小池百合子と学歴問題:カイロ大学首席卒業を解明する5つの事実

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小池百合子氏は、「2期目の現役東京都知事」として広く知られています。また、「現役東京都知事である」ことを足がかりに国政に復帰して、女性初の総理大臣を目指しているようだ・・・とも聞こえてきます。

しかし、小池氏の経歴には、未だ謎な部分が多いのです。

特に、「カイロ大学での学び」が小池氏の政治観にどのような影響を与えたのかなどについては、公にはあまり語られてはいないので興味深いところです。

また、近年、小池百合子氏の「カイロ大学首席卒業」という学歴に関する疑問が持ち上がり、メディアや公の場で大きな話題となっています。

小池百合子氏のこれまでの経歴は、この「カイロ大学首席卒業」が大きな勲章・武器となって展開されてきたわけですから、もし「カイロ大学首席卒業」が事実に反するとなれば、彼女の経歴の大きな汚点になってしまいます。

「女性初の総理大臣誕生という夢や目標」さえも瓦解するかも。

そんなこんなで、私たち一般人にとって、「小池百合子氏のカイロ大学に絡む学歴問題」は興味の尽きない話題です。

さて、本記事では、以上のようなことから、この「小池百合子氏の学歴問題」の真相に迫りつつ、なぜこの問題が重要なのか、そしてそれが小池百合子氏の政治キャリアや公のイメージにどのような影響を与えているのかなどを探ります。

▢ ▢ 追記 ▢ ▢

この記事を公開したあとに、小池百合子氏の「カイロ大学首席卒業」はおかしい・・・とする事実がもう1つ見つかったので、後ろの方に追記しました。その事実をこの記事では言葉では表記していません。それが分かる動画を添えました。


以上のことから、学歴問題(=学歴詐称疑惑)を解き明かす事実は、今のところ、合計6つとなります♪

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目次

小池百合子氏の経歴とカイロ大学は私たちの問題!?

小池百合子氏は、自身の著書や発言で「政治の世界で名を馳せる前に国際的な経験を積むため、エジプトのカイロ大学に留学した」となっています。

そして、留学経験によって、彼女の国際的な政治感覚と、外交政策に対する深い理解が磨かれたと・・・。

さらに、カイロ大学での学びを通じて、小池百合子氏は、中東地域の政治・文化・言語に深い知識・能力・洞察を得ることができ、その後の彼女の活躍の起爆剤となっています。

しかし、その学歴の具体的な内容や、どのような学位を取得したのかについて、また、小池百合子氏のアラビア語能力についても、公には詳しく語られていない部分が多く、謎です。

つまり、小池百合子氏自身が著書や発言で主張しているように、「カイロ大学首席卒業」という実績が彼女の活躍の土台にあるわけですが、そもそも「カイロ大学首席卒業」という学歴そのものに謎があるのです。

47都道府県最大の首長である小池百合子氏、さらに女性初の総理大臣を目指す小池百合子氏。今もこれからも、「小池百合子氏は私たちの生活にとって影響力は多大」なのです。

だからこそ、彼女の一丁目一番地である「カイロ大学首席卒業」という学歴問題に、私たちが自分の問題として向き合う必要があるのではないでしょうか。

学歴問題が浮上した背景

小池百合子氏の学歴問題が注目を集め始めたのは、2016年7月の東京都知事選挙に彼女が出馬を突然、表明したとき。

そのことで、「活動や注目度が沈滞気味だった自民党・衆議院議員時代」に比べ、より政治的に前面に出るようになりました。

つまり、「衆議院議員から東京都知事への転身を図ること」は、彼女の思惑通りなのでしょう、マスコミからの大注目を実現しました。

これと同時に、というか、当然の帰結として、「カイロ大学に関する学歴が公的な経歴の中で強調されていたにも関わらず、その詳細が曖昧であること」も話題になり、問題視となりました。

1期目の選挙(2016年7月)は、なんとかこれを乗り越え、当選を果たします。

▢ ▢ ▢


次に彼女の学歴問題に注目が集まるのは、2020年7月の東京都知事選で小池百合子氏が2期目を目指し準備していたとき。同年5月に「学歴問題」が再燃したのです。

東京都知事1期目のとき、学歴問題が注目されてしまったのは自業自得ですが、今回は、思わぬところから矢が飛んできました。

そして、評論家や対立候補からは、カイロ大学での学位取得の真偽を問う声が上がり、メディアもこの話題に飛びつきました。

同年5月、彼女にとって驚天動地の出来事が起こります。

石井妙子氏著『女帝 小池百合子』の出版です。

この本では、小池百合子氏の父のことからスタートし、小池氏の幼少期、中学・高校時代などを描き、さらには、彼女のカイロ大学時代を、私たちに分かりやすく伝えてくれました。

特に前半部分が衝撃です。

小池百合子氏は5年間、エジプトのカイロで暮らすのですが、うち、のべ2年間同居していた人物の数々の証言がベースとなって、話が展開されます。

どういうことかというと、端的に言うと「小池百合子氏はカイロ大学を卒業していない」というもの。

小池百合子氏の活動の推進力・エンジンのような「カイロ大学首席卒業」を真っ向から否定するのです!

7月の「東京都知事選立候補&2期目実現」を目指す小池百合子氏にとって、「カイロ大学首席卒業」を瓦解させる爆弾には、すぐに対処しなくてはならないことになりました。

この対処をきちんとやらないと、2期目どころか、立候補も危うい。

小池百合子氏は全力で対処します。

問題への対応と影響

小池百合子氏にとって、降って湧いたような「学歴詐称疑惑」ですが、彼女は素早い対応をしました。

結果ですが、それは「小池氏のカイロ大学卒業を認めるというカイロ大学の声明」となって実行されました。

2020年6月、エジプト日本大使館のFacebookに、この「カイロ大学声明」が突然、掲載されたのです。

この「カイロ大学声明」により、小池百合子氏の学歴問題に疑義を持つ者たち〜マスコミや反小池陣営〜は、固く口を閉ざすこととなります。

そして、小池百合子氏は予定通り、2020年7月の東京都知事選に無事立候補し、さらには、2位に圧倒的な得票の差をつけて当選を果たします。


この時点で、学歴詐称疑惑については、「小池百合子の言う通り」という東京都民の信任を得たということになります。

さて、小池氏は知事選に際して、「12のゼロ」やら「7つのゼロ」を公約として掲げてきました。

しかし、それらの「ゼロ公約」は、ほぼほぼ達成できていないと分析・批評されています。

それは1期目の4年間で分かっていたのに、2期目も許した選挙民の責任は大きいのではないでしょうか。

もし、小池百合子氏が2024年7月の東京都知事選に3期目の立候補をした場合、東京都民はやはり「3期目を圧倒的に許す」のでしょうか。

社会とメディアの役割

ところで、小池百合子氏の学歴問題が起きた時、社会やメディアがそれの真偽を追求するのがフツーではないでしょうか。

特にそのような事象の真偽を追求するということはマスメディアの大切な役割の1つです。

しかし、こと「小池百合子氏の学歴問題」については、マスメディアの追求は甘い、甘すぎるのです。

2016年7月の東京都知事選1期目のときも学歴問題はありましたが、これを追求するマスメディアはなかったように記憶しています。

2020年7月の東京都知事選2期目のときは、同年5月『女帝 小池百合子』の出版で、小池百合子氏の「カイロ大学首席卒業」が瓦解するかと思われたのですが、マスメディアの扱いは弱かったです。及び腰?

さらに、同年6月に「カイロ大学声明」が出ると、「マスメディアは貝になってしまった」のでした。「カイロ大学声明」の裏取りはしましたか?

本記事公開後に追記した、ラストのほうに掲げているYouTube動画のなかで、2020年時の証拠(?)には多々、おかしな部分があるようだ・・・ということが分かります。なのに、当時、マスメディアは「貝」だったのです。

今でこそ、2024年4月9日の文藝春秋報道によって、この「カイロ大学声明」には裏があったかもしれないということが分かっていますが、マスメディアは行動として「疑惑を完無視」した訳です。

これが日本のマスメディアの実態です。

見方を変えると、マスメディアにとって、「小池百合子氏の学歴問題に触らないこと」がなんらかのメリットを産んでいると推測することができます。

それが何か・・・ということについて、真剣に議論しなければならない時期に来ているのかもしれません。

メディアには、公人の信頼性や透明性に関する公衆の疑問を代弁すると同時に、確かな情報提供のために厳密な調査を行う必要・役割があるからです。

一方、SNSをはじめとするデジタルメディアの台頭は、情報の伝播速度を加速させ、一般公衆が情報を受け取る方法に革命をもたらしました。

この結果、小池百合子氏の学歴問題などについては、マスメディアはおかしくないか・・・ということが、広く知れ渡ることになってきたのです。

▢ ▢ ▢

一方で、これらのことは、情報の真偽を見極める社会=公衆(私たち自身)の能力にも焦点を当てなくてはなりません。

情報過多の時代にあっては、何が真実で何が誤りであるかを判断することが以前にも増して困難になっており、批判的思考能力の重要性が高まっています。

小池氏の学歴問題は、単に小池氏自身の問題を超えて、「メディアの役割と公衆の情報リテラシーの両方について、深く考える機会」を突きつけていたのです。

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「カイロ大学首席卒業」を解明する5つの事実

さて、ここまでウダウダと述べてきましたが、いよいよ本丸。

小池百合子氏の学歴問題、すなわち「カイロ大学首席卒業」の疑惑を解明する(解き明かす)5つの事実について列挙しますね。

本記事は長くなってしまったので、ここでは、その5つを箇条書き的に列挙するにとどまります。

それぞれの5つについては、別記事にて詳細を書く予定(あくまでも予定)です。

疑惑解明、5つの事実
  • 小池百合子5年間のカイロ時代(うち4年間、カイロ大学で学ぶ)のうち、のべ2年間同居していた北原百代さんの証言〜小池百合子さんはカイロ大学を卒業していない。
  • 古語のアラビア語で授業や試験が行われるカイロ大学では、進級と卒業が難しいとされているいる。北原百代さん曰く「まともにアラビア語も書けないほどに、アラビア語を含め驚くほど勉強をしていない小池百合子」。そんな小池氏が留年することなく、ストレートに4年間で卒業できるのか。
  • カイロ大学を4年間で、かつ、首席卒業した小池百合子はアラビア語堪能とされるが、彼女の話すアラビア語は幼児レベルだとする分析証言がある。
  • 学歴問題を指摘されるも、最近まで卒業証書すら示すことがなかったこと。また、後に示された卒業証書にいくつかの矛盾や疑問点が指摘されていること。
  • 2020年6月、エジプト大使館の公式Facebookに「カイロ大学声明」として「小池百合子はカイロ大学を卒業した」との声明が掲載されたが、その経緯について、学歴詐称疑惑を隠蔽することに加担したという小池氏の元側近からの暴露がされたこと。

▢ ▢ ▢

この記事を書き終えて、公開したあとに、6つ目の事実が分かりましたので、追記しますね。

それは「場末中東研究者 飯山あかりさん」のYouTube動画です。

なんでも、飯山あかりさんは、夕刊フジの記者から、小池百合子氏の卒業証書を見せられ、その真偽を尋ねられたようです。


アラビア語通訳を仕事にしていたほどアラビア語に堪能な飯山あかりさんが、その卒業証書におかしな点がいくつかあることに気づいた・・・ということです。

たとえば、その卒業証書では、小池百合子氏の性別は男性になっていたとか・・・。

より詳しい情報は、飯山あかりさんの動画、見てくださいね。


ちなみに、飯山あかりって誰?・・・と思う方も多いでしょう。

飯山あかりさんは、麗澤大学客員教授で、自分のことを「場末(ばすえ)中東研究者」と言っていますので、前述でもそのように書かせてもらいました・笑い。


飯山あかりさんは、ある信念の元、ある活動に集中しています。そして、小池百合子氏の学歴問題は、今の飯山あかりさんの活動にとって、少なからず関係・影響があるようです。

飯山あかりさんが何者か・・・については、彼女のYouTubeチャンネル「あかりチャンネル」を御覧ください。

まとめ

小池百合子氏の学歴問題は、単なる個人的な経歴を超え、政治的信頼性、メディアの報道姿勢、公衆(=私たち一般人)の情報解釈能力といった、より広範なテーマに光を当てました。

この問題を巡る議論は、公人の透明性と説明責任の重要性、そしてメディアが果たすべき役割の再確認を促しました。

また、情報過多の現代社会において、公衆が真実を見極めるための批判的思考能力の必要性も強調しています。

以上から、小池百合子氏の学歴問題は、政治家を評価する際の基準と、社会が情報と向き合う方法について、深い洞察を提供する事例となりました。

▢ ▢ ▢

このサイトでは、小池百合子氏に関する以下の記事も書いています。

これらの記事を読んでいただけると、小池百合子氏の全体像がつかみやすいと思います。

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