大阪がざわつく季節がはじまりました。
3月8日(日)、エディオンアリーナ大阪を舞台に2026年大相撲春場所がスタート。
そして、二日目まで終わって、まだ十三日間続く至福の時間(^_^)/
ところで、場所前に筆者 TOPIOは次の記事を書きました。


ということで…
まだ、初日、二日目が終わっただけですが、この記事に書いた事項の検証をします・・・というのがこの記事の主旨です。
- 春場所2026の幕内番付確定版と幕内同部屋の一覧
- 春場所2026の7つの見どころと彼らの初場所2026の一推しの一番
- 春場所2026の優勝予想
幕内の同部屋問題は、どうなってる?
同部屋同士は、本割での対戦がありません。
従って、幕内で同部屋が多い場合は、優勝争いその他で、かなり有利になります。
そこで、前述した筆者 TOPIOの記事では、最初にこの同部屋問題を指摘しました。
その記事で掲げたリストに、三日目以降の同部屋人数(怪我等の休場に伴う現状同部屋人数)を追記してあります。
ちなみに…
同部屋関取の合計は、24人。幕内人数 42人の半分以上に「同部屋対決が無いという恩恵がある」わけです。
同部屋率(24人÷42人×100 )は、 57.1%。
この同部屋問題が幕内対戦の面白さを減退させる要因になっていると感じているのは筆者 TOPIOだけでしょうか・・・。
次に示すのが幕内同部屋リストです。
ただし、休場者情報を追記しています。
- 伊勢ヶ濱部屋 5人 ➡ 3人
- 熱海富士、義ノ富士、伯乃富士、錦富士、翠富士
- 翠富士初日から、伯乃富士二日目から休場
- 熱海富士、義ノ富士、伯乃富士、錦富士、翠富士
- 佐渡ヶ嶽部屋 3人(現状維持)
- 琴櫻、琴勝峰、琴栄峰
- 木瀬部屋 3人(現状維持)
- 美ノ海、宇良、金峰山
- 高砂部屋 3人(現状維持)
- 朝紅龍、朝乃山、朝白龍
- 荒汐部屋 2人(現状維持)
- 若元春、若隆景
- 追手風部屋 2人(現状維持)
- 大栄翔、翔猿
- 鳴戸部屋 2人(現状維持)
- 欧勝馬、欧勝海
- 時津風部屋 2人(現状維持)
- 正代、時津風
- 藤島部屋 2人(現状維持)
- 藤青雲、藤凌駕
二日目が終わって休場者は3人。
- 翠富士(伊勢ヶ濱部屋) 初日から休場
- 伯乃富士(伊勢ヶ濱部屋)二日目から休場
- 阿武剋(阿武松部屋)二日目から休場
阿武剋は幕内単独ですから、結局、伊勢ヶ濱部屋のみ今場所同部屋人数が2人減ったことになります。
これでも、幕内39人中、同部屋22人。
同部屋率(22人÷39人×100 )は、 56.4%。
状況、変わらずですね。
なんとかならんかね、この「本割での同部屋対決無し」というルール…。
春場所2026・幕内の見どころ7選の検証
さて、場所前に書いた冒頭の記事の次の話題。
「春場所2026・幕内の見どころ7選」をたった二日が終わっただけですが、検証してみましょう。
7選は、これです。
- 見どころ1 〜 東大関・安青錦の「綱取り」
- 双葉山以来89年ぶりの快挙の「その先」を目撃しよう!
- 見どころ2 〜 両横綱、豊昇龍と大の里
- 「横綱の意地」を発揮できるか?
- 見どころ3 〜 東関脇・霧島
- 大関再昇進に向けた「正念場」の3場所目
- 見どころ4 〜 西関脇・高安
- ベテランの貫録と「もう一花」への執念
- 見どころ5 〜 西小結・熱海富士
- 新三役で問われる「本物かどうか」
- 見どころ6 〜 前頭二枚目・藤ノ川
- 初の横綱・大関総当たりへ
- 見どころ7〜 新入幕コンビ・藤青雲&藤凌駕
- 藤島部屋「兄弟弟子」旋風
それでは一つ一つ検証ね。
見どころ1 〜 東大関・安青錦の「綱取り」
双葉山以来89年ぶりの快挙の「その先」を目撃しよう!
【初日 ⭕️勝ち ➡ 小結・若元春】
【二日目 ❌️ 負け ➡ 小結・若元春】
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3連続優勝で場所後の横綱昇進を狙う大関・安青錦。
二日目終わって1勝1敗。
結論ですが…
負けた義ノ富士戦でも、安青錦の良さは出ています。
それ以上に義ノ富士の攻めの姿勢が優れていたということ。
安青錦の優勝、そして、場所後の横綱昇進は十分にあり得ます!
動画のうち、初日の若元春戦は是非ご覧ください。
立ち合いの若元春の変わり身に対して、冷静に対応する安青錦。
優勝で横綱昇進が掛かった場所で、かつ初日というプレッシャーのなか、安青錦が平常心を保てていると理解しています。
ところで、安青錦の優勝争いを考える場合、通常は終盤の豊昇龍戦、大の里戦、琴櫻戦と考えがちですが、いまの安青錦ならこの3人には勝てるでしょう。
むしろ気をつけるべきは、平幕に対する負けを如何に減らすか…です。
ですから、三日目の取組、対・若隆景(前頭筆頭)戦は、安青錦の今場所の優勝を左右する重要な取組になりそうです。
見どころ2 〜 両横綱、豊昇龍と大の里
「横綱の意地」を発揮できるか?
【初日、豊昇龍 vs 熱海富士 ➡ 豊昇龍の勝ち ➡ 2勝0敗】
【二日目、大の里 vs 熱海富士 ➡ 大の里の負け ➡ 0勝2敗】
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豊昇龍は立ち合いの圧倒的な力強さには欠けますが、相撲のうまさ、豊昇龍らしさが十分に出ている初日と二日目。
豊昇龍、序盤で取りこぼしゼロならば、十分に優勝(横綱での初めての優勝!)を狙えます。
一方、初日、二日目と連敗の大の里は深刻です。
怪我の影響でしょう、初日も二日目も左おっつけが全く活きていません。
つまり、右上手をとっての強烈な左おっつけがあるからこその大の里。
左が使えないとなると相手の勢いにまけ、思わず引いてしまう・・・。
まだ序盤でこれですから、大の里の今場所の優勝は「無い」ですね。
というか、大の里ファンとして言いたい。
先の相撲人生長いですから、今場所は早々に休場して、整えてくれ!!!
脱臼癖で窮地に立った千代の富士の復活・・・これなんか参考にしてもらいたいです。
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そんなこんなで…
豊昇龍の三日目の対戦相手は前頭筆頭・義ノ富士。
勢いのあるこの若手をひねり潰すようなら、豊昇龍の優勝確率爆上げです。
一方、大の里の三日目の対戦相手は前頭2・藤ノ川。
小兵だけど足腰強い藤ノ川に負けるとしたら、今場所の休場決定かも…。
見どころ3 〜 東関脇・霧島
大関再昇進に向けた「正念場」の3場所目
【初日 ⭕️勝ち ➡ 前頭2・藤ノ川】
【初日 ❌️負け ➡ 前頭2・美ノ海】
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今場所で大関再昇進を狙う関脇・霧島。
ここ2場所はともに11勝ですが、2場所前(九州場所)は前頭2ですから、できれば12勝以上はほしいところ。
上位戦(横綱・大関戦)となると、全勝は難しいので、下位者への取りこぼしは少なくしたい…。
初日の藤ノ川には勝ち増したが、相手は小兵です。
もっと圧倒して勝つかと思いました。
二日目、圧の強い美ノ海では足腰の粘りがなく、負け。
初日には勝ったとはいえ、かなり不安の残る初日・二日目でした。
序盤三日間であと2つ落としたら、大関再昇進は終わりです。
三日目は、今勢いのある小結・熱海富士戦。
この一番は、今場所の霧島の行く末を占う一番となるでしょう。
今場所は、熱海富士の活躍にも期待していますので、必見の一番です!
見どころ4 〜 西関脇・高安
ベテランの貫録と「もう一花」への執念
【初日 ⭕️勝ち ➡ 前頭2・美ノ海】
日本相撲協会の公式動画無し。
相撲協会ってバカなの(-_-)
ゆるふんの美ノ海を右上手で取った高安。
じっくり取って、上手投げで高安の勝ち。
足腰の安定感、いつになく抜群の高安です!
【初日 ⭕️勝ち ➡ 前頭2・藤ノ川】
初日・二日目と圧倒的な安定感で2戦2勝のベテラン高安(36歳)。
もしかしたら、ここ1年くらいで一番強いかも…です。
稀勢の里の弟弟子として、ファンだった頃から望んでいる「高安の幕内初優勝」が果たせるかもしれません!
見どころ5 〜 西小結・熱海富士
新三役で問われる「本物かどうか」
ここまでに、小結・熱海富士の春場所2026の初日と二日目動画は載せました。
初日は、横綱・豊昇龍戦で善戦するも負け。
二日目は、横綱・大の里戦で勝ち。
ここまでで1笙1敗ですが、明らかに数場所前の熱海富士とは違います。
まだ二日間の取組を見ただけですが、熱海富士は三役で活躍する関取になりそうです。
そして、早晩、関脇になり、大関昇進も望める関取になると感じています。
まずは、今場所、二桁以上の白星をあげることで、来場所の関取昇進を確実にしてください!
見どころ6 〜 前頭二枚目・藤ノ川
初の横綱・大関総当たりへ
176cm、119kgと小兵の前頭2・藤ノ川。しかし、その取り口は過激で面白い。
藤ノ川の春場所2026の初日と二日目動画は、すでに載せました。
初日は関脇・霧島、二日目は関脇・高安に負けました。
負けたものの足腰強い小兵・藤ノ川は十分上位戦でもやっていけるということを見せてくれています。
三日目は横綱・大の里戦。
個人的には、藤ノ川はこれで初金星をゲットすると予想しています。
まずは、早々の勝ち越し、そして、二桁を目指し、来場所の三役入りを実現して欲しいですね。
見どころ7 〜 新入幕コンビ・藤青雲&藤凌駕
「兄弟弟子」旋風
藤島部屋(師匠は元大関・武双山)待望の幕内力士が2人同時に実現!
西前頭13枚目の藤青雲(熊本県出身)と、東前頭17枚目の藤凌駕(愛知県出身)。
二人の春場所2026の初日と二日目は…
- 前頭13・藤青雲
- 初 日 ⭕️勝ち ➡ 朝乃山
- 二日目 ❌️負け ➡ 錦富士
- 前頭17・藤凌駕
- 初 日 ❌️負け ➡ 金峰山
- 二日目 ⭕️勝ち ➡ 佐田の海(十両筆頭)
う〜ん、この二日間の取組では、二人がどうなるかちょっと検討がつきません。
まずは、幕内定着を目指すべく、一日も早い勝ち越しですね!
春場所2026・幕内優勝予想!本命・対抗・大穴は?
次は、優勝予想の検討です。
【本命】東大関・安青錦(あおにしき)
2場所連続優勝中の勢い、そして15日間の場所を通じての安定感。
安青錦はすべての要素が「今が最も充実している時期」を指し示していますね。
また、得意の型を持ち、「負けない相撲」の質も高いです。
そんな安青錦の春場所2026。
初日、二日目が終わって1勝1敗。
それでも、筆者 TOPIOは春場所2026の優勝候補筆頭であると確信しています。
二日目の負けた取組も、「安青錦らしさ」は十分に出ています。
序盤の残る3日間で、下位者に対して黒星を喫しないこと。
それが実現できれば、高い確率で安青錦の3連続優勝はできる!と見ています。
まずは、三日目の若隆景戦です。
【対抗】西横綱・大の里(おおのさと)
今場所の大の里の優勝は、ありません。
理由は体調が万全でなく、得意の左おっつけを十分に生かすことができないからです。
結果、どうしても「引き」が出てしまい、墓穴を掘ってしまいます。
大の里にとって、今場所最良の策は、早々の休場ではないでしょうか。
【大穴】東関脇・霧島(きりしま)
大穴ながら、場所前の霧島は侮れない・・・と考えていました。
しかし、春場所2026の初日、二日目を見る限り、足腰の安定感が無いです。
大関再昇進を確実にするためには、今場所12勝以上が欲しいところですが、それが実現するかどうかも、序盤の残り三日間の結果次第。
個人的には是非、再昇進してほしいと思っていますので、ハラハラしながら三日目、四日目、五日目を見守ります。
まとめ
2026年大相撲春場所は、近年まれに見る「記録と感動が重なる場所」になる予感がしています。
数々の注目にあふれているからです。
- 大関・安青錦の3連続優勝と場所後の横綱昇進
- 横綱・豊昇龍の横綱での初めての優勝
- 関脇・霧島の場所後の大関再昇進
- 新三役、小結・熱海富士の活躍
等々。
そこで、まだ初日、二日目が終わったばかりですが、筆者 TOPIOが場所前に書いた「春場所2026の7つの期待」の検証をしてみました。
残り、十三日間、たっぷり楽しませていただきます!


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