星野源が紅白で『地獄でなぜ悪い』を歌うことに関する意見まとめ

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2024年のNHK紅白歌合戦で星野源さん(43歳)が披露する予定の楽曲『地獄でなぜ悪い』が、賛否両論を巻き起こしています。

この楽曲は、2013年公開の園子温監督映画『地獄でなぜ悪い』の主題歌として制作され、星野さん自身も出演した作品です。

しかし、園監督に対する性加害疑惑が過去に報じられたことが、この選曲に対する議論を引き起こしています。

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12/26追記

星野源さんとNHKチームは、星野源さんが紅白で歌う楽曲を『地獄でなぜ悪い』から『ばらばら』に変更することを発表しました。

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目次

楽曲『地獄でなぜ悪い』の背景


星野源さん作詞作曲の楽曲『地獄でなぜ悪い』が作られた背景です。

  • 制作経緯
    • 星野源さんがくも膜下出血の療養中に作詞・作曲した楽曲で、映画の世界観を反映しつつも、彼自身の個人的な体験が色濃く反映されています。星野さんは病室で歌詞を書き上げ、退院後に歌入れを行った直後に再手術を余儀なくされるなど、困難な状況下で完成させた楽曲です。この楽曲は2013年9月公開の園子温監督映画『地獄でなぜ悪い』の主題歌になりました。ちなみに、同映画には星野源さんも出演しています。
  • 紅白での披露形態
    • 「紅白2024」で、NHK側の熱烈なオファーにより、ギター1本の弾き語りバージョンで披露される予定です。

紅白で『地獄でなぜ悪い』を歌うことを問題視する点

以下は、星野源さんが2024年の紅白歌合戦で『地獄でなぜ悪い』を歌うことに対して起きている否定的な意見や反対論の背景をリスト形式でまとめたものです。

  • 園子温監督の性加害疑惑
    • 『地獄でなぜ悪い』は、2013年公開の園子温監督の映画の主題歌として制作された楽曲です。しかし、園監督は2022年に性加害疑惑が報じられ、複数の女優に対する不適切な行為が指摘されました。この疑惑が未だに多くの人々にとってセンシティブな問題であるため、彼の作品に関連する楽曲を国民的番組で披露することに批判が集まっています。
  • 被害者への配慮不足
    • 性加害疑惑の被害者やその支援者にとって、園監督の名前や作品がフラッシュバックを引き起こす可能性があると指摘されています。そのため、紅白という公共性の高い場でこの楽曲を披露することは、被害者への配慮に欠けるとの意見があります。
  • 楽曲の背景と監督の関与
    • 『地獄でなぜ悪い』は、園監督からのオファーを受けて星野源さんが書き下ろした楽曲であり、映画の世界観を反映した作品です。このため、楽曲そのものが園監督の作品と切り離せないという批判が出ています。
  • NHKの選曲意図への疑問
    • NHKがなぜこの楽曲を選んだのか、その意図に疑問を呈する声があります。特に、性加害疑惑が報じられた人物の作品に関連する楽曲を選ぶことは、公共放送としての責任を果たしていないのではないかという批判が挙がっています。
  • 星野源さんの対応への批判
    • 星野源さん自身が園監督の性加害疑惑について何の意見表明もしていないことが問題視されています。これにより、彼が疑惑を軽視しているように見えるとの指摘があります。
  • 他の楽曲の選択肢がある中での疑問
    • 星野源さんには他にも多くの人気楽曲がある中で、なぜあえてこの楽曲を選んだのかという疑問が投げかけられています。特に、紅白という場で過去の作品を披露することの意義が問われています。
  • 国民的番組での影響力
    • 紅白歌合戦は国民的な番組であり、多くの視聴者に影響を与える場です。そのため、性加害疑惑が絡む作品に関連する楽曲を披露することが、社会的にどのようなメッセージを発信するのか懸念されています。

紅白で『地獄でなぜ悪い』を歌うこと肯定する意見

星野源さんが2024年の紅白歌合戦で『地獄でなぜ悪い』を披露することについて、肯定的な意見の主なポイントをまとめました。

  • 楽曲の持つ普遍的なメッセージ性
    • 『地獄でなぜ悪い』は、人生の矛盾や困難を受け入れながらも前向きに生きる姿勢を描いた楽曲で、多くの人に勇気を与えてきたと評価されています。紅白のテーマ「あなたへの歌」にも合致しており、視聴者に強いメッセージを届ける選曲だと支持されています。
  • 星野源さん自身の闘病経験が込められた楽曲
    • この曲は、星野源さんがくも膜下出血で療養中に病室で書き上げたものであり、彼自身の人生の苦難を乗り越える過程が反映されています。そのため、映画の主題歌という枠を超え、星野源さん個人の物語として深い意味を持つ楽曲だとされています。
  • 楽曲と映画を切り離して考えるべきとの意見
    • 『地獄でなぜ悪い』は映画の主題歌として制作されたものの、楽曲自体は星野源さんの作品であり、映画や監督の問題とは切り離して評価すべきだという意見があります。作品そのものに罪はないという考え方が支持されています。
  • 星野源さんの表現力への期待
    • 星野源さんはこれまで紅白で数々の名演を披露してきた実績があり、今回もギター1本の弾き語りという特別な形で楽曲を届けることに期待が寄せられています。彼の表現力が楽曲のメッセージをさらに引き立てると考えられています。
  • ファンからの熱い支持
    • 『地獄でなぜ悪い』は星野源さんのファンにとって特別な楽曲であり、紅白で披露されることを喜ぶ声が多く見られます。「まさかの選曲」「大好きな曲なので嬉しい」といった反応がSNS上で広がっています。
  • NHKの意図と紅白のテーマへの共感
    • NHKがこの楽曲を選んだ背景には、「視聴者一人ひとりにメッセージを届けたい」という強い意図があるとされており、その意図に共感する声もあります。紅白という国民的番組で、このようなメッセージ性の強い楽曲を披露する意義が支持されています。
  • キャンセルカルチャーへの疑問
    • 性加害疑惑のある監督の作品に関連する楽曲であることへの批判もある一方で、過剰なキャンセルカルチャーに対する疑問の声もあります。楽曲やアーティストに罪を負わせるべきではないという意見が一定数支持されています。

ネット上の反応をピックアップして分析

次のニュースのコメントについて、本記事公開時現在、上から50コメントを分析しました。

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区分けとしては「歌唱肯定派」「どちらでもない」「歌唱否定派」の3つで、筆者 taoの視点で区分しました。

結果は「肯定派」33件、「どちらでもない」4件、「否定派」13件です。

「肯定」「否定」については、前の項目で7点ずつまとめましたが、Yahooコメントの内容も同じようなものでした。

いくつかピックアップしますね。

肯定派

様々な意見があるとは思いますが、番組側とアーティストが同意しているならあれこれ言うのはやめて冷静に見守ったらどうでしょうか。楽曲や映像作品等に仮に犯罪者が関わったからと言ってその全てを封印する必要は無いと思います。ビートルズのレットイットビーやロネッツのビーマイベイビー、ジョンレノンのイマジンは封印されているでしょうか。これらの楽曲はスタンダードナンバーと言える楽曲ですが、プロデューサーのフィルスペクターは後に殺人事件を起こし、実刑判決を受け獄死しています。もちろん様々な意見はあると思いますが、闇雲に封印する事にはどうしても同意できません…。被害者側から封印を求める声が上がったら封印の検討を始めれば良いかと。

引用元:Yahoo!ニュース / 女性自身 / コメント

そうした声が世間で上がってての一意見での発信なら分かるが、この発信に起因する問題提起だとしたら良い発信とは思わない。すでに決まってるものに対して難しい対応判断を迫る正義ハラスメントに感じます。

引用元:Yahoo!ニュース / 女性自身 / コメント

どちらでもない

この件で今年の紅白歌合戦の視聴率は低速になるように思われる。それでなくても魅力的な出演者がいないので、ひょっとすると20%台かもしれない。 紅白歌合戦の原点回帰を切に願う。明確に年寄りにはつまらないだろう。テレビは若者が見ない、これで年寄りも見ないとなると誰が見るんだと思う。

引用元:Yahoo!ニュース / 女性自身 / コメント

いつもだけど「波紋を呼んでいる」んじゃなくて、マスコミが波風立てたいんでしょ? わざわざネタを作るほどだから、ネタが無いんだろうね。 逆に話題を作りたくて… ということはないな。 いい歌を歌ってくれればそれでいいですけどね。

引用元:Yahoo!ニュース / 女性自身 / コメント

否定派

この曲の背景知らなくて、好きだったけど、知ってしまったら何も紅白で歌わなくても…と思いました。いい気持ちで聴けない。星野源の名曲っていっぱいあるんだから、なにもこれじゃなくても…。今年の曲だってあるのに。NHKはジャニーズ問題やってたのにどういうつもりでこれ頼んだの?って感じです。NHKと園子温がダメ。

引用元:Yahoo!ニュース / 女性自身 / コメント

仕入れた食材に毒物が混入されてたことを知らずに調理しちゃったというだけなら料理人は被害者だけど、 それを知った後にその毒入り料理を客に出したら料理人も加害者になる。 それがどれだけ心を込めて美味しく作ったものだったとしても。 星野源は大切な楽曲を園子温によって傷物にされてしまった被害者で、そのことには同情する他ないけれど、 園子温による加害が明るみになった今、日本一有名な番組で何もなかったかのようにこの曲を歌うのは、 被害者のフラッシュバックのトリガーになる上、性被害を矮小化するメッセージとして次の加害を生み出す土壌を作ってしまう。 私は星野源にそういう加害者になってほしくない。

引用元:Yahoo!ニュース / 女性自身 / コメント

楽曲紹介〜ヤバイ人は見ないで!

今回の件、いろいろな意見を目にしました。読みました。

紅白での楽曲選定は、ミュージシャン側ではなく、NHK側が決めるということを知って驚きましたが、トータルの演出を考えれば、それもやむを得ないのかもしれません。

今回の星野源さんの楽曲『地獄でなぜ悪い』も、NHK側の選曲だとのこと。これって、NHKのPが分かっていての話題作りの匂いがしますね。

個人的にはここ30年くらい紅白見ていないので、今年も見るつもりはなかったですが、あっちのけんとさんと星野源さん、そして安全地帯だけは見るつもりです。

楽曲『地獄でなぜ悪い』が気になったので、ネット(星野源さんの公式チャンネル)から「ギター弾き語り」をピックアップしました。素敵な曲だと思います。

ちなみに、私は「肯定派」です。キャンセルカルチャー的な意見には違和感を感じています。

以下の星野源さんの曲、嫌な方はここでブラウザ閉じてね。

まとめ

『地獄でなぜ悪い』の紅白での披露は、楽曲の持つ力強いメッセージと星野源さんの個人的な物語が評価される一方で、園子温監督の性加害疑惑という問題が影を落としています。

NHKの選曲意図や星野源の決断を尊重しつつも、視聴者の多様な意見を受け止める必要があるでしょう。

大晦日の放送がどのような反響を呼ぶのか、注目が集まります。

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