「人気落語家の桂雀々(かつら じゃくじゃく)さんが64歳で急逝」とのニュースが流れました。持病の糖尿病が影響していたのではとのこと。筆者 taoは落語が大好きで、とくに桂雀々さんの師匠である故・桂枝雀(かつら しじゃく)さんが一番好きな落語家でした。その四番弟子・桂雀々さんの落語も楽しんでいましたので、突然のご逝去はとても残念で胸が痛みます。
ところで、筆者 taoは、2型糖尿病と診断されてから11年目になります。「まだ若いから大丈夫」「痛みなどの症状は何もないし」と、最初は軽く考えていました。しかし、医師から糖尿病に伴う合併症の話を聞いたり、自分で糖尿病のことを調べたりした結果、糖尿病の怖さを痛感しています。
実は、糖尿病は別名「静かな殺し屋」(サイレントキラー)とも言われており、糖尿病が原因で発症する合併症が重篤にならない限り、「日常生活で痛みや辛さを感じることはない」のです。しかし、糖尿病が日々身体に与える悪影響が「臨界点」を超えてしまうと、「失明、足切断、人工透析、あるいは脳梗塞、心筋梗塞という状態になってしまう恐れ」があります。
桂雀々さんがお亡くなりになった直接の病因については、定かではありません。ですから、この記事は「桂雀々さんが糖尿病でお亡くなりになった」ということに関して書いた記事ではありません。そういうことではなく、桂雀々さんの急逝をきっかけに、糖尿病に注意を向けた方々に対し、糖尿病という「静かな殺し屋」の本当の怖さについてお伝えしたいと考えた次第です。
あらためて、桂雀々さんのご冥福をお祈りします。
なお、筆者 taoは医者でも医学関係者でもありません。この記事に書くことは、あくまでも「いち糖尿病患者視点の意見・経験談」だと捉えてください。筆者 taoの記事をお読みになって気になった部分は、ぜひ、ご自分でいろいろ調べてみることをおすすめします。
また、筆者 taoは2型糖尿病であり、本記事は体験談的側面があるので、1型糖尿病・妊娠糖尿病等のことについては言及せず、2型糖尿病を対象としていることをご承知おきください。
- 「糖尿病とは何か」ということの大枠が分かる
- 「サイレントキラー・糖尿病の合併症」の大枠が分かる
- 「患者の体験談(ひとつの意見)」が分かる
糖尿病が怖い理由〜サイレントキラー?
実はサイレントキラーだから、痛くも痒くもない!
糖尿病が特に怖い理由、それは「静かな殺し屋(サイレントキラー)」と呼ばれる点です。
初期の段階ではほとんど自覚症状がなく、せいぜい「のどが渇く」「トイレが近い」「体重の減少」「疲れやすい」程度。ですから、病気のためと思うに至ることもなく、日常生活の忙しさのせいだと思ってしまいがちです。
そして、ここに書いた4つは糖尿病の典型的な初期症状と言われるもので、「糖尿病予備軍」の人たちの自覚症状です。それが病気の初期症状だと認識されることは、ほぼないですが…。
筆者 taoの場合も、「のどが乾き水をよく飲む」「トイレが近い」「運動していないのに体重が減ってきた」などの自覚症状はありましたが、痛みも辛さも全くないので病気とは思うことなく、放おっておきました。その後、たまたま受けた人間ドックで「血糖値が異常に高い」と指摘され、「2型糖尿病」と医者から判定されるまで、自分の病気には、まったく気付きませんでした。
初期症状と言われているものをリストします。
- 喉が渇く、体重が減る、足が痺れる、空腹感が続く
- 疲れやすい、排尿回数が多くなる、感染症にかかりやすい
糖尿病の指標の1つ、HbA1c!
糖尿病における血糖値の判断にはHbA1c(ヘモグロビンエイワンシー)というのを一つの指標として使います。これは血液中のヘモグロビンとブドウ糖が結合した糖化タンパク質で、過去1〜2ヶ月間の平均的な血糖値を反映する指標となっています。
このHbA1cでいうと、健常者の正常値は「おおむね4.6〜5.6%」で、この範囲なら血糖値が正常にコントロールされていると判断します。一方、このHbA1cが高いと、糖尿病のリスクが高いと判断されます。具体的にはHbA1cが6.5%以上の場合は糖尿病型、5.7〜6.4%の範囲にある場合は、糖尿病予備軍とみなされると言われています(他にも糖尿病の判定指標があります)。
基準をリストしますね。
- 正常値(健常者) 4.6%〜5.6%
- 糖尿病予備軍 5.7%〜6.4%
- 糖尿病 6.5%以上
筆者 taoが総合病院の人間ドックで「2型糖尿病判定」を受けたときのHbA1cは「11%」。これは入院レベルの数値だと医者から言われましたが、入院は拒否して地元の病院で治療を開始することを選択。
ところで、筆者 taoは、血糖値コントロールをしっかりやっているので、4年前から糖尿病のための薬服用からは開放されています。糖尿病患者としては「安定している状態」です。このような場合、通院は3ヶ月に1度程度になります。今月11月にその定期検診を受けてきました。3ヶ月前のHbA1cは 6.5%、そして、今回は6.6%でした。安定しています。
糖尿病は治らない?目標を変える!
筆者 taoの直近の定期検診でのHbA1cを載せました。6.6%。そして、HbA1cで糖尿病の状態を判断する基準も載せました。それからすると、「糖尿病から、もうすぐ糖尿病予備軍になって、そして、きっと治るのね」…と思うかもしれません
きっぱり言います。今の医学では糖尿病を完治させることはできない…と言われているのです。
筆者 taoは、糖尿病と判定された当初、「糖尿病を完治させることを目標」にして、糖尿病のことを様々に勉強し、そして、節制し、欠かさず通院を続けました。でも、あるとき、「糖尿病は完治しない・できない」ということを納得するに至りました(このあたりは、気になる方はご自分で調べましょう)。
完治しない・できないとなると、「次なる目標は、糖尿病を原因とする合併症にならないようにすること」あるいは「合併症の進行をできる限り遅くすること」です。
大切なことなので繰り返します。
- 現在の医学では、「糖尿病予備軍」の段階でしっかり治療をすれば治ると言われています。
- 一方、「予備軍」を超えて「糖尿病」の烙印(判定)を押されてしまったら、完治することはない、完治できないと言われています。
完治と寛解
糖尿病は治らないと知ったとき、「完治と寛解」という言葉の違い・区別を知りました。
- 完治は、治療を終えても、病気の状態が消滅した状態。
- 寛解は、治療が続いているけど症状が収まって緩やかな状態。
筆者 taoは、4年前から糖尿病の薬を服用していません。血糖値が安定しているので、主治医から薬をやめましょうと言われ、その安定状況を継続しています。
これは「②寛解」であり、症状が収まって緩やかな状態です。で、この寛解状況下で重要なことは「治療を続ける」ということ。この「治療を続ける」を怠ると、たちまち、HbA1cは急上昇、合併症発症リスクも急上昇です。
ここでいう治療とは、「食事療法、運動療法、薬物療法」。そして、これらを支えるベースが定期的な内科・眼科・歯科の通院&主治医たちのアドバイスです。
ちなみに、筆者 taoには主治医が3人います。内科の主治医、眼科の主治医、歯科の主治医。別々の病院なので、あえて3人の主治医と言いました。さらに、この3人の間の情報をつなげるのは患者、つまり筆者 tao自身の役割です。
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さて、糖尿病闘病において、よく耳にする失敗談があります。それは、寛解状態になって、治療の継続に気の緩みが出て、あるいは治療を継続せず、また、元の木阿弥状態に戻ってしまったということ。こんなことを繰り返していると、確実に合併症まっしぐら。
ところで、糖尿病患者は、前述したように眼科、歯科の通院も必至ですが、理由はこういうことです。
細い血管に悪さする糖尿病が、眼底出血を起こし、やがて失明に至る。それを経過観察し、眼底出血の兆候を少しでも早く発見し、失明に至ることを少しでも遅らせる、そのために定期的な眼科受診が必須となります。
また、「歯周病が糖尿病を加速し、また、糖尿病が歯周病を加速する」・・・そういうネガティブスパイラルな関係があるため、定期的な歯科受診も必須となります。
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ここまでのことをまとめると…
- 糖尿病は治らない(完治しない・完治できない)
- 糖尿病予備軍だったら、しっかり治療すれば完治する(可能性大)
- 寛解しても気を緩めず治療を継続する
- 寛解して気を緩めたり、治療をストップすると、すぐに元の木阿弥に
サイレントキラーだけど、唯一自覚できる症状が!
ここまで説明してきたように、糖尿病は重篤な合併症が進行しない限りは、基本、糖尿病で「痛みや辛さ」を認識することはありません。それでも、着実に病状は進行しているわけで、これがサイレントキラーたる所以なわけです。
ところで、糖尿病患者は、健常者と比べて、血糖値が高いことが問題なのです。血糖値が高い結果、小さな血管・大きな血管を様々に傷つけます。この「血管いじめ」を長年繰り返すことで、結果、失明・足の切断・人工透析・脳梗塞・心筋梗塞などの重篤な合併症に至るのです。
ですから、糖尿病患者の治療は、健常者と比べ普段から高い血糖値をできる限り健常者並に落とすことが主目的となってきます。それを安定的・継続的に実現する。
それでは、血糖値は下げればいいのかというと、一定領域を超えて下げると、正しく言い直すと、下がってしまうと、これが重篤な状態を急速に引き起こします。これが「低血糖」です。そして、この「低血糖」は眠っているとき以外ならば、猛烈な不快感を伴う自覚症状があります。
ちなみに、筆者 taoは、年に数回「低血糖」になります。そして、誤解を恐れずに書くと、「低血糖」は最悪、死に至る可能性のある怖い状態なのです。
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これから書く数字は、それが万人に通用する数値ではなく、人により具体的な症状が出る数値は異なるということをまず頭に入れておいてください。でも、説明上、明確な数値を使います。
血糖値は、健常者の場合、通常「空腹時で約70〜110mg/dL、食後で140mg/dL」と言われています。糖尿病である筆者 taoの場合は、だいたいが「空腹時で約90〜120mg/dL、食後で180〜220mg/dL」です。
次に「低血糖」について。これも説明のため一般的な書き方をしますが、血糖値が70mg/dL以下になると「低血糖」の症状が出ます。めまい、ふるえ、動悸 etc。
50mg/dL以下になると脳の糖不足による中枢神経症状(意識レベルの低下)で、極端な眠気、目のかすみといった症状が現れ、40mg/dL程度で意識レベル低下に伴い異常行動を起こす場合もあります。
そして、さらに下がると、昏睡状態となり、命に危険が及ぶ可能性があります。
筆者 taoが年に数回経験する「低血糖」は、めまい、ふるえ、動悸。過去、すべて運動中(散歩だったり、山を走っていたり等)で、その場合は、至急、ブドウ糖を摂取します。筆者 taoは、運動中はタブレット型のブドウ糖を携行しているのでそれを口にします。ブドウ糖を口にすれば10分ほどで、めまい、ふるえ、動悸といった症状から回復できます。
ただし、普通の人はブドウ糖タブレットなど携行していないでしょうから、そういう場合は、自販機でスポーツドリンクを購入して、それを飲みます。1本全部飲んでしまいましょう。スポーツドリンクには驚くほど多くの糖質が含まれています。
この「低血糖」時の対処ができないままで、さらに血糖値が下がると、異常行動、昏睡、最悪には死に至るという可能性があるわけです。
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糖尿病患者が「低血糖」を起こす原因は様々なものがあります。食事、運動、薬、その時の体調等々、様々なことが絡み合うので、これさえ気をつければ大丈夫というものではありません。
ちなみに、筆者 taoが過去何回も経験している「低血糖」には一定のパターンがあります。4時間前くらいの食事摂取に失敗して、血糖値がバク上がり状態になり、その反動でバク下がりがはじまる。そして、そのバク下がりの終わり頃に、少しキツイ運動を始めてしまう。それが、普通なら100mg/dLくらいで下げ止まるものを、70・60に押し下げてしまう。
このキツイ運動とは、例えば、ロードバイクでタイムを測って峠の激坂を登り続けるとか、これまたタイムを気にしながら山を走り回る(いわゆるトレラン)とか…。いずれもブドウ糖タブレットは持っていますので、大事には至りませんが、血糖値コントロールとしては最低な行為だと自覚しています。自覚しているのに、繰り返す、これは単なるバカかというとそうとも言えない。そのあたりのことは記事のラストあたりに書きます。
ちなみに、「低血糖」の自覚症状は、1度経験すれば、2度目以降は「まずい、来たぞ、低血糖だ!」と直ぐにわかるのではないでしょうか。少なくとも、筆者 taoの場合は「低血糖」になったときの身体の変化にすぐ気づくことができます。
低血糖の項目をまとめます。
- 糖尿病患者にとって合併症と同じくらい、あるいは即対応が必要という意味では、合併症以上に怖いのが「低血糖」。
- 症状は、発汗、動悸、ふるえなどの自覚症状からはじまる。
- 症状が重篤になると、異常行動、昏睡などになり、最悪、死に至る。
- 対応としては、初期症状を自覚した段階で、早急にブドウ糖を摂取する。
- ブドウ糖代替物としては、自販機でスポーツドリンクを購入して飲む。
- ブドウ糖としては、携帯しやすいタブレット型がドラッグストアで販売している。
「糖尿病の合併症」は怖い…を知ることが大事!
さて、ここまで合併症という言葉を十分な説明もなく使ってきましたので、ここで糖尿病の合併症について、少しまとめます。
糖尿病患者にとって、治療(食事治療・運動治療・薬物治療)を続けるのはとても大切です。そして、それを続けるには続けるだけの「強い動機づけ」が必要です。
筆者 taoが考える、糖尿病患者が治療を続ける「強い動機づけ」、それは糖尿病の合併症の怖さを正しく認識することです。
そもそも糖尿病とは?
いまさらですが、糖尿病とは何かということをまとめます。
人間には血糖値を下げるホルモンが1つだけあります。それが膵臓から分泌されるインスリン。これにより、健常者は血糖値が70mg/dL〜140mg/dLの範囲にコントロールされています。
糖尿病は、このインスリンの分泌量が不足したり、分泌量の割に血糖値を下げる機能が著しく弱くなったりした結果、血液中のブドウ糖(血糖)の濃度が慢性的に高くなる病気です。
そして、高血糖の状態が続くと、血管が傷つきます。より具体的には、細い小さな血管が傷つくと「糖尿病神経障害」「糖尿病網膜症」「糖尿病腎症」という合併症が発症。また、太い大きな血管が傷つくと「壊疽」「脳梗塞」「虚血性心疾患(狭心症・心筋梗塞)」といった合併症が発症します。
これらの合併症は、QOL(クオリティ・オブ・ライフ:生活や生命の質)を著しく低下させ、死に至る原因にもなります。
糖尿病の合併症、「しめじ」と「えのき」?
「しめじ」〜細い血管を傷つけた結果の合併症
- 「し」:糖尿病性神経障害
- 神経障害の「し」
- 手足のしびれや痛み、ピリピリした違和感。
- 早期発見で進行を遅らせることが可能です。
- 「め」:糖尿病性網膜症
- 目の「め」
- 目の血管が傷つき、視界の一部が欠損したり最悪の場合失明することも。
- 日本人の糖尿病患者のうち糖尿病網膜症にかかっている割合は、約15%とされ、約140万人が糖尿病網膜症にかかっていると推定されています。[1]
- 糖尿病網膜症は、年間約3,000人の失明を引き起こし 、成人の失明原因の第2位、50〜60代では第1位となっています。[1]
- 「じ」:糖尿病性腎症
- 腎症の「じ」
- 腎臓の機能が徐々に低下し、最終的には人工透析が必要になることも。
- 人工透析になる人のうち、糖尿病に起因する人の割合は、2019年末時点で39.1%と高い割合を占めています。[2]
「えのき」〜太い結果を傷つけた結果の合併症
- 「え」:壊疽(えそ)
- 壊疽の「え」
- 糖尿病患者に起こりやすいのは足壊疽で、皮膚や皮下組織の細胞が死滅して腐敗した状態になります。足壊疽は、糖尿病性神経障害や循環障害、高血糖による免疫力の低下、創傷治癒の遅延、感染症などが複雑に関連して発症します。
- 「の」:脳梗塞・脳出血
- 脳梗塞の「の」
- 糖尿病は脳梗塞や脳出血のリスクを高める病気。
- 糖尿病の人は、脳梗塞や脳出血などの脳卒中を発症するリスクが2〜4倍高いと言われています。[3]
- 「き」:虚血性心疾患
- 虚血性心疾患の「き」
- 糖尿病による高血糖で血管壁が損傷したり、詰まりやすくなるのが主な原因です。
その他の合併症
- アルツハイマー型認知症
- 高血糖が続くことによって、脳の血管に動脈硬化を引き起こし、脳が必要とする酸素や栄養が届かなくなります。このような状態は、アルツハイマー型認知症の原因となる「アミロイドβ」がたまりやすい状態でもあり、認知症になりやすくなります。[4]
- 癌(がん)にかかるリスクが高い?
- 日本人約33万人のデータから、糖尿病を過去に経験したことのある方または現在糖尿病の方は、糖尿病にかかったことのない方に比べて、がんを発症するリスクが、男性では約1.27倍、女性では約1.21倍高く、肝臓がんに1.94倍、膵臓がんに1.85倍、大腸がんに1.4倍罹患しやすいことがわかりました。[5]
【参考情報リスト】
- [1] ノバルティス ヘルスケア – 名古屋市立大学視覚科学名誉教授 小椋祐一郎先生監修
- [2] みはま病院
- [3] みなとみらい病院
- [4] 小杉ファミリークリニック
- [5] 玉城クリニック
糖尿病のサイン:あなたは大丈夫?
ここまで、記事が長くなりすぎたので、以下はリスト形式で。
以下のような症状がある方は要注意です。
- 喉が異常に渇く
- 疲れやすい
- 何となくだるい
- 手足のしびれ
- 傷の治りが悪い
- 視界がぼやける
特に注意すべき検査値は…。
- 空腹時血糖値:126mg/dL以上
- HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー):6.5%以上
早期発見・治療のメリット
糖尿病の早期発見・治療には大きな価値があります。
- 選択肢が広がる
- 生活習慣の改善だけで改善できる可能性も
- 経口薬から始められる(重症化すると注射が必要に)
- 合併症を防げる
- 早期であれば進行を止められる
- 生活の質を維持できる
- 医療費の抑制
- 合併症の治療は高額
- 予防の方が断然経済的
今すぐできる行動
今すぐできる行動を、すべてではないですが主だったものをピックアップしました。
1. 適切な医療機関を選ぶ
- かかりつけ医に相談
- 糖尿病専門医のいる医療機関を探す
- 生活圏内で通いやすい場所を選ぶ
2. 初診時の流れ
- 問診
- 血液検査
- 生活習慣のアドバイスや栄養指導
- 必要に応じて投薬
3. 生活習慣の改善ポイント
- 規則正しい食事
- 適度な運動
- 禁煙、節酒
- 十分な睡眠
まとめ:今すぐ行動を
糖尿病は怖い病気ですが、早期発見・早期治療で十分にコントロール可能です。
「気になるけど、まだ大丈夫かな」と思っている方、その「まだ」が取り返しのつかない事態を招くかもしれません。人間ドックや健康診断で気になる数値が出た方、少しでも心配な症状がある方は、ぜひ早めに医療機関を受診してください。
あなたの人生を、あなたの大切な人との時間を、糖尿病に奪われないために——。今日からできることから、始めてみませんか?
※本記事は個人の経験に基づく情報提供であり、具体的な治療については必ず医療専門家にご相談ください。
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