春場所2026(3月場所)は、まさに「荒れる春場所」でした。
横綱・大の里は、初日からの「まさかの3連敗」で、4日目から休場。
横綱昇進挑戦場所の大関・安青錦は、2日目に前頭1・義ノ富士に破れると、中日終わって3勝5敗。
「入幕以来続いた絶好調」の片鱗も無く、勝ち方を忘れた大関は挽回すること無く、負け越し…。
一方、大関再昇進を目指していた関脇・霧島は着実に白星を重ね、14日目で3度目の幕内優勝を果たしました。
霧島は、14日目・千秋楽と連敗するも、場所後の大関再昇進を、ほぼ確実にしました。
このように場所前には想像すらしなかった展開続出の春場所2026でしたが、来場所に向けて期待のできる活躍もたくさん目にしました。
初三役入りした小結・熱海富士が二桁白星は逃したものの9勝を果たし、来場所はおそらく関脇に。
来場所、再来場所の活躍によっては、早々の大関昇進もあり得るかも!
また、上位陣総当たりの番付まであげた小兵の前頭2・藤ノ川が、連日の金星を含む大活躍で勝ち越し。
来場所は三役入りとなるでしょう。
そうそう、突き押しの前頭10・豪ノ山も、覚醒して、見ていてワクワク。
豪ノ山、来場所は久しぶりの上位陣総当たりの番付まであげそうです。
_/_/_/
冒頭から簡単な振り返りをしました。
それでは恒例の「来場所の幕内番付予想」をしたあとで、「来場所幕内の5つの期待」、そして、「来場所幕内優勝予想」について、しっかり書きますね(^_^)/
大相撲夏場所2026(5月場所)の幕内番付予想


大相撲夏場所2026(5月場所)の幕内番付予想です。
十両陥落予想は、全休の前頭15・翠富士、そして、新入幕の前頭17・藤凌駕。
前頭6・阿武剋がどうなるかしばらく考えましたが、幕尻で留まると予想。
一方、入幕は同星で十両準優勝の西十両3・若ノ勝(湊川部屋)と、東十両筆頭・竜電を予想しました。
新師匠でスタートした湊川部屋の若ノ勝と隆の勝の「来場所の活躍」が楽しみです!
夏場所2026(5月場所)、5つの期待!
夏場所2026(5月場所)については、次の5つを期待しています。
- 期待1、大の里と安青錦の復調!
- 期待2、豊昇龍が13勝以上で優勝!
- 期待3、熱海富士二桁勝利で7月場所大関昇進挑戦へ!
- 期待4、途中出場で立ち合いが変わった伯乃富士に期待!
- 期待5、新入幕・若ノ勝の活躍!
期待1、大の里と安青錦の復調!
春場所2026での大きな驚きが、横綱・大の里と大関・安青錦の絶不調です。
2025年は、まさに大の里と安青錦の2人「だけ」が大活躍した年でした。
しかし、それが暗転、こんな事態になるとは…。
大の里は深刻な大けが(左肩脱臼)を抱え、最悪手術もあるのかもしれません。
一方、怪我しているとは聞こえてこない安青錦ですが、イップスでしょうか。
もしかしたら安青錦のほうが深刻なのかもしれません。
ところで、筆者 TOPIOは常々「強い横綱・大関の実現」を期待の一番にあげています。
ですから、「大の里と安青錦の復調」を強く期待しています。
より具体的には、大の里と安青錦が15日間出場し、10勝をあげることです。
期待2、豊昇龍が13勝以上で優勝!
イップスと言えば、横綱・豊昇龍もそういう心配があるのかもしれません。
豊昇龍は1年前の春場所から横綱になったものの、いきなりの途中休場。
そして、横綱としての優勝は、大の里に先を越され、秋場所2025・九州場所2025と連続で優勝決定戦に敗れる…。
そこで、豊昇龍の過去戦績を振り返りました。
豊昇龍は過去の幕内優勝は2回、それもいずれも12勝止まり。
現在、平幕ではこの「12勝での幕内優勝2回」を凌ぐ平幕力士が、たくさんいます。
- 御嶽海 優勝3回(13勝2回、12勝1回)
- 玉 鷲 優勝2回(13勝2回)
- 琴勝峰 優勝1回(13勝)
- 正 代 優勝1回(13勝)
- 大栄翔 優勝1回(13勝)
今の豊昇龍にとって、一番の薬は「13勝以上での幕内優勝」かもしれません。
ということで、「強い横綱・大関の実現」に向けて、来場所は「豊昇龍が13勝以上で優勝すること」を強く期待しています。
ポイントは前半戦で金星を与えないことではないでしょうか。
今場所は、4日目に前頭2・藤ノ川に敗れ、中日に前頭4・大栄翔に敗れ、それが結果的には優勝を逃す要因となっています。
もう少し詳しく、金星のことを調べました。
横綱・豊昇龍と横綱・大の里が与えた金星は以下の通りです。
【横綱・豊昇龍】
7場所で与えた金星は全部で15個!
- 春場所2026
- 5日目:前頭2・千代翔真
- 中 日:前頭4・高 安
- 9日目:前頭4・一山本
- 夏場所2025
- 3日目:前頭1・王 鵬
- 4日目:前頭2・阿 炎
- 名古屋場所2025
- 2日目:前頭1・若元春
- 3日目:前頭1・安青錦
- 4日目:前頭2・阿 炎
- 秋場所2025
- 無し
- 九州場所2025
- 初 日:前頭1・伯乃富士
- 6日目:前頭2・若元春
- 初場所2026
- 3日目:前頭1・義ノ富士
- 中 日:前頭4・大栄翔
- 9日目:前頭4・熱海富士
- 春場所2025
- 4日目:前頭2・藤ノ川
- 中 日:前頭4・大栄翔
【横綱・大の里】
5場所で与えた金星は全部で10個!
- 名古屋場所2025
- 4日目:前頭2・王鵬
- 中 日:前頭4・伯乃富士
- 13日目:前頭15・琴勝峰
- 秋場所2025
- 4日目:前頭2・伯乃富士
- 九州場所2025
- 10日目:前頭6・義ノ富士
- 初場所2026
- 4日目:前頭1・義ノ富士
- 中 日:前頭3・伯乃富士
- 10日目:前頭4・熱海富士
- 春場所2026
- 初 日:前頭1・若隆景
- 3日目:前頭2・藤ノ川
う〜ん、コレ見ると、いろんなことを考えてしまいます、「強い横綱」という視点では暗雲漂うばかり…(>_<)
これを踏まえて、来場所、豊昇龍に期待すること。
より具体的には、中日までに金星を与えないこと、これで13勝以上の優勝を果たすことを期待しています。
期待3、熱海富士二桁勝利で7月場所大関昇進挑戦へ!
初場所2026で、覚醒した活躍を見せてくれた熱海富士。
新三役の今場所も、跳ね返されることなく9勝をあげ、来場所は新関脇を予想しています。
つまり、夏場所(5月場所)の戦績次第では、名古屋場所(7月場所)が大関昇進挑戦の場所となります。
しかし、熱海富士の場合、覚醒したものの上位陣には分が悪い、悪すぎます。
熱海富士に期待するところは、大関昇進ではなく、大関で活躍し、その上も狙うこと。
ですから、当面、上位陣には圧倒するくらいの勢いが欲しいところです。
来場所の「横綱・大関陣」に対する、過去対戦結果は、こうなっています。
- 対・豊昇龍 6勝5敗
- 対・大の里 2勝6敗
- 対・安青錦 1勝4敗
- 対・霧 島 3勝8敗
- 対・琴 櫻 3勝8敗
ということで、より具体的に熱海富士に期待するのは、来場所、これらの5関取全員に対して、圧倒して勝つことです。
この5関取に全部勝てば、おそらく初優勝が実現します。
結果、名古屋場所2026(7月場所)は、熱海富士にとって、大関昇進挑戦場所となります。
期待4、途中出場で立ち合いが変わった伯乃富士に期待!
思いの丈をはっきり書きます。
場所前に明らかになった伊勢ヶ濱部屋の暴力事件。
そのきっかけを作ったとされる伯乃富士には、個人的には猛烈に腹を立てています。
それと相まって、あの「相手の立ち合いをはぐらかすような<馬鹿げた立ち合い>」にも腹を立てていました。
今場所は初日、欧勝馬に負けて2日目から休場、正直「いい気味だ!」と思ったくらいです(ちょっと過激すぎる書き方ですが…)。
それが、7日目から再出場、「なんであのゴタゴタを抱えて、また出るんだ!」と、ここで再び腹が立ったのですが…。
実は、見直してしまいました。
師匠からの強い指導でもあったのでしょうか。
伯乃富士の立ち合い時の仕切りが様変わりしていたのです。
相手より早く、しっかり両手を突く形になっていました。
それは千秋楽まで、ほぼほぼ履行されました。
結果、途中出場での5勝は、立ち合い時の仕切り変更徹底の故かもしれません。
一方、暴力事件のきっかけを作ったことは許すつもりはありませんが、この変化は素晴らしい。
なので、しっかり稽古を重ねて、来場所は二桁白星を実現を期待しています。
それにしても、場所後の伊勢ヶ濱部屋の処分が気になります(>_<)
期待5、新入幕・若ノ勝の活躍!
湊川部屋の期待の星、若ノ勝。
千秋楽の優勝決定戦で十両優勝を逃してしまったことは残念ですが、来場所の新入幕をほぼ確実に。
これで隆の勝とともに、湊川部屋の2関取の来場所の活躍が楽しみになりました。
同部屋同士で切磋琢磨することで、さらなる活躍が期待できます。
若ノ勝には、新入幕での10勝を期待しています。
夏場所2026(5月場所)の幕内優勝予想
毎回やっていますが大外ればかり…。
夏場所2026の幕内優勝予想です。
今回はサラッといきます。
- 優勝予想一番手
- 横綱・豊昇龍
- 優勝予想二番手
- 大関・安青錦
- 優勝予想三番手
- 関脇・熱海富士
コメント無しです。
まとめ
今場所は予想外の展開が多い「荒れる春場所」でした。
それでも、新たな期待や発見もあり、夏場所2026(5月場所)繋がる種もたくさん発見できました。
その「将来大きく開花しそうな種」の一つは、序二段で全勝優勝を果たした旭富士(伊勢ヶ濱部屋)です。
今年中には関取(十両以上)になれることを期待しています!


コメント