『ある用務員』プチネタバレガイド〜髙石あかり・伊澤彩織ベビわるコンビの原点!

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『ベイビーわるきゅーれ』で一気にブレイクした髙石あかりさんと伊澤彩織さん。

その二人の「原点」が映画『ある用務員』にあると聞いて、気になっている方も多いんじゃないでしょうか。

「ベビわるの序章って本当なの?」「二人はいつ頃出てくるの?」「でもグロいシーンが多いなら、ちょっと心の準備が必要かも…」。そんな視聴前のモヤモヤ、ありますよね。

本作は『ベビわる』とはかなり毛色の違う、骨太なハードボイルド・アクション映画です。

だからこそ、事前に作品のトーンを知っておくかどうかで、楽しみ方が大きく変わってきます。

この記事では、核心部分のネタバレには一切触れずに、知りたいポイントだけをまとめてお届けします。

この記事でわかること
  • 『ある用務員』と『ベビわる』の繋がりや時系列の事実
  • 髙石あかり・伊澤彩織コンビの登場タイミングと見どころ(ネタバレ無し)
  • 視聴前に知っておきたいグロ描写や作品のトーンについての注意点
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目次

映画『ある用務員』の概要は?

バイオレンス映画界の新星・阪元裕吾監督が放つ、本格クライムアクションの全貌と登場人物たちをご紹介します。

映画『ある用務員』〜基本情報

  • タイトル:ある用務員
    • 英  題a Janitor
  • 監  督:阪元裕吾(編集兼務)
  • 脚  本:松平章全
  • 出  演:
    • 福士誠治、芋生悠、前野朋哉、般若、一ノ瀬ワタル
    • 清水優、北代高士、伊能昌幸、近藤雄介、尾崎明日香
    • 髙石あかり、伊澤彩織、波岡一喜、野間口徹、渡辺哲 ほか
  • 主 題 歌:
    • CrazyBoy(三代目 J SOUL BROTHERS)「アムネジア」
  • 公 開 日:2021年1月29日
  • 上映時間:86分
  • 映倫区分:PG12
  • 配  信:Amazon Prime Video ほか

主な登場人物

  • 深見 晃(福士誠治)
    • 本作の主人公。表向きは西翔学院高校でひっそり働く用務員。実態は、日本の裏社会を牛耳る真島グループの凄腕の殺し屋。寡黙で感情を表に出さないタイプだけど、いざとなると圧倒的な戦闘力を見せる。
  • 真島 善喜(山路和弘)
    • 真島グループ総裁で絶対的な権力者。深見の父親の死後、深見を暗殺者として育て上げた。
  • 真島 唯(芋生悠)
    • 真島善喜総裁の一人娘で本作のヒロイン。深見が働く高校に通う女子高生。深見が命をかけて守り抜こうとする。
  • 本田 優介(前野朋哉)
    • 真島総裁の隠し子で、唯の腹違いの兄。一見するとどこにでいそうな地味な男だが、その内側には強烈な憎悪と恐ろしい暴力性を秘めている。
  • 本田優介が手配した9人の殺し屋(一部のみ表記)
    • リカ(髙石あかり)
      • 黒髪ロングの女子高生で、天真爛漫でありながらサイコパスな一面を持つキャラクター。
    • シホ(伊澤彩織)
      • リカの相棒で、こちらも女子高生殺し屋。金髪ショートでクールな性格。近接格闘では圧倒的な実力を誇る。
    • 源さん(渡辺哲)
      • ベテランの凄腕スナイパー。殺し屋たちの中でも一目置かれる存在。
    • 稲岡(北代高士)
      • クールで冷酷な殺し屋。本田の側近として動き、深見を追い詰める強敵。

ネタバレ無しのあらすじ

主人公の深見晃(福士誠治)は、幼い頃に元暴力団員だった父親を目の前で惨殺されるという過去を持っていた。その後、父の組兄弟でもある真島グループ総裁・真島善喜(山路和弘)に引き取られ、暗殺者として育て上げられる。

成長した深見は、組織の汚れ仕事をこなす殺し屋として生きながら、真島総裁の愛娘・真島唯(芋生悠)を密かに護衛するという任務も担っていた。そして、正体を隠したまま唯の通う西翔学院高校に用務員として潜り込み、彼女の日常を陰から見守っていた。

ところがある日、裏社会のバランスが一気に崩れてしまう。総裁が暗殺されてしまった。

後ろ盾を失った唯は、真島グループの後継者として今度は、真島の隠し子・本田優介(前野朋哉)に命を狙われる立場に。

本田優介は部下に指示して、裏社会から「9人の殺し屋」が高校へと放たれてしまう。その9人のなかに、現役女子高生の殺し屋コンビがいた。リカ(髙石あかり)シホ(伊澤彩織)だ。

生徒が帰った後の静まり返った校舎が、血に飢えた殺し屋たちの戦場へと変わる。深見は用務員の仮面を脱ぎ捨て、唯を守るために絶望的な死闘へ身を投じていくが…。

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映画『ある用務員』は、映画『ベビわる』の序章?

阪元裕吾監督がどのようにして、前述の「現役女子高校生の最強殺し屋コンビ」を生み出したのか。

その驚くべき舞台裏と、二つの作品の繋がりについて掘り下げます。

偶然から生まれた『ベイビーわるきゅーれ』

髙石あかりさんと伊澤彩織さんの初共演、そして事実上の「お披露目」となったのがこの『ある用務員』です。

そして、二人が『ベビわる』で主役に抜擢された背景には、本作の製作中に起きたちょっとした偶然が深く関わっています。

当時、編集作業中に自分のパソコンが壊れた阪元監督は、エグゼクティブプロデューサーの鈴木祐介氏の会社で作業を続けていました。

たまたま席を外していた鈴木プロデューサーが戻ったとき、画面には髙石さんと伊澤さんの共演シーンが映し出されていた。

その空気感と圧倒的な魅力に目を奪われた鈴木プロデューサーが、「時間ができたらでいいから、この2人の脚本を書いてくれない?」と声をかけた——それが始まりでした。

つまり、本作での二人の演技が製作陣の心を動かさなければ、『ベイビーわるきゅーれ』という作品は生まれていなかったかもしれないのです。

『ベビわる』との時系列と世界線の繋がり

「同じ物語として繋がっているの?」というのが多くのファンの疑問だと思います。

結論から言うと、二作品は「パラレルワールド」のような関係性にあります。

時系列としては公開順どおり、『ある用務員』が先です。

ただし、本作での役名は髙石さんが「リカ」、伊澤さんが「シホ」であり、『ベビわる』の「ちさと」「まひろ」とは別人として設定されています。

直接の続編や繋がりのある物語というわけではありません。

とはいえ、金髪ショートで無口な格闘系の少女(伊澤彩織)と、黒髪ロングで天真爛漫な少女(髙石あかり)というコンビの骨格は、この時点ですでに完璧に完成しています。

2人のキャラも『ベイビーわるきゅーれ』の「いろんなアレ」が出てますね!

ファンにとっては「別の世界線で生きているもう一人のちさととまひろ」を見るような、不思議でワクワクする感覚があるはずです。

視聴する順番はどちらが先がいい?

どちらから観ても独立した作品として楽しめるので、絶対的な正解はありません。

監督がキャラクターをどう育てていったのかという「進化の過程」を楽しみたいなら、公開順どおりに『ある用務員』から観るのがおすすめです。

原石のままギラギラしている二人を見てから『ベビわる』に進むと、演出の洗練ぶりに改めて感動できるはずです。

一方、すでに『ベビわる』のファンになっている方が二人のルーツを「掘りにいく」感覚で本作を観るのも、これはこれで格別な楽しみ方です。

コメディ色の強い『ベビわる』とはまるで違う、重くシリアスな世界観の中で血まみれになって戦う二人の姿に、きっと新鮮な驚きがあるはずです。

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映画『ベイビーわるきゅーれ』シリーズについては、筆者 taoが別ブログで書いたこちらの紹介記事がお薦めです。

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【プチネタバレ】髙石あかり&伊澤彩織の登場タイミングと見どころ

二人がいつ登場して、どんなアクションを見せてくれるのか。

核心は避けながら、見どころをご紹介します。

最強の女子高生コンビはいつ登場する?

序盤は主人公の深見とヒロインの唯を中心とした重厚なドラマが展開するため、二人がすぐに登場するわけではありません。

いよいよスクリーンに姿を現すのは、物語が大きく動き出す中盤以降。

深見晃(福士誠治)真島唯(芋生悠)を暗殺するために本田優介(前野朋哉)が「9人の殺し屋」を一斉に招集する、緊張感のあるシーンからです。

制服姿で飄々と現れる二人は、血生臭いヤクザや無骨な殺し屋たちが集う重苦しい空間の中で、明らかに異質な存在感を放ちます。

天真爛漫にしゃべり続けるリカ(髙石あかり)と、それにクールに相槌を打つシホ(伊澤彩織)のやり取りは、まさに『ベビわる』ファンが大好きなあの空気感そのもの。

二人が登場した瞬間から、映画全体のテンションが一気に上がるのを感じられるはずです。

二人の本格的な立ち回りと見どころ

最大の見せ場は、閉ざされた学校の図書室で繰り広げられる主人公・深見との死闘です。

現役スタントウーマンとして数多くのメジャー作品に参加してきた伊澤彩織さんが魅せる近接格闘は、流れるようなスピードと精度で圧巻のひと言。

一方、当時まだ本格的なアクション経験が少なかったはずの髙石あかりさんも、天性の身体能力と演技力で負けていません。

相棒との連携プレイ、銃を使ったガンアクション、ナイフを使った血みどろの接近戦と、瞬きをする暇もないくらいの怒涛の展開が待ち受けています。

銃をセットして相棒に手渡す連携の動作や、戦いの最中に見せる狂気を帯びた表情など、のちの作品に繋がる重要な要素がそこかしこに散りばめられていて、見逃せないシーンだらけです。

アクションの「色」が違う理由

『ある用務員』と『ベビわる』、同じ監督の作品なのに、アクションの手触りが少し違うと感じる方もいるかもしれません。

それには理由があります。

『ベビわる』シリーズでは、アクション監督の園村健介氏がキャラクターの「感情の動き」を重視したスタイリッシュな殺陣を手掛けています。

一方の本作では、三池崇史監督作品などで知られる武闘派アクション集団・Gocooの出口正義氏がスタントコーディネーターを担当。

そのため、本作のアクションはより実戦的で泥臭く、骨と骨がぶつかり合う重みと痛みが伝わってくるハードな仕上がりです。

疲弊しながらも必死に敵を倒していく深見の姿や、容赦のない流血描写など、リアルな死闘のヒリヒリとした緊張感を味わえるのが本作ならではの魅力です。

筆者taoは、『用務員』も、『ベビわるシリーズ全作品』全て見ています。

個人的には、アクション監督の園村健介氏が関わったアクションが好きです(好みの問題かも!)。

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『ベビわる』との違いは?グロ描写やシリアス展開の注意点

視聴前に知っておいてほしいのが、作品全体のトーンと描写のレベルについてです。

本作のトーンはコメディではなく「ハードボイルド」

『ベビわる』といえば、殺し屋という物騒な職業なのに公共料金の支払いやアルバイトに悩む女子高生の「ゆるい日常」がたまらない魅力です。

でも、本作にそのテイストを期待して観ると、少し戸惑ってしまうかもしれません。

本作の根底にあるのは、ヤクザの権力闘争と「復讐の連鎖」という重くダークなテーマです。

主人公の深見は笑顔を見せることもなく、ひたすらストイックに敵と向き合います。

笑いがゼロというわけではありませんが、前野朋哉さん演じる本田のテンションの低さや、殺し屋たちが死の間際に見せる滑稽さなど、極めてブラックで皮肉の効いたユーモアがほとんどです。

「ハードボイルド・アクション映画」として腰を据えて向き合うことで、作品の真の深みが見えてきます。

現役女子高校生の殺し屋コンビ、リカ(髙石あかり)シホ(伊澤彩織)のやりとりに、ちょっぴり笑いの場面がありますね。

視聴前に把握しておきたいバイオレンス・グロ描写のレベル

本作の映倫区分は「PG12」で、暴力描写や流血シーンが序盤から登場します。

ただ銃で撃ち合うだけでなく、ナイフで急所を突き刺したり鈍器で殴打したりといった、肉体的な痛みを直接訴えかけてくる生々しい描写が多いです。

階段から転げ落ちる血まみれの死闘や、凄惨な最期を遂げるキャラクターなど、画面が赤く染まる展開が続きます。

過激なバイオレンス表現が極端に苦手な方は、少し注意が必要かもしれません。

ただ、これらの描写は悪趣味のためにあるのではなく、命のやり取りというリアリティを伝え、主人公が背負う業の深さを表現するために機能しています。

覚悟を決めてスクリーンに向き合えば、その圧倒的な熱量に引き込まれるはずです。

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映画『ある用務員』に関するFAQ

  • Q1:映画『ある用務員』はどこで配信されていますか?
    • A1. Amazon Prime VideoやU-NEXTなどの主要な定額制動画配信サービスで見放題配信されています。そして、スマートフォンやタブレットで気軽に観られます。
  • Q2:DVDは発売されていますか?特典映像はありますか?
    • A2. 2021年10月25日にDVDがリリースされています。セル版には約40分間のメイキング映像が収録されており、怒涛のアクションシーンの舞台裏やキャストの素顔をたっぷり楽しめます。
  • Q3:福士誠治さんのアクションはスタントマンが演じているのですか?
    • A3. 映画初主演となる福士誠治さんは、激しいアクションシーンをすべてご自身で演じきっています。「体中が痛くなった」と語るほどの体を張った熱演は、ぜひ注目してください。
  • Q4:主題歌は誰が歌っていますか?
    • A4. 三代目 J SOUL BROTHERSのパフォーマー・ELLYさんのソロプロジェクト「CrazyBoy」が書き下ろした楽曲『アムネジア』が使われています。映画のダークな世界観にぴったりの一曲です。
  • Q5:劇場公開時にパンフレットは販売されましたか?
    • A5. 販売ではなく、来場者への特典として全32ページの特製パンフレットが無料で配布されるという、かなり太っ腹な企画が話題を呼びました。
  • Q6:本作に登場する殺し屋は何人ですか?
    • A6. 女子高生コンビやスナイパー、連続殺人鬼など個性が強すぎる面々を含む、合計9人です。
  • Q7:伊能昌幸さんも出演していますか?
    • A7. 阪元監督作品の常連俳優・伊能昌幸さんも出演しています。ヒロインの幼馴染である高校生・ヒロ役として、迫力ある近接格闘を披露しています。
  • Q8:波岡一喜さんはどのような役で出演していますか?
    • A8. 唯が通う高校の教師・遠藤役です。福士誠治さんとは古くからの友人で、舞台挨拶でも息の合った掛け合いを見せていました。
  • Q9:前野朋哉さんが演じるキャラクターの怖さとは?
    • A9. 真島総裁の隠し子・本田を演じています。普段は温厚で事務員のような風貌なのに、銃を手にした瞬間に冷酷に人を撃ち殺す。そのあまりにも大きなギャップと狂気が、本当に怖い悪役として機能しています。
  • Q10:阪元裕吾監督の他の代表作は?
    • A10. 大ヒットした『ベイビーわるきゅーれ』シリーズをはじめ、モキュメンタリー形式のアクション『最強殺し屋伝説国岡』、田舎ホラー『黄龍の村』、商業デビュー作『ファミリー☆ウォーズ』など、独自のセンスが光る作品を多数生み出しています。
  • Q11:本作に原作はありますか?
    • A11. ありません。松平章全氏の脚本、阪元裕吾監督のメガホンによる完全オリジナルのクライムアクション作品です。
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まとめ

映画『ある用務員』は、『ベイビーわるきゅーれ』の「まひろ」と「ちさと」の原型ともいえる女子高生殺し屋コンビ——髙石あかりさんと伊澤彩織さんの原点を目撃できる、ファンにとって貴重な一本です。

同じ阪元裕吾監督の作品として世界線の繋がりを感じさせる裏設定も、知っておくと観方が変わります。

ただ、ゆるい日常コメディが魅力の『ベビわる』とは別物で、本作は裏社会の抗争を描いた重厚なハードボイルド映画です。

バイオレンスやグロテスクな描写もあるため、そのトーンの違いをあらかじめ理解しておくことで、アクションの完成度をより純粋に楽しめるはずです。

本記事を参考に心の準備を整えて、ネタバレなしで彼女たちの原点となる戦いをぜひ見届けてください!

この記事のポイント
  • 『ある用務員』は『ベビわる』コンビの原点的作品で、世界線の繋がりがある
  • 髙石あかり&伊澤彩織の登場タイミングは中盤以降だが、見せ場は抜群
  • 『ベビわる』のコメディ路線とは異なり、シリアスでグロ描写もあるため視聴前に要注意
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