【ネタバレなし感想】『ヘッド・オブ・ステイト』アマプラで大暴れ!痛快バディ映画の魅力

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Amazon独占配信の映画『ヘッド・オブ・ステイト』は、予測不能な展開と笑いが融合した、まさに新たなアクションコメディ体験を提供します。

イドリス・エルバジョン・シナという豪華キャストが織りなす軽快なやり取りは、観客を惹きつける大きな要素となるでしょう。

この記事では、視聴を検討しているあなたのために、ネタバレなしで作品の魅力と見どころを徹底的に解説します。

何も考えずにスカッと楽しめる痛快バディ映画の魅力を、ぜひご確認ください。

この記事でわかること
  • 映画『ヘッド・オブ・ステイト』の基本情報とあらすじ(ネタバレなし)
  • 観る前に知りたい!作品の具体的な魅力や見どころ
  • 実際に観た人のリアルな評価と感想
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目次

映画『ヘッド・オブ・ステイト』の作品概要

まずは、映画『ヘッド・オブ・ステイト』の作品概要から…。

作品概要

  • 製  作: Amazon
  • ジャンル: コメディ、アクション
  • 配  信: 2025年7月2日
    • Amazon Prime Video独占配信
  • 製 作 国: アメリカ
  • 上映時間: 103分
  • 監  督: イリヤ・ナイシュラー
  • 脚  本: ジョシュ・アッペルバウム、アンドレ・ネメック、ハリソン・クエリー
  • 製作総指揮: イドリス・エルバ、ジョン・シナ 他
  • 音  楽: スティーヴン・プライス
  • 評  価: Filmerks 3.8点(5点満点)

主な登場人物とキャスト

  • ウィル・デリンジャー(ジョン・シナ):
    • 米国大統領。映画『ウォーター・コブラ』シリーズで人気を博した元アクション俳優で、ノリ重視の陽気な性格。
  • サム・クラーク(イドリス・エルバ):
    • 英国首相。お堅い気質で超真面目な性格。
  • ノエル・ビセット(プリヤンカー・チョープラー・ジョナス):
    • 英国諜報部MI6の優秀なエージェント。過去にサムと交際していた。
  • ヴィクター・グラドフ(パディ・コンシダイン):
    • ロシアの武器商人。
  • エリザベス・カーク(カーラ・グギノ):
    • 米国副大統領。
  • マーティ・カマー(ジャック・クエイド):
    • CIAワルシャワ支部の職員。

あらすじ(ネタバレなし)

元人気アクション俳優の米国大統領ウィル・デリンジャーは、大統領就任後初めてのイギリス訪問で英国首相サム・クラークと初対面を果たしますが、火花が散るような険悪な雰囲気となります。

関係修復のため、クラークは米国大統領専用機エアフォースワンにデリンジャーと同乗することに。しかし、エアフォースワンはロシアの武器商人グラドフの一派に襲撃され、二人はパラシュートで緊急脱出を余儀なくされます。同時に、米国が誇る極秘監視システム「エシュロン」がグラドフに乗っ取られ、NATO諸国の機密情報が流出してしまう危機に陥ります。

水と油のように正反対の二人の首脳は、互いに反発しながらも手を組み、グラドフの巨大な陰謀を阻止すべく行動を開始します。襲撃と裏切りが渦巻く中、世界の命運を懸けたスリリングな逃避行が幕を開けるのです。

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『ヘッド・オブ・ステイト』の新感覚アクションコメディ

Amazon独占配信の映画『ヘッド・オブ・ステイト』は、まさにポップコーン片手に楽しめる痛快アクションコメディです。

本作は、元アクションスターの米国大統領ウィル・デリンジャーと、堅実な英国首相サム・クラークという、性格も価値観もまったく噛み合わない二人の首脳が、世界の危機に立ち向かうためにまさかのタッグを組むという「ありそうでなかった設定」が光ります。監督のイリヤ・ナイシュラーは、コメディ要素を強調するため、当初の脚本にあった元軍人という設定からアクション映画スター出身の大統領に変更しました。

水と油のような凸凹コンビが繰り広げる軽妙な掛け合いはコントのようで、それでいてどこか現代の政治風刺も感じさせる軽妙さがあり、見る者を飽きさせません。ジョン・シナ演じるノリ重視のデリンジャー大統領と、イドリス・エルバ演じる超真面目なクラーク首相の絶妙なケミストリーは、DC映画『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』での共演(ピースメイカー役)以来の再共演となり、今回も観客を笑わせてくれます。

絶体絶命の状況に追い込まれながらも、反発しつつ少しずつ信頼を築いていく王道のバディ映画プロットは、80年代に一世を風靡した『リーサル・ウェポン』や『48時間』のような凸凹コンビが繰り広げるバディ映画の「いいとこ取り」とも言える構成が魅力です。

世界規模の陰謀という大きなスケール感の中でも、あくまで二人の関係性に重きを置くことで、スリルと笑いの融合というバディ映画の醍醐味を存分に味わえます。

物語はヨーロッパ各地を舞台に、監視システムや国際的陰謀といった要素をスパイスにテンポよく進行し、ド派手なアクションシーンも満載です。深く考えずに、ただただスカッと楽しめるエンターテイメントとして、アクションとコメディをバランスよく楽しみたい方にぴったりの一本です。

テンポの良さとわかりやすい展開から、家族での視聴や“ながら見”にも最適です。

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『ヘッド・オブ・ステイト』海外・国内の評判は?

実際に『ヘッド・オブ・ステイト』を観た人々の評価は非常に好意的で、そのエンタメ性の高さが際立っています。

海外の評価を見ると、映画批評サイトRotten Tomatoesでは、批評家スコア69%、観客スコア80%と高評価を得ています。

国内のFilmarksでも3.8/5.0(レビュー数4,911件、2025年8月10日時点)と高評価を集めています。

具体的な視聴者からの感想には、以下のような声が多く見られます。

  • 「テンポが最高で、冒頭から一気に引き込まれる!」
  • 「ジョン・シナとイドリス・エルバのケミストリーが絶妙で笑わせてくれる」
  • 「国家元首である二人がアクションしまくるぶっ飛んだ設定が面白い」
  • 「何も考えずにスカッと楽しめる快作」
  • 「“ありそうでなかった”設定が光るポップコーン・アクション映画」
  • 「肩の力を抜いて楽しめる映画」
  • 「筋骨隆々なのにどこか抜けていて愛嬌があるバランス感覚」
  • 「王道ながらどんでん返しや伏線回収などもちゃんとあって、だれでも楽しめる映画」
  • 「映像の作りも丁寧で、爽快なアクションが続く」

これらの評価は、本作がアクションとコメディのバランスが良く豪華キャストの演技と掛け合いが光るまさに“ありそうでなかった”設定の痛快エンターテイメントとして幅広い層に受け入れられていることを示しています。

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『ヘッド・オブ・ステイト』、3つの注目ポイントを深掘り

スター俳優たちの再共演と化学反応

『ヘッド・オブ・ステイト』の最大の魅力は、イドリス・エルバとジョン・シナという豪華キャストの再共演が織りなす絶妙な化学反応です。

彼らは2021年のDC映画『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』以来、2度目の共演を果たしており、その際も軽快な共演シーンが印象的でした。

本作では、性格もリーダーシップぶりも真逆の二人が、世界を救うためにライバル関係を乗り越えて協力し合う姿を描き、その軽快なやり取りはレビューでも特に好意的な意見を集めています。

MI6の諜報員ノエル・ビセット役のプリヤンカー・チョープラーの参加も、物語に深みと華を与え、彼女のアクションも高く評価されています。

この3人のケミストリーが、映画をさらに魅力的なものにしています。

イリヤ・ナイシュラー監督が描く独特のアクションコメディ

本作は、単なるアクション映画にとどまらない、ユニークなコメディ要素が特徴です。

監督のイリヤ・ナイシュラーは、『Mr.ノーバディ』や『ハードコア』で切れのいいアクション演出を見せたことで知られていますが、本作では子供時代に見た『大災難P.T.A.』や『ミッドナイト・ラン』といった名作コメディ映画から影響を受け、コメディ性を強く意識して製作しました。

当初、主人公が元軍人という設定だったのを、アクション映画スター出身の大統領に変更したのも、コメディ要素を強調するためです。

劇中では、デリンジャー大統領が俳優時代に鉄道から飛び降りたというシーンに対し、クラーク首相が「それはスタントマンだろ」と冷ややかにツッコミを入れるやり取りなど、ユーモラスな演出が随所に光ります。

特にスポーツバイクの疾走シーンに見られるコミカルな演出は、ナイシュラー監督が最も影響を受けたと公言するウェス・アンダーソン監督へのリスペクトの表れであり、デリンジャー大統領のセリフにもその思いが込められています。

世界を巻き込む予測不能なサスペンスフルな展開

映画のストーリーは、観客を飽きさせない壮大なスケールと予測不能なサスペンスに満ちています。

物語は、スペインのトマト祭りでのMI6とCIAの合同捜査失敗から幕を開け、ロシアの武器商人ヴィクター・グラドフの策略により、謎の極秘監視システム「エシュロン」のリンクが奪われるところから始まります。

同時期に、英国首相と合衆国大統領が搭乗するエアフォースワンがテロリストの攻撃を受け、死亡したと報じられますが、彼らは奇跡的に生還。

しかし、生存がグラドフに知られたことで、彼らは世界を混乱に陥れようとするグラドフの陰謀を阻止するため、ヨーロッパ各地を転々としながら命がけの戦いを繰り広げます。

グラドフの真の目的は、かつて平和利用の原子炉開発を進めていた息子をNATOの誤認で殺害され、その技術まで奪われたことへの復讐でした。

そして、その陰謀の裏には、政府高官の内通者が存在し、二転三転するストーリーが魅力です。クライマックスの激しい銃撃戦やカーチェイスなど、目が離せない展開が連続し、「ありえない」設定ながらも素直に引き込まれるエンターテインメント性を見せつけます。

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映画『ヘッド・オブ・ステイト』に関する、よくあるQ&A

Q1: 『ヘッド・オブ・ステイト』の監督の他の代表作はありますか?

A1: 監督のイリヤ・ナイシュラーは、『Mr.ノーバディ』(2021年公開)や『ハードコア』(2017年公開)といった切れのいいアクション演出が評価された作品を手掛けています。

Q2: ジョン・シナとイドリス・エルバの共演は今回が初めてですか?

A2: いいえ、2021年のDC映画『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』以来、2度目の共演となります。その際も軽快な共演シーンが印象的でした。

Q3: 主人公のデリンジャー大統領にはモデルとなった人物がいるのでしょうか?

A3: はい、元アクション俳優からカリフォルニア州知事を務めたアーノルド・シュワルツェネッガーがモデルであると示唆されています。劇中にも彼の経歴をパロディにしたようなユーモラスな描写が登場します。

Q4: ジョン・シナが「第二のシュワちゃん」と呼ばれることがあるのはなぜですか?

A4: プロレスラー出身の肉体派俳優でありながら、筋骨隆々でありながらもどこか抜けていて愛嬌のある、ユーモラスな役柄を演じることに長けている点が、シュワルツェネッガーが『ツインズ』や『キンダガートン・コップ』などで見せた「ギャップ萌え」路線に通じるためです。

Q5: 映画の主な撮影場所はどこですか?

A5: イギリスのロンドンやリヴァプール、イタリアのトリエステ、フランスのソスペル(トマト祭りシーン)、セルビアのベオグラード(ベラルーシシーン)など、ヨーロッパ各地で撮影が行われました。

Q6: この映画は具体的にどのようなジャンルに分類されますか?

A6: 主にアクションコメディ映画として紹介されていますが、正反対の二人が協力し合うバディ映画の要素、そして国際的な陰謀を描くスリラーの要素も含まれています。

Q7: この作品に続編の可能性はありますか?

A7: レビューでは「シリーズ化もあり得るのでは!?」、「続編がめちゃくちゃ作りやすそうな作品」といった期待の声が上がっています。米国大統領と英国首相が主人公であるため、いくらでも世界の脅威を描け、視聴数が好調であれば続編が企画される可能性も示唆されています。

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まとめ

Amazon独占配信中の映画『ヘッド・オブ・ステイト』は、豪華キャストの再共演が織りなす絶妙な化学反応イリヤ・ナイシュラー監督による独特のアクションとコメディの融合、そして世界を巻き込む予測不能なサスペンスフルな展開が楽しめる、まさにエンターテイメント性の高い作品です。

「何も考えずにスカッと楽しめる」「痛快アクションコメディ」である本作は、疲れた時やリフレッシュしたい時にぴったりの一本。

ぜひAmazon Prime Videoでチェックしてみてください!

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