柱稽古編は全8話で完結!最終話は60分の特別枠で放送された最終決戦への完璧な導入編
2024年5月から6月にかけて放送された「鬼滅の刃 柱稽古編」は、多くのファンが気になる「何話まで放送されたのか」という疑問に対する答えは全8話です。
これまでのシリーズが11話前後で構成されていたのに対し、柱稽古編が8話という短い構成になったのは、原作の話数に合わせたため。しかし短いながらも、最終2話は拡大放送され、各柱の魅力を丁寧に描いた濃密な内容となりました。
原作15〜16巻の9話分を8話でアニメ化し、アニメオリジナル要素も豊富に追加。最終話「柱・結集」では産屋敷邸での衝撃の展開を経て、無限城編への完璧な導入を果たしています。
なお、鬼滅の刃については、次の2つの記事もお勧めです。


📺 柱稽古編:全8話の構成
基本情報
- 総話数:全8話
- 放送期間:2024年5月12日〜6月30日
- 最終話:第8話「柱・結集」
- 特別放送:第7話40分・第8話60分の拡大版
柱稽古編は2024年5月12日から6月30日まで、全8話構成で放送されました。通常のアニメが12〜13話で構成されることが多い中、8話という短い構成だったのは原作の話数に合わせたためです。
📖 原作との対応関係
柱稽古編が描く原作範囲
- 対応巻:単行本15巻〜16巻
- 対応話数:第128話「ご教示願う」〜第136話「動く」(原作9話分)
- 最終話対応:第136話「動く」〜第139話「落ちる」の一部
詳細な対応表
アニメ話数 | 原作対応 | 主な内容 |
---|---|---|
第1話 | 第128話〜 | 風柱・蛇柱のアニオリ + 柱稽古開始 |
第2話 | 第129話〜 | 炭治郎の基礎体力向上訓練 |
第3話 | 第130話〜 | 宇髄天元の柱稽古(大幅アニオリ拡張) |
第4話 | 第131話〜 | 時透無一郎の柱稽古(アニオリ追加) |
第5話 | 第132話〜 | 伊黒小芭内の柱稽古 |
第6話 | 第133話〜 | 悲鳴嶼行冥の柱稽古 |
第7話 | 第134話〜 | 不死川実弥の柱稽古・冨岡義勇との和解 |
第8話 | 第135〜139話 | 産屋敷邸爆破・無限城突入 |
「柱稽古編」めっちゃ好きなんで、原作読みたい〜〜というアナタへ。全23巻というとちょっとお財布が辛いけど、2巻だけなら…。ということで、覗いてみてください。
🎬 なぜ8話構成なのか?
原作のボリュームに合わせた最適な構成
他エピソードとの比較
- 無限列車編:原作16話 → アニメ7話
- 遊郭編:原作30話 → アニメ11話
- 刀鍛冶の里編:原作30話 → アニメ11話
- 柱稽古編:原作9話 → アニメ8話
柱稽古編は原作でわずか9話分しかなく、これまでのエピソードと比較して圧倒的に短いのが特徴です。しかし、アニメではアニメオリジナル要素を大幅に追加し、8話という適切なボリュームに仕上げました。
アニメオリジナル要素で話数を確保
主要なアニオリシーン
- 第1話:風柱・蛇柱の無限城偵察任務
- 第3話:宇髄天元の柱稽古詳細描写
- 第4話:時透無一郎と刀鍛冶の交流
- 第6話:悲鳴嶼行冥の過去と子供たちとの絆
原作では各柱の稽古が数ページで描かれていたため、アニメでは各柱の個性や人柄を深掘りするオリジナルエピソードを大幅に追加。結果として8話という充実した内容になりました。
⏰ 特別放送枠の詳細
第7話・第8話の拡大放送
放送時間の詳細
- 第7話(6月23日):40分(通常30分→10分拡大)
- 第8話(6月30日):60分(通常30分→30分拡大)
拡大理由 最終決戦への重要な導入部分であり、産屋敷邸での鬼舞辻無惨との対峙、爆破シーン、そして無限城突入まで、クライマックスに相応しい充実した映像表現のため拡大枠が設けられました。
特別上映会も開催
第7話・第8話の劇場上映会が6月30日にTOHOシネマズ新宿で開催され、アニプレックス公式YouTubeでもトークパートが生配信されました。
🎯 各話の見どころと重要ポイント
第1話「稽古開始」
- アニオリ:風柱・蛇柱の無限城偵察(今後への伏線)
- 重要シーン:禰豆子の太陽克服確認、柱稽古開始宣言
第2話「水の呼吸・基礎訓練」
- 焦点:炭治郎の基礎体力向上
- キャラ:鬼殺隊一般隊士との交流
第3話「笑顔になれる」
- メイン:宇髄天元の柱稽古
- アニオリ:3人の嫁との生活、音の呼吸の詳細解説
- 感動ポイント:宇髄の炭治郎への優しさ
第4話「笑わない君へ」
- メイン:時透無一郎の柱稽古
- アニオリ:鉄穴森との同居生活
- 成長:無一郎の感情表現の豊かさ
第5話「鬼を喰ってまで」
- メイン:伊黒小芭内の柱稽古
- 特徴:柔軟性と正確性を重視した厳しい稽古
第6話「鬼殺隊最強」
- メイン:悲鳴嶼行冥の柱稽古
- アニオリ:悲鳴嶼の過去と子供たち(沙代)との絆
- 感動:最強の柱の優しさと強さ
第7話「岩柱・悲鳴嶼行冥」
- メイン:不死川実弥の柱稽古
- 重要:冨岡義勇との和解、おはぎエピソード
- アニオリ:実弥の兄としての想い
第8話「柱・結集」(最終話)
- クライマックス:産屋敷邸での無惨との対峙
- 衝撃:産屋敷耀哉の自爆
- 次章へ:無限城突入、劇場版三部作発表
📊 なぜ8話が最適だったのか?
短いながらも完璧な構成
8話構成の利点
- 原作尊重:原作の短さを活かした密度の高い構成
- キャラ掘り下げ:各柱の個性を1話ずつじっくり描写
- テンポ感:だれることなく最終決戦への緊張感を維持
- 映像品質:話数を絞ることで1話あたりの作画クオリティを向上
他の選択肢との比較
- 6話構成:駆け足になりキャラ描写が不足
- 12話構成:間延びして最終決戦への緊張感が削がれる
- 8話構成:原作とアニオリのバランスが最適
🎥 無限城編への完璧な橋渡し
柱稽古編の役割
柱稽古編は単なる準備編ではなく、最終決戦に向けた重要な布石となっています。
重要な要素
- 各柱の実力と人格の再確認
- 炭治郎の成長の集大成
- 鬼舞辻無惨の本格的な行動開始
- 産屋敷一族の覚悟と犠牲
劇場版へのつながり
第8話最終話で無限城に突入したところで終了し、続きは2025年7月18日公開の劇場版「無限城編」第一章で描かれます。8話という短い構成だからこそ、無限城編への期待感を最高潮に押し上げることができました。
まとめ:8話完結の完璧な設計
柱稽古編全8話の意義
- ✅ 原作9話分を8話で完璧にアニメ化
- ✅ 各柱の魅力を1話ずつ丁寧に描写
- ✅ アニオリで原作の薄い部分を補完
- ✅ 最終2話を拡大放送で盛り上げ
- ✅ 無限城編への完璧な導入
短いながらも非常に密度の高い8話構成により、柱稽古編は鬼滅の刃シリーズの中でも特に印象深いエピソードとなりました。各柱の個性と実力、そして炭治郎の成長を確認できる貴重な機会として、ファンに愛され続けています。
次はいよいよ劇場版「無限城編」三部作。柱稽古編で描かれた絆と覚悟が、最終決戦でどのように活かされるのか、今から楽しみでなりません。
※情報は2024年の放送内容に基づいています。最新情報は公式サイトでご確認ください。
コメント