大相撲夏場所2026(5月場所)が、5月10日(日)から両国国技館にて開催されます。
この恒例記事では、幕内の「番付(確定版)」、「優勝予想」、「同一部屋力士一覧」、「7つの期待」についてまとめました。
大相撲夏場所2026、幕内番付(確定版)


筆者 TOPIOが、この幕内番付(確定版)を見て、活躍視点で注目しているのは、次の5点です。
- 怪我をしている横綱・大の里、大関・安青錦は、本割に出場するかどうか?
- 三役の昇格者、再大関・霧島、新関脇・熱海富士、同・琴勝峰がどれくらい活躍するか?
- 藤ノ川と義ノ富士は「名古屋場所(7月場所)で新三役を実現」できる活躍をするか?
- 新入幕である若ノ勝がどれくらい活躍するか?
- 春場所(3月場所)で幕尻新入幕の負け越しでも十両堕ちを免れた藤凌駕はリベンジで活躍できるか?
①の大の里と安青錦については、双方ともに「快方に向かっている」との言質はあるものの、5月1日に行われる稽古総見で相撲を取るかどうかについてすら明言がありません。
つまり、現段階で、巡業休業&稽古不足ということもあり、稽古総見で相撲を取ることすら明言できないほどの状況なのでしょう。
もしかしたら、大の里と安青錦が、揃って初日から休場ということもあり得るかもしれません。
次に、②から⑤の4項目については、それぞれの活躍を強く期待しています!
幕内同一部屋力士一覧
これも恒例です。
幕内の優勝争いを見ていく上で、幕内の同一部屋力士を把握しておくことは重要です。
夏場所における幕内同一部屋力士一覧は以下の通り。
| 伊勢ヶ濱部屋 | 横 綱・照ノ富士 | 熱海富士、義ノ富士、錦富士、伯乃富士 | 尊富士、寿之富士、翠富士、炎鵬 |
| 佐渡ヶ嶽部屋 | 関 脇・琴ノ若 | 琴 櫻、琴勝峰、琴栄峰 | - |
| 木瀬部屋 | 前頭1・明瀬山 | 美ノ海、宇 良、金峰山 | 一 意 |
| 高砂部屋 | 関 脇・朝赤龍 | 朝紅龍、朝白龍、朝乃山 | 朝翠龍 |
| 荒汐部屋 | 前頭2・蒼国来 | 若隆景、若元春 | 大青山 |
| 湊川部屋 | 大 関・貴景勝 | 隆の勝、若ノ勝 | - |
| 追手川部屋 | 前頭2・大翔山 | 大栄翔、翔 猿 | 日翔志 |
| 時津風部屋 | 前頭1・土佐豊 | 正 代、時津風 | - |
| 藤島部屋 | 大 関・武双山 | 藤青雲、藤凌駕 | - |
| 鳴戸部屋 | 大 関・琴欧州 | 欧勝馬、欧勝海 | - |
幕内で同一部屋力士が一番多いのは、4人の伊勢ヶ濱部屋です。
伊勢ヶ濱部屋は十両が4人いますので、関取(十両以上)が総勢8人という大所帯。
一方、幕内上位総当たり(横綱〜前頭3)で見ると、伊勢ヶ濱部屋と佐渡ヶ嶽部屋が2人ずつで、ちょっと有利ですね。
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一方、関取8人という大所帯の伊勢ヶ濱部屋については、将来的に部屋を分けることがあるかもしれませんね。
幕内以外の注目、2人の力士
筆者 TOPIOは、個人的には次の2人に注目しています。
たまたまですが、2人共に、伊勢ヶ濱部屋の力士です。
- 西十両14・炎 鵬
- 東三段目6・旭富士
炎鵬は、怪我で序ノ口まで堕ちたのにも関わらず、這い上がってきて、夏場所2026で再度の関取(十両以上の力士のこと)になりました。
結果、関取通算30場所となり、これで親方襲名の権利を得たことになります。
もちろん、炎鵬が夏場所活躍することも期待したいのですが、おそらく幕内への復帰は無いと思います。
それ以上に、早々に引退するのではとみています。
個人的には、「炎鵬が、引退後、宮城野親方を襲名して、宮城野部屋を継ぐ可能性もあるかも」と期待しています。
もちろん、炎鵬の「関脇通算30場所」(夏場所2026現在)では、親方襲名の権利はあっても、新しく部屋を興すことはできません。
つまり、「現状、宮城野部屋が閉鎖されているのか、一時的に預かり状態になっているのか」、そういう日本相撲協会の判断次第ですね。
このあたりについては、別記事で書く予定です。
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さて、、もう一人の注目力士、旭富士。
旭富士は、2年以上、外国人枠の関係で伊勢ヶ濱部屋入門ではなく研修生のような扱いで稽古を積んでぃました。
ようやく、九州場所2025に初土俵。
以後、初場所2026・序ノ口、春場所2026・序二段で、いずれも7連勝後、優勝決定戦で勝ち、連続優勝。
彼は、旭富士を襲名する前、つまり、研修生時代に、伊勢ヶ濱部屋に出稽古に来た豊昇龍や霧島とイーブンで戦えたという強者です。
「必ず、将来の横綱になる!」・・・と見ています。
そんなこんなで、引き続き、三段目の夏場所も優勝を期待しています。
大相撲夏場所2026、幕内優勝予想
いつもあたりませんが(^_^;)、性懲りも無く、夏場所2026の幕内優勝予想をします。
優勝予想一番手 ➡ 横綱・豊昇龍
豊昇龍は、春場所2025の新横綱からすでに7場所目を終え、今だ横綱としての幕内優勝が無い状態です。
後から横綱昇進した大の里には、先を越され、ここ4場所に限ってみると、4場所中3場所は準優勝。
しかも、そのうちの2回は本割同星の優勝決定戦で負けています。
- 秋場所2025 13勝2敗(同) 準優勝4回目
- 優勝は、同星で横綱・大の里(5回目)
- 九州場所2025 12勝3敗(同) 準優勝5回目
- 優勝は、同星で関脇・安青錦(1回目)
- 初場所2026 10勝5敗
- 優勝は、12勝3敗で大関・安青錦(2回目)
- 春場所2026 11勝4敗 準優勝6回目
- 優勝は、12勝3敗で霧島(3回目)
怪我の横綱・大の里と大関・安青錦を除くと、横綱・豊昇龍は幕内上位陣で圧倒的な強さと安定を続けています。
夏場所2026の幕内優勝予想筆頭は、横綱・豊昇龍となることは間違いないでしょう。
豊昇龍の天敵とも云える大関・安青錦の負傷も、豊昇龍幕内優勝の追い風です。
優勝予想二番手 ➡ 大関・琴 櫻
九州場所2024で初優勝を果たして以降、不調が続いている大関・琴櫻。
優勝翌場所、つまり、横綱昇進超然場所であった初場所2025で5勝10敗と負け越して以降、この場所を含め8場所は、通算 64勝55敗1休で、勝率は .538。
平均すると1場所につき白星は8つ。過去、弱い大関を9勝6敗をもじって「クンロク大関」なんていいましたが、それをさらに下回っているのが琴櫻です。
さて、夏場所2026は、同部屋で名古屋場所(7月場所)で初優勝を果たした琴勝峰が新関脇に昇進。
琴櫻、こんな状況で火が付かないとしたらダメですよね。
ところで、ここ1年あまりの低調な琴櫻には、原因として怪我があると推測しています。
しかし、そんなことを言っていられないのが大関。
それに、先場所は久々の二桁10勝をあげました。
調子は上り調子ということで、あとから来た琴勝峰に送れることなく、先んじて、横綱挑戦に臨んでほしい。
つまり、期待もかねての幕内優勝予想二番手が大関・琴櫻です!
二回目の幕内優勝を果たすには、まずは、序盤戦で星を落とさないこと、これにつきます。
優勝予想三番手 ➡ 大関・霧 島
先場所、3回目の幕内優勝を果たした大関・霧島。
優勝後のお祝いなどで体調を崩していなければ、今、実力トップグループに霧島がいることは間違いありません。
ここ3場所の安定度も、通算勝率 .756と抜群です。
- 九州場所2025 11勝4敗
- 初場所2026 11勝4敗
- 春場所2026 12勝3敗・優勝
大相撲夏場所2026、幕内7つの期待
筆者は、毎回主張していますが、「強い横綱・大関」を実現してもらいたいと願っています。
そういう観点で、夏場所2026、幕内7つの期待です。
- 横綱・豊昇龍が、横綱としての初優勝をすること
- 新関脇の熱海富士と琴勝峰が、今年中の大関昇進実現の起点となる活躍をすること
- 藤ノ川、義ノ富士、王鵬が来場所三役入りを果たす活躍をすること
- 巡業で最多勝をあげたという豪ノ山の連続2桁白星
- ここ4場所負け越しが続いている41歳・玉鷲が復調し、2桁白星をあげること
- 同県人として昔から応援している大栄翔の2回目の優勝
- 同じく、昔から応援している高安の初優勝
期待1:豊昇龍の横綱としての初優勝
横綱・豊昇龍の横綱昇進に関しては、不足感がありました。


昇進時の評価は別にして、直近数場所で、上位陣として圧倒的な強さがあるのは横綱・豊昇龍であることは、先述した通りです。
今場所、優勝を果たすことで、豊昇龍としては壁を破り、その後の「強い横綱・豊昇龍」が体現されることを大きく期待しています。
まだ、26歳と若い横綱、まだまだ7〜8年は「強い横綱」として活躍してほしいです。
そのためにも、今場所の優勝、横綱としての初優勝は重要です。
期待2:熱海富士と琴勝峰、将来の起点
繰り返しますが、筆者 TOPIOは「強い横綱・大関の実現」を大いに期待しています。
現在、大関は3人ですが、本当に強い横綱が実現するためには、あと1人・2人大関がいてもいいと考えます。
ところで、今場所、新関脇となった熱海富士と琴勝峰、正直言って、圧倒的に強いという「勢い」が見えません。
それでも、強いときの熱海富士の取り口は素晴らしいですし、琴勝峰は昨年、初優勝も果たしています。
つまり、二人とも「特別の強さ」は感じられないものの、大関の資質はある関取です。
そんなわけで、今年の楽しみとして、熱海富士と琴勝峰には、大関昇進の起点を今場所につくってもらいたい。
期待3:藤ノ川、義ノ富士、王鵬の三役入り
平幕で今、将来の三役として期待が大きいのが、藤ノ川、義ノ富士、王鵬の三人です。
王鵬は関脇経験者ですが、なかなか三役定着ができません。
身体の大きさから言って、藤ノ川の大関は難しいと思うものの、義ノ富士と王鵬は大関も可能なポテンシャルがあると考えます
ということで…
来場所この三人が三役入りする活躍をすることを大いに期待しています!
期待4:豪ノ山の連続2桁白星
豪ノ山は名古屋場所2023で入幕して以来、17場所で4回2桁白星をあげています。
でも、2桁白星が続かない…。
押し相撲は浮き沈みがあります。
10勝5敗で終わった先場所の取り口を見ていて、「いつもと違う強さ」を感じました。
その後、巡業で一番白星を重ねたのが豪ノ山だと見聞きしました。
つまり、豪ノ山にとって初の連続2桁白星が期待できるのではと考えています、。
実は、大好きだった元大関・貴景勝のような押し相撲の大関を見てみたいのです。
期待5:玉鷲の復調と3回目の幕内優勝
ベテランに目を向けましょう。
41歳の玉鷲、すでに2回の幕内優勝を果たしています。
残念ながら、ここ4場所は連続の負け越し。
今場所は西前頭13なので、先場所同様の5勝10敗なら、十両陥落もあり得ます。
というより…
前頭13という番付は、玉鷲にとって、チャンスがあるのではと考えます。
つまり、前半で白星を重ね、終盤戦で優勝争いをするのも可能では…ということです。
41歳での3回目の幕内優勝に期待しています!
期待6:大栄翔の2回目の幕内優勝
埼玉県人ということで、大栄翔が新十両となった翌年、2015年くらいから注目しています。
初場所2021、13勝2敗で初優勝をしたときは、NHK放送にかじりついていたことを覚えています。
大関昇進のチャンスはあったのですが、叶わず。
そして、名古屋場所2025で全休して以降は、7勝8敗が多くなっています。
今場所は、東前頭4と上位戦するには微妙な番付なので、それがかえって序盤で白星を重ねるチャンスがあると考えます。
このチャンスを起点に、2回目の幕内優勝に密かに期待しています。
期待7:高安の幕内初優勝
高安の幕内初優勝は、ほぼ毎場所期待しています。
高安はこれまで、幕内準優勝を9回、つまり、チャンスを生かし切れなかったのが9回。
いまでも、大関再昇進を諦めてはいないとか。
そんな高安にとって、初優勝は大きな推進力になるでしょう。
今場所も、初優勝を期待しています。
まとめ
5月10日、両国国技館で開催スタートの大相撲夏場所2026。
この夏場所の幕内について
- 番付(確定版)
- 同部屋力士一覧
- 優勝予想
- 7つの期待
この4点を書かせていただきました。
明日、5月1日は横審の稽古総見があります。
その動画などをガン見した上で、注記すべきことがあれば、本記事に追記します。


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