大相撲7月場所を見ていて思いました。
「みんなガチンコ、マジで命かけてる..」
大関の地位を守るのは、昔のように楽ではない…ということです。
一方、かつて大関を張った力のある関取がたくさん頑張っているのは、それはそれで素敵なことかもしれない。
霧島、貴景勝、御嶽海、正代、高安、朝乃山…みんな頑張ってほしい。
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さて、恒例の来場所幕内番付予想です。
それとともに、9月場所に期待すること、「3つ」を書かせていただきます。
なお、このTOPIO版番付予想については、かなり自由にやらせていただいています。
大相撲の従来の格付視点からすると違和感山盛りかもしれません。
「こうなったら、今後の大相撲界が、少しだけ良くなるかも」みたいな観点から予想を作っています。
「その予想、おかしいでしょ!」という部分は、笑ってスルーしてください。
来場所(9月場所)の幕内番付予想
筆者 TOPIOの2024年9月場所幕内番付予想は次の通りです。
- 十両からの入幕は3人か4人かで考えましたが、新入幕が多い方が活性するだろうということで4人にしてみました。
来場所(9月場所)、3つの期待
怪我人続出&手薄になった大関陣、さらに新横綱の芽も見えてこない…。
大相撲界は、課題・問題山積です。
さて、そんななか、勝手にいろいろと期待させていただきます。
★以下、年齢は公開日現在です。
- 大の里(24歳)の活躍!
- 琴櫻(26歳)の奮起!
- 平戸海+平幕若手の活躍!
- 平戸海(24歳)、熱海富士(21歳)、王鵬(24歳)、琴勝峰(24歳)、阿武剋(24歳)、白熊(25歳)、北の若(23歳)
大の里の活躍!
大の里の優勝翌場所となる7月場所。筆者 TOPIOは大の里の連続優勝を望んでいました。でも、現実はそんなに甘くないということなのでしょう。ライバルも大の里の手の内を研究するし、大の里にしてみれば、少しはいろいろ注目され、浮き足立つものがあったのかもしれません。
そうそう、横綱・照ノ富士に最初の黒星をつけた、大の里のあの一番は凄かったな。
ところで…
大の里が2桁白星達成できなかったことで、大関昇進が流れたみたいに思われているかもしれませんが、まだチャンスはあります。「11勝で優勝次点」or「12勝で優勝も次点も無し」で、9月場所後の大関昇進が果たせるかもしれません。もちろん、9月場所で優勝すれば(10勝じゃだめだな)大関昇進できると思います。
最近、直近32場所で大関になった関取の活躍が芳しくなかったので、大の里には文句の付けようのない形、直近33勝以上で大関昇進してほしい。
そして、早々の横綱昇進も期待しています。
横綱昇進は、実力はもちろん必要ですが、勢いが肝心。
今、勢いがありそうで、新横綱に一番近いのは大の里しかいないと見ています。
前述の条件で9月場所後に大関昇進して、そして、11月場所・来年初場所で連覇すれば、その初場所語に横綱昇進です、最短ではね。
そんなこんなで、9月場所は12勝以上の優勝をしてほしい…と個人的には期待しています。
とにかく、大の里は関脇に長く居ては駄目な関取です。
7月場所も、対・照ノ富士戦以外にも、光る取り組みがたくさんありました。
恐らく、大相撲界やそのファンたちが、一番期待している関取です。
それから、筆者TOPIOの本音なんだけど、早く、横綱・照ノ富士を楽にさせてね。
照ノ富士は、素晴らしい親方になると思うし…。
琴櫻の奮起!
番付的に新横綱に一番近いのは、間違いなく琴櫻です(勢いでは大の里、番付では琴櫻)。
千秋楽の対・照ノ富士戦、素晴らしかったです。
しかし、何か「壁を抜けられない状態」も感じます。
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ところで、祖父の琴櫻のことが思い出されます。
確か、祖父・琴櫻は孫・琴櫻と同じ26歳で大関昇進したんじゃなかったかな(ちょっと曖昧)。
祖父・琴櫻は、大関時代、「無気力相撲」とか言われたこともありましたが、32歳で突然の覚醒!?
それまでの低迷が嘘のように連続の「14勝1敗優勝」で横綱になります。
「姥桜の狂い咲き」なんて言われました。
横綱昇進後は、1度優勝を果たしたものの、9場所目に引退。
リアルタイムに見ていた筆者 TOPIOは、突然の覚醒に違和感があったことを覚えています。
同時に、「人って突然、壁を越えられるんだな」なんて思ったことも覚えています。
もちろん「突然」の背景には、人には分からない努力の積み重ねがあるとは思います。
さて、孫・琴櫻への期待。
- 「新横綱になること」を期待しているわけじゃない。
- 「横綱として長く活躍し続けること」を期待している。
祖父・琴櫻のように時間をかけ過ぎちゃだめ。
早く壁をぶち壊して、覚醒してほしい。
9月場所に覚醒してくれることを大いに期待しています。
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ところで、大関・豊昇龍の横綱昇進?
もちろん、期待していますが、まずは、しっかり怪我を治してください。
若手よ、いろんな意味で壁を壊せ!
玉鷲や佐田の海、遠藤といった老練な関取が活躍するのも大好きです。
遠藤は33歳、老練と言ったら失礼かな…。
ところで、組織は人の流動が大切です。
新しい力がどんどん入ってくる、それで組織は活性します。
ここへ来て、若い(25歳以下)素敵な関取が増えてきました。
平戸海(24歳)、熱海富士(21歳)、王鵬(24歳)、琴勝峰(24歳)、阿武剋(24歳)、白熊(25歳)、北の若(23歳)。
7月場所、新小結の平戸海は、どうなるかと心配していましたが、素晴らしい活躍でした。「関脇がギュウギュウ詰め状態」なので、9月場所の関脇昇進はなりませんが、リアルタイム、関脇でも活躍できる関取です。
それから、熱海富士、「結構、あっさり負けてしまう」…との印象がありますが、なんだかんだと大負けはせず、上位に、ずっと食い込んでいます。あとほんのちょっとの壁を壊せば、関脇には、直ぐになれるのでは…。
王鵬も、壁を突き抜けない関取の一人。父親と仲直り(?)して、教えを請えば覚醒しちゃうかも。いまのまま「引き技を多用する」ようだと…ちょっとね。
新入幕の阿武剋・白熊、再入幕の北の若は、どんな活躍をしてくれるのか、とても楽しみ。特に、白熊は大の里と稽古しまくって、2人で、どんどん強くなってほしい。かつての「稀勢の里&高安」をぐんと上回る活躍を期待しています!
ところで…
ここにあげた若い7関取のなかには、「大関以上」で活躍できる者が確実に居ると思っています。
みんな、9月場所で壁を壊せ!
番外、4つ目
まったく個人的な期待ですが、貴景勝、大好きです。
愚直に押し相撲だけで、大関まで上り詰めたのは、凄いの一言。
満身創痍で大変でしょう。でも、9月場所の10勝を期待しています。
まとめ
恒例の来場所(9月場所)の幕内番付予想(TOPIO版)です。
合わせて、来場所(9月場所)、3つの期待(+1ね)も書かせていただきました。
関取のみなさん、7月場所、お疲れ様でした。
そして、9月場所も頑張ってください。大いに楽しませてください。
9月場所もワクワクするような展開を期待しています!
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