この記事は、Wordと連携したCopilotの機能が凄すぎたという筆者 taoの体験談です。
そんなこと、とっくに知っているわい!という方はスルーしてください。
筆者 taoは、2年前くらいから、情報収集、文章作成、プログラミングなどで生成AIを活用してきました。
ChatGPT、Claude、Gemini、Perplexity、Feloなどを課金して使ってきました。そういう有名どころのなかで、一つガン無視し続けてきたのが、今回の記事の主題、Copilotです。マイクロソフトの生成AIですね。
今回、ブログ記事に使う情報元の英語記事を、どう料理しようかと格闘していたなかで、WordとCopilotの連携機能を使って驚愕の体験をしました。
Copilotの使い方としては、とても限定的な事例ですが、体験談を報告させていただきます。
ちなみに、筆者 taoは、ここ何年もMicrosoft 365を使ってきました。それらがCopilotと連携していることは知ってはいましたが、全く使ったことがありませんでした。反省。
- Wordと連携のCopilotが思いのほか使えるということ(使い方具体例)
- ただし、ExcelとCopilotを連携させるのには制限があること(自動保存設定)
- MicrosoftオフィスソフトとCopilotを連携させるにはクレジットが必要であること
- MicrosoftオフィスとCopilot連携でサブスク料金が値上げされたこと
なお、本記事はUSAID関連記事ではありませんが、題材としてUSAIDの英語記事を使っています。
USAIDについては、以下の記事を書いています。

きっかけは、長文の英語記事の翻訳…
USAIDの記事をアメリカのニュースベースで情報収集をして、それをブログ記事にまとめようとしていたときのこと。
AP通信のとある記事に着目して、それを翻訳して、要約した上で、情報元として使おうと考えました。
とりあえず、翻訳などが上手くいかないので、英語記事をWordにコピペ。「Wordなら部分翻訳が出来た」という記憶があったので…。
この記事、10ポイントのフォントサイズにするとA4で5ページを超える長文記事。
「部分翻訳」だから時間が掛かるなぁ、その後の要約も考えると時間が掛かるなぁ…。
そんなことを考えながら、長文英語記事をコピペしました。
WordのCopilotでカンタンに翻訳&要約!
WordとCopilotの連携で翻訳&要約ができることって常識だぜ!という人も多いのでしょうね。筆者 taoはホント情弱でした。
さて、英語記事をWordにコピペ。
そして、Word画面の右側面出ているCopilotのサイドバーを見る。こんなん出ました。

「AIクレジット残高」って何?
Microsoft 365ユーザーは、1ヶ月60クレジットが付与!
筆者 taoは、もう何年もMicrosoft 365ユーザー。そして、調べると…
- Microsoft 365ユーザーは、1ヶ月毎に60クレジット付与される
ことを知りました。つまり、Copilotの有料バージョンを使えるということ。
1つのサポート(翻訳や要約などの依頼)に対して、1クレジットが消費されます。
そして、「AIクレジット残高」は毎月、最初の日にリセットされます。
ただし…
Microsoft 365ユーザーなら、「もれなくクレジットが付いてくる、嬉しい!」と喜ぶのは早いです。
実は、Microsoft 365とCopilotの連携で、サブスクが年額で 6,400円値上がり!!!
Copilotなんて使わないぜ!というユーザーにはCopilot連携なしのBasicプランがあるようです。
とりあえず、次の年サブスク更新までは、Copilot連携をバシバシ使うことにしましょう。
長い英語記事の翻訳と翻訳文の要約を指示
さて、お仕事、お仕事。Copilotのプロンプトに、記事の英訳を指示して実行。
これで1クレジット消費です。
十分に満足できる速度と結果でした。
次に、この翻訳の要約を、次のように指示。
- 翻訳結果を要約して。特に発言ベースで誰が何をいったのか、その意味はということにフォーカスして。
これも十分に満足できる速度と結果でした。
これで合計2クレジット消費です。
要約した結果がコレ!
WordとCopilotの連携で、AP通信の長文記事を翻訳して、その上で、一定の方向性を与えた上で要約した結果がコレです。
なお、本記事は、USAIDについて語る記事ではないので、要約内容の真偽を含めコメントはしません。通常は、このあとハルシネーションチェックをします。
「こんなん、できましたけど…」という例示です。
トランプとマスク、USAIDの解体に動き、民主党議員との戦いに火をつける
トランプ政権とイーロン・マスクは、USAID(米国国際開発庁)を廃止するために動きました。これに対し、民主党議員は違法であると非難し、法廷闘争を誓いました。
トランプ大統領の発言:
- トランプはUSAIDの閉鎖は「ずっと前に行われるべきだった」と述べました。
- バイデン政権を詐欺で非難し、証拠を示さず、後で報告書を約束しました。
- 「彼らは完全に狂っていた。彼らがやっていたこと、そして彼らが与えていたお金は、受け取るべきでない人々や機関に与えられていた。それは恥ずべきことであり、巨大な詐欺だった」と述べました。
民主党議員の反応:
- クリス・マーフィー上院議員は、「これは今日の憲法危機です」と述べました。
- メリーランド州のジェイミー・ラスキン議員は、「我々にはイーロン・マスクという第四の政府の枝はない。それが明確になるだろう」と述べました。
- クリス・ヴァン・ホーレン上院議員は、これを「違法な権力の掌握」と呼び、「これは進行中の腐敗した権力の乱用だ」と述べました。
- ブライアン・シャッツ上院議員は、「USAIDがアメリカの外交政策の一部である理由は、安定した世界が安定したアメリカを意味することを理解しているからです」と述べました。
イーロン・マスクの発言:
- マスクは「閉鎖する」と宣言し、USAIDの閉鎖を発表しました。
- 「それが虫の入ったリンゴではないことが明らかになった。我々が持っているのはただの虫の塊です。基本的に全体を取り除く必要があります。それは修復不可能です」と述べました。
このように、トランプ政権とイーロン・マスクの行動に対して、民主党議員たちは強く反発し、法廷闘争を含む様々な手段で対抗する姿勢を示しています。
ExcelとCopilot連携の注意事項
ExcelとCopilot連携については注意事項があります。
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Microsoft 365のWordやExcelなどについて、自動保存の機能がありますね。
これは随時に指定先に自動保存してくれるので、保存忘れなどを回避できるので便利な機能。
ちなみに、この保存先のデフォルトは、Microsoftのクラウド「OneDrive」です。
Microsoft 365ユーザーは、サイズ「1TB」のOneDriveが使用できます。
しかし、筆者 taoは従来から別のクラウドで契約しており、WordやExcelなどの作成書類・デスクトップ関連の書類、つまり、iPad・iPhone・Macなどで作った書類などは、すべてそのクラウドに保存しています。
なので、OneDriveは「1TB」使えるものの、使っていません。
Excel以外(Wordなど)とCopilotの連携
Word(Excel以外という意味です!)では、「自動保存設定」していなくても、Copilotは動きます。
また、Word(同上)では、「自動保存先」について「OneDrive」以外を設定できます。
つまり、「自動保存先」を自分が使っている「OneDrive」以外のクラウドにしたり、パソコンのドライブにしたりできます。
ExcelとCopilotの連携
一方、Excelでは、「自動保存設定」を済ませていないと、Copilotは動きません。
また、Excelでは、「自動保存先」について「OneDrive」以外は設定できません。
つまり、ExcelでCopilotを使うためには、「自動保存設定」が大前提で、その「保存先」は「OneDrive」に限るという制限があります。
ということで、筆者 taoは、まだExcelとCopilotの連携は試していません。
そのうち、ダミーファイルを作って、ExcelとCopilotの連携体験してみますね。
まとめ
今回は、WordとCopilotの連携が思いのほか「使える!」ということで、その体験記を書きました。
すでに「そんなこと常識だぜ!」という方は、ここまでは読んでくれないでしょう。
一方、今、読んでくれているあなた、ありがとうございます。
今回は棚ぼた的な体験記でしたが、少し本腰を入れてMicrosoftオフィスとCopilotの連携を研究してみます。
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