安青錦・若碇・琴栄峰、新十両の3人に注目!将来大相撲界を担う逸材に!

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2024年11月に開幕する大相撲九州場所では、3人の新十両が誕生しました。

次の3人です。

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  • 安青錦(あおにしき)
    • 安治川部屋・20歳
    • ウクライナ出身
    • 戦禍を逃れ、2022年4月に来日
  • 親子2代の関取となる若碇(わかいせり)
    • 伊勢ケ濱部屋・19歳
    • 親子2代の関取
    • 父は、伊勢ケ濱部屋の元幕内・大碇剛(年寄・10代甲山)
  • 琴栄峰(ことえいほう)
    • 佐渡ケ嶽部屋・21歳
    • 兄弟関取となる
    • 兄は、大関・琴櫻、父は、佐渡ヶ嶽部屋親方

この記事では、このの3人にスポットライトをあててみます。

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なお、このサイトでは大相撲11月場所について、次の記事も書いています。本記事併せてご参照ください。

目次

安青錦 – 戦禍を逃れウクライナから来日、わずか7場所で新十両に


安青錦(あおにしき、本名:ヤブグシシン・ダニーロ)は、ウクライナのヴィーンヌィツャ州出身の20歳。彼は、7歳から相撲を始め、2019年の世界ジュニア相撲選手権大会では3位となりました。また、相撲と並行して取り組んでいたレスリングでは、17歳の時にはウクライナの国内大会で110kg級で優勝しています。

安青錦は、ロシアによるウクライナ侵攻の戦禍を逃れ、2022年4月に来日。関西大学で相撲の稽古を積み、同年12月に安治川部屋に入門。わずか7場所での新十両昇進は、1958年の年6場所制以降では5位タイのスピード出世となります。

安青錦は「ウクライナの皆さんに勝つ姿を見せたい」と語り、母国への思いを胸に土俵に上がります。ドイツに避難中の両親にも、早く再会して自らの姿を見てもらいたいと話しています。

ところで、現在の大相撲界では、入門前にレスリングをやっていた力士がたくさんいます。例えば、大関の豊昇龍、前頭の宇良や欧勝馬たちです。レスリング経験のある力士は、独特な粘り腰があります。安青錦の取り口にも注目してください。

安青錦のプロフィール

  • 四股名:安青錦(あおにしき)
  • 本 名:ヤブグシシン・ダニーロ
  • 年 齢:2004年3月23日生まれ( 20歳)
  • 出 身:ウクライナ・ビンニツァ州
  • 身 長:180 cm
  • 体 重:125kg
  • 所 属:安治川部屋
  • 初土俵:2023年9月場所
  • 番 付:東十両11枚目

2024年11月場所では、安青錦の相撲スタイルや成績が注目されており、彼の成長が期待されています。彼は「これからは15日間相撲がある。いつでも見せられる」と自信を持っており、今後の活躍に期待が寄せられています。

若碇 – 元幕内の父を持つ期待の星、10代での昇進は平成以降22人目


若碇(わかいかり、本名:齋藤成剛)は、京都市出身の19歳。父は元幕内で伊勢ヶ濱部屋所属の甲山親方(元大碇)です。埼玉栄高校から昨年初場所に初土俵を踏み、以降負け越しなしで番付を上げ続け、今場所の番付編成会議で新十両昇進が決定しました。

初土俵は2023年1月場所で、わずか7場所での十両昇進は非常に早いペースであり、相撲界でも注目されています。

親子2代での関取は史上13組目、10代の新十両昇進は平成以降22人目となります。「子供の頃からの夢だった」と喜びを語る若碇。父の甲山親方も「一つの恩返しができた」と目を細めました。

若碇のプロフィール

  • 四股名:若碇(わかいかり)
  • 本 名:齋藤成剛
  • 年 齢:2005年2月22日生まれ( 19歳)
  • 出 身:京都府京都市西京区
  • 身 長:176 cm
  • 体 重:117kg
  • 所 属:伊勢ヶ濱部屋
  • 初土俵:2023年1月場所
  • 番 付:東十両13枚目

若碇は、元幕内力士の父を持つ親子関取であり、史上13組目の親子関取としても注目されています。彼の成長と今後の活躍が期待されており、特に九州場所ではその実力を証明する機会となるでしょう。

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琴栄峰 – 幕内の兄と共に関取の座に、改名で「栄」と「峰」の思いを込めて


琴栄峰(ことえほう、本名:手計太希)は、千葉県柏市出身の21歳。兄は幕内力士の琴勝峰で、兄弟での関取は現役3組目、史上18組目です。佐渡ヶ嶽部屋からは29、30人目の関取誕生となりました。

これまでの四股名「琴手計」から「琴栄峰」に改名。佐渡ヶ嶽親方によると、兄弟でてっぺんを目指す思いから「峰」の字を付け、埼玉栄高校出身であることから「栄」の字を付けたとのこと。新しい名に恥じぬよう、兄に追いつき追い越す活躍が期待されます。

九州場所では、この3人の新十両がどのような活躍を見せてくれるのか。若い力士の勇姿に注目が集まります。特にウクライナから来日したばかりの安青錦の快進撃は、戦火に苦しむ母国の人々に希望の光を灯すことでしょう。大相撲ファンのみならず、多くの人々が彼らの活躍に心を躍らせるに違いありません。

琴栄峰のプロフィール

  • 四股名:琴栄峰(ことえいほう)
  • 本 名:手計太希
  • 年 齢:2003年7月8日生まれ( 21歳)
  • 出 身:千葉県柏市
  • 身 長:1783cm
  • 体 重:131kg
  • 所 属:佐渡ケ嶽部屋
  • 初土俵:2022年1月場所
  • 番 付:西十両13枚目

琴栄峰は、兄を追い越すことを目標に掲げており、将来的には兄弟で優勝決定戦を戦うことを夢見ています。

また、琴栄峰は、十両昇進について「素直にうれしい」と語り、父親からの祝福を受けたことを明かしました。母親が他界してからは、父親が一人で家事や育児を支えてくれたため、十両昇進は恩返しの一環と考えています。今後の目標としては、幕内に上がり、父親の番付を越えることを掲げています。

まとめ

この記事では、九州場所(2024年11月場所)で新十両になっての活躍が期待されている3人について、紹介記事を書きました。

次の3人です。

  • 安青錦(あおにしき)
    • 安治川部屋・20歳
  • 親子2代の関取となる若碇(わかいせり)
    • 伊勢ケ濱部屋・19歳
  • 琴栄峰(ことえいほう)
    • 佐渡ケ嶽部屋・21歳

2025年の場所中に、この3人が幕内・三役として活躍していることを祈念しています!

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なお、九州場所への期待という点では、大の里と尊富士についても記事を書いています。ご参照ください。

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