『彼岸花が咲く島』(李琴峰著)のネタバレ有りのあらすじ解説!結末の匂わせも!

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にゃあ子

『彼岸花が咲く島』って、どんな話?
ラストの意味まで知りたい

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わん太

その疑問、この記事がまるごと解決します。

芥川賞受賞作『彼岸花が咲く島』は、言語・記憶・アイデンティティの揺らぎを描いた、まさに“読む体験そのもの”が問われる一作です。

本記事では、著者・李琴峰さんの経歴や作品背景をはじめ、物語のあらすじから結末のネタバレ解説までを網羅。ラストに込められた衝撃の意味も丁寧に読み解きます。

「読む前に全体像を掴みたい」「どんなテーマがあるの?」「芥川賞を受賞した理由は?」という方のために、知りたい情報を整理してお届けします。

この記事でわかること
  • 李琴峰さんのプロフィールと芥川賞受賞までの軌跡
  • 『彼岸花が咲く島』の独特の風習・制度解説
  • 物語の結末的な匂わせ情報!
  • 作品に込められた3つのメッセージと読者の感想
目次

李琴峰さんと芥川賞

『彼岸花が咲く島』は、第165回芥川賞を受賞した作品であり、その背後には作者・李琴峰(り・ことみ)さんの独自のバックグラウンドが色濃く反映されています。

この章では、李琴峰さんのプロフィールや、芥川賞受賞までの道のり、作品の評価背景について詳しく見ていきましょう。

台湾出身で多言語を自在に操る李琴峰さんは、単なる作家にとどまらず、文学と言語の境界を超えて作品世界を築き上げる表現者です。彼女が日本語で紡ぐ物語には、母語と第二言語の狭間で生きる視点が宿っています。

『彼岸花が咲く島』もその例に漏れず、「言葉」「記憶」「アイデンティティ」が複雑に絡み合う深遠な物語。まずは、作者自身の背景に触れながら、作品世界の入り口に立ってみましょう。

李琴峰さんのプロフィール

  • 筆 名:李 琴峰(り ことみ)
  • 誕生日:1989年12月26日(35歳)
  • 出 身:中華民国(台湾)籍
  • 永住権:2018年10月1日、日本の永住権を取得
  • 仕 事:日本在住の小説家・翻訳者
    • 母国語は中国語で、日本語で作家活動をしている
  • 来 歴:
    • 15歳から日本語を習い始める
    • 国立台湾大学卒業後、2013年来日
    • 早稲田大学大学院日本語教育研究修士課程修了
    • 2017年、初めて日本語で書いた小説『独り舞』で作家デビュー(第60回群像新人文学賞優秀作受賞)
    • 2019年『五つ数えれば三日月が』で第161回芥川賞候補
    • 2021年『彼岸花が咲く島』で第165回芥川賞受賞

李琴峰さんは、日本語を“第二言語”として習得しながら、その日本語で文学作品を書き、芥川賞という日本文学の最高峰の一つにまで登り詰めた稀有な存在です。

日本と台湾、2つの文化とアイデンティティの交錯点から言葉を紡ぎ出すその筆致は、文学だけでなく、言語や社会への問いかけとしても高く評価されています。

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なお、彼女の生い立ちや背景を理解するためにも、彼女が書いた次の2つの記事をお読みください。

筆者 taoがあれこれ解題する以上に、直接的な文書を読むことで、李琴峰さんに対する理解が深まるハズです。

芥川賞受賞までの軌跡と選考理由とは?

2021年7月、『彼岸花が咲く島』は第165回芥川賞を受賞しました。

審査員たちは、李琴峰さんの日本語運用能力だけでなく、架空言語や異文化表現を巧みに取り入れた構成に着目。言語が持つ政治性や文化的力学に踏み込みながらも、詩的かつ繊細な文体で読者を引き込む点が高く評価されました。

実際の選評では、「自らの体験を土台にしながら、フィクションの形式で描ききった勇気」「言葉が閉ざされていくなかで、なお語ろうとする力」が指摘されており、文学表現に対する挑戦が称賛された形です。

李琴峰さんの芥川賞受賞は、文学の新しい可能性を切り拓くものとして、国境や言語の壁を越えた意義ある出来事となりました。

なお、李琴峰さん『彼岸花が咲く島』、聞く読書 Audibleに品揃えがあります。つまり、Audibleのサブスクに入っている方は、いますぐこの聴き放題作品『彼岸花が咲く島』を楽しむことができます。

筆者 taoは Audibleでこの作品を楽しんだあと、Kindle版を購入して、読み直して楽しみました。

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にゃあ子

李琴峰さんの言葉は、私たちの「当たり前」に揺さぶりをかけてくれます!

『彼岸花が咲く島』のあらすじを時系列で整理

以下、小説『彼岸花が咲く島』のネタバレ含むあらすじです。

これから読むので、ネタバレは目にしたくないという方は、ここでブラウザを閉じてください。

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『彼岸花が咲く島』は、記憶と言語の喪失、そして再構築をめぐる幻想的な物語です。舞台は日本でも台湾でもない、架空の【島】です。

読者は主人公のウミと共に、記憶を失って辿り着いた【島】での出来事を驚きとともに体験することになります。

以下のパートでは、登場人物を整理しながら、物語の始まりから核心に迫る展開までを丁寧に追っていきます。

舞台となる【島】と主な登場人物

  • 宇実(ウミ)…【島】に流れ着いた少女。記憶を失っている。
  • 游娜(ヨナ)…【島】に暮らす少女。ウミの保護者となる。
  • 拓慈(タツ)…【島】の謎を知りたがっている少年。
  • 大ノロ…【島】の長老的存在で、【島】を統べる人物。

物語の舞台となる【島】は、日本や台湾を連想させるが、実際には実在しない架空の島です。

ヨナとウミの出会い

ある日、少女が「とある島」の砂浜に倒れていました。その少女は真っ白なワンピースを身に纏い、ワンピースも髪もずぶ濡れ。身体には、海藻が絡みついて、持ち物は何も無く、体中のアチコチに切り傷がありました。鈍器で殴られたような紫色の痣もあったのです。そして、その少女は赤一面に咲き乱れた彼岸花に包み込まれていました。この【島】には、砂浜を埋め尽くすほど彼岸花が花盛りだったのです。

この砂浜に倒れていた不明少女は、同じくらいの年齢の【島】の少女・游娜(ヨナ)に発見されました。不明少女は意識を戻し、彼女とヨナは会話をしますが、言葉が通じません。そこで、ヨナは「オヤ」(ヨナといっしょに暮らしているカジキ捕りを生業としている女性)を呼びに行き、結果、この不明少女を「オヤ」の家で保護&介護することになりました。

ヨナの介護の甲斐もあって、普通に生活できるようになった不明少女は、ヨナから宇実(ウミ)と命名されました。ウミには、この【島】の砂浜に打ち上げられる前の記憶がありませんでした。しかし、【島】の人々はウミを受け入れてくれたのです。ウミの【島】での生活が、始まりました。

【島】独特の風習・体制について

【島】には独特の風習・体制があります。それらは物語を理解し楽しむための前提となります。まずは、それらを簡単に紹介しましょう。

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ヨナとウミは砂浜で出遭ってから、双方ともに戸惑ってしまいました。言葉が通じなかったからです。二人が使う言葉は似通っている感じはあったのものの、違う言葉でした。

【島】の少女・ヨナが使う言葉は「ニホン語」(いわゆる「日本語」ではありません!)。そして、ウミの言葉は「ひのもとことば」。さらに、この【島】では「ニホン語」とは別に、「女語(じょご)」が話されていました。そして、この「女語」は【島】の女性だけが学び使うことが許された言葉でした。

当初、使う言葉が違い過ぎて、ヨナとウミの会話は噛み合わなかったのですが、そのうち、ヨナはウミの使う「ひのもとことば」が、自分たちが習っている「女語(じょご)」と似通っていることがわかってきました。そこで、会話が通じない言葉があると、その言葉を「女語」に言い換えるとうまくいきました。しかし、ヨナはまだ「女語」を習っている最中で、うまく「女語」を使いこなせない状態でした。

ところで、この【島】は女性が司る【島】。【島】には物事の決定権がある「ノロ」なる指導者たちが仕切っていました。そして、その「ノロ」の頂点に「大ノロ」がいました。そして、すべての「ノロ」と、その頂点たる「大ノロ」は、全員女性でした。

この状況は分かりにくい、そこで、しつこく、もう一度(^_^;)

【島】の指導者「ノロ」は全員女性。そして、「ノロ」は「【島】の歴史」の担い手であり、各種の祭礼の祭司です。「ノロ」のなかで最も「女語(じょご)」が上手く、かつ知識と経験が豊富な女性は「大ノロ」として尊敬されています。実質的に【島】を統べるのが「大トロ」です。

これを男視点で考えると、この【島】の男達は、「【島】の歴史の担い手」でもなく、重要な祭礼の祭司に選ばれることはなく、尊敬の対象にもなれないのです。つまり、実権が無い。

このことに不満と謎を持つ少年がいました。

ヨナとウミはその少年・タツに出遭いました。ヨナとタツは、昔からの知り合いで、タツはヨナたちとは違う集落に住んでいました。

少年・タツは「【島】の歴史」を知りたがっています。なぜ、男が「ノロ」になれないのか、海の向こうには何があるのかなどを知りたがっています。そこで、それらの謎を解く鍵となるであろう「女語(じょご)」に興味を持ち、知り合いの伝手を借りて独学で学んでいました。【島】の掟で、男であるタツは「女語」の研修会に参加できなかったからです。

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ちなみに、【島】の普段は普通のところもあります。ウミはヨナといっしょに【島】の学校の高等部で勉強しています。ウミは、将来特になりたい職業がないので、ヨナといっしょに植物に関する授業を受けています。【島】に自生している植物の特徴や薬用の効能について勉強しているのです。

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また、独特な風習・体制の話に戻ります。

ある日、ヨナとウミは「女語」の講習会に出席。そこで講師の「ノロ」が「女語」に関する歴史と掟を教えてくれました。

「皆さんが習っている〈女語〉は、【島】の歴史を受け継ぎ、未来へ伝えていくための言語です。我々の先祖が【島】にやってきた時から、【島】の歴史はこの言語で伝えられてきました。そして皆さんも知っているように、【島】の歴史を担えるのは女だけだと定められています。男は歴史を知ることも、〈女語〉を習い、使うことも許されません。皆さんもここで習った〈女語〉を、男に教えることはおろか、男の前では決して使わないよう慎んでほしい。これに違反すれば、今後は〈女語〉の講習に参加することも、〈ノロ〉になることもできなくなります」

なんとも恐ろしい掟です。

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さらに、この【島】には女性主体ということ以外にも、変わった風習があります。それは家族制度です。

ヨナは、いっしょに暮らしている「オヤ」とは、血の繋がりがありません。ヨナは二歳のとき「オヤ」に引き取られました。【島】では血のつながりへのこだわりは皆無なのです。

【島】で生まれた子供は、【島】の子供として全て学校の乳児部に預けられ、育児経験豊富な「ノロ」が二歳まで育てます。そして、二歳になると【島】の成人から養育希望者を募るのです。「オヤ」となるのは男女問わず。

子供を引き取った「オヤ」は、生活を共にしながら子供を成人(16歳)まで育てます。だから、母親や父親といった概念が【島】には無いのです。あるのは「オヤ」だけです。

そして、成人になった少女・少年たちは、「オヤ」から離れて、自分の家を持つことになります。誰がどの家に住むかは、本人の希望に基づき、「ノロ」が決めるのです。


以上、長文になりましたが、この【島】の特異な風習、体制についてのおおよそは解説させていただきました。小説を楽しむためにも、頭に入れておいてください。

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にゃあ子

この【島】の特異な風習、体制について理解するのに少し時間がかかるかも。でも、この章を読んでおけば、混乱することなく読み進められるハズです!

結末匂わせ解説──物語が問いかけるもの

『彼岸花が咲く島』の終盤では、ウミの記憶が徐々に蘇り、あることが起きて【島】の真実も明らかになります。物語は決して派手な展開を見せるわけではありませんが、静かに、けれど力強くクライマックスへと向かいます。

このパートでは、ネタバレを含みながら、結末までの流れとラストシーンの意味を解説します。未読の方はご注意ください。

ウミの過去と【島】の秘密が交差するラストは、物語のテーマである「記憶」「ことば」「アイデンティティ」の再構築へとつながります。それでは、核心に迫っていきましょう・・・といいたいところですが、核心のネタバレはいくらなんでも。

そこで匂わせでトドメおくことにしますm(_ _)m

ウミの記憶と運命はどうなるのか?

この物語は、【島】の砂浜に打ち上げられた少女・ウミの自分探しの物語でもあります。記憶を失ったウミの記憶は戻るのか?ウミはどこから来たのか?

これが解明できるかどうかが、物語のクライマックスのひとつです。

実は【島】の長老「大ノロ」は、突然現れたウミに自分を投影していた・・・ようなのです。

【島】の真実は明らかにされるのか?

ヨナとウミは、「ノロ」になるための試験を受けます。これに受かれば、重い責任を課せられると同時に、【島】の謎・真実を知ることができるのです。

果たして、ヨナとウミは「ノロ」になれるのか?

そして、見事「ノロ」になれたとき、「大ノロ」から知らされるであろう【島】の謎に直面してどう対処するのか?

一方、なれなかった場合はどうなるのか。

実は、ウミはあるとき「大ノロ」から次のように宣告されました。

「お前には、春にはここを出て行ってもらう」と。

【島】を統べる者からの放逐宣告!

ウミは「大ノロ」にも受け入れてもらっているので、【島】でヨナといっしょにずっと生きていけるものと思っていたのです・・・。戸惑うウミ。

そんなウミに、「大ノロ」はさらに言葉を続けます。

「春までに【島】の言葉を身に付けなさい。そして、【島】の歴史を背負って、ずっと【島】でいきていきなさい」と。

そこで、ウミは、彼女にとって難解な【島】の言葉「ニホン語」を学ぶ決意をするのです。

タツの願いは成就するのか?

さて、【島】では男は重視されない、そもそも【島】の謎は何等々・・・【島】に関する知りたいことだらけの【島】の少年・タツ。

ある日、私は「ノロ」になると宣言したヨナがタツに約束します。

「私はノロになる。そして【島】の歴史を継承する。「ノロ」になって、【島】の規則を変えるの。男でもノロになれるような規則にする。そして受け継いだ歴史を、タツにも教えるね。」

この約束は遂げられるのか? タツの願いは成就するのか?

そもそも、ヨナは、そして、ウミは「ノロ」になれるのか?

にゃあ子

物事、上手くはいかないのがフツーなのです(>_<)

『彼岸花が咲く島』に込められた3つのメッセージ

『彼岸花が咲く島』は、単なる幻想文学ではありません。その背景には、深い社会的テーマと個人の内面への問いが込められています。

本章では、作品が読者に訴えかける「3つのメッセージ」を掘り下げて解説します。これらの視点から物語を読み解くことで、作品の輪郭がより鮮やかに浮かび上がってきます。

見えないものを描くことに挑んだ李琴峰の筆致は、読者にとっても「自分自身のことばと記憶」に向き合うきっかけを与えてくれるはずです。

言語とアイデンティティの揺らぎ

冒頭からウミは“ことば”を失っています。

名前、過去、言語——それらすべてが失われている状態から、少しずつ取り戻していく過程は、まさに「アイデンティティの再構築」です。彼女が話せる言語が変わっていくごとに、見える世界や接する人々との関係も変化していきます。

これは、異文化間で生きる人々が感じる「言語と自己」のずれを象徴しています。母語で考える自分と、第二言語で語る自分。その揺らぎの中に、李琴峰さん自身の経験が色濃く投影されている・・・のではないでしょうか。

「記憶」と「他者」との関係性

ウミの記憶は、単に「自分の過去」ではありません。

彼女の記憶が戻ることで、【島】の真実も浮かび上がってきます。つまり記憶とは、「自分と他者」「個人と共同体」を結ぶ接点でもあるのです。

自分の過去を語ることは、同時に、他者の存在や痛みにも向き合うこと。物語は、記憶を回復する過程を通じて、個人が社会的責任やつながりを再発見する姿を描いています。

架空言語が象徴する“境界”の曖昧さ

【島】では、実際の言語とは異なる“架空言語”が話されています。

この言語は、文字も発音も具体的に描かれず、あくまで抽象的に表現されます。それは、言語が「コミュニケーションの道具」以上の意味を持ち、境界線を生み出し、また越える力を持つということを示しています。

言語は「国」と「個人」、「内」と「外」、「知っている」と「知らない」の境目を象徴します。その曖昧さこそが、物語の核でもあり、李琴峰さんが描きたかった“越境”の感覚なのかもしれません。

にゃあ子

読み終わった後、自分の「言葉」をもっと大切にしたくなりました

まとめ|『彼岸花が咲く島』が語るもの

李琴峰『彼岸花が咲く島』のあらすじとネタバレ、そして結末の匂わせを丁寧に紐解いてきました。

この記事のポイント!
  • 物語の時系列に沿ったあらすじと人物関係の整理
  • 結末に込められた“言語と境界”というテーマの深掘り

本作はただの物語ではなく、「言葉」や「記憶」を通して自分とは何かを問いかけてきます。

にゃあ子

読むたびに新たな気づきが生まれる――それが『彼岸花が咲く島』の魅力です。

解説を読んだ今だからこそ、ぜひ作品を手に取り、自分だけの“読み”を深めてみてください。


追記

筆者 taoは『彼岸花が咲く島』には、Audibleの聞く読書で出遭いました。「彼岸花」の検索でヒットした作品でした。とくに芥川賞受賞作品との意識もなかったです。そして、一度、一通り、聞きました。なんだかよく分かりません。で、もう一度聴きました。それでも理解は50%くらいな感じです。

原因は、物語の舞台となる【島】の風習や体制が「あまりに普通とはかけ離れていた」からです。その乖離が大きく、ピントくるものがなかったのです。作品を聞くだけでは、その乖離の全体像も認識できなかった。

そこで、ちょっと面倒ですが、Kindle版を購入して読みました。気になった「普通では無い風習や体制」を書き出してみました。そうやって全体像を把握してから、もう一度、Audibleを聞いてみました。「なるほど」が増えました(^^)/

ここまで事情を開陳すると「めんどくせな、なんという作品なんだ!」と感じるでしょうね。でも、そのめんどくさいことをやってのけるほどに、何かそうさせるものがこの作品にあったということです。

そこで、これを読んでいるあなたには、私がやった「めんどくさい」ことをさせないために、「普通とは異なる【島】の風習や体制をまとめて提示」させていただいたわけです。

これって、もしかしたらあなたの楽しいことを奪ってしまったことになるのかもしれませんが…(^_^;)

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