り”で国内を席巻。

大学・実業団で培った400mの土台もあり、カーブを含む200mでは姿勢のブレが少なく終盤までストライドを維持できます。

リレーでは落ち着いた受け渡しで流れを作るタイプ。

初の母国世界選手権で、個人200mの自己ベスト更新と、混合4×400mでの上振れ(入賞以上)を現実にできるかが見どころです。

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東京2025 世界陸上に関するFAQ

東京2025 世界陸上について、よくあるQ&Aをまとめました。

  1. Q:東京2025 世界陸上はどこで開催されますか?
    A:東京国立競技場トラック及びフィールドです。
  2. Q:放送はどこで見られますか?
    A:TBS系列で生中継、TVerなどで配信予定です。
  3. Q:開会式はありますか?
    A:簡易的なセレモニーが9月13日のイブニングセッションで行われます。
  4. Q:メダル候補の日本人選手は誰ですか?
    A:北口榛花(やり投)、村竹ラシッド(110mH)、山西利和(20km競歩)などです。
  5. Q:入場チケットはどこで買えますか?
    A:公式サイト・プレイガイドで販売されています。
  6. Q:女子リレーは注目できますか?
    A:青木アリエらを中心に4×400m混合で入賞を狙えます。
  7. Q:男子短距離の見どころは?
    A:サニブラウン・桐生・守が揃う100mは初日から要注目です。
  8. Q:競技の開始時間は?
    A:モーニングは9時頃、イブニングは18時頃スタート予定です。
  9. Q:見逃し配信はありますか?
    A:TVerなどで一部配信が予定されています。
  10. Q:大会の次回開催地はどこですか?
    A:2027年は北京での開催が決定しています。
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まとめ

2025年9月13日に開幕する東京2025 世界陸上。日本代表80人の中から注目すべき17人をピックアップしてまとめました。

短距離から投擲、競歩、中長距離まで幅広く、メダル候補も複数存在します。

日程や放送スケジュールを押さえておけば、感動の瞬間を見逃すことはありません。

母国開催での大舞台、選手たちの挑戦をぜひ見届けましょう。

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