大相撲2025年3月場所が、9日（日）から始まります。
この記事では、幕内の確定番付を元に、幕内力士たちへの5つの期待について書きます。
期待の１番目は、新横綱の活躍ですね。
２番目は、次の新横綱誕生へ繋がる場所であること。
つまり、大の里や琴櫻が優勝して、5月場所での連続優勝に繋がることです。
それ以外にも、3つの期待があります！
そして、場所前の恒例ですが、幕内最高優勝予想もします！
3月場所の幕内確定番付
3月場所、幕内5つの期待
3月場所の幕内に対する5つの期待を書きますね。
期待１、新横綱・豊昇龍が活躍（＝優勝）すること！
＜住吉大社土俵入り＞
— 日本相撲協会公式 (@sumokyokai) March 1, 2025
新横綱豊昇龍土俵入り。太刀持ち平戸海、露払い明生、行司木村庄之助。#sumo #相撲 #春場所 #三月場所 pic.twitter.com/6wyeJHpyc1
第74代横綱・豊昇龍（25歳）、新横綱の3月場所で優勝を果たせるか？
期待１で書いた活躍とは「優勝」です。
以下に、第73代横綱・照ノ富士から第64代横綱・曙まで直近10人の横綱たちの、新横綱の場所の戦績、並びに、その前後の場所の戦績を掲げますね。
これを見ると明らかですが、歴代10人の横綱のうち、新横綱で迎える場所で優勝したのは、照ノ富士・稀勢の里・貴乃花の3人だけです。
また、この3人も、新横綱で迎えた場所の優勝は、13勝2敗と圧倒的な強さの結果とは言えない勝ち星でした。
新横綱の１つ前の場所、１つ後の場所に限定すると、ほぼほぼ優勝＆準優勝です。
つまり、新横綱の重責か、メンタル面で強さを発揮し切れないのか…
- 新横綱は、新横綱となった場所は優勝しにくい
ということが言えるのかもしれません。
筆者 TOPIOには、横綱たるもの毎場所、終盤戦まで優勝争いに絡むほど強くあってほしいと願っています。
当然、新横綱・豊昇龍にも強い横綱として、3月場所も優勝争いをひっぱっていってもらいたいと願っています。
それを実現するだけの実力は「ある」と信じています。
期待２・次の新横綱誕生に繋がる場所になること！
先場所5勝10敗と負け越しで3月場所がカド番となる大関・琴櫻（27歳）。
先場所の不調はともかく、3月場所で優勝すれば、5月場所での新横綱昇進に繋がる可能性が出てくる。
一方、場所前の部屋の不祥事の影響が心配な大関・大の里（24歳）。
大の里もまた、3月場所で優勝すれば、5月場所での新横綱昇進に繋がります。
つまり、「期待２」は、２人の大関のいずれかが優勝を果たし、５月場所での新横綱誕生に繋がることです。
3月場所は場所前の稽古総見がありませんので、場所前の調子を見極める動画がありません。
先場所の大の里も琴櫻も重篤な怪我はなさそうですから、活躍（＝優勝）を期待します！
琴櫻と大の里の場合に期待する活躍も、すなわち優勝です！
【3/4 追記】
大の里と琴櫻が稽古で15番対戦した動画がアップされましたので共有しますね。
それと、二所ノ関部屋のアレの記事（筆者 TOPIOが書いたものです）も載せますね。
期待３・次の大関候補たちが活躍すること！
大関昇進の目安は次の通り。
- ３場所連続で三役（関脇・小結）の地位にあって、その３場所通算の勝ち星が33勝以上
３月場所の関脇・小結で、今場所後に大関昇進の可能性があるのは大栄翔（31歳）だけです。
大栄翔は昨年11場所が8勝7敗、1月場所が11勝4敗なので、3月場所で14勝や15勝の優勝であれば、場所後の大関昇進の可能性はあります。
可能性はありますが、このところ優勝争いに絡めなかった場所ばかりなので、14勝や15勝での優勝を望むのは、難しいでしょう。
以上から、3月場所・5月場所の2場所で大関昇進を果たすと考えましょう。
この対象者は関脇・大栄翔、関脇・王鵬（25歳）、小結・霧島（28歳）の3人です。
3月場所について、この3人には千秋楽まで優勝争いに残ることを期待しています。
ところで…
この3人のなかでは、王鵬に一番期待しています。
若いこと、そして、ポテンシャルが高いことです。
王鵬については、これまで番付上の不運などが重なり、3月場所で初めての三役入りとなりました。
それも、いきなりの関脇です。
先場所、12勝3敗で優勝同点だった王鵬。
先場所の取組を見る限り、実力のほど、そしてポテンシャルが高いことは明らかです。
ただし、問題は「３場所連続三役で」の部分。
これも、高いレベルでの結果を３月場所、５月場所で残せば、５月場所後の大関昇進も夢ではありません。
期待４・平幕の若手（25歳以下）の活躍！
3月場所の平幕（前頭）には若手（筆者 TOPIO的には25歳以下と定義！）が7人います。
この7人には10勝以上の活躍を期待しています。
- 前頭・尊富士（25歳）
- 前頭・熱海富士（22歳）
- 前頭・伯桜鵬 （21歳）
- 前頭・阿武剋（22歳）
- 前頭・安青錦（20歳）
- 前頭・琴勝峰（25歳）
- 前頭・白 熊 （25歳）
期待５・再入幕の４人の活躍に期待！
３月場所は安青錦が新入幕、そして、佐田の海・朝紅龍・竜電・白熊・獅司がが再入幕。
安青錦と白熊は、前述の通り、若手としても期待しています。
その他の４人、佐田の海・朝紅龍・竜電・獅司についても、活躍を期待しています。
平幕下位で活躍しまくって、このうちの何人かが優勝争いに加わってほしいと期待しています。
2025年3月場所、幕内最高優勝予想！
恒例の幕内優勝予想です。
これ期待とは別です。
優勝予想筆頭〜大関・大の里
大の里大関昇進披露宴が無事に終わりました‼️#二所ノ関部屋 #大の里 #sumo pic.twitter.com/xhCyUwj5AM
— 【公式】二所ノ関部屋 (@nishonosekibeya) February 11, 2025
優勝予想筆頭を順当に考えると新横綱・豊昇龍になるのかもしれません。
ただし、新横綱の場所は優勝しにくいという前述のようなデータがあるので、今回、豊昇龍は優勝予想から外しました。
期待と予想は別です！
そこで、熟慮の結果考えた優勝予想筆頭は、大関・大の里です。
場所前、琴櫻との15番の取組では9勝6敗と調整はうまくいっているようです。
大の里については、二所ノ関部屋の「あの不祥事」が気になるところですが、一番の有力候補と判断します。
大の里は、相手を土俵際まで追い込んだ時の雑さが目立ちます。
また、立ち会いでのポカも多いですね。
それらをどう払拭しているかが、大の里が優勝できるかどうかの鍵です。
優勝予想二番手〜関脇・王鵬
本日25歳になりました。
— 王鵬後援会 (@oho_koenkai) February 14, 2025
たくさんのお祝いの言葉やプレゼントをありがとうございます！
全て美味しくいただきました！#王鵬 pic.twitter.com/quRPsC8GYB
さらに順当ならら、ここで優勝候補二番手は、もう一人の大関・琴櫻…と書きたいところですが、琴櫻には安定感が足りないと感じます。
琴櫻には、まずは、しっかりカド番脱出することを期待しています。
ということで…
優勝予想二番手は、そろそろ優勝に手が届きそうな新関脇・王鵬です。
ここ半年くらいは、とても安定感のある取組が増えました。
以前のような「引き」が無くなってきたことが好成績に繋がっているのかもしれません。
早く、父親（元関脇・貴闘力・・・幕内優勝１回）に追いつけ追い越せということで、今場所は、先場所に引き続き、千秋楽まで優勝争いが出来る可能性に、かけたいですね。
なんせ、１月場所は同星の優勝次点ですから、力はあります！
まずは、中日勝ち越しを狙ってほしい！
優勝予想三番手〜前頭・尊富士
翠富士に時間ないってやばいって！と急かされ歩みを早める尊富士。
— 架空おかみさん🌸大阪場所は5日目参戦 (@fantasy_okami) February 10, 2025
終始微笑んでいて、花相撲ならでは🌸#大相撲トーナメント pic.twitter.com/0bSOFVIY6t
三番手は、先場所で王鵬と同じく、同星の優勝次点だった金峰山も考えました。
あの素晴らしい身体、上位陣にも通用するでしょう。
でも、三番手は、怪我から這い上がってきた、抜群安定度の尊富士です。
尊富士が十両昇進となった2024年初場所以来、怪我の2場所を除くと、5場所中全部、2桁白星。
これって、身体だけでなく、メンタルも強いということの査証です。
- 2024年１月場所 十両 13勝2敗（優勝）
- 2024年３月場所 前頭 13勝2敗（幕内優勝）
- 2024年５月場所 前頭 全休
- 2024年７月場所 十両 2勝1敗12休
- 幕下陥落を避けるため途中出場し、2勝をあげる
- 2024年９月場所 十両 13勝2敗（優勝）
- 2024年12月場所 前頭 10勝5敗
- 2025年１月場所 前頭 10勝5敗
まだ、前頭6なので、上位陣との総当たりがない番付なので、中日勝ち越しが実現すれば、勢いで、そのまま２回目の幕内最高優勝となる可能性は大いにあります！
まとめ
9日（日）から始まる大相撲2025年3月場所。
この幕内確定番付を掲載するとともに、３月場所の幕内に関する５つの期待を載せました。
併せて、恒例ですが、３月場所の幕内優勝予想も書かせていただきました。
いずれにしても、15日間、全力士を応援しています！
追記：初日・２日目、注目の取組は・・・
初日・２日目の取組が発表されました。
筆者 TOPIOの注目の取組を書きます。
気になる力士を斜太文字にします。
【初 日】
- 前頭９・伯桜鵬 vs 前頭８・欧勝馬
- 前頭７・正 代 vs 前頭６・尊富士
- 前頭６・平戸海 vs 前頭５・金峰山
- 前頭２・千代翔馬 vs 関 脇・王 鵬
- 関 脇・大栄翔 vs 前頭２・豪ノ山
- 前頭１・若元春 vs 大 関・琴 櫻
- 大 関・大の里 vs 前頭１・若隆景
- 横 綱・豊昇龍 vs 小 結・阿 炎
【２日目】
- 前頭９・伯桜鵬 vs 前頭10・錦 木
- 前頭６・尊富士 vs 前頭５・金峰山
- 関 脇・大栄翔 vs 前頭２・千代翔馬
- 前頭１・若元春 vs 関 脇・王 鵬
- 大 関・大の里 vs 小 結・霧 島
- 前頭２・豪ノ山 vs 大 関・琴 櫻
- 横 綱・豊昇龍 vs 前頭１・若隆景
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