箱根駅伝2026 徹底予想|青学・駒澤・國學院の「死角」と、大逆転のカギを握る5区の攻防

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最終更新日:2025年12月31日 17:00

いよいよ明後日に迫った、第102回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)。

今季の大学駅伝は、トラックのスピード化が極限まで進んだ「超・高速化時代」です。

さらに、最新の気象予報では、1月2日・3日ともに「風も弱く、気温も低すぎず、記録が出やすい絶好のコンディション」となる見込みです。これは、単なる我慢比べではなく、「限界を超えたスピード勝負」になることを意味します。

11月の全日本大学駅伝で見せた駒澤大学の修正力か、箱根に全てを懸ける青山学院大学のピーキングか、それとも出雲王者・國學院大學の総合力か。

本記事では、単なる順位予想にとどまらず、「高速レースを制するのは誰か?」「強豪校の死角はどこか?」という視点から、2日間のドラマを完全シミュレーションします。

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目次

【結論】2026年箱根駅伝 優勝予想ランキング

まずは結論から。トラックシーズンの実績、直近の駅伝結果、そして現在のチーム状況(主力選手の怪我や調整具合)に加え、「高速化する気象条件への適応力」を総合的に分析した「最終結論」です。

評価大学名予想の根拠とポイント
優勝予想一番手 (◎)駒澤大学「スピードスター軍団」
気象条件が良ければ良いほど、トラックの平均タイムNo.1の走力が活きる。4年生エース佐藤圭汰を軸に、序盤からハイペースで押し切る。
優勝予想二番手 (◯)青山学院大学「箱根メソッド」
出雲・全日本で苦戦しても、箱根には必ず合わせてくる原マジック。特に復路の選手層は厚く、後半の追い上げは脅威。
優勝予想三番手 (▲)國學院大學「結束力」
出雲駅伝覇者。絶対的エース不在を「全員駅伝」でカバーする総合力はNo.1。ミスが最も少ないチーム。
優勝予想四番手 (★)早稲田大学「超高速化の申し子」
トラックのスピードは駒澤に匹敵。好条件の1・2区で区間記録連発のロケットスタートを決めれば、台風の目になる。

補足情報:天候・気温・風の予報まとめ(12/31 17時現在)

天気の予報をまとめました。

2026年の箱根駅伝(1月2日・3日)は、現時点の予報だと「曇りがち~晴れ」「気温は例年よりやや低め」「風も強すぎず」で、記録が出やすいコンディション寄りの見込みです。​

【1月2日(往路)の予想】

  • 東京~神奈川沿岸部(大手町~横浜~戸塚~平塚あたり)は「曇りがちで時々晴れ」のパターンが有力。​
  • 気温はスタート時(8時前後)がおおむね3~5℃前後、その後10℃弱まで上がる程度と見込まれ、「真冬としてはやや低め~平年並み」。​
  • 風は北寄りまたは弱い風で、強い向かい風・追い風の偏りは小さい予想で、ランナーにとっては走りやすい部類とみられます。​

【1月3日(復路)の予想】

  • 箱根・芦ノ湖スタート時は氷点前後(0℃前後~マイナス近く)まで冷え込み、日中にかけては小田原~横浜~東京で10℃前後まで上昇する見込み。​
  • 天気は「復路:晴れベース」の予想が出ており、路面状況はドライコンディションが期待できます。​
  • 風も極端に強い予想にはなっておらず、復路でも大きな向かい風・横風でレースが荒れる可能性は低めとみられます。​

【例年との違い・傾向コメント】

  • 平年の箱根駅伝は、スタート時4~5℃前後、日中10℃前後という「寒さはあるが極端ではない」ケースが多く、往路・復路どちらかで風や雨・雪に悩まされる年もしばしばあります。​
  • 2025年大会は、往路が気温低め&後半は雨もぱらつき、選手にはかなり厳しいコンディションでしたが、2026年は「気温やや低め・雨要素小・風も弱め」で、2025年よりかなり走りやすい見込みです。​
  • 専門家の天気分析でも「今年は気象条件が“記録が出る側”に振れている(現時点)」とコメントされており、寒さはあるものの、極端な暑さや強風がない分、タイム的にはプラス材料が多い予報です。​

【観戦・応援目線の一言】

  • 箱根湯本周辺の予想最高気温は1月2日が約8℃、3日が約11℃で、沿道観戦は「しっかり防寒すれば長時間も耐えられるレベル」と言えます。​
  • 朝は特に芦ノ湖周辺で0℃前後まで冷えるので、復路スタートを現地観戦するなら、厚手アウター・手袋・カイロなど本気の防寒が必要になりそうです。​
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【往路展開予想】勝負は「花の2区」から「超高速の5区」へ

往路優勝、そして総合優勝へのシナリオは、序盤の「突っ込み」と、5区での「新記録への挑戦」にかかっています。

1区・2区:エース激突!「佐藤 vs 黒田」の号砲

風が穏やかな予報のため、1区から牽制なしのハイペースな展開が予想されます。最大の焦点は「花の2区」。

  • 駒澤大学のシナリオ:
    • 佐藤圭汰(4年)が2区で区間新記録級の走りをし、後続に1分以上の差をつけること。これができれば、駒澤の勝率は80%を超えます。
  • 青山学院大学のシナリオ:
    • エース黒田朝日(4年)が佐藤に食らいつき、30秒差以内でタスキを渡すこと。これなら3区以降の厚い選手層で逆転可能です。

3区・4区:見えない差が広がる「高速つなぎ区間」

派手さはありませんが、実はここで優勝が決まることが多いゾーンです。

今年は風の影響が少ないため、ここでも区間記録ペースでの争いになります。特に國學院大學はこの中間層が非常に充実しています。駒澤・青学がエース区間で消耗した後、國學院が3区・4区で静かに差を詰め、5区の麓(ふもと)で「三つ巴」の状態を作り出す可能性があります。

5区(山上り):「山の神」不在? スピードランナーによる新時代

当初予想された強風や低温はなく、例年より走りやすいコンディションとなりそうです。

これは、従来の「登りのスペシャリスト」だけでなく、平地のスピードランナーでも攻略しやすくなることを意味します。

5区でも区間記録が更新される可能性があり、往路優勝は小田原中継所(4区終了時)のトップチームではなく、「山で限界まで攻めきったチーム」がさらうでしょう。

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【強豪校の死角】なぜ、あの大学は負けるかもしれないのか?

完璧に見える上位校にも、不安要素(死角)は存在します。ここを突かれた時、レースは混戦となります。

駒澤大学の死角:エースへの依存度

佐藤圭汰選手ら「最強世代」への依存度が高い点が諸刃の剣です。もし往路で想定通りのリード(貯金)を作れなかった場合、プレッシャーのかかる復路の下級生たちが、青学の猛追を凌ぎ切れるかどうかが不安材料です。

青山学院大学の死角:主力のコンディション

「箱根に合わせる」調整力は世界一です。ただし、高速レースでは一人でもブレーキ(大失速)があれば、その差は取り返しがつきません。万全のオーダーが組めるか、当日変更に注目です。

國學院大學の死角:爆発力不足

平地の走力と安定感は抜群ですが、エース区間や山(5区・6区)における「一発の爆発力」という点では、駒澤・青学の実績に一歩譲ります。往路が超高速化し、トップと2分以上の差がつくと、追いつくのは厳しくなります。

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【プロの視点】勝敗を分ける「2つのシナリオ分岐点」

テレビ観戦をより楽しむために、以下のタイム差をチェックポイントにしてください。

🛑 シナリオA:駒澤大学の独走パターン

  • 条 件
    • 2区終了時点で駒澤が2位に45秒以上の差をつける。
  • 展 開
    • 駒澤がそのままスピードに乗って流れを作り、5区でさらに差を広げる「完全優勝」コース。

🌀 シナリオB:青学・國學院の大逆転パターン

  • 条 件
    • 5区スタート時点で、トップとの差が1分以内
  • 展 開
    • 復路(特に6区の山下りと8区)に自信を持つ青学・國學院が、復路の戸塚中継所あたりで首位を奪還する熱い展開に。
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まとめ:1月2日、朝のオーダー変更を見逃すな

2026年の箱根駅伝は、「駒澤の先行力」vs「青学・國學院の追走力」という構図が鮮明です。気象条件が味方し、歴史的なハイスピードレースとなる可能性が高まっています。

私の最終予想は駒澤大学の優勝ですが、もし当日の朝、駒澤のエントリーに主力の名前がなければ、予想は白紙に戻ります。

まずは1月2日、朝6時50分に発表される「当日メンバー変更」をチェックしましょう。そこで全ての戦略が明らかになります。

さあ、歴史の目撃者になる準備はできましたか?

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