千鳥の大悟が『酒のツマミ』降板を決断した理由・背景は?SNSの声などまとめ【動画&音声解説付き】

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フジテレビ系で人気を集めてきた金曜夜のトーク番組「酒のツマミになる話」が、年内をもって終了することが正式に発表されました。番組終了の引き金となったのは、MCを務めていた千鳥・大悟さんが、放送直前の内容差し替えに納得できず、相方のノブさんと相談の上、自ら降板を申し出たことだと報じられています。

ダウンタウン松本人志さんからトーク番組「酒のツマミになる話」のバトンを受け継ぎ、番組の顔として支えてきた大悟さんが、なぜこのような決断を下したのか。その背景には、コンプライアンスを重視するテレビ局側と、表現の自由や芸人としての矜持を重んじる演者側との間の深い溝が垣間見えます。

この記事では、突然の番組終了に至るまでの経緯を時系列で整理し、大悟さんが降板を決断した理由、フジテレビ側の対応、そしてネットでの反応と今後の千鳥さんの活動への影響について詳しく解説します。

この記事でわかること
  • 千鳥の降板決定と番組終了に至るまでの経緯。
  • 番組制作におけるテレビ局の判断や、芸人と局のパワーバランスの背景。
  • SNSや視聴者が今回の騒動に対してどのような反応をしているのか。
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目次

動画&音声解説!

本記事の動画解説をつくりました。Notebook LMで作成。7分半ほどの動画です。ぜひ、ご覧ください!

また、より詳しい解説として、音声解説も作りました。なお、読み間違いがちょいちょいありますが、ご容赦ください。約14分半とブチ長い解説ですが、男女掛け合いの解説でわかりやすい説明となっています!

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【時系列】降板・終了騒動の概要と経緯

フジテレビ系列『酒のツマミになる話』についての顛末。

24日に番組差し替え放送

騒動のきっかけは、2025年10月24日(金)に放送予定だった回が、急遽、過去回の再放送に差し替えられたことです。

当初予定されていたのは「ハロウィーンSP」。MCの大悟さんは、金髪ウィッグに白いTシャツ姿で、元MCである松本人志さんのコスプレを披露する予定でした。ゲストには、えなこさん、松丸亮吾さん、中島知子さんらが出演していました。

しかし、放送当日の夕方にフジテレビの番組表が更新され、「放送内容を変更してお送りします」と告知されました。

フジテレビは報道各社の取材に対し、「詳細については回答を差し控える」とコメントしましたが、関係者は上層部が演出上の問題を懸念したと話しています。

24日放送直後に降板申し入れ

報道によると、大悟さんはこの突然の差し替えを放送直前に知ったとされています。

制作関係者は「撮影も終わり、予告映像まで流れていた。いきなりの差し替えに納得できる人はいない」と語っており、大悟さんはこの筋の通らない局の対応に強い不信感を抱いたと伝えられています。

複数の報道によれば、大悟さんは放送直後に自ら降板を申し出たとされています。

31日、大悟(千鳥)の降板と番組終了発表

降板申し出を受けて、フジテレビは10月31日(金)午後に、番組公式サイトで年内での放送終了を正式に発表しました。

発表文の中でフジテレビは、10月24日放送予定だった内容の差し替えについて、「再生・改革の取り組みを進めている弊社の状況を鑑み、内容を差し替えて放送いたしました」とし、その過程で「社内における連携に不十分な点があったことから、放送直前での変更となりました」と説明し、視聴者や出演者への謝罪を述べました。

そして、「放送後、千鳥のお二人より降板のお申し出があり、社内で協議した結果、年内をもって番組を終了することとなりました」と経緯を説明しました。

また、31日(金)に放送の番組では、冒頭に「番組からのお知らせが表示(発表)」されました。

そして、この表示(ナレーターが読み上げ)に続き、千鳥・大悟さんのコメントも流れました。

どうも、千鳥の大悟です。
ノブとも話し合った結果、『酒のツマミになる話』、辞めま〜す。
辞めるんですが、何本かは収録してますんで、そのときに出ていただいたゲストと芸人は、一所懸命、面白い話をしてくれてます。
なので、それは今まで通りお楽しみください。
今日(筆者・tao注、10/31)も当然、はい。
それでは、面白くなければテレビじゃない、フジテレビ。

引用元:番組から書き起こし

番組の最終放送日はいつ?

最後の収録は10月28日に行われたと伝えられており、撮りだめ分も含めて年内いっぱいの放送で終了する見込みです。

具体的には、12月初頭に最終回を迎えるという見解もあります。

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大悟(千鳥)が“なぜ”降板を決断したのか

大悟さんが今回の局の判断に激しく不信感を抱き、降板という重い決断に至った背景には、松本人志さんへの強い尊敬と使命感がありました。

松本人志を尊敬する大悟

大悟さんは、芸人としてダウンタウンの松本人志さんを強く尊敬しています。

松本さんが2024年1月に活動を休止し、番組(当時は「人志松本の酒のツマミになる話」)が終了の危機に瀕した際、大悟さんは松本さんの「後任」としてMCを引き継ぎ、番組タイトルを「酒のツマミになる話」と変えて約1年半にわたり番組を支えてきました。

芸能ライターは、大悟さんには「尊敬する松本さんが復帰した際の場所を残しておきたい」という強い思いがあったと指摘しています。

大悟の松本人志コスプレがお蔵入り

今回の差し替えの直接の原因となったのは、大悟さんが披露した松本さんのコスプレ企画でした。大悟さんは、松本さんへの敬意を込めてこの企画に臨んでいたとされています。

しかし、収録済みで予告まで流れていたその映像が、放送直前にフジテレビ幹部の「鶴の一声」でお蔵入りとなりました。

大悟さんは、周囲に「芸人として、敬意を持ってやっていた企画を“NG”にされるのはつらい。ましてや尊敬する松本さんの存在をなかったことにするような判断なら、なおさら」といった思いを漏らしていたと報じられています。

これは、自身が松本さんのために守ってきた場所、そして表現に対する敬意が局によって踏みにじられたと感じたことが、降板決断の最大の要因だと考えられます。

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フジテレビ側の発表・釈明と業界事情の補足

フジテレビは番組終了の公式発表において、差し替えの理由を「再生・改革の取り組みを進めている弊社の状況を鑑み」たためとしており、具体的なコンプライアンス上の問題点は明らかにしていません。

コンプライアンス問題

フジテレビは、差し替えの理由について「社内における連携に不十分な点があった」ことを挙げていますが、この判断の裏には、コンプライアンス(法令遵守)に対する極度の神経質さがあったと複数のメディアが指摘しています。

中居正広問題の反省?

フジテレビは、2024年に中居正広氏を巡るトラブルで、問題を隠蔽し被害女性への適切な対応を怠ったことが問題視され、上層部の責任感や社内の風通しの悪さが問われていました。

この経験から、局としてイメージ回復とコンプライアンスの厳格化を進める中で、松本氏のコスプレすらリスクと見なされたとされています。

今回の対応は、コンプライアンスを名目に「臭いものに蓋をするような対応」であり、中居さんのトラブルと「同じようなものを感じさせますね」と指摘されています。

今後の番組制作の変化

今回の騒動は、テレビ業界全体が抱える「表現の限界線」と「説明しない文化」を象徴しているという見解が示されています。

ある放送作家は、「今は『怒られない番組』を作るほうが簡単。でも、それが面白いとは限らない。笑いには、多少のリスクと覚悟が必要なんです」と語っています。

テレビ局がリスク回避を優先し、笑いの現場が息苦しくなることで、芸人が去り、視聴者も離れていくという構造的な問題が指摘されています。

大悟さんは、放送直前の差し替えという「説明のない対応」に怒りを覚えました。

過去、1997年に『ダウンタウンのごっつええ感じ』がプロ野球中継による差し替えで突然終了した際、松本人志さんが「一報がほしかった。それが一切なかった」とフジへの不信を語った構図と、今回の出来事が酷似していると指摘する声が多く上がっています。

フジテレビ、松本人志の出禁は決定?

松本さんのコスプレ企画がお蔵入りになったことは、大悟さんがMCを引き受けた理由である「松本さんの帰る場所を守る」という前提が崩れたことを意味します。

松本さんの有料配信サービス『DOWNTOWN+』が11月1日にスタートするタイミングも重なり、松本さんのコスプレすらNGという判断は、局側が松本さんのテレビ復帰の可能性を「限りなくゼロに近い」と考えている証左だと見る意見もあります。

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SNSや視聴者、ネットの反応まとめ

SNSや視聴者の声をまとめました。

大悟(千鳥)番組降板ニュースのコメント

このニュースが報じられると、SNS上ではフジテレビの対応への批判が集中しました。

  • フジテレビへの批判:
    • 「やはりフジテレビの体制は変わってないのね。ダメだこりゃ・・・」
    • 「局の印象が、、、大好きな番組がまた一つ終わってしまう」
    • 「放送直前でお蔵入りしたという点がいちばんの問題でしょうね。タレントサイドからすれば、どうしてもダメなら事前に伝えてほしかったと考えるでしょう」
    • 「コンプラ重視で笑いが死んでいく」
  • 大悟への共感と評価:
    • 「大悟の判断は筋が通っている」
    • 「松っちゃんが復帰するまで番組を守るという使命感で続けてたのに、仮装すらNGになるようじゃ『もう番組を続ける理由がない』と感じてモチベーションも下がるかも」
    • 「芸人として、尊敬する松本さんの存在をなかったことにするような判断なら、なおさら、という大悟さんの気持ちは理解できる」
    • 大悟さんが降板を申し出たことが、「大悟がMCとしての貫禄が出てきたな」、「替えが利かない存在」になった証左 と評価する向きもあります。

X(Twitter)のポスト

特に「ダウンタウンのごっつええ感じの再来だ」と、1997年のフジテレビによる突然の打ち切り事件を重ねる声が多く上がりました。

また、大悟さんは10月31日の放送で番組終了を告知し、「面白くなければテレビじゃない!フジテレビ」と皮肉ともとれるメッセージを放ったと報じられており、この潔い姿勢はファンからの支持を集めています。

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今後の千鳥について

今後の千鳥の活動の影響について考えてみましょう。

フジテレビの他の番組への影響は?

千鳥は現在、フジテレビ系で「酒のツマミになる話」を含め4本のレギュラー番組を持っていました。

  • 千鳥の鬼レンチャン(日曜夜)
  • すぽると!(日曜、キャプテン役)
  • 火曜は全力!華大さんと千鳥くん(関西テレビ制作・全国ネット)

ファンからは、今回の騒動を受けて「鬼レンチャンだけは絶対に終わってほしくない」、「すぽると降板はありそう」など、他の番組への影響を心配する声が上がっています。

特に日曜夜の「千鳥の鬼レンチャン」は特番からレギュラー化され、局としても力を入れる人気コンテンツであるため、その行方が注目されています。

報道では、今後の展開次第では、大悟さんがフジテレビのすべてのレギュラー番組を降板する可能性もあると指摘されています。

千鳥が干される可能性は?

今回の一件は、大悟さんがテレビ業界的にも、お笑い界でも「替えが利かない存在」になったことを示しており、千鳥が干されるという心配は少ないと見る向きが強いです。

大悟さんが降板を申し出た際、番組制作協力だった吉本興業がフジテレビとの「緩衝材」とならず、大悟さんの意向を尊重したことも、大悟さんが事務所内でいかに大事にされているか、そしてその存在感が強固であるかを裏付けています。

フジテレビにとっては、人気MCを怒らせ、人気番組を失った今回の件は「かなりの痛手となりそう」と評価されています。

まとめ

千鳥・大悟さんがMCを務めていたフジテレビ系『酒のツマミになる話』は、年内をもって終了が決定しました。

番組終了の決定に至ったポイントは以下の通りです。

  1. 番組終了のきっかけは、10月24日放送予定だった松本人志コスプレ回の放送直前差し替えでした。
  2. MCの千鳥・大悟さんは、尊敬する松本さんへの敬意を込めた企画が、理由も説明されないままお蔵入りになったことで、局への強い不信感を抱き、自ら降板を申し出ました。
  3. フジテレビは、中居正広さん問題を教訓にコンプライアンスの厳格化を推し進める中で、現場や出演者への説明責任を欠いた判断の拙さが露呈しました。
  4. 大悟さんの降板という「哀しき決断」は、芸人としての「自立」「テレビ局との関係再構築」の象徴であり、テレビ業界における彼の強固な存在感を示すものとなりました。

今回の騒動は、視聴者、そして芸人にとって「面白くなければテレビじゃない」という、表現に対する根源的な問いを突きつける結果となりました。

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