池井戸潤最新刊『ブティック』の薦め 「Audibleで聞く」が一推し!!

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直木賞作家・池井戸潤さん、2年ぶりの長編『ブティック』の紹介です!

池井戸潤さんと言えば、『半沢直樹シリーズ』や『花咲舞シリーズ』など、銀行モノの作品が多いなという印象があります。

ご自身が大学卒業後、大手銀行に入行。そんなこともあり、銀行のお話は得意なんですね。

さて、今回の長編、タイトルは『ブティック』。

ん? ファッションのお話???

実は、違うんです。

ところで、新刊『ブティック』は、2026年5月12日に出たばかり。なので文庫本はまだ。

Amazonでは単行本が2,200円、電子書籍が1980円(※価格は記事公開時点)。

読みたいけど、高いですよね〜〜。

でも、ご安心を。

2026年6月26日、聞く読書・Audibleで『ブティック』の聞き放題配信がスタート。

2017年からAudibleユーザー & 池井戸潤ファンである筆者 taoは、もちろん『ブティック』聞きました!

標準スピードで18時間14分の大作、taoは1.5倍速で約12時間、しっかり楽しみました。

ここだけの話ですが、これテレビドラマ化するかもしれないです。

というより、端からテレビドラマ化を狙って書いた長編かもしれません。

さて、Audible会員でないあなたも、Audibleの『ブティック』楽しめます!

今ならAudibleの30日間無料体験を利用することで、今すぐ『ブティック』を聞くことができるんです。

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目次

新刊『ブティック』の概要

池井戸潤さんの最新刊『ブティック』は2026年5月発刊。

『ブティック』・・・ファッションのお話ではありません。

この作品、実はM&Aの話なんです。

M&Aとは、企業の合併・買収のことですね。

『俺たちの箱根駅伝』のあと、なぜ、M&Aの物語?

『ブティック』が発刊されるまで、池井戸潤さんの最新刊と言えば、2024年4月に刊行された『俺たちの箱根駅伝』でした。

これ、今年10月からドラマ化されるので、そちらも楽しみです。

上下巻の大作ですが、これもAudibleで聞き放題配信されているので、筆者 taoはもちろん聞きました。

さて、箱根駅伝の物語のあと、池井戸潤さんはどうして、M&Aの物語を書こうとしてのでしょうか…。

せっかくまとまった資料があるので、Wikipediaの『ブティック』から引用させていただきますね。

制作背景

著者の池井戸は、中小企業のM&Aの現場で会社を売却した経営者が高額な仲介手数料によって利益の大半を失ったり、売却時の表明保証が「無期限・無制限」という不合理な条件で契約されていたりするなど、悲惨な事例が少なくないと聞き、中小企業のM&Aを巡る現実に強い問題意識を抱いていた。

そうした中、悪質なM&Aに関する報道が相次ぎ、中小企業庁も対策に乗り出すなど、社会全体が問題を認識し始めていたことから、池井戸は、このタイミングでM&Aを小説の題材に取り上げることには大きな意味があると考えた。

一方で池井戸は、M&Aそのものを否定的に捉えていたわけではなく、中小企業の事業承継においては重要な選択肢であるとも認識していた。そのため、作品では中小企業のM&Aの「正しい姿」と、現場で実際に起きている「ひどいケース」の双方を描くことで、問題提起を行おうとした。

池井戸は、本作を通じて、M&Aを検討している経営者に警鐘を鳴らすと同時に、判断材料を提供し、少しでも手助けになればとの思いを込めたと語っている。

引用元:Wikipedia / 池井戸潤

ここにもあるように、池井戸潤さんは、現状日本で行われているM&Aに問題意識があって、それを作品に転化させたのです。

次の項目で、ブティックの少し細かな概要に入りますが、その前に、「M&Aについての注釈」をちょっとばかり。

ここ、さらっと読んでください。

M&Aというのは企業の売り手と買い手がいるわけです。そこに2種類の商売(ビジネス)が発生します。

  • 仲介
    • 売り手と買い手の間にたって、双方の利害を調整しながら、M&A成立に導くビジネス。
    • 仲介業者は、売り手と買い手の双方から仲介料を得ます。
    • メリット
      • 両社の間に立ってバランス良く調整するため、友好的に交渉がまとまりやすいという特徴があります。
    • デメリット
      • どちらか一方の味方ではないため、売り手・買い手それぞれの立場で利益を最大限には実現しにくい場合があります。
  • FA(ファイナンシャル・アドバイザー)
    • 売り手、もしくは買い手のいずれかに立って、コンサルし、M&Aの実現に導くビジネス。
    • FAは、コンサルした売り手、もしくは買い手のいずれかから手数料を得ます。
    • メリット
      • 売り手または買い手の専属アドバイザーとして、依頼者の利益を最大化するよう徹底的にサポートできます。
    • デメリット
      • 相手方も別途FAを立てる(片手取引)場合、M&A全体としては、両者からアドバイス費用が発生しコストが高くなります。

さて、M&A(企業の合併・買収)の世界では、これら仲介業者やFAのことを「ブティック」といいます。

言葉を替えると、ブティックとは「M&A(企業の合併・買収)に関する専門的な助言や実行支援(アドバイザリー業務)を専門に手がけるプロフェッショナル集団や専門企業のこと」です。

感のいいあなたはもうお気づきでしょう。

池井戸潤さんの最新刊『ブティック』は、M&Aの歳に活躍する仲介業者やFAたちのお話です。

このブティック、大概は「仲介もFAもやる」という業者が多いようです。

一方、小説『ブティック』に登場するブティックは2つ。

1つは、大手銀行が事業部門として展開するブティック。当然に仲介もすればFAもやります。

もう1つは、とある信念をもって、FA専業しかやらないブティック。しかも総勢10数人と小さな集団…。

繰り返します。

池井戸潤最新作『ブティック』は、大手銀行が行うM&Aと、FA専業の弱小ブティックとの闘いです。

ブティック、主な登場人物

大作『ブティック』は大勢の登場人物がいます。そこで、厳選して主な登場人物9人を列挙しますね。

ランパス東京

  • 設立30年、M&A仲介取引を一切行わないM&Aアドバイザリー会社。社名のランパスとは、迷える者を光で導くギリシャ神話の精霊。
    • 雨宮 秋都(あまみや しゅうと)
      • 主人公。東京中央銀行に入行し3年、銀行の悲哀を体験し、ランパス東京に転職。
    • 坂崎 瞬(さかざき しゅん)
      • ランパス東京社長。関西人?
    • 水原 栞(みずはら しおり)
      • マネージャー。秋都のOJTのメンター&相棒。

東京中央銀行

  • 池井戸潤作品ではおなじみのメガバンク。
    • 内藤 莉央(ないとう りお)
      • 秋都とは入行同期。内藤エレクトロン社長の娘。
      • 内藤エレクトロンの経営とは「我関せず」と距離を置いている。
    • 江木 雅史(えぎ まさし)
      • 秋都入行後に配属された日本橋支店の支店長。
      • その後、営業本部第一部長に。
    • 山吹 豪(やまぶき すぐる)
      • M&Aアドバイザリー部次長。東京中央銀行ではM&Aのエースと評価されている。
      • M&Aディール成功のためには手段を選ばない。

内藤エレクトロン

  • 内藤家創業の自動車関係電装メーカー、売上規模5千億円。
    • 内藤 賢也(ないとう けんや)
      • 代表取締役社長で莉央の父。
      • 父から譲り受けた会社を護り続けたがM&Aでビジネス拡大を狙う。
    • 岩倉 崇章(いわくら たかあき)
      • 同社取締役で、投資会社ヘルメス・パートナーズから送り込まれた人物。

光島グループ

  • 明治創業の企業グループで、海運会社「光島商船」メイン、自動車販売等事業は多岐にわたる。
    • 光島 一矢(みつしま かずや)
      • 光島グループ代表。
      • ランパス東京にアドバイザーを依頼している。
      • 内藤エレクトロン先代社長に大恩がある。

『ブティック』あらすじ(ネタバレ抑えめ)

雨宮 秋都(あまみや しゅうと)は東京中央銀行入行3年目。日本橋支店配属された将来の有望株。

しかし、取引先のM&Aに絡んで、自行のM&Aアドバイザリー部の利益相反行為を目にした秋都は、結果的にそのM&Aを潰してしまう…。

それが元で秋都は左遷の憂き目に遭う直前、転職を模索。

同期で日本橋支店配属の内藤 莉央(ないとう りお)たちに惜しまれながらも、M&A仲介取引を一切行わないM&Aアドバイザリー会社・ランパス東京に入社。

ところで、東京中央銀行のM&Aのエース・山吹 豪(やまぶき すぐる)らは、ランパス東京という存在を、弱小ブティックと見下しています。

そんななか、秋都は、水原 栞(みずはら しおり)指導の下、大小さまざまなM&Aのディール(取引)に関わり、何のため、誰のために仕事をしているのかという信念を深めていきます。

物語は進み、秋都たちランパス東京は、内藤エレクトロンの乗っ取りに対峙することに…。

池井戸潤さん作品の特徴と言えば…

物語終盤にある、困難や逆境を乗り越えて最後に大逆転する「勧善懲悪」のストーリー展開です。

そして、主人公がその苦境のなかで大きく育っていく…。

この最新刊『ブティック』でも、終盤、それが待っています!

秋都(しゅうと)は東京中央銀行日本橋支店時代に、当時当行が取り組んでいたM&Aディール不成立の一切の責任を負わされました。

その意趣返しが、ラストに。

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Audibleで池井戸潤最新作『ブティック』を聞くべき2つの理由!?

冒頭にも書きましたが、池井戸潤最新作『ブティック』は、まだ単行本だけ。

なので、単行本を選んでも、電子書籍を選んでも、2000円前後とお高い(※価格は記事公開時点)。

一方、Audibleで聞き放題配信されている『ブティック』なら月額 1500円(税別)なので、本より安い!

しかも、Audibleなら、「半沢直樹シリーズ」「花咲舞シリーズ」「下町ロケットシリーズ」等、40弱の作品が聞き放題で配信されています。

これが、あなたが『ブティック』をAudibleで聞くべき理由の1番目。

いまなら、Audibleの30日間無料体験を活用すれば、無料体験中に解約することで、無料で聞くことができるんです。

ただし、あなたが『ブティック』を聞いて、さらに『半沢直樹シリーズ』などを楽しむことで、Audibleにハマることは覚悟してくださいね・笑。

そして、2つ目の理由。

筆者 taoは、Audibleで大作『ブティック』を聞いて、ある確信を持ちました。それは…

  • この『ブティック』、そんな遠くない将来、ドラマになるんじゃね?

ということです。詳しいことは次章で。

つまり、ドラマ化の前にしっかり楽しんじゃおうよ・・・ということです。

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ドラマ化を見据えて小説を書く!| 『ブティック』はドラマ化される?

池井戸潤さんの作品紹介記事で、どうして今村翔吾さんのYouTube動画を載せるの!バカじゃね?

お怒りのあなた、少し話を聞いてください。

Netflixのオリジナルドラマ化で注目を浴びた『イクサガミ』。

その原作者で直木賞作家の今村翔吾さんが語っているんです。それは…

小説を書いている段階で、将来のドラマ化を見据えていると。

凄いですね。今村さんは『イクサガミ』もそういう作品だったと明言しています。

さて、そんな視点で、わが池井戸潤さんの『ブティック』も分析しました。

この作品、第1話から第8話まで、エピソードが8つに分かれています。

それぞれのエピソードは前後で関連しつつも、一つの物語を展開している。

そして、それぞれのエピソードのボリュームもドラマ化には適していると感じました。

さらにすべての連関が最終話(第8話)のオーラスに向け昇華していく。

2年前の池井戸潤さんの大作『俺たちの箱根駅伝』(上下巻)をAudibleで聞いたときも、当時は、すでに同作がテレビドラマ化決定されていたので、そういう気持ちで聞いたということもありますが、「ドラマ化にぴったりの作品だ」と感じました。

同じことを『ブティック』を聞いているときも、聞き終わったときも感じたのです。

つまり、今村翔吾さん流に考えると、池井戸潤さん作品も、創作時点でドラマ化を想定したつくりになっているなと思うわけです。

しつこいけど、もう一度、「ブティックは、ドラマ化されるかも!」と思う理由を書きますね。

  • 10話前後のドラマ化に堪えられるボリューム
  • 前後の連関はありつつも、1話ずつ楽しめる内容
  • 序盤、中盤、終盤としっかり山がある
  • 終盤に向かって盛り上がる構成
  • ラスト実現されるカタルシス
  • このところの長編は、ほぼすべて映像化されている
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齢70のじじいがAudibleにハマる理由と、Audibleでお薦めな池井戸潤作品!

筆者 taoは70。数え年でいうと71です。

若い頃から読書好きで年間200冊くらい読んでました。

50歳くらいになると目が悪くなり、文庫本を読むのが辛くなりました。

流れですね、文字が大きく出来る電子書籍(iPadで読んでます)に移行。

そして、2017年からは聞く読書・Audibleにハマっています。

もっぱら読書はAudibleばかり。

月に平均40〜50冊聞いています。

山を走るのが趣味なんですが、熊に注意しながらも、山中では片耳ワイヤレスイヤホンで、小説などを楽しんでいます。

ちょっと時間が掛かる山行では2冊は聞けちゃいますね。

それと、糖尿病なので食事は家族とは別で、自分で作ってます。

食事をつくる最中、両耳イヤホンで小説を楽しんでいます。

庭の雑草取りなどのときも、Audible三昧。

そんなこんなでスキマ時間を重ねると、月に40〜50冊ということになります。

さて、そんな70じじいが、何故、Audibleにハマるのか。

単純に、楽しいからです。

作品を通じて、いろんな世界に触れあえる、入り込める。

70じじいでも、少年時代のようなワクワク感を味わえるのです。

ところで、私は、通常 1.5倍速で聞いています。ときどき2.0倍速。

Audible未体験の方は疑問に思うかもしれませんが、実はややこしい小説であっても、1.5倍速・2倍速で十分に聞き取れ、そして理解でき、感動できるんです。

これ疑問に思うあなた、ぜひ、一度体験してください。

Audibleでお薦めな池井戸潤作品

さて、Audibleでお薦めな池井戸潤作品、私が実際に聞いた作品の一部ですが、紹介しますね。

なお、それぞれのリンクをクリックすると(これ全部広告です←これを書かないと叱られる・笑)、それぞれのAmazonのページに飛びます。そこから作品に行ってください。

Audibleで聞ける池井戸潤作品は、今のところ40作品弱あるのですが、切りが無いので、70じじい独自目線で20作品を選びました(順不同)。

以下、リンクはすべて広告です←これ必要な表記なんです(>_<)

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池井戸潤さんのプロフィール

  • 生年月日:1963年6月16日(63歳)
  • 出  身:岐阜県
  • 学  歴
    • 慶應義塾大学文学部・法学部
  • 経  歴
    • 新卒で三菱銀行入行。
    • 32歳で銀行退職し、コンサルタント業の傍ら、ビジネス書の執筆等も行う。
    • 1998年、『果つる底なき』で作家デビュー。
  • 主な受賞
    • 1998年、『果てる底なき』第44回江戸川乱歩賞
    • 2008年、『鉄の骨』第31回吉川英治文学新人賞
    • 2011年、『下町ロケット』第145回直木三十五賞
    • 2023年、『ハヤブサ消防団』第36回柴田錬三郎賞
    • 2024年、『ハイロックの子供たち』映画脚本で第47回日本アカデミー賞優秀脚本賞
  • 主なシリーズ作品:
    • 半沢直樹シリーズ
    • 花咲舞シリーズ
    • 下町ロケットシリーズ
    • 民王シリーズ
  • 作風の特徴
    • 働く「生きている人」を描くエンタメ作家
  • 映像化作品:(一部)
    • ドラマ
      • 『果つる底なき』
      • 『空飛ぶタイヤ』
      • 『下町ロケット』
      • 『半沢直樹』
      • 『ルーズヴェルト・ゲーム』
      • 『陸王』
      • 『花咲舞が黙ってない』
      • 『民王』
      • 『ハヤブサ消防団』
      • 『俺たちの箱根駅伝』
    • 映 画
      • 『空飛ぶタイヤ』
      • 『七つの会議』
      • 『アキラとあきら』
      • 『シャリロックの子供たち』
  • 公式サイト池井戸潤の事務所です(エックス)
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まとめ

昨夜10時くらいに、池井戸潤さん最新作『ブティック』聞き終えました。

いや、ちょっと前に聞いた『俺たちの箱根駅伝』(上下巻)も凄かったけど、こちらも、夢中になれる作品でした。

主人公・秋都がいわゆる大人の世界で弾き飛ばされていく序盤の怒り。

秋都が仕事の意味を考え成長していく中盤。

そして、秋都因縁の対決の終盤、そしてカタルシス。

もうこれ以上言いません。

ドハマりしてください(^_^)/

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