以下、敬称略で進めます。
- 大坂なおみ選手、女子シングルス、7/27初戦敗退。
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大坂なおみ選手（27歳）は、テニス４大大会に4勝している世界的に知名度の高いテニスプレイヤーです。
メンタルヘルス問題や出産などがあり、一時期、ツアー戦線を離脱していましたが、パリ五輪2024で、日本人代表として出場することになりました。
大坂選手の復活挑戦についてまとめてみました。
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パリ五輪2024については、こちらの記事もどうぞ。
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大坂なおみ、概略のプロフィールは？
大坂なおみ選手は、世界的に知名度の高いテニスプレイヤーとして、パリ五輪2024での活躍が期待されています。
4大大会で4度の優勝経験を持つ彼女は、メンタルヘルスの問題に直面し、一時期ツアーを離脱しましたが、その後出産を経験し、現在は競技への復帰を目指しています。
- 名 前：大阪なおみ（Naomi Osaka）
- 生まれ：1997年10月16日（27歳）
- 出 身：大阪府大阪市
- 2001年、家族でアメリカに移住（アメリカと日本の国籍あり）
- 国 籍：日本
- 規定に基づく国籍選択で、22歳時に日本国籍を選択
- 選手登録は2011年から日本を選択
- 身長等：180cm、75kg
- 利き手：右
- バックハンド（両手打ち）
- 所 属：日清食品ホールディングス
- SNS等：
- 戦績等：
- 2019年1月28日、シングルス世界ランク1位
- 全米シングルス優勝（2018年、2020年）
- 全豪シングルス優勝（2019年、2021年）
- その他
- 2021年5月、無期限休養によるツアー戦線離脱を発表
- 2022年1月、ツアー復帰
- 2023年3月、妊娠によりツアー離脱
- 2023年7 月、第一子（女児）出産
- 2023年12月、ツアー復帰後、翌年1月、全豪参戦
メンタルヘルスで戦線離脱から復帰までの経緯は？
大坂選手は2021年、フランスオープンを途中棄権し、メンタルヘルスの問題を公表しました。
大坂なおみ選手は、ツアーを2回戦線離脱しています。その１回目が、2021年、メンタルヘルス問題による戦線離脱。このときは、無期限休養ということで、2022年1月にツアー復帰をはたしました。2回目は、2023年3月、妊娠・出産による戦線離脱で、2024年1月にツアー復帰しました。
この項目では1回目の戦線離脱から復帰、2回目の戦線離脱までを書きます。
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大坂選手は、2021年、記者会見での質問がプレッシャーとなり、うつ病の症状を経験していたことを明かしました。この決断は世界中のアスリートやファンに大きな衝撃を与え、スポーツ界におけるメンタルヘルスの重要性に注目が集まりました。
その後、彼女は一時的にツアーを離脱し、自身の精神的健康を優先させることを選択。この期間中、大坂選手はメンタルヘルスケアに取り組み、自己理解を深めていきました。彼女の勇気ある行動は、多くのアスリートや一般の人々にとって、メンタルヘルスについてオープンに語ることの重要性を示す象徴となりました。
そして、2022年1月にツアー復帰を果たします。
それでは、2022年1月のツアー復帰から、2023年3月の妊娠・出産によるツアー戦線離脱までの戦績をあげますね。
- 2022年1月：
- 2022年1月：全豪オープン
- 2022年3月、4月：マイアミ・オープン
- 2022年5月：マドリード・オープン、イタリア国際
- 両大会に出場しましたが、目立った成績は残せませんでした。
- 2022年8月、9月：全米オープン
- 2022年9月：東レ・パンパシフィック・オープン
- 2023年1月：
結局、2022年は、5年ぶりに優勝のない年となり、また、世界ランクも47位となりました。しかし、それでも、2022年は大坂なおみ選手にとって「うつを乗り切っての復帰」という大きな意味があったのです。また、パリ五輪2024選考にあたっての世界ランクという意味でも価値があったのではないでしょうか。
産後復帰の戦績とオリンピック代表への道はどうだったの？
2023年7月、大坂選手は第一子となる女児を出産しました。
出産後、彼女は競技復帰への意欲を示し、トレーニングを再開しています。産後の身体の変化に適応しながら、彼女は、2023年12月に復帰を果たします。
大坂選手はママになって、強くなったようです、精神的にね。
表情は穏やかになり、笑顔も増えた。産休が明けて競技に戻ってきた大坂なおみは出産前とは別人のように見える。
以前はプレーしている時以外はヘッドホンを付けて自分の殻に閉じこもることが多かったが、復帰後は他の選手、関係者らにもオープンに接している。「私は前よりも強くなった。少なくとも、以前見せていた弱気とは違う。復帰してからヘッドホンもしなくなった。もっとオープンな人間になったと思う」
2022年9月の東レ・パンパシフィック・オープンを最後にツアーから離れ、2023年7月に第1子となる女児を出産。ヘブライ語で「贈り物」を意味するシャイと名付けた。
妊娠中はつわりに苦しんだ時期もあったが、ウォーキングや軽い負荷の筋力トレーニングを継続。コートでの練習は2023年10月に再開した。
「今はシャイのためにプレーしたいと思っている。テニスの最初の章で、私はありのままの自分で、本能のままにプレーすることに成功した。これからはもっとテニスを理解できる人間になりたい」
引用元：GOETHE
そのツアー復帰から、パリ五輪2024日本代表が決まるまでを見てみましょう。
- 2023年12月：ブリスベン国際（オーストラリア）
- 1回戦はストレートで勝ち進むも、2回戦でチェコのカロリナ・プリスコバに6-3、6-7、4-6で敗れました。
- 2024年1月：全豪オープン復帰
- 大坂選手は、2024年1月の全豪オープンでツアーに復帰。しかし、世界20位で第16シードのカロリーヌ・ガルシア（30＝フランス）に4―6、6―7（2ー7）のストレートで敗れました。
- 2024年5月：全仏オープン
- 1回戦は2-1で勝ち進むも、2回戦でポーランドのイガ・シフィオンテクに6-7、6-1、6-7で敗れました。
- 2024年7月：パリオリンピック日本代表決定
パリ五輪2024に向けて、大坂選手は慎重かつ着実に準備を進めてきました。彼女の復帰は、多くのファンや関係者から注目されており、その過程自体が inspirational なストーリーとなっています。メンタルヘルスの問題を乗り越え、母親としての新たな役割を担いながら、トップアスリートとしての復活を目指す姿は、多くの人々に勇気と希望を与えています。
パリ五輪2024での期待は？
パリ五輪2024での大坂選手の活躍に対する期待は非常に高いものがあります。
彼女の強靭なメンタリティと卓越した技術は、世界のトッププレイヤーと互角に戦える実力を示しています。
ところで大坂なおみ選手にとって、懸念があるとすればコートです。
オリンピックでは、これまでアトランタ1996、シドニー2000、アテネ2004、北京2008、リオ2016、東京2021とハードコートで行われてきました。ハードコートと言えば、大坂選手の得意です。大坂選手は４大大会で４勝していますが、その全豪、全仏はいずれもハードコートです。一方、全仏 (レッドクレイコート)、 全 英(天然芝コート)では、いまいち戦果が伴っていません。
こういう状況なのですが、パリ五輪2024、今回はハードコートでなく、滑りやすく攻略が難しいとされるクレーコートです。結果、選手同士の駆け引きや白熱のラリーを楽しめることになります。このコートに大坂なおみ選手がどう対応するかが、今回、大坂なおみ選手の着目ポイントかもしれません。
ところで、大坂選手の多様な文化的背景（日本とハイチのルーツを持つ）は、国際的な舞台であるオリンピックにおいて、多様性と包括性を体現する象徴的な存在となることが期待されています。彼女の活躍は、単にスポーツの枠を超えて、社会的なメッセージを発信する力を持っています。
パリ五輪2024でのメダル獲得は、日本テニス界にとっても大きな目標となっており、大坂選手はその中心的な存在として期待されています。
大坂なおみ選手のよくあるQ&A
Q1: 大坂選手は何か国語を話せますか？
A1: 大坂選手は日本語と英語を流暢に話します。日本で生まれ、3歳でアメリカに移住した彼女は、両言語を使い分けています。公の場では主に英語を使用しますが、日本語でのインタビューも行っています。
Q2: 大坂選手の好きな食べ物は何ですか？
A2: 大坂選手は寿司が大好きだと公言しています。特に、サーモンとアボカドを使った巻き寿司を好んでいるそうです。また、日本食全般を好んでおり、うどんやラーメンも好物だと語っています。
Q3: 大坂選手はどのようなラケットを使用していますか？
A3: 大坂選手は現在、「Yonex EZONE 98」を使用しています。このラケットは彼女のパワフルなプレースタイルに適しており、スピンとコントロールのバランスが取れています。
Q4: 大坂選手の趣味は何ですか？
A4: テニス以外では、大坂選手はファッションデザインに興味があり、自身のコスメブランド「キンロ」も立ち上げています。また、アニメやマンガを楽しむことも多く、特に「ナルト」のファンとして知られています。さらに、ビデオゲームも好きで、特にポケモンGOを楽しんでいるそうです。
Q5: 大坂選手のパリ五輪2024の試合はいつからですか？
A5: 7月27日（土）から女子シングルはスタートします。
まとめ
パリ五輪2024のテニス（シングル）で活躍が期待される大坂なおみ選手についてまとめてみました。
4大大会で4度の優勝経験を持つ彼女は、2021年にメンタルヘルスの問題を公表し、一時期ツアーを離脱しました。その後、2023年7月に第一子を出産し、2023年12月からは競技への復帰しています。
そして、6月10日現在の世界ランクを元に、パリオリンピックの日本代表選手となりました。産後の復帰戦でまだめざましい成果を出せていませんが、大坂選手の復帰への道のりは、多くのファンや関係者から注目されており、その過程自体が inspirational なストーリーとなっています。
メンタルヘルスの問題を乗り越え、母親としての新たな役割を担いながら、トップアスリートとしての復活を目指す姿は、多くの人々に勇気と希望を与えています。
女子テニスシングルは7月27日（土）からスタート。大坂選手を応援しましょう！
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