実業家・宮崎麗果氏の巨額脱税の全貌！夫・元EXILEの黒木啓司氏の関与は？インフルエンサーとしての罪と引退の可能性は？

★本記事は報道情報を元に構成しています。

華やかなライフスタイルと成功した女性実業家としての姿で、多くのフォロワーを魅了してきた実業家＆インフルエンサーの宮崎麗果氏。元EXILEの黒木啓司氏を夫に持ち、仕事もプライベートも順風満帆に見えた彼女に、衝撃的なニュースが飛び込んできました。それは、「巨額の脱税疑惑」による東京国税局からの刑事告発です。

単なる計算ミスや申告漏れではなく、意図的な所得隠しが行われていたという報道に、世間は騒然としています。SNSで見せていたあのキラキラした生活の裏で、一体何が行われていたのでしょうか？そして、この騒動は彼女のキャリアや家族にどのような影を落とすのでしょうか。

今回は、報道された事実関係を整理しつつ、インフルエンサービジネスの闇や今後の展開について、徹底的に深掘りしていきます。

実業家・宮崎麗果氏に巨額脱税報道

虚飾の事業と生活？その衝撃的なニュースの全貌とは

これまでSNSやメディアを通じて、年商25億円とも言われるビジネスの成功と、5人の子供を育てる母親としての顔を発信してきた宮崎麗果氏。し

かし、その輝かしい経歴に「脱税」という大きな傷がつきました。まずは、今回報じられたニュースの核心部分を整理します。

告発内容の真実と「1億5000万円超」という追徴課税の重み

2025年12月25日、衝撃的なニュースが駆け巡りました。宮崎麗果氏が代表を務める広告会社「Solarie（ソラリエ）」と宮崎氏本人が、東京国税局査察部によって東京地検に刑事告発されたのです。

告発の容疑は、法人税法違反などです。報道によると、2021年から2024年までの期間において、会社の所得など約4億9600万円（約5億円）を隠し、法人税と消費税あわせて約1億5700万円を脱税した疑いが持たれています。

1億円を超える脱税額というのは、税務行政においても極めて悪質性が高いと判断されるラインです。

一般的に、脱税額が1億円を超えると、修正申告や追徴課税の納付だけでは済まされず、検察庁への告発を経て刑事罰の対象となる可能性が高まります。今回のケースは、まさにその「レッドライン」を超えてしまった事案なのかもしれません。

単なる計算ミスではない？「悪質な所得隠し」と認定された理由

なぜ、今回の件は「修正申告」などの行政処分だけで終わらず、「刑事告発」という重い処分に至ったのでしょうか。その理由は、手口の「悪質性」にあります。

関係者への取材によると、宮崎氏は知人に依頼して「嘘の領収書（架空の請求書）」を作成させ、実態のない業務委託費を経費として計上していたとされています。これは、売上を少なく見せたり経費を水増ししたりする「仮装・隠蔽（いんぺい）」工作にあたり、税務署が最も厳しく取り締まる行為です。

単に「経費になるか分からなかった」というミスや見解の相違ではなく、「意図的に税金を逃れようとした工作」があったと国税局が判断したからこそ、査察部（いわゆるマルサ）が動き、刑事告発に至ったのです。

ニュースを見ただけでは分からない、報道の時系列まとめ

この騒動の流れを報道された情報から整理してみましょう。

1. ～2024年：
   • 宮崎氏の会社に対し、東京国税局の査察部（マルサ）による強制調査（査察）が入る。
2. 2024年秋頃：
   • 特捜部が任意で事情聴取を行い、宮崎氏は関与を認める供述をしたとの情報も。
3. 2025年12月24日：
   • 週刊誌やネットニュースで「脱税疑惑」が報じられる。
4. 2025年12月24日夜：
   • 宮崎氏が自身のInstagramストーリーズで声明を発表。「過少申告の指摘を重く受け止める」と謝罪。
5. 2025年12月25日：
   • 東京国税局が宮崎氏と法人を東京地検に刑事告発したことが各社で報じられる。

報道が出る前日から当日にかけて、本人がSNSで先手を打って謝罪するという異例の展開を見せましたが、その直後に「刑事告発」という厳しい現実が公表されました。

なぜバレた？インフルエンサー特有の「経費計上」と悪質な手口

「年商25億円のカリスマ実業家」として知られる彼女が、なぜこのような古典的とも言える脱税手口に手を染め、そして発覚したのでしょうか。

そこには、インフルエンサーという職業特有の落とし穴と、派手な私生活の代償がありました。

インスタの裏側で…私的旅行やブランド品を経費にした実態

脱税によって不正に得た資金の使い道についても、厳しい指摘がなされています。報道によると、隠した所得は会社の事業資金のほか、「ブランド品の購入」などにも充てられていたといいます。

宮崎氏のInstagramには、これまで数々のハイブランド商品や高級外車が投稿されてきました。エルメスのバッグ、ロールス・ロイス、フェラーリといった超高級品の数々。これらの一部が、本来納税すべきお金で購入されていたとすれば、フォロワーに対する裏切り行為とも取られかねません。

また、知人に嘘の領収書を作らせて架空の経費を計上するという手口は、会社のお金を個人的な遊興費やブランド品の購入に回すための常套手段です。会社の経費として処理すれば法人税が減り、そのお金を個人で使えば所得税もかからないという、二重の脱税を目論んだ可能性があります。

国税局は見ている！キラキラ投稿が動かぬ証拠になる仕組み

「SNSの投稿が税務調査のきっかけになる」というのは、近年の税務行政における常識となりつつあります。国税庁は情報収集体制を強化しており、インフルエンサーや富裕層のSNSを常に監視しています。

宮崎氏の場合も、SNSでの発信が「墓穴」を掘った可能性があります。

• 派手な生活アピール：
  • 収入申告額と、SNSで見せる生活レベル（高級車、旅行、ブランド品）に乖離があれば、税務署は「申告していない収入があるのではないか」と疑います。
• 資産の露出：
  • フェラーリの納車や高級バッグのコレクションを投稿することは、税務署に対して「ここに課税できる資産があります」と教えているようなものです。

実際、国税庁関係者は「会社経営者などのSNS投稿を根拠として、会社の収支を確認することがある」と明言しており、宮崎氏が最近になって過去のセレブ投稿を削除し始めたのは、このリスクに気づいたためかもしれません。

「仕事とプライベートの境界線」実業家が陥った甘い認識

インフルエンサービジネスの難しいところは、「私生活そのものがコンテンツ（商品）」であるという点です。旅行も食事もブランド品も、「フォロワーに見せるため」「ブランディングのため」といえば、仕事に関連しているようにも思えます。

しかし、税務上の経費（損金）として認められるには、「事業に直接関係があること」を客観的に証明しなければなりません。

宮崎氏の場合、架空の業務委託費を計上していたという報道があります。これは「経費になるかな？」というグレーゾーンの解釈ミスではなく、「存在しない取引をでっち上げた」という完全なブラック行為です。

プライベートと仕事の境界線が曖昧になる中で、公私混同が極まり、最終的に法律の一線を超えてしまったのかもしれません。

宮崎麗果本人の反応は？インスタグラムでの謝罪と反論の真意

脱税報道が出た直後、宮崎氏は即座にアクションを起こしました。

彼女の対応と、それに対する世間の反応を見ていきましょう。

ストーリーズでの釈明「見解の相違」とは具体的に何を指すのか

報道が出た12月24日夜、宮崎氏はInstagramのストーリーズで声明を発表しました。

その内容は、以下のようなものでした。

「過少申告のご指摘を重く受け止め、深く反省しております」

「専門家の助言のもと、必要な修正申告および納税に速やかに対応して参ります」

「以後、正しい申告を徹底して参ります」

ここで注目すべきは、「過少申告」という言葉を使っている点です。報道では「所得隠し」「脱税」「架空経費」と報じられていますが、本人はあくまで「申告が少なかった（ミスがあった）」=「見解の相違」というニュアンスを含ませています。

また、自身が手掛ける他のブランド（GENiS、herbacie等）や家族は本件とは無関係であると強調し、火の粉が広がるのを防ごうとする意図が見えました。

しかし、国税局による「告発」は、単なる見解の相違やミスでは行われません。悪質性が高いと判断されたからこその処置であるため、この声明文と実態の間には大きな乖離があると言わざるを得ません。

「言い訳にしか聞こえない」コメント欄やネット掲示板の辛辣な声

この謝罪に対し、ネット上では厳しい声が相次いでいます。

• 「架空計上で億単位はバレるに決まっている。悪質すぎる」
• 「過少申告という言葉で誤魔化そうとしているが、やっていることは脱税だ」
• 「子供や家族をSNSで晒して稼いでいたのに、都合が悪くなると『家族は関係ない』というのは通らない」

特に、これまで「経営者としての成功」や「自立した女性」を売りにしていただけに、その裏側で不正が行われていたことに対する失望感は大きいようです。「子供のために稼ぐ」と言っていた彼女が、結果的に子供に迷惑をかける形になってしまったことへの批判も集中しています。

即座の対応は吉か凶か？

インフルエンサーとしての危機管理能力は…無い！？

報道直後に声明を出したスピード感は、危機管理としては一定の評価ができるかもしれません。しかし、記者の直撃に対して「ごめんなさい。今は何も話せなくて」と表情を曇らせた様子や、都合の悪い投稿をこっそり削除していたことなどが報じられ、「隠蔽体質」という印象を強めてしまいました。

また、インスタグラムのコメント欄を封鎖するなどの措置も取られており、ファンとの対話を遮断した形になっています。これが「誠実な対応」と受け取られるか、「逃げ」と受け取られるか、今後の世論の行方を左右することになりそうです。

夫・黒木啓司への飛び火は？

家族とブランドを守るための現在地は

宮崎氏の脱税騒動は、彼女個人の問題にとどまりません。夫である元EXILEの黒木啓司氏や、彼女が展開するビジネス、そして子供たちへの影響は避けられない状況です。

元EXILE黒木啓司への影響と夫婦での連帯責任論

黒木啓司氏は、2022年に芸能界を引退し、宮崎氏と共にビジネスや子育てに専念する道を選びました。引退の理由の一つには、家族との時間を大切にしたいという思いがあったと言われています。

今回の告発を受け、ネット上では黒木氏への批判も高まっています。

• 「夫婦でビジネスをしていたなら、夫が知らないはずがない」
• 「高級車や豪邸での生活を共に享受していたのだから、道義的責任は免れない」

黒木氏は宮崎氏の会社の経営にも関わっていると見られており、妻の会社の不正を知り得る立場にあったのかどうかが注目されています。もし彼が不正を知りながら黙認していた、あるいは恩恵を受けていたとなれば、彼自身のイメージダウンも決定的となり、今後の活動に大きな支障をきたすでしょう。

美容・アパレル事業への不信感、顧客離れと売上への懸念

宮崎氏は、「GENiS」や「herbacie」といった美容・アパレルブランドを展開しています。彼女は声明で「これらのブランドは本件とは無関係」と主張しましたが、消費者の心理はそう単純ではありません。

ブランドの顔である代表者が「脱税」という反社会的行為で告発された以上、ブランドイメージの毀損は避けられません。「不正な金で作られた商品」というレッテルを貼られれば、ファン離れや不買運動につながる可能性があります。

特に、彼女のビジネスはSNSでの信頼と憧れをベースに成り立っていたため、その根底が崩れた今、売上が激減するリスクは極めて高いと言えるでしょう。

子供への影響は？セレブ生活の維持と母親としての顔

宮崎氏には5人の子供がいます。これまでSNSでは、子供たちとの幸せな生活や、インターナショナルスクールへの通学など、裕福な子育て環境を公開してきました。

しかし、今回の脱税によって多額の追徴課税（重加算税や延滞税を含む）が発生します。報道にある1億5700万円の脱税額に加え、罰金なども合わせると、支払総額は数億円に上る可能性があります。

現実的には、遡って税金を払うだけにとどまりません。巨額脱税が確定した場合、本来納めるべきであった住民税や厚生年金保険料も、原則として過去にさかのぼって（遡及して）徴収されます。

これは、脱税によって正しい所得が申告されていなかったため、これらの金額も本来の所得に基づいて再計算されるためです。 これらが該当の複数年にわたって再計算されて徴収されるのです。

以上を総合すると、おいそれと払える金額では無いことが推測されます。これらのことにより、これまでの「セレブ生活」を維持することは困難になるかもしれません。

また、母親が「刑事告発された」という事実は、子供たちの学校生活や精神面にも多大な影響を与えることが懸念されます。SNSで子供の顔出しをしていたこともあり、プライバシーの観点からも心配の声が上がっています。

今後の活動はどうなる？実業家としての信用回復と引退の可能性

刑事告発という事態に直面し、宮崎麗果氏の今後はどうなるのでしょうか。実業家としての再起は可能なのか、それとも表舞台から姿を消すことになるのでしょうか。

地上波はNGでもSNSは継続？活動自粛の可能性を考察

テレビなどのマスメディアへの出演は、コンプライアンスの観点から当面の間、絶望的でしょう。脱税はスポンサーが最も嫌うスキャンダルの一つです。

一方、SNSについては、彼女自身の判断で継続することが可能です。しかし、現在はコメント欄を封鎖するなど、批判を避ける姿勢を見せています。

当面は活動を自粛し、ほとぼりが冷めるのを待つ可能性が高いですが、インフルエンサーとしての「信頼」を失った状態で、以前のような影響力を行使できるかは疑問です。

ビジネス界からの追放はあるか？再起をかけた今後のシナリオ

実業家としては、今回の件で銀行融資などが受けにくくなり、資金調達が困難になる可能性があります。また、取引先からの信用失墜により、契約解除などが相次ぐことも予想されます。

しかし、彼女には強力な発信力と、これまで築き上げた顧客リストがあります。もし、真摯に罪を償い、納税義務を果たした上で、ゼロから信頼回復に努めれば、ビジネスの世界で再起するチャンスは残されているかもしれません。ただし、そのためには「虚飾」を捨て、透明性のある経営を示すことが不可欠です。

この騒動が私たちに教えてくれる、SNSビジネスの脆さと教訓

今回の騒動は、SNS上で華やかに見えるインフルエンサービジネスの危うさを浮き彫りにしました。

• 見栄と実態の乖離：
  • SNSでの「成功者」演出のために、経費を不正に使ってまで生活レベルを維持しようとする歪み。
• 監視社会の現実：
  • SNSの投稿は、ファンだけでなく税務署も見ているという事実。
• 納税の義務：
  • どんなに稼いでいても、納税という国民の義務を果たさなければ、一瞬ですべてを失うという教訓。

宮崎氏の件は、多くのインフルエンサーや個人事業主にとって、他山の石となるべき重大な事件だと言えるでしょう。

宮崎麗果氏に関するFAQ

宮崎麗果氏の脱税疑惑について、よくある質問をまとめました。

• Q1：宮崎麗果氏は具体的にいくら脱税したのですか？
  • A1：報道によると、約3～4年間で約5億円の所得を隠し、法人税と消費税あわせて約1億5700万円を脱税した疑いが持たれています。これらが確定すれば、住民税や年金も未徴収分が遡って徴収されます。つまり、住民税や年金も意図的に少なくしていた・・・と思われても仕方の無い行為だったのかもしれません。
• Q2：どのような手口で脱税していたのですか？
  • A2：知人に依頼して嘘の領収書を作成させ、架空の業務委託費を計上することで利益を少なく見せかけていました。
• Q3：脱税したお金は何に使っていたのですか？
  • A3：会社の事業資金のほか、個人的なブランド品の購入などに充てていたと報じられています。YouTubeでは家族全員でのハワイ旅行の動画などもあげていますので、それらの費用にも脱税分が使われていたのか・・・と突っ込まれるような状況になっています。
• Q4：宮崎麗果氏は逮捕されるのですか？
  • A4：現時点では「在宅起訴」の可能性が高いと報じられています。ただし、悪質性が高いため、今後の捜査次第では逮捕の可能性もゼロではありません。
• Q5：夫の黒木啓司氏も関与しているのですか？
  • A5：現時点では黒木氏が直接関与したという報道はありませんが、妻の会社の経営に関わっていることから、事情を知っていた可能性が指摘されています。
• Q6：宮崎麗果氏の父親は誰ですか？
  • A6：元参議院議員の白眞勲（はく しんくん）氏です。これはWikipediaにもある情報です。
• Q7：宮崎麗果氏の会社は何をしている会社ですか？
  • A7：今回告発された「株式会社Solarie」は、SNSのコンサルティングや広告代理業を行っています。その他、化粧品やアパレルブランドも経営しています。
• Q8：本人は脱税を認めているのですか？
  • A8：Instagramの声明で「過少申告の指摘」を認め、修正申告に応じる姿勢を示していますが、報道にある「架空経費」などの詳細については、本人の言質が明らかな報道は、今のところ見当たりません。
• Q9：刑事告発されるとどうなるのですか？
  • A：検察官が捜査を行い、起訴するかどうかを判断します。起訴されれば裁判となり、有罪となれば懲役刑や罰金刑が科されます。一般的に執行猶予がつくことが多いですが、実刑判決が出ることもあります。
• Q10：今後の活動はどうなるのですか？
  • A10：信頼回復までは表立った活動は難しいと見られます。SNSの更新も現在は謝罪のみで止まっており、当面は対応に追われることになるでしょう。
• Q11：インフルエンサーが税務調査に入られやすいのは本当ですか？
  • A11：国税庁は近年、ネットビジネスや富裕層への監視を強化しており、SNSでの派手な投稿と申告内容の乖離をチェックしています。

まとめ

実業家・宮崎麗果氏の巨額脱税報道は、SNS時代の光と影を象徴するような事件となりました。

「ありのままを発信する」と語っていた彼女ですが、税務申告においては「ありのまま」を隠してしまった代償はあまりにも大きかったようです。今後は、法的な責任を果たすとともに、真の意味での誠実な対応が求められます。

私たちも、SNS上の華やかな世界の裏側には、こうした現実が潜んでいる可能性があることを忘れてはいけません。