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アニメ「ドラゴンボールZ」の魔人ブウ役や、「忍たま乱太郎」の第三協栄丸役などで知られる、声優で俳優の塩屋浩三(しおや・こうぞう)さんが、2026年(令和8年)1月20日、脳出血のため71歳で亡くなりました。
あの愛嬌のある独特な声がもう聞けなくなるのかと思うと、昭和・平成のアニメを見て育った世代としては寂しさがこみ上げてきます。所属事務所の青二プロダクションが28日に発表したこの訃報に、多くのファンが驚きを隠せません。
この記事では、塩屋浩三さんの功績を振り返りつつ、意外と知られていない「声優兄弟」としての側面にもスポットを当てます。
- 【事実】 塩屋浩三さんの死因や、最後の日々について
- 【回顧】 魔人ブウだけじゃない!記憶に残る名キャラクターたち
- 【深掘り】 実弟はあのアニメの主役!名優・塩屋翼さんとの関係
【死因と経歴】「脳出血」という突然の別れ
発表によると、塩屋浩三さんは1月20日に脳出血のため急逝されました。71歳でした。
葬儀はご遺族の意向により近親者のみで執り行われたとのことです。
脳出血は突然発症することが多く、直前まで現役として活躍されていた中での突然の別れだったことが想像されます。
子役からの長い芸歴
塩屋さんの芸歴は長く、出身は鹿児島県。小学5年生の時に「劇団ひまわり」に入団し、かつては実写ドラマ『悪魔くん』などにも出演されていました。
一度は演劇から離れたものの、高校卒業後に再び芝居の道へ戻り、青二プロダクションの重鎮として、数多くのアニメや洋画吹き替えを支えてきました。
【動画で振り返る】塩屋浩三さんの代表作と「あの声」の魅力
塩屋さんの声といえば、少し高めで、どこかユーモラス、それでいて時には狂気や頼もしさを感じさせる唯一無二の響きがありました。代表的な3つの役どころを振り返ります。
1. ドラゴンボールZ(魔人ブウ)
最も有名な役の一つでしょう。無邪気で子供のような「善のブウ」と、破壊を楽しむ「悪のブウ」。
同じ魔人ブウでありながら、声のトーンを変えて演じ分けた技術は圧巻でした。
「チョコになっちゃえ!」のセリフが脳内で再生される方も多いはずです。
2. 忍たま乱太郎(第三協栄丸)
兵庫水軍の総大将、第三協栄丸(だいさんきょうえいまる)。
「海賊」という荒っぽい役柄ながら、カナヅチ(泳げない)という設定のギャップを、塩屋さんの愛らしい声が見事に表現していました。
乱太郎たちにとって、頼れるけれど親しみやすい、近所のおじちゃんのような存在でした。
3. スラムダンク(高宮望)
塩屋浩三さんが亡くなったと聞いてショックです。スラムダンクの高宮望をはじめ長谷川一志や植草智之、武藤正、ドラゴンボールZの魔人ブウなどなど、大好きな役ばかりです。
— ひばりん (@hibari_pico) January 28, 2026
いつまでもアニメ見続けます!
ご冥福をお祈りいたします。 pic.twitter.com/LNSi9Ha83a
桜木花道の不良仲間「桜木軍団」の一人、メガネでぽっちゃり体型の高宮望。
コミカルなガヤ役として、作品のテンポを良くする重要なスパイスでした。
アドリブも多かったと言われるこの役は、塩屋さんの「脇役としての凄み」が凝縮されています。
【知ってた?】弟は「イデオン」主役の塩屋翼さん
今回の訃報で「塩屋」という苗字を見て、ピンときた往年のアニメファンもいるかもしれません。
実は、塩屋浩三さんの実弟は、同じく声優の塩屋翼(しおや・よく)さんです。
兄弟で異なる「声の持ち味」
兄の浩三さんが、コミカルな役や悪役、太っちょなキャラクターなど「個性派バイプレーヤー」として活躍したのに対し、弟の翼さんは1980年代のアニメで多くの「熱血主人公」を演じました。
- 伝説巨神イデオン: ユウキ・コスモ役(主役)
- 海のトリトン: トリトン役(主役)
- 科学忍者隊ガッチャマンII: 燕の甚平役
兄弟そろって「青二プロダクション」に所属(翼さんは後に独立)し、昭和・平成のアニメ黄金期を、兄は「名脇役」として、弟は「主役」として支え合ってきたのです。
まさに、アニメ界の偉大なる兄弟でした。
塩屋浩三さんに関するFAQ
ここでは、ニュース記事には載っていないような、塩屋浩三さんに関する細かな疑問にお答えします。
- Q1. 誕生日はいつですか?
- A1. 1955年(昭和30年)8月18日です。
- Q2. 出身地はどこですか?
- A2. 鹿児島県出身&神奈川県川崎市育ちです。
- Q3. 愛称はありましたか?
- A3. 音響監督や同業者からは親しみを込めて「塩屋」や「塩屋さん」と呼ばれていました。
- Q4. 洋画の吹き替えはしていましたか?
- A4. はい、ジャッキー・チェン作品の脇役や、コメディ映画の太めのキャラクターなどを多く担当しました。
- Q5. ゲーム作品への出演は?
- A5. 「ガンダム無双シリーズ」や「テイルズシリーズ」など、多数の人気ゲームに出演しています。
- Q6. 最近の出演作は?
- A6. 『ワールドトリガー』(2014年-2021年)の鬼怒田本吉役など、近年も渋いおじさん役で活躍されていました。
- Q7. 演じるキャラの共通点は?
- A7. 体格が良い(太め)、コミカル、または温厚な性格のキャラが多い傾向にありました。
- Q8. 劇団ひまわり時代の同期は?
- A8. 子役時代が古いため詳細は不明ですが、長いキャリアを持つベテランの一人でした。
- Q9. お別れの会などはありますか?
- A9. 現時点では未定ですが、事務所発表によると葬儀は近親者のみで済ませたとのことです。
まとめ
71歳という早すぎる旅立ちでしたが、塩屋浩三さんが命を吹き込んだキャラクターたちは、これからも作品の中で生き続けます。
魔人ブウの無邪気な笑い声を聞くたびに、私たちは塩屋さんの確かな演技力を思い出すことでしょう。
心よりご冥福をお祈りいたします。
- 塩屋浩三さんは2026年1月20日、脳出血により71歳で急逝。
- 魔人ブウや第三協栄丸など、愛嬌と迫力を兼ね備えた名脇役だった。
- 実弟は『イデオン』コスモ役などで知られる声優・塩屋翼さん。


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