- 11/23・11:50、追記
- 横綱・大の里、千秋楽休場。
- 残念ですが、やっぱりという感じでしょう。
- 来場所に引きずらずに完治することを願うばかりです。
- 豊昇龍は、不戦勝で12勝3敗が確定。
- あとは安青錦 vs 琴櫻の結果次第で、優勝決定戦の有無が決定します。
- 横綱・大の里、千秋楽休場。
- 11/22終了時追記
- 14日目が終わって、大の里、豊昇龍、安青錦がともに11勝3敗。
- 千秋楽、安青錦が負ければ、結びの一番で勝った横綱が優勝となります。
- 一方、安青錦が勝てば、結びの一番で勝った横綱との優勝決定戦となります。
- 安青錦にとって過去対戦で有利なのは、豊昇龍との決定戦となった場合です。
- 大の里、ここ何番か取り口がおかしいですね。怪我があるのかもしれません。
- 11/21終了時追記
- 13日目が終わって、大の里と豊昇龍がともに11勝2敗。安青錦は大の里に負け、10勝3敗と一歩後退。
- 安青錦が場所後、大関昇進を果たすには最低でも、あと1勝、しかもそれが横綱である必要がありますね。つまり、14日目の対・豊昇龍戦の結果が、大関・安青錦誕生を左右することになるでしょう。
- 現時点で優勝可能性のある関取は次の3関取のみ。
- 11勝2敗
- 横綱・大の里、横綱・豊昇龍
- 10勝3敗
- 関脇・安青錦
- ★9勝4敗は3関取ですが、いますが、大の里と豊昇龍のいずれかは最低でも1勝はするので、9勝4敗に優勝可能性はありません。
- 11勝2敗
大相撲九州場所12日目が終わって、横綱・大の里、横綱・豊昇龍、関脇・安青錦がともに10勝2敗で横並び。
残り3日間は、この3人に琴櫻を加えて4人のバトルが展開されます。
この記事では、九州場所の幕内最高優勝の行方と、来場所幕内上位番付予想を勝手にやってみました。
併せて、安青錦の場所後の大関昇進についても言及(予想)しています。
九州場所、幕内最高優勝の行方は?
以下に、残り3日間の対戦&勝敗予想表を載せます。
勝敗については「⭕」が「勝ち」、「❌️」が「負け」を表しています。
なお、残り3日間の具体的な結果は64通り考えられますが、下記に掲げた勝敗については、とりあえず「過去対戦通り」の勝敗ということで、作ってあります。

このケース、すなわち、勝敗を過去対戦どおりと予想した場合、なんと「千秋楽では巴戦となる」ということです。
ここに掲げた表は、64通り(4の3乗です)の場合のほんの1ケースですが、こういうこともあるということ。
それでは、大きくどんなケースがあるかを考えてみましょう。
- 大の里、豊昇龍、安青錦のいずれかが三連勝
- 大の里、豊昇龍、安青錦の全員が二勝一敗
- 大の里、豊昇龍、安青錦のうち2人が二勝一敗
- 大の里、豊昇龍、安青錦の全員が一勝二敗
ところで、今の時点における大相撲ファンの関心事と言えば…
- 横並び三人のうち誰が優勝するか?
- 安青錦は場所後の大関昇進を実現できるか?
この2点にフォーカスしながら、前述の4つのケースを見ていきましょう。
大の里、豊昇龍、安青錦のいずれかが三連勝
- 大の里が三連勝であれば、六度目の優勝
- 安青錦が十二勝を実現できれば、場所後の大関昇進は◎
- 安青錦が十一勝で、かつ、豊昇龍に勝てば、場所後の大関昇進は△
- 安青錦が三連敗ならば、場所後の大関昇進は×
- 豊昇龍が三連勝であれば、三度目の優勝
- 安青錦が十二勝を実現できれば、場所後の大関昇進は◎
- 安青錦が十一勝で、かつ、大の里に勝てば、場所後の大関昇進は△
- 安青錦が三連敗ならば、場所後の大関昇進は×
- 安青錦が三連勝であれば、初優勝
- 場所後の大関昇進は間違いなく実現
大の里、豊昇龍、安青錦の全員が二勝一敗
- 千秋楽本割後、巴戦(連勝した者が優勝)
- 場所後、安青錦の大関昇進は間違い無く実現
大の里、豊昇龍、安青錦のうち2人が二勝一敗
- 千秋楽本割後、優勝決定戦(勝者が優勝)
- 安青錦が優勝決定戦に出れば、勝敗に関係なく、安青錦の場所後・大関昇進は間違い無く実現
- 安青錦が優勝決定戦に出られない場合でも、本割で横綱のいずれかに勝った場合、安青錦の場所後・大関昇進は△
- 安青錦が優勝決定戦に出られない場合で、本割で、両横綱にともに負けている場合、安青錦の場所後・大関昇進は×
大の里、豊昇龍、安青錦の全員が一勝二敗
この大前提は、琴櫻が覚醒して、残りを三連勝することです。
こうなると、大の里、豊昇龍、安青錦は十一勝四敗となり、混沌さはさらに深まり、巴戦では済まない可能性も出てきます。
つまり、12日目が終わって八勝の者にも(もちろん九勝の者にも)、優勝可能性が出てくるからです。
ちなみに、12日目が終わって八勝・九勝の関取を列挙しますね。
- 九勝(決定戦に出るためには、二勝が必要)
- 前頭14・時疾風
- 八勝(決定戦に出るためには、三連勝が必要)
- 前頭2・霧 島
- 前頭5・義ノ富士
- 前頭8・一山本
- 前頭11・狼 雅
- 前頭15・錦富士
- 前頭17・千代翔馬
これって凄くないですか?
つまり、12日目が終了時点で、10人に優勝可能性があるということなんです。
大の里・豊昇龍・安青錦がともに十一勝四敗となる確率は高くはないものの、万一、そうなった場合、平幕下位の者ほど、残り3日間を三連勝する可能性は高くなるということなんです。
何を言いたいかというと、大の里・豊昇龍・安青錦がともに十一勝四敗となった場合は、巴戦以上になる確率が高いということです。
これはこれで楽しみではありますが…。
そして、このケースでは、安青錦が場所後の大関昇進を確実にするのは、優勝しかないですね。
_/_/_/
いずれにしても、いろいろなケースが考えられます。
13日目が終了すれば、残り2日間では、4の2乗で16ケースと限定されてきますが、それでも、千秋楽まで何がどうなるかわからない…という面白展開、ドキドキ展開になっています。
来場所幕内上位番付予想(TOPIO版)
優勝争いだけで、残り3日間で64通りもあるのに、来場所幕内上位番付予想なんかやってどうなるの?
そういうご批判はあると思いますが、残り3日間に注目していく関取を明らかにするためにでも使っていただければと考えて、あえて、予想してみました。
もちろん、千秋楽直後に恒例の「幕内番付予想(TOPIO版)」を出す予定です。
なお、「11月場所の勝敗休」については、12日目終了日現在の予想です。

筆者 TOPIOは、場所前から幕内最高優勝予想一番手は横綱・大の里としていますので、その予想を継承し、九州場所優勝は大の里という前提で作成しています。
ちなみに、TOPIOの場所前の幕内優勝予想は次の通りです。
- 優勝予想一番手 横綱・大の里
- 優勝予想二番手 関脇・安青錦
- 優勝予想三番手 横綱・豊昇龍
これを作って感じたことですが、個人的に是非頑張ってもらいたい関取が3人いることがよくわかりました。それは…
- 若隆景
- 残り三連勝で、関脇復帰を果たしてもらいたい
- 王 鵬
- 残りを二勝一敗で切り抜け、できれば三連勝して、三役陥落を阻止してもらいたい
- 高 安
- なんとか前頭筆頭まででとどまってほしい
このような期待するのは、この3関取の来場所の活躍を期待しているからです。
それから、大注目関取が1人います。草野改め義ノ富士。
来場所も引き続きの大活躍で、3月場所の三役入り(大勝ちすればいきなりの関脇昇進もあり!)を期待しています。
近い将来の横綱候補になりそうですね。
_/_/_/
恒例の幕内番付予想では、当然、入幕予想をしますが、九州場所12日目終了時点では、十両上位の勝敗が混沌としており、また、幕内の空きも(現状3を予想しています)明らかではないため、12日目終了時点での入幕予想はやめました。
筆者は、朝乃山の来場所での再入幕を期待していましたが、かなり微妙な感じです。残り三連勝して、十二勝で終われば、再入幕確定となるのですが…。
話は変わりますが、九州場所初土俵で一番出世をした旭富士、来年初場所での活躍が楽しみです。
まとめ
九州場所、残り3日間を残し、大の里、豊昇龍、安青錦が10勝2敗で横並び。
こんな「おいしい展開」、誰が予想できたでしょうか。
個人的には、大の里の優勝、そして、場所後の安青錦の大関昇進が実現することを強く望んできます。
もちろん、豊昇龍も好きな関脇です。
メタ視点でいうと、横綱・大関が強い時代の到来を期待しています。
そういう横綱・大関最強という状況を抜け出す若手がいれば、さらに次世代へと「強さ」が継承されていくでしょう。
もちろん、小兵関取たちの活躍も期待しています!


コメント