安青錦初優勝で大関昇進!2026年初場所の幕内番付予想と5つの期待!

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2025年九州場所(11月場所)は、終盤、まさかの展開が続き、関脇・安青錦の初優勝で幕を閉じました。

この結果、日本相撲協会は、安青錦の大関昇進に向けた臨時理事会開催を決定。場所後の安青錦の新大関昇進がほぼ確実となりました。

今場所の終盤、横綱・大の里、横綱・豊昇龍、関脇・安青錦の優勝争いは、とても見応えがありました。

千秋楽の大の里の休場は驚くとともに、やっぱりという感がありました。調整して、初場所の復調を願うばかりです。

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さて、恒例。この記事では、2026年初場所(1月場所)の幕内番付予想をするとともに、初場所に向けての5つの期待、そして、初場所の幕内優勝予想について書かせていただきます。

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目次

2026年初場所(1月場所)の幕内番付予想

2026年初場所(1月場所)の幕内番付予想です。

入幕関取については、随分と考えました。

幕内の空きは3つと少なく、一方、九州場所の十両上位者は、いつになく勝ち越しが多かったためです。

藤青雲は、8勝7敗でしたが、筆頭での勝ち越しということで、新入幕を予想しました。

東十両2・琴栄峰が9勝6敗、西十両2・朝白龍が10勝5敗なので、以下3枚くらいで抜けた勝ち星を出した関取がいなければ、この2関取が入幕でした。

しかし、西十両4・朝乃山の12勝3敗。それを評価して、再入幕を予想。

残り1枠は、10勝5敗の西十両2・朝白龍を新入幕と予想しました。

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2025年初場所(1月場所)5つの期待

2025年初場所(1月場所)については、次の5つを期待しています。

期待1、安青錦の連続優勝

初土俵(前相撲)から14場所で初優勝を果たした関脇・安青錦。このスピード初優勝については、6場所制後は、2024年3月場所で優勝した尊富士の10場所に次ぐ史上2位の速さです。

ウクライナ出身関取としては、もちろん初の快挙です。

千秋楽の安青錦の二番は、素晴らしい取り口の連続で、大相撲ファンに大きな感動をプレゼントしてくれました。

本割の対・琴櫻戦。

一回り大きな大関・琴櫻に対して、いつもの低い姿勢の必勝パターンをつくった安青錦。何度か上から潰そうと画策する琴櫻に対しても、微動だにしない、崩れない低い姿勢をキープ。その後、久しぶりに見せた内無双の切れ味。見事でした。

そして、対・豊昇龍との優勝決定戦(冒頭に動画付けました!)。

豊昇龍とすれば、先場所の優勝決定戦のリベンジでもあり、そして、対戦相手は、前日負けた、しかも、過去、本割で3回対戦して全敗している安青錦です。

怒り&燃える豊昇龍は、いつにない爆発力を発揮するだろうと予想していました。

でも、どんな関取も苦手っているんですね、きっと。

豊昇龍は対・安青錦戦4連敗で、またもチャンスを逃してしまいました。

初場所後の横綱昇進もある?

安青錦は体軀がそれほど大きな力士ではないのに、関取になってから、7場所連続二桁を続けています。

これがどれほど図抜けているか、言い換えると、異常なほど強いことなのかは、大相撲ファンなら誰しも分かる・・・というほどの成績を残しています。

九州場所の12勝で、大関昇進の目安「三役三場所通算33勝」を1つ超え、34勝となりました。

ただし、7月場所は東前頭筆頭の平幕でした。それでも、これだけの記録、そして、今場所の優勝、しかも、豊昇龍を2回、琴櫻を破っての優勝です。

日本相撲協会の臨時理事会開催はこれからですが、おそらく、満場一致での新大関誕生となるでしょう。

NHKのインタビューでも、「もう一つ上を目指す」旨の発言がありました。2026年中、もしかしたら前半のうちに、横綱昇進を果たす可能性大かもしれませんね。楽しみです。

そんなこんの前提があって、しかも、大の里の不調、豊昇龍の天敵が安青錦という状況を勘案すると、初場所は「安青錦の連続優勝」を期待しています。

そして、実はここからが本題

来年初場所、14勝以上の優勝を果たせば、場所後の新横綱昇進も実現するかもしれません。

横綱昇進の基準は、大関の地位で「2場所連続優勝」するか、それに「準ずる成績」。これが厳格に守られています。過去、妙な昇進は1回ありましたが、その後、いろいろあったことも含め、その後は厳密に守られているといっていいでしょう。

しかし、ここまでの安青錦は規格外です。2横綱体制のなかで、来場所連続優勝、かつ、14勝以上となると、例外的な昇進基準運用もあり得るのではないでしょうか。

以上のような、横綱昇進含みで、「安青錦の連続優勝」を「初場所の一番の期待」としました。

期待2、大の里の復調と全勝優勝

ここ数場所続けて、筆者 TOPIOは「強い横綱・大関の実現」を主張しています。

若手・新勢力の伸長は楽しみですが、やはり、「強い横綱・大関」がいればこそ、その若手も、より強くなります。

そんななか、今ひとつの活躍である豊昇龍(それでも二場所連続の優勝決定戦でしたが…)、怪我で苦しんでいる琴櫻。ですから、「強い横綱はあなたしかいない!」ということで、大の里の活躍を一推ししていたのです。

その大の里が怪我で不調。今のところ、どの程度の怪我か、詳細はわかっていません。

二所ノ関親方のインタビューでは「肩鎖関節を痛めた。安青錦戦(13日目)の立ち合いみたい。今朝、稽古場で体を動かしてみたが、本人とも話して無理はさせず休ませることにした。千秋楽の休場なので大変申し訳ない」とのこと。

本稿の頭に対・安青錦のYouTube動画を載せましたが、「立ち合いで肩鎖関節を痛めた」というのは、画像からだと分からないですね。

ちなみに、肩鎖関節(けんさかんせつ)とは、鎖骨と肩甲骨の一部である肩峰(けんぽう)をつなぐ関節 のこと。肩の動きを助ける重要な役割を担っています。転倒やスポーツの衝突などで肩の外側を強く打つと、靭帯が損傷。「肩鎖関節脱臼」などの怪我につながるとのこと。

場所後の巡業を休むのかどうかは不明ですが、初場所での復調と活躍を期待しています。

そして、優勝するなら、大の里にはずっと期待している「全勝優勝」を強く期待します。

これが、来場所の期待の二番目です。

期待3、豊昇龍、横綱での初めての優勝

少し甘めな感じで横綱になったなどと批判もある豊昇龍ですが、強いことは間違いありません。

直近でも、負けたとはいえ、二場所連続で優勝決定戦をしたのですから。

相撲取りにとって一番の薬は白星だといいます。横綱・豊昇龍が一皮むけた強さを実現するためには、横綱としての優勝を実現することでしょう。

大きな怪我がなければ、初場所も豊昇龍は間違い無く終盤まで優勝争いをするハズです。そういう力があります。

そして、優勝を実現するには、天敵・安青錦対策が必須です。

もう、巡業や出稽古や総見で安青錦を指名して、稽古しまくるしかないですね。

それから、九州場所本割で豊昇龍が負けた3番の動画を改めてガン見しました。

初日の対・伯桜鵬戦。六日目の対・若元春戦。そして、十四日目の対・安青錦戦。

いずれも、立ち合い時の攻めが不明確、立ち合い時の狙いがはっきりしていない取組では負けている・・・そう分析しました。

これは、安青錦のようにハッキリした勝ちパターンを持っていない弱点かもしれません。なので、豊昇龍にとっては、圧倒的な勝ちパターンを確立することが急務なのかもしれません。

期待の1で「安青錦の連続優勝」、期待の2で「大の里の全勝優勝」と優勝ばかり期待してしまいましたが、期待の3でも、「豊昇龍が覚醒するための横綱での優勝」を強く期待します。

期待4、伊勢ヶ濱部屋若手3関取の活躍+α

伊勢ヶ濱部屋は、幕内42人中、5人もいます。一大勢力です。同部屋対決がないので、めっちゃ有利です。筆者 TOPIOの初場所番付予想番付で書きますが、伊勢ヶ濱部屋の力士は…

  • 西前頭1・義ノ富士
  • 東前頭2・熱海富士
  • 東前頭3・伯桜鵬
  • 西前頭10・錦富士
  • 東前頭12・翠富士
  • +α・序ノ口・旭富士

+αを含めた6人の力士のうち、近いうちに三役で活躍できるだろうと期待しているのは、義ノ富士、熱海富士、伯桜鵬です。+αの旭富士については、早いと8場所目くらいで入幕を果たすかもしれません。

この6人のうち、2人は大関以上の活躍が期待できるでしょう。

うち、1人は将来の横綱となるかもしれません。

その活躍の芽を初場所では十分に出して、活躍してほしい。それが初場所期待の4です。

期待5、新入幕・再入幕3関取の活躍

筆者 TOPIOの初場所幕内番付予想での入幕は3関取です。

  • 東前頭16・朝白龍(新入幕)来場所 27歳
  • 西前頭16・藤青雲(新入幕)来場所 27歳
  • 西前頭17・朝乃山(再入幕)来場所 31歳

3関取ともに、そこそこの年齢であり、幕内に新風を巻き起こす新顔ではありません。

それでも、この3人が2026年、幕内上位で活躍できるかどうか、それは初場所の活躍に掛かっています。

とくに、元大関の朝乃山については、2026年前半で、どこまで幕内上位に食い込むか、楽しみです。

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九州場所の幕内優勝予想

毎回やっています、来場所の幕内優勝予想です。

ここまで、初場所の幕内優勝予想(というか期待含み)は明らかにしてしまいました。

ここでは、その予想順番を付けます。

実は、優勝してくれという期待の順番と、実際に優勝しそうだという順番は異なっています。

優勝予想一番手、横綱・豊昇龍

優勝予想一番手は横綱・豊昇龍です。そろそろ、横綱で優勝しないといかんでしょ・・・という思いもありますが、2場所連続の優勝決定戦は、幕内随一の力量の持ち主であることは間違いありません。

そして、前述しましたが、優勝の大前提としては、場所前に安青錦を指名しての稽古を徹底的に重ねることです。

これができれば、横綱・豊昇龍の優勝確率は爆上がりするでしょう。

何回も繰り返していますが、「強い横綱・大関」を実現するためには、豊昇龍が横綱として優勝を果たすことが必須です。そして、その力が十分にあります。十分にあるどころか最右翼です。

また、これも前述しましたが、狙いの曖昧な立ち合いをどう修正していくか・・・もポイントです。

優勝予想二番手、大関・安青錦

九州場所、終了時点の強さで言えば、安青錦は飛び抜けていたかもしれません。つまり、あの初優勝は決してフロックではなく、まさに実力の発露の結果だったのです。

そして、連続優勝を狙えるだけの力量も十分にあります。一番の良さは、明確な勝ちパターン(立ち合い相手に低くあたって、相手の胸に頭を付けて低く戦う、あの形)があり、それが、毎場所磨かれている点です。

優勝するためのさらなるポイントは、対戦相手が圧の強い立ち合いをする場合、つまり、すぐに得意の型に持っていけない場合、それをどう受け流して、どのように得意の型に持っていくかという流れを磨くことではないでしょうか。

優勝予想三番手、横綱・大の里

大の里は、怪我が癒えて、復調すれば。もちろん優勝は狙えます。

ですから、ポイントは、怪我の状況と、その復調。

そして、復調後、どれだけ十分な稽古ができるか。

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まとめ

九州場所場所前&場所中、「強い横綱・大関」を期待すると、いろいろ記事を書いてきました。

もっと具体的には「千秋楽まで両横綱が白星を重ね、千秋楽で両横綱が決戦する」様を期待してきました。

これは実現できませんでしたが、両横綱と関脇・安青錦の優勝争いで、終盤はワクワクの連続でした。

そして、二場所連続の優勝決定戦。今場所も十分に楽しませてもらえました。

2026年初場所(1月場所)は、新大関・安青錦が加わり、「強い横綱・大関」の層が一段とレベルアップしました。

その強い層から優勝者を輩出してもらいたい、それが筆者 TOPIOの期待です。

願わくは…

豊昇龍、大の里、安青錦のうち誰でもいいですから、全勝で優勝して!

それから…

「怪物・オチルサイハン」こと、旭富士の序ノ口全勝優勝も密かに期待しています!

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全力士と関係者のみなさま、15日間、わくわくと楽しませていただき、ありがとうございました。

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