大相撲2024年1月場所は、横綱・照ノ富士の復活優勝(9回目)で幕を閉じました。
千秋楽での照ノ富士の2戦〜本割と優勝決定戦〜の圧倒的な強さには、ただただ驚くばかり・・・。
「照ノ富士の一人横綱でも、まだ、それほど心配することはないのかもしれない」・・・と思ってしまうほどでした。
そして、照ノ富士と優勝決定戦を戦った関脇・琴ノ若の今場所の活躍もりっぱでした。
場所後、大関昇進となることは間違いなく、筆者 TOPIOは、祖父の四股名「琴櫻」を襲名すると楽しみにしていました。
報道によると、どうやら新大関は、父の四股名「琴ノ若」のままで頑張るそうです。
そうなると、2024年中に横綱昇進を果たして、正真正銘の「琴櫻」を襲名することを楽しみにしなくてはなりませんね。
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さて、場所後恒例の「来場所幕内番付予想(TOPIO版)」。
そして、これも恒例ですが、来場所の期待についても、ツラツラと書かせていただきます!
2024年3月場所、幕内番付予想(TOPIO版)
おまたせしました、TOPIO版「2024年3月場所、幕内番付予想」です。
いつも千秋楽が終わって1時間以内くらいにアップすること(前回は翌日になってしまいました…)にこだわってきました。
今回も、千秋楽当日に行ったハードワーク(20km以上、山を走り回りました・笑)のため、疲れすぎてダウン。
そんなこんなで、予想発表は千秋楽翌日となりました・・・。
以下、いつもなんですが、TOPIOの勝手な予想なので、反論その他はご遠慮ください。
番付予想をするにあたって…
今回は、小結並びに平幕上位者の負け越しが多く、少し悩みました。
また、幕内の空きが多く、十両から誰が入幕するかについて、これも少し悩みました。
ラストは「えいっ、やっ!」で決めました・・・。
2024年3月場所、4つの期待
2024年1月場所は、12日目に横綱・照ノ富士、大関・霧島、関脇・琴ノ若が11勝2敗で横並び。
上位陣が活躍するという面白い展開となりました。
2024年3月場所においても、同様に上位陣の活躍を期待しています。
それらの活躍に横綱昇進や大関昇進を掛けた戦いが絡み、2024年の大相撲界を、より盛り上げる場所となることを望んでいます!
そんな思惑のなか、2024年3月場所への期待について、4つに絞って書かせていただきます。
期待1〜照ノ富士皆勤と琴ノ若の初白星!?
横綱への期待とは、横綱・照ノ富士と大関・琴ノ若に対する期待です。
琴ノ若はもちろん横綱ではないですが、3月場所こそ初優勝を期待しています。
さて、千秋楽・技能賞受賞についてのインタビューで、琴ノ若は優勝を逃した悔しさを滲み出していました。
琴ノ若が近い将来、横綱に昇進して活躍し続けるためにも、琴ノ若が避けては通れないことがあります。
それは、これまで一度も勝ったことのない横綱・照ノ富士に勝つことです。
3月場所、照ノ富士 vs 琴ノ若戦が実現するためには、3月場所も照ノ富士が出場し、皆勤することが前提となります。
個人的な予想ですが、3月場所、照ノ富士は全休するのではないかと考えています。
休場しないまでも、序盤戦での休場の可能性大です。
ところで、1月場所、13勝2敗で9回目の幕内優勝を果たした照ノ富士。
1月場所で黒星を喫した相手は、平幕の若元春と正代です。
つまり、次期横綱に一番近いであろう大関・霧島と新大関・琴ノ若は、1月場所も黒星。
さらに、霧島と琴ノ若は、対・照ノ富士戦で負け続けているのです・・・。
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1月場所は、9回目の幕内優勝を果たし、横綱としての職責を十分に果たした照ノ富士。
しかし、いかんせん、体調十分ではありません。
振り返って、昨年の5月場所、6場所ぶりの休場明けなのに驚くほどの強さを発揮、14勝1敗で、8回目の賜杯を抱きました。
しかし、翌場所には1勝3敗で途中休場、その後、2連続全休・・・。
実は、いつ引退してもおかしくないくらいな体調なのでは・・・と心配しています。
そんなこんなで・・・
隠していましたが・・・照ノ富士ファンとして、言います。
ひと場所でも長く、活躍し続ける横綱・照ノ富士の勇姿が見たいです。
なので、3月場所も皆勤で活躍してもらいたい。
これが3月場所に対する一番の期待です。
そして、それが叶ったら、当然、照ノ富士 vs 琴ノ若戦で、琴ノ若には初白星をあげてもらいたい。
これが3月場所に対する二番目の期待です!
この期待一番目&二番目を合わせて、「期待1」とします。
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ぐちゃぐちゃ書いた「期待1」をもう一度しっかり書き直しますね。
- 横綱・照ノ富士が千秋楽までフル出場し、終盤、琴ノ若と対戦し、琴ノ若が対戦初白星をあげること
期待2〜霧島リベンジ優勝&琴ノ若次点
さて、「大相撲界、一人横綱の危機・横綱ゼロの危機」から脱するためにも、「次世代の横綱誕生」に大きな期待を寄せています。
1月場所後に大関昇進を果たすであろう琴ノ若を含め、3月場所は4大関体制になります。
次世代を担う横綱になる関取は、この4人から出ます!
なかでも、2024年中の横綱昇進の期待が持てるのは2人。
琴ノ若、そして霧島です。
豊昇龍と貴景勝を外したのはケガ。
さて、次の新横綱実現の展開について、虫が良すぎる勝手な想像をすると・・・
3月場所、1月場所の結果に奮起した霧島が3度目の優勝。
大関昇進場所後で緊張はするものの琴ノ若が次点。
5月場所も、霧島が連続優勝で場所後、横綱昇進決定。
5月場所、琴ノ若がまたもや次点。
7月場所は、琴ノ若が初優勝で場所後に横綱昇進決定!!!
う〜ん、あまりにも虫が良すぎる(笑)。
- 霧島3度目の賜杯で、5月場所は横綱昇進挑戦場所となる。次点は琴ノ若。
期待3〜3関取が大関昇進挑戦スタート!?
次期大関に期待することは、次世代を担う新横綱までになることです。
ところで、3月場所場所の関脇は、東・大栄翔、西・若元春と予想。
残念ながら、この2関取には新横綱は期待できそうもありません。
しかし、大関としての活躍は大いに期待できます。
なので、大栄翔と若元春には、2024年中の大関昇進挑戦の端緒となる場所にするため、3月場所では、最低でも10勝、できれば12勝くらいを期待します。
一方、3月場所において三役にも手が届いていないものの、場所中の大活躍で、2024年中の大関挑戦場所を手中にするであろう(してもらいたい!)期待の関取を数人あげます。
- 大の里(23歳-二所ノ関部屋)
- 熱海富士(21歳-伊勢ヶ濱部屋)
- 尊富士(24歳-伊勢ヶ濱部屋)
尊富士は、初の十両となった1月場所で、ぶっちぎりの十両優勝を果たしました。
しかし、東十両10枚目なので、3月場所の新入幕は叶わず。
それでも、力と勢いのある若手ですから、2024年度中の関脇昇進は現実的です。
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大の里は、新入幕の1月場所、終盤戦まで優勝争いに絡む活躍をしました。
1月場所では、3人の役力士と対戦。
横綱・照ノ富士、大関・豊昇龍、関脇・琴ノ若ですが、全敗。
つまり、大の里の伸びしろがはっきりしたわけです。
なので、1月場所後の稽古でさらに力をつけて、元横綱・稀勢の里率いる二所ノ関部屋初の三役を目指し、2024年中には関脇となり、大関挑戦の端緒を掴んでほしい。
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熱海富士は、再入幕を果たした2023年9月場所・翌11月場所と連続して優勝争いに絡む活躍をしました。
そして、2024年1月場所には再入幕3場所目で前頭筆頭にまで登りつめたものの、あえなく負け越し。
技術と経験のある上位者に対するには、大の里同様、まだまだ伸びしろがあることが分かりました。
前述の大の里同様に、稽古で磨き上げて、2024年中の大関挑戦まで行ってほしいですね。
ところで・・・
熱海富士と尊富士は同部屋、伊勢ヶ濱部屋。
そう、横綱・照ノ富士を擁する部屋です。
横綱はじめ、これ以上ない様々な稽古相手に恵まれている部屋です。
翠富士、宝富士、錦富士・・・。
なので、そんな伊勢ヶ濱部屋での稽古で、熱海富士や尊富士は予想以上に伸びるのではないか期待しています!
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- 2024年中の大関昇進挑者として、3月場所の活躍に期待するのは、熱海富士・大の里・尊富士の3関取
期待4〜新入幕・再入幕への期待
このところ、連続して新入幕・再入幕の関取が活躍しています。
それは、全体的に世代交代の時期に入っているということ。
TOPIO版の2024年1月場所幕内番付予想では、次の5人を新入幕、再入幕としました。
- 錦富士(27歳・再入幕・伊勢ヶ濱部屋)
- 大奄美(31歳・再入幕・追手風部屋)
- 北の若(23歳・再入幕・八角部屋)
- 狼 雅(24歳・再入幕・二子山部屋)
- 東白龍(27歳・再入幕・玉ノ井部屋)
- 時疾風(27歳・新入幕・時津風部屋)
年齢的に横綱昇進まで期待できるのは北の若と狼雅ですが、もちろん、錦富士、大奄美、東白龍、時疾風の大活躍も期待しています。
とくに、新旧交代による幕内の活性化という点では、6関取全員に大いに期待しています。
- 2024年3月場所の新入幕・再入幕者のなかから幕内優勝者が出ることを密かに期待しています・・・
まとめ
大相撲2024年1月場所を終えて、恒例の来場所の幕内番付予想(TOPIO版)を発表させていただきました。
併せて、来場所の4つの期待も書かせていただきました。
これらの期待は集約すると、要するに、次世代の大相撲界への期待、もっと絞ると次世代を担う横綱に対する期待でもあります。
来場所も幕内全関取の精進と活躍を祈念しています。
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