2016年に放送されたドラマ『武道館』が、再び注目を集めています。しかし、その理由は作品の評価ではなく、出演者たちの相次ぐ不祥事によるものです。
昨年12月30日、俳優の吉沢亮さんが酒に酔った状態で隣室に無断侵入したとして、住居侵入の疑いで警察に事情聴取を受けたことが明らかになりました。この事件により、吉沢さんはアサヒビールのCM契約を解除される事態に。
これで『武道館』出演者の不祥事は4人目となり、「呪いのドラマ」として話題になっています。過去このドラマ出演者が3人も不祥事を起こし、現在ではこのドラマは配信されていません。
この記事では、以下のポイントについてコンパクトにまとめました。
- 吉沢亮さんの不祥事の経緯とその影響
- ドラマ『武道館』出演者たちの過去の不祥事
- 「呪いのドラマ」と呼ばれる背景とその真相
なお、吉沢亮さんのこの不祥事については、こちらの記事もどうぞ。
吉沢亮の不法侵入事件とCM解除の影響
2023年12月30日、吉沢亮さんが酒に酔った状態で自宅マンションの隣室に無断で侵入したことが発覚しました。この件について、警視庁が事情聴取を行い、吉沢さんの所属事務所も公式サイトで事実を認め謝罪しました。
吉沢亮に関する報道についてのご報告
引用元：株式会社アミューズ公式サイト
先ほど報道された、吉沢亮による住居への無断侵入に関してご報告させていただきます。
報道の通り、2024年12月30日に、吉沢亮が自宅マンションに帰宅した際に、酒に酔って自分の部屋ではなく隣室に入ってしまいました。
隣室の方には大変ご迷惑をおかけしてしまったため、すでに当社および本人からお詫びをさせていただいております。
ファンの皆様、および関係者の皆様にはご心配とご迷惑をおかけしており、大変申し訳ございません。
なお、すでに吉沢はマンションを退去しております。近隣のご迷惑にもなりますので、マンション周辺での取材などの行為はくれぐれもお控えください。
2025年1月6日
株式会社アミューズ
さらに、アサヒビールのCMキャラクターを務めていた吉沢さんは、同社との契約を解除され、公式サイトから関連動画も削除されました。
広告代理店関係者によると、アルコール飲料のCM出演者がアルコール関連のトラブルを起こすことは企業イメージに大きな影響を与えるため、今後吉沢さんがCMに起用される可能性は低いとされています。
俳優・吉沢亮が、昨年末に自宅マンションの隣室に無断で侵入したとして、住居侵入の疑いで警視庁から任意で事情を聴かれたことが６日に分かったことを受け、ＣＭ出演していたアサヒビールが７日、契約を中途解約すると発表した。
引用元：Yahoo!ニュース / スポーツ報知 / アサヒビールが回答「事実を容認できるものではない」、吉沢亮のＣＭ契約の中途解約発表
同社広報部はこの日、スポーツ報知の取材に応じ、一連の報道は「吉沢亮さんに関する事案に関しまして、アルコール飲料会社として事実を容認できるものではございません」とコメント。「当社は今後、吉沢亮さんを起用した広告は展開いたしません。また契約についても中途解約いたします」と契約解除すると発表した。
この記事のなかでは、アサヒビールが今回の件で契約を途中解除したことに伴う違約金については言及されていませんが、発生するものと思われます。なお、本件は、元スマップの中居正広さんの件とは違い、吉沢亮さんは個人事務所ではないので、吉沢さん個人が違約金を支払うということはないと思われます。
違約金云々のことは別にして、今後の仕事には大いに影響があるでしょう。
吉沢亮さん主演の映画が、近々に２本公開予定です。
- 『ババンババンバンバンパイア』（2025年2月14日公開予定、松竹） – 主演・森蘭丸 役
- 『国宝』（2025年6月6日公開予定、東宝） – 主演・立花喜久雄 役
この２つの映画公開に、今後影響が出るのかどうかについては、注目したいところです。
ただし、今の所、吉沢亮さんが過去出演された映画やドラマが配信中止になったという事実は確認できていません。このことから、近々に公開される上記の２つの作品は、予定通りに公開されると推測されます。
『武道館』出演者たちの相次ぐ不祥事
ドラマ『武道館』は、アイドルグループJuice=Juiceが主演を務めた作品で、2016年に放送されました。
【基本情報】
- タイトル：武道館
- 放送年：2016年
- 原作：朝井リョウ『武道館』
- ジャンル：青春ドラマ、アイドルドラマ
- 放送局：フジテレビ系列
- 主演：Juice=Juice（ハロー！プロジェクト所属のアイドルグループ）
【あらすじ】
- アイドルグループが日本武道館での公演を目指す姿を描いた青春ストーリー。
- アイドルの光と影、ファンとの関係、業界の裏側などをリアルに描写。
【主なキャスト】
- Juice=Juice：主演アイドルグループとして本人役で出演。
- 高畑裕太：新人マネージャー役。
- 小出恵介：カリスマ音楽プロデューサー役。
- 木下ほうか：チーフマネージャー役。
- 吉沢亮：アイドルオタクの青年役。
【特徴・評価】
- テーマ：アイドルの夢と現実、業界の厳しさを描いたリアルな内容。
- 評価：放送当時は好意的な評価も多かったが、出演者の不祥事が相次ぎ「呪いのドラマ」として話題に。
- 配信状況：出演者の不祥事により、配信停止状態。
- 出演者の不祥事が続き、作品の再評価や配信再開の見込みは低いとされている。
- Filmarks評価（ドラマ・映画評価サイト）：3.3点（5点満点）
【その他】
- SNSでの反応：
- 「ドラマ自体は良かったのに残念」
- 「呪いのドラマと言われるのも仕方ない」
- 「Juice=Juiceは無事で良かった」
Filmarks評価「3.3」にある通り、それなりに評価されたドラマでした。しかし、メインキャストの男性俳優たちが次々と不祥事を起こし、芸能活動を休止する事態に追い込まれました。
「呪いのドラマ」と呼ばれる背景とその真相
『武道館』は、放送当時からアイドルのリアルな姿を描いた作品として評価されていました。しかし、メインキャストの男性俳優たちが次々と不祥事を起こしたことで、作品自体が「呪いのドラマ」と揶揄されるようになりました。
- 高畑裕太：2016年8月、群馬県内のビジネスホテルで女性従業員に性的暴行を加えたとして逮捕。その後、示談成立により不起訴処分となりました。
- 小出恵介：2017年6月、17歳の女子高校生と飲酒し、その後肉体関係を持ったことが報じられ、無期限の活動休止に。
- 木下ほうか：2022年3月、複数の女優から性加害を告発され、所属事務所から契約解除。無期限の活動休止を発表しました。
木下ほうかさんの不祥事で3件目。当時は「呪いのドラマ」ということが囁かれていました。高畑さん、小出さん、木下さんについては、現在では活動を再開しています。
3人が芸能活動再開したこともあり、配信のほうの再開も期待されていました。しかし、今回の吉沢さんの事件によりその可能性はさらに低くなったとされています。
SNS上では、「『武道館』は良い作品だったのに残念」「呪いがまた更新された」といった声が上がる一方で、出演者たちの今後の活動に注目する意見も見られます。
まとめ
ドラマ『武道館』は、出演者たちの不祥事が相次ぐことで「呪いのドラマ」として語り継がれる存在となってしまいました。
吉沢亮さんが昨年12月に起こした不法侵入事件は、彼のキャリアだけでなく、作品全体の評価にも影響を与える結果となりました。
今後、出演者たちが再び信頼を取り戻し、作品が純粋に評価される日が来ることを願うばかりです。
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追記
個人的には吉沢亮さんが出演している映画『キングダム』シリーズが大好きなので、次回作に影響がでるのかどうかが気になります。
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