あの炎上中の永野芽郁さんの代役として、2026年放送予定のNHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』の出演が決まった白石聖さん。一躍注目されるようになりました。でもね、「代役」なんて失礼です!
そこで、白石さんを知るお薦めドラマを紹介します。
中島健人さんが主人公のちょっと変人な弁護士役、白石聖さんがヒロインでパラリーガル役を務めるドラマ、それは・・・
テレビ東京系列で放送された『しょせん他人事ですから〜とある弁護士の本音の仕事〜』です。

白石聖さんが“正義”を貫くパラリーガルを熱演!
現代のSNSトラブルを描いたリーガルドラマ『しょせん他人事ですから』で、彼女が演じるヒロインが視聴者の心を揺さぶります。



そんな注目作の魅力を、一気に紹介します!
冷静さと情熱を秘めたキャラクターの魅力、バディ役・中島健人との化学反応、そして感情移入必至の名シーンまで。
この記事では、白石聖さんの新境地を深掘りしながら、ドラマ『しょせん他人事ですから』のあらすじや世界観、見どころを徹底解説します!
- ドラマ『しょせん他人事ですから』の基本情報とあらすじ
- 白石聖さんが演じるパラリーガル役の魅力と演技力
- 中島健人さんとのバディ感や撮影エピソード
白石聖さんについては、こちらの記事もどうぞ。




『しょせん他人事ですから』とは?あらすじと世界観を紹介
現代社会に潜むSNSトラブルと人間関係のもつれをテーマに描かれたドラマ『しょせん他人事ですから』は、単なる法廷劇ではありません。日常に潜むリアルなトラブルが、心を揺さぶる人間ドラマとして展開されていきます。
ストーリーの中心には、クールな弁護士と情熱的なパラリーガルのコンビがいます。彼らの視点を通じて、善悪の曖昧さや“正義とは何か”が問われる作品です。
タイトルからは想像できないほど、深く緻密に設計された世界観が魅力の本作。とくにSNS社会の“痛み”を描く視点が秀逸です。
ここからは、ドラマのテーマやキャラクター構成について掘り下げていきます。
ドラマ概要
- タイトル:
- しょせん他人事ですから〜とある弁護士の本音の仕事〜
- 監 督:本橋圭太、村上牧人
- 脚 本:小峯裕之
- 原 作:同名漫画
- 原 作:左藤真通
- 作 画:富士屋カツヒト
- 監 修:監修
- 放 送:2024年7月〜9月
- テレビ東京系列、全8話
- 内 容:
- 「しょせん他人事」をモットーにしている弁護士・保田が、ネットトラブルを解決していく風変わりな弁護士ドラマ!
- 出 演:
- 中島健人 / 主人公役
- 弁護士・保田理(やすだ おさむ)
- 保田の座右の銘 / 他人事(ひとごと)
- 弁護士・保田理(やすだ おさむ)
- 白石聖 / ヒロイン役
- パラリーガル・加賀見灯(かがみ あかり)
- 保田のストッパー
- パラリーガル・加賀見灯(かがみ あかり)
- 片平なぎさ / 喫茶店オーナー役
- 保田事務所初期のクライアント
- 相談者例 1話・2話 etc.
- 1話・桐原こずえ 役 / 志田未来
- 人気主婦ブロガーで、事実無根の書き込みで炎上中
- 2話・双葉リオ 役 / 野村周平
- フェイク動画で炎上中の人気アーティスト
- 1話・桐原こずえ 役 / 志田未来
- 中島健人 / 主人公役
- 配 信:Prime Video ほか
- Filmarks評価:3.6点(5点満点)
- エンディング:
- HITOGOTO「ヒトゴト feat. Kento Nakajima」
【各話の超簡単過ぎるあらすじ】
- 第1話 / 主婦ブロガー炎上編
- 出版もしている主婦ブロガー(志田未来)が嘘の書き込みで炎上し、訴えることに。相手はなんと・・・
- 第2話 / 主婦ブロガー炎上編 & アーティスト偽動画編
- 主婦ブロガー炎上事案を解決し、直後、有名アーティスト(野村周平)が偽動画で炎上している事案を請け負い・・・
- 第3話 / アーティスト偽動画編
- 当初、依頼者が想定しない方向の展開になり・・・
- 第4話 / 喫茶柏原炎上編
- そもそも甘味好きの保田が喫茶店柏原店主(片平なぎさ)と懇意になるきっかけも・・・
- 第5話 / デジタルタトゥー削除編
- 喫茶店柏原の顧客(浅利陽介)から依頼が舞い込んだ、それは過去のデジタルタトゥーの削除依頼だったが、保田はいきなり「難しいから止めましょう」と言い、同行者の柏原(片平なぎさ)は激怒!
- 第6話 / 中学生配信荒らし編
- 中学生の息子(斎藤汰鷹)が配信荒らしをして訴訟に発展。困った父親(勝村政信)は・・・
- 第7話 / 中学生配信荒らし編
- 事案展開過程で灯(白石聖)の過去も少しずつ分かり・・・
- 第8話 / なりすまし編
- 保田事務所最大のピンチに襲われ、懲戒請求も?
SNSトラブルがテーマの現代型リーガルドラマ
「SNSは便利だけど、怖い」。そんな共感が集まるテーマを扱うのが本作の特徴です。
ある日突然、自分の個人情報が晒される。匿名の誹謗中傷で生活が壊れていく。そんな現実味のある事件が、毎話ごとに裁判や交渉の場で描かれます。舞台は法律事務所ですが、描かれるのは“感情”です。被害者の涙、加害者の言い訳、そのどれもが他人事ではありません。
「しょせん他人事」と思っていた視聴者の心を、ドラマはじわじわと侵食していきます。
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このドラマ全体に言えることですが・・・
- ネットで炎上の火種をポストした人たちは、その罪の重さを理解できないみたい
- 一般人も炎上するケースが多い!!!
さらに、ここだけの話ですが…
筆者 taoは第3話を見ていて、終盤で涙してしまいました。これはそういう落涙ありなドラマです。
弁護士×パラリーガルの“正義”がぶつかり合う
このドラマのもう一つの魅力は、価値観が対立する2人の主人公です。
クールで論理的な弁護士・棚尾(中島健人)と、情熱的で人間味あふれるパラリーガル・遠山(白石聖)。一見、正反対のように見える2人は、事件を通して互いの信念にぶつかりながらも、信頼を育んでいきます。彼らの対立は、視聴者に“何が正しいのか”を問いかけます。
2人のやりとりは時に鋭く、時に温かく、ドラマ全体に深みを与えているのです。



SNS時代のリアルが刺さるドラマです!
白石聖さん、ヒロインとして新境地へ!パラリーガル役の魅力とは
女優・白石聖さんが新たに挑んだ役柄は、知的で芯の強いパラリーガル。感情を抑えながらも正義を貫こうとする姿は、これまでの清楚で穏やかなイメージを一新しました。
本作では“感情に寄り添うパラリーガル”という難しい立場を演じることで、彼女の女優としての成長も感じられます。
白石聖さんが演じる遠山は、繊細でありながら決してブレない女性。彼女が視聴者に与える安心感と勇気は、白石さん自身の人柄にも重なる部分があるのかもしれません。
ここでは、その役柄と本人の声を通じて、“白石聖さんの新境地”を読み解いていきます。
冷静さと情熱を併せ持つキャラクターの設定に注目
「冷静だけど熱い」――遠山詩織というキャラクターは、まさにそんな存在です。
彼女は一見すると、感情を表に出さず、常に理性的に動いています。しかし、被害者の苦しみに寄り添うシーンでは、深い共感や怒りがにじみ出るように描かれており、観る者の心を揺さぶります。特に、加害者に毅然と立ち向かう場面では、白石聖さんの目力が印象的。台詞の一つひとつが、彼女の覚悟を映し出しています。
弁護士とは異なる“人に寄り添う役目”を持つパラリーガルとしての葛藤も描かれ、キャラクターの奥行きが際立っています。
白石聖さんが語る“演じる難しさ”と“自分との共通点”
「自分も言いたいことをうまく言葉にできないタイプなんです」――白石聖さんが語ったこのコメントが、多くの視聴者の共感を呼びました。
インタビューでは、遠山という役柄が「感情を抑え込んで、それでも人のために動こうとする強さを持っている」と語り、自分との共通点もあると明かしました。撮影現場では、台詞だけでは伝わらない“間”を大切にし、眼差しや沈黙で心情を表現することに注力したといいます。
その努力は確かに画面越しに伝わってきます。表情一つ、声のトーン一つが、感情の繊細な変化を映し出しているのです。



白石聖さんの演技、ほんとに深いよね…!
共演の中島健人さんとのバディ感に注目
『しょせん他人事ですから』では、白石聖さんと中島健人さんが正反対のキャラクターを演じながら、絶妙なバディ感を発揮しています。
立場も性格も異なる二人が、時に対立し、時に支え合う関係性が、物語に大きなうねりを生み出しているのです。
ここからは、弁護士・棚尾とパラリーガル・遠山のバディとしての魅力、そして現場での二人のやりとりに迫っていきます。
対照的な二人が織りなす緊張感と信頼関係
冷静沈着な棚尾(中島健人)と、人情味あふれる遠山(白石聖)。この正反対の二人がタッグを組むことで、物語に厚みが増しています。
最初はかみ合わない場面も多い2人ですが、事件を通してお互いを理解し合っていく過程が丁寧に描かれています。たとえば、被害者の立場に立とうとする遠山に対し、棚尾が冷静な判断を突きつける場面では、正義とは何かをめぐる考え方の違いが浮き彫りになります。
それでも、最終的には信頼し合い、背中を預ける姿が印象的。言葉数は少なくとも、2人の関係性が少しずつ変化していく様子がバディものの醍醐味です。
撮影現場の裏話と現場エピソード
実は、撮影現場でも白石聖さんと中島健人さんの掛け合いには注目が集まっていたようです。
インタビューでは、白石が「健人さんが場を和ませてくれるので、緊張がほぐれました」と語る一方で、中島は「白石さんの真面目さに助けられた」と互いを尊重している様子が伝わります。特に、長回しのシーンでは2人の呼吸が合っているからこそ、1発OKが出ることも多かったとか。
また、現場では役の性格と真逆の一面も見せていたようで、白石が冗談を飛ばしてスタッフを笑わせる姿もあったとのこと。そんな裏話を知ると、2人のバディ感にますます惹かれてしまいますね。



この2人の空気感、ほんとたまらない…!
まとめ|白石聖さんが魅せる“しょせん他人事”じゃない物語
「この人は、ただのサブじゃない」──白石聖さんが演じるパラリーガル・香苗は、そんな存在感を放っています。
ラストに、また、筆者 taoの想いです。
taoは、この記事で紹介したドラマを全話見るまで「白石聖さん=代役」という失礼なイメージしかありませんでした。
しかし、いまは、しっかり「白石聖さんの魅力」を語れます。まだドラマ1つしか見ていませんが・・・。
- 現代社会の闇を描いたSNSトラブル×リーガルドラマ
- 白石聖さんが新境地で熱演する冷静で情熱的なパラリーガル像
- 中島健人さんとのバディ感が生む信頼と葛藤のドラマ
SNSの裏側に潜む「しょせん他人事」では済まされない現実。そこに立ち向かう香苗の姿は、観る者の心に強く訴えかけてきます。



演技のリアルさ、キャラクターの深み、共演者との関係性…気づけばあなたも、このドラマの“当事者”になっているかもしれません。
まだ観ていない方はぜひ一度、白石聖さんの“進化”を感じてみてください。
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