日本保守党、10/27衆議院選挙における当落予想など〜国政政党に!?

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以下、敬称略で進めます。


石破某の思惑どおりに(?)、10/27の投開票で急遽行われることとなった第50回衆議院議員選挙。

この展開で各野党それぞれの対応が超絶大変になっていることが予想されます。

一方、筆者 taoイチオシの政治団体・日本保守党、国政選挙2戦目にして…

「国政政党になる大チャンス到来」

今回、日本保守党は、「国政政党になるための戦略を立て、30人を擁立して戦う」ことに。

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この記事では、日本保守党30人の候補者の当落、そして、国政政党になれるかどうかについて、厳し目に検討してみました(勝手な予想です)。

なお、本記事末尾のほうに、余計なお世話かもしれませんが…

「日本保守党支持者のための戦術」を書きました。

なお、次の記事もどうぞ。

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目次

日本保守党の選挙戦略

今回の衆議院議員選挙に当たっての日本保守党の選挙戦略をまとめてみました。

今回の衆議院議員選挙の目的と目標

日本保守党の今回の選挙の一番の目的は「国政政党になること」です。

政治団体「日本保守党」は8日、次期衆院選で擁立を見込む30人の候補予定者を発表し、党代表で作家の百田尚樹氏(68)と、事務総長でジャーナリストの有本香氏(62)も比例代表で出馬すると明らかにした。百田氏は衆院選を「国政政党になれるチャンス」と位置付け、「『日本を豊かに、強く。』を合言葉に戦っていきたい」と意気込みを見せた。

引用元:Yahooニュース(夕刊フジ)

現状、日本保守党は、国会議員数ゼロで、かつ、全国規模の衆議院議員選挙・参議院議員選挙を戦った経緯がありませんので、「政治団体」でしかありません。

政治団体と国政政党では、あまりに多くの違い(政治団体は不利!)があります。

それを今回の選挙で打破しよう、乗り越えようとするわけです。

そのための具体的な数値目標がこれです。

  1. (1) 所属国会議員が5人以上
  2. (2) 前回の衆議院議員総選挙(小選挙区・比例代表)、前回又は前々回の参議院議員通常選挙(選挙区・比例代表)のいずれかの全国を通じた得票率が2%以上
引用元:総務省

かつて、参政党は国政選挙において、当選者数1であるにも関わらず、得票率2%以上を満たし、国政政党になりました。

したがって、前述の「5人以上の国会議員を実現すること」または「得票率2%以上」を満たすことが具体的な数値目標となります。

小選挙区戦略

小選挙区とは「1つの選挙区ごとに1名のみを選出する選挙制度」に基づく区割り。

小選挙区で立候補した者が議員当選を実現するためには、そのなかで得票数1番を取るか、または、比例ブロック重複にしておいて小選挙区で落選しても、比例ブロックで復活当選することのいずれかになります。

しかし、政治団体の候補者は比例ブロックの重複立候補が出来ません。

つまり、政治団体において小選挙区で戦うとは、圧倒的な知名度で得票数1番を取ることです。

日本保守党の主要メンバーでその「圧倒的な知名度」を果たせそう人物は3人。

  • 河村たかし、百田尚樹、有本香

このなかで地盤形成がなされているのは唯一・河村たかしのみ。

また、小選挙区の戦いは多くのリソースを必要とします。

そこで、日本保守党は、「今回の小選挙区の戦いを愛知県内の隣接する4つの区」に絞りました。

これによりリソースを含め、より高い相乗効果を狙うという戦略です。

比例ブロック戦略

先述したように、小選挙区は地区を集中することで相乗効果を狙う戦略を立てました。

ただし、地盤看板などの関係から、多くの議席数は狙えそうにありません。

そこで、議員数と得票率を稼ぐためには、比例ブロックでの候補が必要となります。

繰り返しますが、日本保守党は現在「政治団体」なので、小選挙区と比例ブロックの重複立候補ができません。

なので、日本保守党が比例ブロックに候補者を立てる場合、比例単独ということになります。

また、政治団体が比例ブロックで「政治団体名」を書いてもらうためには、以下の要件を満たすことが必要となります。

日本保守党は政党要件を満たしていない「政治団体」であるため、小選挙区と比例代表の重複立候補ができません。比例ブロックについては、定員の5分の1以上の人数を届け出ることにより「名簿届出政党」と認められます(党名での投票が可能となる)。

引用元:日本保守党

★以下、2024/10/15 修正
まずは、定数176人の比例ブロックの全体はこうなっています。

各ブロックの議席数

比例ブロック議席数合計:176議席
★以下、日本保守党は斜線の6ブロックに候補者を擁立

  • 北海道ブロック  議席数 8
  • 東北ブロック   同 12
  • 北関東ブロック  同 19
  • 南関東ブロック  同 23
  • 東京ブロック   同 19
  • 北陸信越ブロック 同 10
  • 東海ブロック   同 21
  • 近畿ブロック   同 28
  • 中国ブロック   同 10
  • 四国ブロック   同 6
  • 九州ブロック   同 20

日本保守党は、「限られたリソースのなかで候補者を立てる比例ブロックを限定」しました。

以下は、その6ブロック毎の候補者です。

なお、(  )内の数値(A-B)ですが、Aが定数で、Bが定数の5分の1以上を満たす最低数です。

なお、候補者名は左から名簿順位1位、2位(以下省略)の順番です。

  • 北海道ブロック(8-2)
    • 1小野寺まさる、2堀田真作
  • 北関東ブロック(19-4)
    • 1伊藤純子、2野寺直美、3芦沢進、4宮入良明
  • 南関東ブロック(23-5)
    • 1小坂英二、2大河内元喜、3森健太郎、4渡辺紀明、5服部徹
  • 東京ブロック(19-4)
    • 1有本香、2梅原克彦、3阿部力也、4小柳岳志
  • 東海ブロック(21-5)
    • 1竹上ゆうこ、2中川健一、3織田敏之、4中村憲一、5青木崇佳
  • 近畿ブロック(28-6)
    • 1島田洋一、2佐々木みのり、3百田尚樹、4豆谷和男、5竹内唯裕、6長谷川俊明

つまり、今回、日本保守党が取った比例ブロック戦略は、候補者を立てる比例ブロックを限定しつつ、「政治団体名」を書いてもらうための要件「ブロックごとに、その定数の5分の1以上の候補者を立てる」ということです。

結果、上記の6ブロックで、Bの人数の候補者を立てました。

日本保守党候補者の当落予想

筆者 taoは日本保守党を支持していますので、願望としては全員当選としたいところです。

百歩譲って(笑)、5人以上の当選を予想したい。

しかし、今回は厳し目に予想してみました。

以下に、2021年10月に行われた前回の第49回衆議院議員選挙について、「今回、日本保守党が候補者を立てる小選挙区・比例ブロックの結果」をまとめてみました。

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小選挙区の予想

前回の衆議院議員選挙で愛知1・3・4・5区で当選した議員たちは、いずれも当選回数3回以上というツワモノ揃い。

つまり、第50回の今回は、「敵が地盤・看板・カバンのいずれもある」なかでの厳しい戦いとなります。

日本保守党の愛知小選挙区の候補者は次の4名。

  • 愛知 1区 河村 たかし(現 名古屋市長)75歳 男性
  • 愛知 3区 大橋 とおる(学習塾経営/元団体理事)59歳 男性
  • 愛知 4区  麻生 ちさ(フリーアナウンサー)47歳 女性
  • 愛知 5区 田中かつよし(名古屋市の市長特別秘書)40歳 男性

このなかでツワモノに勝てそうなのは唯一・河村たかし(日本保守党共同代表)ではないかと予想します。

それは知名度と実績の2点から…。

比例ブロックの予想

先述の「前回・第49回衆議院議員選挙」のまとめを御覧ください。

比例単独で少なくとも名簿順位1位が当選するためには、最低でも27万票程度が必要と推測されます。

実際は30万票以上を必要とすることになるでしょう。

単純に考えると、名簿順位2位まで当選させるためには60万票以上、同3位までなら90万票というわけです。

つまり、立候補者全員並びに日本保守党の知名度でどれだけの得票規模を実現できるかが鍵。

その目標の最低線が30万票というわけです。

前回・第49回衆議院議員選挙の比例ブロック結果を詳細に調べました。

いくつかの政治団体が比例ブロックに名を連ねていますが、いずれも得票30万票には程遠い状況です。

比例ブロックでの30万票は簡単ではないのです。

「よほど図抜けた知名度」がない限りは大量の得票は望めない。

ここで、かろうじてその「よほど図抜けた知名度」に該当するのは日本保守党代表の百田尚樹。

次点で同党事務総長の有本香でしょうか。

百田尚樹は近畿ブロックの第3位で、種々の事情から、今回は全体の集票マシンに徹するようです。

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  • 北海道ブロック-当選数 0人
    • 組織力の固い公明党で、前回294千票・1議席獲得。
    • 現候補者2名&日本保守党の知名度で得票30万票は難しいのでは。
  • 北関東ブロック-当選数 0人
    • 組織力の固い公明党で、前回823千票・3議席獲得(平均 274千票)。
    • 国民民主党が、前回298千票・1議席獲得。
    • 現候補者4名&日本保守党のち目処で得票28万票は難しいのでは。
  • 東京ブロック-当選数 1〜2人
    • 前回の比例のみの当選者を見ると、30万票程度が必要
    • 有本香と日本保守党の知名度で、うまくすれば60万票程度は可能か
  • 南関東ブロック-当選数 0人
    • れいわ新選組が、前回302千票・1議席獲得。
    • 現候補者5名&日本保守党の知名度で得票30万票は難しいのでは。
  • 東海ブロック-当選数 0人
    • 組織力の固い公明党で、前回784千票・3議席獲得(平均 261千票)。
    • 現候補者5名&日本保守党の知名度で得票26万票は難しいのでは。
  • 近畿ブロック-当選数 0〜1人
    • 国民民主党が、前回303千票・1議席獲得
    • れいわ新選組が、前回292千票・1議席獲得
    • 名簿順位3位の百田尚樹&日本保守党の知名度で、うまくすれば30万票程度は可能か

日本保守党候補者当落のまとめ

以上の予想ですが、まとめました。

なお、知名度については、キーワード検索数を一応の目安としてみました。

その他、もろもろを勘案して、◯(当選)・△(ボーダー)・×(落選)を記載しました。

★以下、2024/10/15修正
前述表の近畿ブロック6番目の候補者名は、長谷川俊明氏です。

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以上の通りに、当選予想は「小選挙区愛知1区・河村たかし」「比例東京ブロック名簿順位1位・有本香」の2名。

ボーダー予想は「小選挙区愛知5区・田中かつよし」「比例東京ブロック名簿順位2位・梅原克彦」「比例近畿ブロック名簿順位1位・島田洋一」の3名で、うち1名程度は当選する可能性ありと予想しました。

結果、日本保守党は2〜3議席を獲得するものと予想します。

ただし、今後、選挙戦のなかで「風が変わる場合」においては、この限りではありません。

追い風、向かい風、どちらにもなる可能性はあり。

補足・得票率について

2022年の参議院議員選挙にて当時の政治団体・参政党が比例ブロックで1名当選、得票率3.3%となり、得票率で条件を満たし、国政政党となりました。

同じことが、今回の衆議院選でも起こるのではと考えています。

つまり、日本保守党の当選は2〜3議員と、国政政党になるための5議員以上の要件を満たさないが、得票率では2%を上回るだろう…というもの。

前回衆議院選挙の有効票数をアバウト5,900万票として、この2%とは、118万票となります。

この118万票は、6つの比例ブロックの得票の積み上げだけでも実現するものと予想します。

これは、高市政権ではなく石破政権が実現したことで、日本保守党にとって、有権者の選択肢という点で追い風になっているものと判断するからです。

日本保守党支持者が取るべき戦術!?

日本保守党の支持者が爆増してるとのこと。

そこで、日本保守党の戦略を成就させるために、わたしたち日本保守党支持者が取るべき戦術を、余計なお世話ですが書きます。

今回、日本保守党は小選挙区では4人の候補者しか立てません。

つまり、多くの日本保守党支持者にとって、小選挙区の投票は「日本保守党候補者名」を書けないわけです。

そこで、戦術提示(笑)。

  • 必ず投票する、できれば期日前(事前情報としての「風」が吹くかも)
  • 小選挙区はご随意に(愛知の4つの区以外は、「白票」もあり)
  • 比例代表は、もちろん「日本保守党」と書きましょう!
  • さらに…
    • 『比例ブロックは「日本保守党」と書く』と確約してくれる知人・家族等を10人ゲットする
      • これ(↑)、前回の江東区衆議院議員補欠選挙時の戦術です!

まとめ

筆者 taoは、日本保守党を支持しています。

なので、今回の選挙結果で、日本保守党が政治団体から国政政党になってほしいと願っています。

そこで、各候補者の当落を勝手に予想させていただきました。

気持ちとしては30人全員当選を強く望んでいます。

しかし、現実はそう甘くない…。

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さて、まとめとして、もう一度書きます。

今回の衆議院議員選挙は日本保守党にとって「国政政党に成る!」ことが最大目的です。

つまり、当選5議席以上、もしくは、得票率2%以上。

この目的と目標を実現するための用意周到な戦略を立てています。

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厳し目で「勝手予想」をさせていただきました。

「当選5議席以上」は厳しいかもしれません。

一方、「得票率2%以上」は実現可能なのではと予想しました。

よって…

今回の衆議院議員選挙の結果、日本保守党は国政政党に成ると予想します。

私たち支持者にできることは、前述の「支持者戦術」を実行することです!!

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