謎の清掃員・鍋田(ヒコロヒー)に注目して『キャスター』を見返してみた!

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いろんな意味で話題のTBSドラマ『キャスター』が、6月15日(日)に最終回。

日本のアチコチで「え?続編かよ!」と毒づかれていることでしょう(^_^;)

だって、いろんな謎が不明のままだし、ラストに「一段と大きな謎」をぶっ込んでくるし…。

そんな、たくさんある消化不良の謎のひとつが「清掃員・鍋田雅子 / 演・ヒコロヒー」の存在です。

どうやら、キャスター・進藤の情報屋的な働きをしていることは最終話で、ほぼほぼ確定。しかし、彼女の背景は、未だ謎だらけです。

そこで、清掃員・鍋田(ヒコロヒー)に着目して、エピソード1からエピソード10までをしっかり見返してみました。

鍋田なる人物をいろいろ推察してみようと思います。

★記事は、まだ途中ですが、随時、追記・加筆・修正していきます!

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目次

鍋田の出演シーンをピックアップ

エピソード1「毒を毒で制す男」

鍋田(ヒコロヒー)初登場は、25分頃。

場面説明

進藤(阿部寛)を新たなキャスターとして迎えたJBN報道番組「ニュースゲート」。1回目の放送も無事、成功裏に終わった。午前2時だというのに、崎久保(永野芽郁)は居残りで、まだ仕事をしている。報道局長の海馬(岡部たかし)から「イケメン医師特集の企画書を書いてよ」と指示されたからだ。一人フロアーで企画書資料を印刷している崎久保。その背後から、音もなく近寄る人物が…。

振り返るとそこには清掃員・鍋田(ヒコロヒー)がいた。驚く崎久保。手に持っていたコピーを思わず落としてしまった。それをすかさず拾う鍋田。鍋田が資料を見る。それは崎久保が作っていた例の「イケメン医師 × イケメンシェフ」という企画書。鍋田は「面白そうなバラエティですね」と崎久保に声がけして去る。

分かること(推定含む)

振り返った崎久保はそこに鍋田がいて驚いた。それは清掃員・鍋田がそこいることが想定外だったからだ。しかし、清掃員・鍋田の存在、つまり、彼女が「ニュースゲート」現場を含めたJBNビル内のゴミ回収をしていることについてはフロアーのスタッフたちにとって当たり前の風景になっていたようだ。それは、驚いたあとの崎久保の言動で分かる。驚いたものの、鍋田の存在自体を訝ってはいないからだ。

エピソード2「オンライン賭博とスポーツの闇」

登場は、32分頃。

場面説明

「ニュースゲート」フロアーで崎久保(永野芽郁)や本橋(道枝駿佑)たちは休憩中。今晩の番組のネタのひとつであった賭博について話し込んでいる。そこに遠くから清掃員・鍋田がいつものごみ回収カートを手押ししながら近づいてきた。なにやらぶつぶつとつぶやいている。それは「賭博罪の例外規定」だった。

鍋田は言う。
「賭博を禁じる法律は、一時の娯楽に供する物を賭けたにとどまる時は、その限りで無いという例外を設けている。ジュージャン(ジュースを賭けたジャンケン)とかゴルフで負けた人が、その日のランチを奢るとかは、セーフです。」

スタッフ一同、深く感心。

鍋田は続ける。「私も日本が勝つに賭けていいですか?」

そして、しばし、スタッフ達がいる場に留まる鍋田。

分かること(推定含む)

このことからも、鍋田は、「ニュースゲート」スタッフたちとは十分な顔見知りだし、打ち解け合える関係性だということが分かる。

エピソード3「美しき科学者の罠~新細胞は存在します!」

登場は、10分頃。

場面説明

会長室で国定(高橋英樹)が電話をしていると、トントンとドアをノックする音。振り返ると、鍋田だ。電話しながら「入室して良し」とサインを送る国定。「失礼します」と挨拶をして鍋田がゴミカートを押して入ってきた。鍋田は会長デスクの上に拡がっている新聞や雑誌を回収、ゴミカートに投げ入れる。何やら、デスクにあった「総務省」と名前の入った書類を見ていたのかもしれない。「お疲れ様です」と挨拶をして去る鍋田。

分かること(推定含む)

国定会長は、鍋田を見て「いつものデスクの新聞・雑誌の回収」だと認識。そして、入室を身振りで許可した。つまり、「鍋田は国定会長の部屋にも違和感なく、ゴミ回収者として入出できる状況」にある。さらに「国定からも怪しくは思われていない人物だった」ことが分かる。

エピソード4「盗撮&闇サイト殺人」

登場は、25分頃。

場面説明

編集スタッフの尾野(木村達成)は編集部屋で「ニュースゲート」で扱った「学校の闇サイト」を見ている。そんな尾野の背後から突然、鍋田(ヒコロヒー)登場。そして一頃、「ロリコン!」。誤解されたと思っておろおろする尾野は「勘違いしないでくださいね」と抗弁。そんな尾野に対して「キモ!」との一言を吐いて、鍋田はゴミを回収して去る。

分かること(推定含む)

清掃員・鍋田は、「ニュースゲート」現場を徘徊しても、誰も疑念に思わない「空気のような存在」になっていることが分かる。つまり、清掃員・鍋田に対しては、みんなが油断しているようだ。ただ一人を除いて…。

エピソード5「テレビ局の内通者は誰?」

登場は、44分頃。

場面説明

仕事を終え、帰り支度をして部屋を出た進藤。そこに、いつものゴミ回収カートを押して近づいてきた鍋田(ヒコロヒー)。進藤(阿部寛)が「これ、あなたですね」と言ってスマホ表示されている写真を見せる。そこには「駒井部長(安井順平)が【とある書類】をゴミ箱に捨てる写真」だった。これを撮ったのが鍋田だろうと進藤は指摘したのだ。鍋田は、「さあ」と小首をかしげ去る。

分かること(推定含む)

JBNビル内を清掃する鍋田。JBNの会長や「ニュースゲート」スタッフたちにとって、鍋田は空気のような存在。つまり、みんな鍋田には何の疑いも持たずに油断している。しかし、進藤だけは違ったようだ。のちのち、鍋田は進藤の「一情報屋」になったよう推測できるが、この時点では、まだ違ったようだ。

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エピソード6「スクープと死」

登場は、無し。

エピソード7「命か?違法手術か?」

登場は、22分過ぎ。

場面説明

「ニュースゲート」生放送の失態の件で、報道局長・海馬(岡部たかし)と崎久保(永野芽郁)が26階・会長室に呼ばれる。その謝罪&釈明のなかで崎久保が爆弾発言をする。「ドラレコの男、川島圭介は私の父です。」

国定会長(高橋英樹)は、叱責するどころか、意外にも崎久保を激励する。

そして、会長室のドアの外には、その一連の会話を聞く鍋田(ヒコロヒー)がいた。

分かること(推定含む)

思わせ振り山盛りなシーンです。どういうタイミングで、崎久保たちが会長室に呼ばれたことを鍋田は知ったのか。つまり、それを知るものからの指示で動いたと考えるのが順当。すると、それを指示したのは誰か? 推定では、進藤。もし、進藤ならば、なぜ、それを指示したのか。さらに、仮に進藤だとしたら、いつから鍋田は進藤の情報屋になったのか。推定はエピソード5以降。

エピソード8「山火事に隠された秘密」

登場は、27分頃。

場面説明

ニュース現場から、市ノ瀬編集長(宮澤エマ)に電話。市ノ瀬がフロアメンバーに告げる。「山井(プロデューサー / 音尾琢真)さんのお父さん無事だったって」と。良かったと喜ぶ一同。その場に、シラッと鍋田(ヒコロヒー)が居た。

分かること(推定含む)

鍋田は、右横に居る男性に何か話しかけているが内容不明。というか、このシーンに鍋田を差し込むことの意味も不明…。

エピソード9「キャスター降板なんかクソくらえ!」

登場の前振りとして、まずは9分頃に注目。

場面説明

本橋(道枝駿佑)が市ノ瀬編集長(宮澤エマ)に何か食い下がっている。市ノ瀬が本橋に「当分、番組に関わるなと申しつけた」からだ。

シーン変わって、滝本(加藤晴彦)が「お疲れ様でした」と退社。カメラは滝本のデスクにあるノートパソコンにフォーカス。それは本橋のノートパソコンだった。

シーンはさらに飛んで、43分頃。場所は、JBN内の「社用PC廃棄受付」。ここに左手に指輪を填めた女性らしき人物は本橋のノートパソコンを置く。その人物が誰か分からないようなカメラワーク。受付担当は言う「初期化はこちらでしておきます」と。思わせ振り山盛りなシーンだ。

近くに、ゴミ回収カートを押した鍋田(ヒコロヒー)登場。なんと鍋田はカウンターの上にある物をわざと落として、社内PC廃棄窓口担当者の意識をそちらに向けさせたうえで、カウンターにまだ置かれてままになっている本橋のノートパソコンをゴミ回収カートに入れてしまう。

分かること(推定含む)

これって、誰のためにやったかは別として、相当前から鍋田が本橋のノートパソコンに目を付けていたということ。だからこそ、謎の人物(市ノ瀬編集長だとも言われている)が本橋のノートパソコンを廃棄カウンターに持ってきたところを狙えたのだろう。

エピソード10「国民には知られてはならない秘密」

登場は39分頃。

場面説明

進藤は自分にあてがわれた部屋で資料の検討をしている。そこにノック。鍋田が入ってきて、「お届け物です」と言って、封筒を置く。鍋田はそこで待っている。進藤はその中身を見て驚愕。

鍋田「あの、中身あってましたか?大丈夫ですか?」
進藤「大丈夫だ。今度、支払いはずむから。」
鍋田「じゃ、2,000万で。」
進藤「冗談じゃない、2,000万じゃ安すぎるよ」

シーンは変わって、43分頃。

進藤(阿部寛)は、国定会長(高橋英樹)室にいる。そして、国定に1枚の紙を差し出した。それを確認して驚いた国定は左後ろを振り向く。その書類は、後ろにある金庫に入れておいたハズだったからだ。

時間は遡り回想。鍋田が国定の書類を盗む場面。

記者会見場に赴くため、会長室から国定が出てくる。国定に向かって、鍋田が「いまのうちに、ゴミだけ回収させていただいてよろしいですか」と話、入室。そして、進藤から得た情報に基づき、手際よく金庫を解錠し、件の書類を手に入れた。

分かること(推定含む)

進藤と鍋田の会話から、お金を渡しての情報のやりとりは、すでに何回もあったことが分かる。そして、ものによってはそれは多額の報酬が介在していたことも。

それから、鍋田の手口を見る限り、プロを感じる。すなわち、鍋田は単なる情報屋ではなく、窃盗などもこなせるプロなのかもしれない。

一方、進藤は、国定に書類入手のカラクリを説明するなかで、清掃員・鍋田を使ったことを告げた。つまり、これ以降、普通ならば鍋田は派遣契約破棄、出入り禁止となるだろう。ただし、ドラマではその後の鍋田の経緯については触れられていない。

鍋田に関する疑問、アトランダムに!

  • 鍋田は、派遣社員か?
    • JBNのような会社で、正社員が清掃のみを担当することは考えにくいので、派遣社員と推察。
    • 鍋田のネックストラップの色は、正社員たちと同じ赤。会社によって、正社員と派遣社員でネックストラップの色を変えるところもあるが、統一しているところもある。
    • 「ニュースゲート」のチーフディレクター梶原は制作会社所属で、いわば派遣社員。実際、エピソード5では一時的に派遣切りのようなことをされてしまう。この梶原は、他の正社員と同じ色の赤色ネックストラップをしている。つまり、どうやらJBNでは、ネックストラップの色で正社員と派遣社員を区別はしていないようだ。
    • 以上のことから、鍋田のネックストラップは正社員と同じ赤色だが、正社員を清掃専門とすることは考えにくく、「鍋田は派遣社員だ」と断定できる。
  • 鍋田はどこの会社からの派遣か?
    • これについては手がかりなし
  • 鍋田はどこかの組織のスパイか?
    • 鍋田はエピソード2で、スタッフ達が賭博について話し合っているところに、「賭博の例外規定」を口にして近づく。つまり、通常に想定される清掃派遣社員よりは専門的知識を持ち合わせていると想定できる。すなわち、身についてる学識・知識と仕事にアンマッチ感が。
    • このことから、どこかの組織のスパイ(他局とか)という可能性もある。
  • 鍋田は遠藤の情報屋か?
    • エピソード10で、進藤の指示で鍋田が国定会長の秘密のものを盗み出した。そして、それについて鍋田は報酬額2,000万円を口にする。この時点で、進藤と鍋田には、少なくとも情報屋としてのやりとりは1回はあったことになる。
    • ところで、情報の対価として「2,000万円」という金額を口にできる人物って、どういう背景を持つ人物なのか理解に苦しむ。ピンの情報屋だろうか。
  • 鍋田の勤務シフトや作業エリアがおかしい?
    • エピソード1で、深夜2時過ぎにもかかわらず崎久保が居残り仕事をしているところに、 鍋田登場。
    • エピソード3では、国定会長が会長室で電話しているところに、ゴミ(新聞・雑誌など)回収に現れる。会長なので夜かもしれないが深夜帯では無いと推察。ただし、新規の「ニュースゲート」がはじまったばかりなので、「ニュースゲート」を生で見守っているのかもしれない。
    • いずれにしてもエピソード1は深夜帯、エピソード3は深夜帯ではない。だったら、鍋田のシフトはどうなってるの?
    • JBNくらいの大きな会社になれば、清掃スタッフは複数人いる。そして、大抵、エリア分けする。
    • 会長室は、26階(エピソード7で明らか)、一方、スタジオは1〜2階と想定。こんなに広域を1人の清掃スタッフが担当する?
      それから、会長室のような重要な場所、それ以外も報道関係は重要な場所が多いが、そいうところの担当が複数人で、日別担当とはいえ、コロコロ変わるのは不自然。とくに、会長室などは担当者を限定させるだろう。
  • 番外、鍋田のことじゃないけど、ネックストラップの謎
    • 出演者たちをじっくり見ると、ネックスとタップをつけていない人物が何人かいる、それもいつもつけていない、その主な人物を挙げると…
      • 進藤、そして、崎久保 どうして?
  • 鍋田は窃盗も普通にこなせる情報屋?
    • エピソード10では、鍋田は窃盗もこなしている。もう単純な情報屋のレベルを超えている。スパイとしてそれなりの技術を持ったプロなのかもしれない。いったい、どういう組織の元で動いているのか?

まとめ〜清掃員・鍋田は大いに怪しい人物!

清掃員・鍋田(ヒコロヒー)に着目して、ドラマ『キャスター』を全話見返してみました。

調べれば調べるほど、謎の人物です。

また、鍋田を主人公に「スピンオフ」を作っても面白いかもしれません。

いずれにしても、シーズン1(?)の本編では、「鍋田の謎」は深まることはあれ、少しも解明できませんでした。

これって、次作への種まきかもしれませんけど、ちょっとあくどいなあ…と思ってしまいます(^_^;)

ヒントなさ過ぎ!

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