大の里、春場所休場で稀勢の里の二の舞確定?豊昇龍に劣る”相撲の拙さ”露呈、解決策は?

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春場所2026、初日から三連敗の横綱・大の里。

案の定、四日目から休場です。

九州場所から引きずる左肩脱臼という爆弾を癒やすこと無く突入した春場所2026。

これは単なる不運なケガなのでしょうか。

大の里には力士としての構造的な欠陥があり、また、相撲界に根強く残る精神論も重なって、今回の大の里休場は、ある意味で必然の結末ではないでしょうか。

このまま行けば、大の里は師匠である稀勢の里(現・二所ノ関親方)が辿った「ケガによる短命ルート」をそのままなぞることになるかもしれません。

かつて肩の脱臼癖を見事に克服した大横綱・千代の富士の歴史的な事例を振り返りつつ、横綱・豊昇龍との比較で浮かび上がる大の里の「相撲の拙さ」と、再起に向けた処方箋をまとめてみました。

この記事でわかること
  • 大の里の春場所3連敗・休場の実態と、左肩脱臼が長引く本当の原因
  • 千代の富士が脱臼癖を克服した方法と、稀勢の里の自滅から何も学べていない現状
  • 豊昇龍との技術差から見えてくる「相撲の拙さ」と、大の里に残された唯一の再起ルート
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目次

春場所休場——左肩脱臼が治らない根本原因

ものごとの結果には理由があります、原因があります。

そして、「目標 = どうしたいのか」を描き直して、そのためにどうするかを考える。

これがノーマルな考え方です。

九州場所の悲劇から初場所10勝で「なんとかなった」という錯覚

歯車が狂い始めたのは九州場所。

左肩に異常を抱えながら強行出場し、千秋楽で休場。

続く初場所(1月場所)ではテーピングと痛み止めで土俵を乗り切って10勝を記録しました。

この二桁勝利が最大の落とし穴だったのかもしれません。

「なんとかなる」という錯覚を生んだまま根本治療を先送りにした結果、春場所では相撲にならないほどの筋力低下と恐怖心となって一気に噴出した・・・というのが実際の展開ではないでしょうか。

「左おっつけ」が封じられ、力任せのメッキが剥がれた

大の里の相撲は、圧倒的な体格と馬力を活かした「右四つ(左下手)」と「強烈な左おっつけ」からの直線的な押しに極端に依存していました。

左肩が使えない今、その最大の武器は完全に消えてしまいました。

武器を失って初めて露呈したのは、引き出しの少なさです。

相手にいなされたとき、上手を取られたときの対応がおよそ横綱とは思えません。

春場所序盤の惨状は「力任せの相撲」のメッキが完全に剥がれ落ちた結果だったのです。

結局、春場所2026の休場は「何もしなかった結果」!?

現役横綱にど素人が失礼な物言いですが、結局、春場所2026も途中休場は左肩脱臼という大けがに対して「有効な対処を何もしなかった結果」です。

有効な対処には、初場所2026や春場所2026の全休という選択もあります。

それをした上で、肩脱臼の根本的な治療(最悪、手術)をしつつ、リカバリーのための訓練をすることです。

願うだけ、あるいは根性論や横綱としてのあるべき論を振りかざすだけでは、事態は何も変わりません!

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大の里は豊昇龍より「相撲が下手」?——厳しい現実

大の里より先に横綱昇進した豊昇龍。

しかし、春場所2025の横綱昇進以降、横綱としての優勝を実現していません。

一方、名古屋場所2025で横綱昇進した大の里は、翌秋場所にて横綱としての優勝を実現。

そんなこんなで、大相撲ファンたちの大の里に賞賛に比べ、豊昇龍への評価は低いようです。

しかし、それは違う!ということがばれてしまったのが春場所2026ではないでしょうか。

理で動く豊昇龍、力任せで動く大の里

豊昇龍の相撲には「理」があります。

相手の力のベクトルを読み、投げや足技を最も力の要らないタイミングと角度で繰り出す。

崩しの技術を相撲に昇華させた相撲巧者です。

なにしろ引き出し多いのです。

一方、大の里は「自分が押す」一点突破しか持っていない、引き出しが極端に少なすぎます。

相手の力を利用する技術も、重心をコントロールする術も見当たらない。

スケールは大きくても、技術面では豊昇龍よりも明らかに「相撲が下手」というのが現実ではないでしょうか。

力だけの力士は、力が出なくなれば何も残らない

力だけで勝ってきた力士は、力が衰えたとき、ケガで力が出なくなったときに何も残りません。

相撲の技術的・物理的な本質を理解せず、感覚とパワーだけで取り続けている現状のままでは、将来親方になったとしても弟子に教えられるのは「もっと前に出ろ」「気合を入れろ」という精神論だけになってしまうのではないでしょうか。

師匠としての二所関親方にも問題があるのかもしれません、指導者としての力量という意味です。

大相撲力士と体躯に恵まれているとはいえない安青錦を短期間で大関まで育て上げた安治川親方と比較すると、指導者としての差が著しいのは否めません。

力士本人が引き出しが少なく力任せで、それを指導する師匠にも難あり。

どうすれば、大の里は救われるのでしょうか…。

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千代の富士と、ドジャーズ山本と、武術達人の身体操作と…

今後の大の里にどういう手立てがあるのか…。

千代の富士が脱臼癖を克服した合理的な方法

昭和の大横綱・千代の富士も、若手の頃は繰り返す肩の脱臼に悩まされていました。

彼がとった解決策は徹底的に合理的でした。

1日500回ともいわれる腕立て伏せによる「肉の鎧」の構築。

関節を筋肉で固め、物理的に脱臼を防いだ。同時に相撲スタイルも大きく変えたのです。

腕を伸ばして捕まる前に、圧倒的なスピードで前褌を引く速攻相撲へと転換し、相手に「引かれる・極められる」隙を与えない取り口を完成させました。

筋力強化と戦術転換、この二つが脱臼癖を過去のものにしたのです。

これは左肩脱臼で苦しんでいる大の里にとって、学ぶべき先人の教えにならないでしょうか。

ドジャーズ・山本投手の活躍のバックボーンは…

昨秋、MLBのワールドシリーズを連覇したドジャーズ。

その連覇に山本由伸投手が大いに貢献したことは周知の事実。

彼は178cm、80kgと、MLBで活躍している投手としては体格的に見劣りします。

そんな山本投手が投げきったり、連投したり…。

その秘密は、骨や軸を使い切る身体操作トレーニングです。

これまでの筋肉を付けるというトレーニングとは全く違う方法で、身体を十分に使い切るためのトレーニングを積んだ結果が昨年の大活躍です。

そして、現在開催中のWBCでも引き続きの大活躍です。

何を言いたいのか…。

ポイントは身体を活かしきる身体操作を身につけること。

これは大相撲でも同じではないでしょうか。

具体的なやり方は、大相撲力士でない筆者 TOPIOには皆目見当がつきません。

しかし、そういう視点で研究する、コーチを見つける、実践するように動くことが肝要です。

昨今のYouTube界隈の達人ブーム

今から4年くらい前、総合格闘家でYoutuberの矢地祐介が異業種の方々とのコラボ動画をあげはじめました。

主に、有名で無いけど実力のある武術界隈の隠れた達人たちとコラボを始めたのです。

そして、現在では、発掘され(?)、YouTuberとしても活躍している武術の達人がたくさんいます。

一例をいくつか、チャンネル名を挙げますね。

これらはほんの一部の紹介です。

そして、これらの達人の主張・説明には共通項があります。

それは腕力・筋力などをつけてパワーを発揮するのではなく、身体操作を活用して結果を出すという点です。

これは先述のドジャーズ・山本投手と同じ方向性ですね。

以上から提案したいことは、身体操作

従来の大相撲の力士の鍛え方、育て方を身体操作視点で根本的に作り直す。

これに取り組んだ部屋だけが、力士だけが、本当の意味で強くなる。

怪我も少なく、パワー便りだけでない強い力士になると考えます。

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横綱・大の里の弱点に関するFAQ

大の里の弱点を勝手にFAQとしてリストしました。

  • Q1. 大の里の左肩脱臼はいつから続いているのか?
    • A1. 九州場所(2024年11月場所)から続いており、初場所(2025年1月場所)も完治しないまま出場した。春場所では初日から3連敗を喫し、四日目からの休場が発表されました。
  • Q2. なぜ初場所の10勝が「最大の落とし穴」なのか?
    • A2. 完治しないまま10勝を記録したことで「なんとかなる」という誤った認識を生んだのかもしれません。手術を含め根本治療を先送りにする口実になってしまったのではないでしょうか。
  • Q3. 大の里の相撲の最大の武器は何か?
    • A3. 「左おっつけ」からの直線的な押しが最大の武器。しかし左肩が使えない現状ではこれが完全に封じられています。
  • Q4. 千代の富士はどうやって肩の脱臼癖を克服したのか?
    • A4. 1日500回ともいわれる腕立て伏せで関節を筋肉で固める「肉の鎧」を構築し、同時に前褌を素早く引く速攻相撲へとスタイルを変えました。筋力強化と戦術転換の両輪が克服の鍵だったのです。
  • Q5. 稀勢の里との「失敗ルート」の共通点は何か?
    • A5. 負傷箇所を根本的に治療せず、テーピングなどで強行出場を続けたことです。稀勢の里は2017年春場所の強行出場後に力士生命を大きく縮めており、大の里は同じ構図を繰り返しています。
  • Q6. 二所ノ関部屋の指導方針にはどのような問題があるのか?
    • A6. 師匠・稀勢の里自身がケガの強行出場で苦しんだ経験を持ちながら、同じ過ちを弟子に繰り返させていと見られても仕方の無い状況、結果です。精神論優先を超える科学的見地不足でしょうか。
  • Q7. 豊昇龍と大の里の技術差はどこにあるのか?
    • A7. 豊昇龍は相手の力のベクトルを読み、投げや足技など多彩な手段を最も効率的なタイミングで繰り出します。一方、大の里は「自分が押す」一点突破のみで、引き出し少なく、相手の力を利用する技術を持っていません。
  • Q8. 「身体操作」とは具体的にどういうことか?
    • A8. 足の裏から骨盤・脊椎・肩・腕へと力を連動させ、体全体で相手に力を伝える体の使い方のこと。局所的な関節や筋力に頼らず、骨格全体を使って相手への攻撃を可能にし、特定部位への負担を大幅に減らせることもできます。
  • Q9. 大の里が親方になったとき、弟子への指導はどうなると予想されるか?
    • A9. 現状の取り口のまま力士生活を終えた場合、相撲の技術的・物理的な本質を自ら理解していないため、弟子への指導が精神論中心になるリスクがある。
  • Q10. 大の里が再起するための最大の課題は何か?
    • Q10. 「左おっつけ一本」の取り口を捨て、体の使い方を根本から学び直すこと。この休場期間を単なる治療期間ではなく、相撲スタイルの再構築期間として使えるかどうかが分岐点となるのではないでしょうか。
  • Q11. 大の里の今後の横綱としての活躍どうなるのか?
    • A11. 左肩の完治(あるいはそれをカバーする方法の確立)と相撲スタイルの変革が両立できれば、身体的ポテンシャルは依然として横綱級。しかし現状のまま場当たり的な復帰を続ければ、稀勢の里と同様に短命に終わる可能性が高いです。再起できるかどうかは、この休場期間の使い方にかかっています。大の里ファンとしては、夏場所も休場して、復帰のための果敢な行動をしてほしいところです。
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まとめ

筆者 TOPIOにとって、横綱・大の里は幕内で一番大好きな関取です。

末永く圧倒的に強い横綱として活躍してほしい、常々そう考えています。

だからこそ、敢えて、大の里の現状を厳しく見てみました。

大の里の春場所休場は、左肩脱臼という単純なケガの話ではないと考えます。

根本治療を先送りにしたまま強行出場を続けた「精神論優先の選択」が招いた必然の結末ではないでしょうか。

千代の富士は脱臼癖を筋力強化と戦術転換という合理的手段で克服し、頂点に立ち続けました。

一方、師匠・稀勢の里は、かつての強行出場で力士生命を縮めました。

大の里が今どちらの道を歩んでいるかについては、心配です。

ところで、豊昇龍との比較で浮き彫りになるのは「相撲の拙さ」です。

引き出しの少なさ、力任せの一点突破は、力が出なくなった瞬間に何も残りません。

体の使い方を根本から学び直す「身体操作」の習得・実現——これが大の里に残された唯一の再起ルートではないでしょうか。

この休場を再構築の好機として捉えられるかどうかが、「未完の大器」で終わるか、本物の横綱になるかの分岐点となるでしょう。

この記事のポイント
  • 大の里は九州場所から続く左肩脱臼を完治させないまま出場を続け、春場所で初日から3連敗・休場に至った
  • 初場所での10勝が「なんとかなる」という誤認を生み、根本治療の先送りを加速させた
  • 千代の富士は筋力強化+速攻相撲への戦術転換という合理的手段で脱臼癖を克服した
  • 師匠・稀勢の里の強行出場による自滅と全く同じ構図が、弟子にも繰り返されている
  • 豊昇龍との比較で明確になるのは、相手の力を利用する技術がない「相撲の拙さ」という本質的な課題
  • 再起の鍵は「左おっつけ一本」からの脱却と、体全体を連動させる「身体操作」の習得にある
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