以下、幕内優勝予想です。場所前にも予想しましたが、その改正版(第3弾)です。
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「昨日、4日目が終わって、幕内優勝予想などを改めて考えてみた」・・・という記事を書きました。しかし、5日目の結果を見て、さらなる修正に追い込まれてしまいました(泣)。
ということで、荒れ狂う1月場所序盤戦を終わって、改めて(3回目!)、優勝予想などをさせていただきます。
- 横綱・照ノ富士の去就→引退!
- 場所後、新横綱誕生の可能性は?
- 1月場所の幕内優勝予想(改)
場所前の幕内優勝予想などについては、こちらの記事をどうぞ。
1回目の幕内優勝予想(場所前公開)
2回目の幕内優勝予想(4日目が終わって)
2025年1月場所、序盤戦5日間の戦績(幕内)
以下、序盤戦5日間の幕内力士の戦績です。
序盤戦5日間を終えて、「序盤戦5連勝」は4人となりました。5日目に初日から4連勝していた大関・豊昇龍が敗れたので、三役以上の「序盤戦5連勝」は0人となりました。
上表で「序盤戦5連勝」は「黄色セル」で表示している4人です。このうち、これまでの実績その他で、金峰山を除く3人、つまり、王鵬、千代翔馬、玉鷲は今後、優勝争いに絡むと予想します。
なかでも、注目は王鵬と玉鷲です。詳細は、以下の項目にて書くことにします。
優勝10回、横綱・照ノ富士が引退!
2025年1月場所で横綱在位21場所目となる照ノ富士。4日目から休場となりました。これは横綱在位21場所で通算13回目の休場です。
この休場の報を受けて去就の心配をしていました。そして、昨夜です。1月場所5日目が終わった夜、「横綱・照ノ富士、引退の意向」とのニュースが流れました。ほぼほぼ、確定のようです。
結果、1月場所後に新横綱が誕生しなければ、3月場所は「横綱不在の場所」となります。
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照ノ富士は、2021年8月に国籍を取得。つまり、角界に親方として残る条件を満たしています。一方、年寄株は、まだ取得できていませんが、照ノ富士親方として、5年間は協会に在籍できます。
当面は伊勢ヶ濱部屋の部屋付き親方として、親方業を学ぶものと思われます。
大関・琴櫻の横綱昇進完全消滅、豊昇龍は?
「横綱・照ノ富士、引退の意向」の報を受け、ますます、今場所後の新横綱誕生が望まれます。しかし、場所前に期待されていた「琴櫻の横綱昇進」は、序盤戦1勝4敗となり、完全に消滅しました。
1月6日に行われた横審稽古総見での大関同士の申し合いで、圧倒的(?)に見劣りしたのが琴櫻でした。あの状況がそのまま本割で出たしまったという感じですね。残念ですが、琴櫻自身と琴櫻に対する大相撲ファンの「今場所の夢」は霧消してしまいました。
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一方、「1月場所後の新横綱誕生の夢」は、大関・豊昇龍がまだ維持しています。序盤戦1敗ですから、残り全勝して14勝1敗で、場所後の新横綱推挙は可能性大となります。仮に13勝2敗の優勝でも、ギリ推挙可能かもしれません。12勝となると…微妙なところです。
1月場所の幕内優勝予想(改々)
まだ1月場所は序盤戦5日間が終わっただけですが、優勝争いがおぼろげに見えてきました。
序盤戦を見る限りで、現時点で優勝争いに絡むであろう力士は次の通りです。( )のなかの☆印は、過去の幕内優勝回数です。
- 大 関・豊昇龍 (4勝1敗)(☆)
- 関 脇・大栄翔 (4勝1敗)(☆)
- 小 結・阿 炎 (4勝1敗)(☆)
- 前頭3・王 鵬 (5勝0敗)
- 前頭5・千代翔馬(5勝0敗)
- 前頭10・玉 鷲 (5勝0敗)(☆☆)
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中盤戦5日間のなかで、一番白星を重ねるであろうのは玉鷲です。その理由は、序盤5番の取組がいずれも力強さのある勝ち方であること、それから「前頭10」という番付であることです。
玉鷲は白星2桁になるまでは、三役以上との対戦は無いと思われます。また、玉鷲は過去幕内優勝2回の経験者です。結果、優勝候補一番手とは言わないまでも、次点くらいの状況にあると判断します。
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次に注目すべきは、王鵬です。今場所の5番の取組は、力強さに加えて、精神的な安定化bも感じます。これまで番付編成の不運から三役を逃してきましたが、序盤戦の王鵬は間違いなく三役の力があります。
序盤5連勝の内容ですが、大関・大の里、関脇・若元春、関脇・大栄翔、小結・阿炎、小結・若隆景という曲者たちを撃破。三役で残すところは大関・琴櫻と大関・豊昇龍のみ。優勝ラインを12勝くらいと考えれば、王鵬の優勝は十分、可能性があります。
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ラストの注目は、序盤1敗したとはいえ、場所後の横綱昇進可能性を残す、大関・豊昇龍です。5日目の黒星は彼の悪い部分が出てしまいました。この1つの黒星を白星を重ねる糧として、優勝へ驀進できるか。現状の幕内で随一の力量を持っていることは確かなので期待大です。
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以上から、1月場所の幕内優勝は次の通りに予想します。
- 1番手、大 関・豊昇龍
- 2番手、前頭3・王 鵬
- 3番手、前頭10・玉 鷲
まとめ
まだ1月場所は序盤5日間が終わったばかりですが、場所前の期待とは大きく状況が変わってきました。
そこで、序盤5日間を終えて、気になること3つについて、勝手な視点でまとめてみました。
- 横綱・照ノ富士の引退
- 大関・琴櫻の横綱昇進の完全消滅
- 1月場所の幕内優勝予想(改々)
以上です。
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