【大相撲2025年11月場所】番付確認と「7つの期待」と優勝予想!

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2025年11月場所(九州場所)が、11月9日(日)から始まります。

この記事では、まずは、幕内番付を確認しながら、筆者が先場所千秋楽直後に公開した「幕内番付予想」と比べてどうだったのかを少し語ります(^_^;)

そのぼやきのあとに、11月場所に対する「7つの期待」について書きますね。

そうそう、恒例の「幕内最高優勝予想」もします。

なお、このあとに展開する「7つの期待」ですが、次のことを書きます!

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目次

11月場所、幕内番付の確認

10月27日に発表になった幕内番付は次の通りです。

番付予想との違い確認

9月場所終了時点で、筆者 TOPIOが予想した幕内番付は、次の記事に載せています。

筆者が予想した番付のうち、上位対戦が見込まれる前頭4枚目までのものを再掲します。

小結から前頭4までは、ほぼ合っていません(^_^;)

まずは、小結。ここが違うので、あとは全部ズレた・・・という感じでしょうか。

まさか、高安がまた西小結でとどまるとは。

実は、予想時にこれも考えましたが、これをするくらいなら、若隆景を東小結でとどめたほうが場所が活性するでしょ・・・というのが筆者 TOPIOの案でした。

再びチャンスを得た高安関、11月場所、関脇の再昇進目指して活躍してください!

それから、入幕予想が違いましたね。

筆者 TOPIOの予想は、再入幕の錦富士、新入幕の欧勝海の2人の入幕でしたが、確定ではこれに千代翔馬の再入幕があり、合計3人となりました。

結果、日翔志が幕内に残ると予想しましたが、十両陥落となってしまいました。

幕内・同部屋の確認

思いのほか、同部屋が多いです。11月場所の優勝争いにも関連してくるので、ここで確認しておきましょう。

結論を書くと、優勝争い上、形式的に有利になる力士が24人(幕内42人の57%)いるということです。

特に、伊勢ヶ濱部屋は5人同部屋であり、かなり有利な戦いとなります。

  • 5人、伊勢ヶ濱部屋
    • 伯桜鵬、義ノ富士(草野改め)、熱海富士、翠富士、錦富士
  • 3人、木瀬部屋
    • 宇良、美ノ海、金峰山
  • 2人、立浪部屋
    • 豊昇龍、明生
  • 2人、佐渡ヶ獄
    • 琴櫻、琴勝峰
  • 2人、荒汐部屋
    • 若隆景、若元春
  • 2人、境川部屋
    • 平戸海、佐田の海
  • 2人、鳴門部屋
    • 欧勝馬、欧勝海
  • 2人、時津風
    • 正代、時疾風
  • 2人、追手風部屋
    • 翔猿、大栄翔
  • 2人、高田川部屋
    • 竜電、湘南乃海
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11月場所「7つの期待」

それでは冒頭に書きました、11月場所の「7つの期待」について、つらつら書きます。

期待1、両横綱の優勝争い再び

2025年7月場所から「2横綱体制」になって、次に大相撲ファンが望むのは「強い横綱」の実現。

その端緒となるのが間違いなく「横綱の優勝」です。9月場所については、千秋楽本割で、両横綱が13勝の同星。そして、優勝決定戦。しびれました(^o^)

そこで、9月場所のように千秋楽まで両横綱が優勝争いすることを、11月場所の一番の期待とします。

理想的には、両横綱が無敗で千秋楽の本割で優勝争いすることを期待しています。つまり、どちらかが全勝優勝するということです。

ところで、10月のロンドン公演では5日間の日程で、横綱・豊昇龍が優勝とのこと。両横綱の優勝争いが実現しそうで、なによりです。

期待2、安青錦の大関昇進

安青錦は、2025年3月場所の入幕以来、連続4場所の11勝4敗で、11月場所は新関脇となりました。次期大関が期待される筆頭。

大関昇進の一つの目安は「三役三場所で三十三勝」です。安青錦の11月場所は、三役二場所目なので、安青錦は「三役三場所で三十三勝」に該当しません。しかし、これは絶対の規則ではなく、目安です。

筆者 TOPIOの推測では、11月場所、安青錦が11勝4敗すれば、平幕含む直近三場所で三十三勝となり、場所後、大関昇進となる可能性が出てきます。抜群の安定力が評価されるでしょう。とくに、横綱・大関のうち2人に勝てば、昇進は、より濃厚になるでしょう。

また、幕内優勝、もしくは同点・次点の場合は、場所後の大関昇進は、さらに濃厚になる思われます。

ところで、安青錦が場所後に大関昇進できるかどうかを左右するのは、これです。

  • 安青錦が、得意の型(相手の胸に頭を付ける形)になれない場合の対処をどうするか

この対処が7割くらいの確率で勝ちに結びつけられるようになれば、大関昇進は間違いないですし、昇進後も大関として活躍できるでしょう。また、大関の1つ上も狙えるハズです。

期待3、王鵬のリベンジ(関脇での勝ち越し)

王鵬は安青錦に次ぐ、大関候補の一人です。

王鵬は2025年3月場所に関脇初昇進を果たしましたが、6勝9敗で平幕に落ちました。今回がリベンジ。関脇での勝ち越しを実現し、さらに大関昇進の起点となる二桁白星を期待します。

王鵬は、一場所のうち何回かの取組で「圧倒的な強さ」を見せることがあります。あの強さを6割くらいの取組で出せれば、大関は間違い無しなのですが…。

期待4、中堅・隆の勝の関脇復活

隆の勝は、2020年から2022年にかけて、関脇を通算5場所務めました。

11月場所は3年半ぶりの三役(小結)です。地力のある関取なので、二桁白星を実現して、来年初場所の関脇再昇進を確実にすることを期待しています。

期待5、若手(伯桜鵬・義ノ富士)の三役入り

前頭筆頭の伯桜鵬、前頭5枚目の草野改め、義ノ富士。ともに二桁白星で、来年初場所での三役入りを期待しています。

現三役には21歳の安青錦という期待の若手がいます。安青錦に加えて、伯桜鵬(22歳)、義ノ富士(24歳)の二人が三役になると、三役の様相が大きく変わるハズ。

ところで、義ノ富士はロンドン公演をパスポート期限切れで行くことができず、しっかり国内で休めたんだとか(笑)。それなりに疲れて帰国した幕内力士のなかでは、だんとつに有利なのかもしれません。しかも、同部屋が自分以外に4人もいるし…。

義ノ富士、前半前は上位戦は無いので、白星が稼げます。もしかして、草野改め義ノ富士、優勝もあるかも?

期待6、新入幕・欧勝海の活躍

鳴門部屋の期待の関取、欧勝海(24歳)が新入幕。

新入幕力士の半分くらいは、昇進場所で敢えなく負け越しとなり、一場所で十両陥落になります。逆に、初場所の洗礼を乗り越えた関取は、幕内で活躍する力士になることが多いです。

欧勝海にも、その「活躍する力士」のほうを期待していす!

期待7、十両・三田と朝乃山の活躍

細かいことは書きません。十両3・三田と同4・朝乃山が二桁白星を達成して、来年初場所に揃って入幕することを期待します。

それが実現できれば、三田は新入幕、朝乃山は2回目の再入幕となります。

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幕内最高優勝予想

ラストは、幕内最高優勝予想です。

9月場所は優勝予想一番手を横綱・大の里としましたが、5度目の優勝を果たしてくれました(^o^)/

優勝予想一番手、横綱・大の里

先場所、そして、2025年のここまでの5場所(うち3場所は幕内優勝)を勘案すると、幕内力士のなかでは圧倒的な安定度の大の里。大きな怪我でも無い限り、横綱・大の里の幕内優勝は間違いないでしょう。

あえて、それに加えて望むなら、15戦全勝の優勝を実現することです。全勝優勝は大横綱の条件みたいなものですからね。ちなみに、全勝優勝ベスト9(のべ12人の横綱)は以下の通り。

  • 01位:16回・白鵬
  • 02位:8回・大鵬
  • 02位・8回・双葉山
  • 04位・7回・北の湖
  • 04位・7回・千代の富士
  • 06位・5回・朝青龍
  • 07位・4回・羽黒山
  • 07位・4回・貴乃花
  • 09位・3回・常ノ花
  • 09位・3回・北の富士
  • 09位・3回・輪島
  • 09位・3回・日馬富士

大の里が全勝優勝を果たすということは、ライバル豊昇龍に勝つということと同義。つまり、大の里にとっての全勝優勝は、大横綱への一つの条件であると同時に、負けが込んでいる豊昇龍を粉砕しての優勝(全勝優勝)に価値があるという意味でもあります。

優勝予想二番手、関脇・安青錦

今年の5場所を見る限り、横綱・豊昇龍よりも安青錦のほうが圧倒的な安定度があります。

  • 安青錦は直近5場所で、56勝19敗(勝率 .746)。
  • 豊昇龍は直近5場所で、43勝17敗15休(勝率 .716・休除く)。
  • ちなみに、大の里は直近5場所で、60勝15敗(勝率 ..800)

毎場所、千秋楽まで優勝争いに絡めそうで絡めない安青錦。これまでの11勝の壁を抜けた先には「優勝と場所後の大関昇進がある」…これって本人が一番わかっていることではないでしょうか。

日本人力士なら、これで堅くなって逆に負けが込むことがあるかもしれませんが、ウクライナ人の安青錦なら、やってくれそうな気がしています。

安青錦優勝の鍵は、「なぜ、毎場所4つの黒星を喫してしまうのか」、これが安青錦の課題です。

優勝予想三番手、横綱・豊昇龍

序盤戦の勝ちっぱなしを実現すれば、豊昇龍の優勝可能性は爆上がりします。9月場所、千秋楽本割で大の里に追いついた豊昇龍は、やはり実力が抜きん出ていることは間違いありません。

ポイントは序盤戦取りこぼししないことでしょうか。

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まとめ

2025年もラストの11月場所(九州場所)を迎えようとしています。

2025年は、上位陣が大きく変わりました。1月場所で照ノ富士が引退、3月場所で豊昇龍が新横綱、7月場所で大の里が新横綱、9月場所で大の里が優勝(横綱優勝としては7場所ぶり!)。

また、若手では、入幕以来、幕内4場所11勝で11月場所に関脇となった安青錦、怪我から復帰して三役入り目前の伯桜鵬、十両二連続優勝で入幕した草野改め・義ノ富士など。楽しみな若手も増えてきました。

一方、11場所中に41歳を迎える玉鷲、大関復帰を強く目指す高安などベテランの活躍もすさまじいものがあります。

2026年の大相撲がどういう展開になるか。その予兆を見せてくれるのが11月場所です。

また、いつものように15日間、楽しませてもらいます!

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