さきほど、石井妙子氏著『女帝 小池百合子』の「本紹介記事」を書きました。そして、ネットを見たらビックリです。
4月10日発売の月刊『文藝春秋』にて、小池百合子氏の元側近が学歴詐称について重大発言。
「私は小池百合子の学歴詐称に加担してしまった・・・」というのです。
その側近とは、元都民ファーストの会事務総長・小島敏郎氏です。
詳細は明日以降、追加情報として別の追加情報記事を書く予定。
この記事では、前述の「本紹介記事」では書かなかった学歴詐称疑惑のこれまでの顛末、そして、現段階で分かっている小島敏郎氏の主張について書きます。
小池百合子氏の学歴詐称疑惑
以下では、直接的な小池百合子氏の発言というより、石井妙子氏著『女帝 小池百合子』のなかにある学歴詐称疑惑を元に展開します。
- 小池百合子氏の主張
- カイロ大学を4年間で卒業した初めての日本人で、かつ首席卒業した
- 学歴詐称疑惑
- 『女帝 小池百合子』(2020年5月発刊)のなかで、小池百合子氏とカイロで長く同居していた方が暴露した
- 小池百合子氏のアラビア語能力は低く、首席どころか「カイロ大学卒業自体にも疑念がある」旨について、数々の証言や矛盾などが提示された
- 『女帝 小池百合子』(2020年5月発刊)のなかで、小池百合子氏とカイロで長く同居していた方が暴露した
- カイロ大学の声明
- 2020年6月、エジプトの公式Facebookページにて、「カイロ大学は小池百合子氏の卒業を認める」旨の声明を発表
- 2020年7月の東京都知事選挙に二期目を目指し立候補した小池百合子氏。2か月前に発刊されたいわゆる暴露本『女帝 小池百合子』は強烈な向かい風になったが、カイロ大からの「卒業を認める声明」もあり二期目を実現
- 小島敏郎氏、疑惑加担を暴露
- 2024年4月10日発刊の月刊誌『文藝春秋』にて、小池百合子氏側近・小島敏郎氏が学歴詐称に加担した旨の暴露をした
- カイロ大学の声明は私(小島敏郎)の提案が発端
- 2024年4月10日発刊の月刊誌『文藝春秋』にて、小池百合子氏側近・小島敏郎氏が学歴詐称に加担した旨の暴露をした
小島敏郎氏による「疑惑加担暴露」について
上述のように小池百合子氏の側近だった小島敏郎氏が「疑惑加担暴露」をしました。
まずは、小島敏郎氏の簡単なプロフィールを。
小島敏郎氏のプロフィール
- 生年月日:1949年3月23日(75歳)
- 出 身:岐阜県多治見市
- 1973年 東大法学部卒業
- 在学中に国家公務員上級試験を3番で合格
- 在学中に司法試験も合格
- 1973年 環境庁入庁
- 大蔵省から勧誘受けるも、環境庁を選択
- 環境省地球環境局長、地球環境審議官など歴任
- 2008年 退官
- 2008年 財団法人地球環境戦略研究機関特別顧問
- 2009年 青山学院大学国際政治経済学部教授
- 2014年 弁護士登録
- 2016年 東京都特別顧問
- 2017年 都民ファーストの会東京都議団政務審査会事務総長
- 2021年 都議選での都民ファーストの大敗後に、事務総長を辞する
まばゆいばかりの凄い経歴の方ですね。
そして、東京都に関わるようになってからは、小池百合子都知事の側近として知られていた人物だったのです。
小島敏郎氏の暴露
実は、筆者 taoは、この記事を書いている段階で、明日 4月10日に発売される月刊誌『文藝春秋』の記事内容を読んでいます。
文藝春秋のデジタル会員(有料)だからです。ですが、情報提供のフライングはしません。
現段階で公表されている情報に限定して、まとめます。
一番わかり易いのは次の2つのYouTube動画です。
動画タイトルとURL(リンク)のみ記述します。
- 【小池都知事「学歴」に新証言①】「私がカイロ大声明を発案した」 小島敏郎 元都民ファーストの会事務総長(月刊文藝春秋5月号掲載)
- 【小池都知事「学歴」に新証言②】「声明の原案を書いたのはA氏」 小島敏郎 元都民ファーストの会事務総長(月刊文藝春秋5月号掲載)
さて、動画ですが、内容については、個々人に見ていただくとして、ポイントのみ次に列挙しますね。
- 骨子:2020年7月の東京都知事選挙で2選目を目指していた小池百合子氏だが、『女帝 小池百合子』の出版により、学歴詐称問題が起きる。その対応に小島敏夫氏が加担した。
- 2020年6月、「カイロ大学のことで困っている」と小池百合子氏から相談されたことが発端。
- カイロ大学から卒業したというものをPDFか何かでもらって、当面はそれで凌げばいいのではとアドバイス。これが「カイロ大学声明」につながった。
- その後、間もなく、エジプト大使館のFacebookで「カイロ大学の声明文」が掲載。
- 「カイロ大学の声明文」の原案を書いたのはジャーナリストA氏。小池氏とA氏のやり取りメールなども小島氏は確認。
- 私(小島敏郎)が発案をして、Aさんが原案を書き、小池さんたちがそれを英語にして、あるいは日本語もつくって、エジプト大使館のFacebookに掲載した・・・という次第。
- 文藝春秋に手記を発表しようとした理由
- 「カイロ大学声明」により、自民党もメディアも批判に萎縮してしまった。蓋をしてしまった。責任の一旦があるので、その蓋を取り除かなければならないと思った。
- 小池氏がカイロで同居していた北原百代さんが「カイロ大学の卒業は嘘なんです」と告発したことに感化された。『女帝 小池百合子』単行本のときには仮名だったが、文庫本のときには実名を明かした。
なお、小池百合子氏の学歴詐称疑惑については、こちらのエックスポストにある動画もご覧いただくと、「なるほど」と思うことがあるかもしれません(無いかもしれませんが・・・)。
なお、下記で紹介するポストは筆者の偏向を回避するため、エックスの検索窓に「小池百合子 学歴詐称」と入れて出た結果の筆頭ポストです。意図的に選んだものではありません。
まとめ
今日(2024年4月9日)の午前中、単純に『女帝 小池百合子』(文庫版)の書籍紹介をしようと記事を書きました。
そして、その記事では、小池百合子氏への批判はせずに、書かれていることなどを淡々に紹介しました。
こちらの記事も読んでいただけると嬉しいです。
そして、書き終えて公開したあとに、小池百合子氏の側近だった小島敏郎氏の「学歴詐称疑惑に加担した」との暴露を知りました。
私はすでに明日(2024年4月10日)に発刊される月刊・文藝春秋の記事内容を読んでいますが、もちろん、その詳細な内容については、この記事には書いていません。
今の段階で公開されている前述の2つの動画を元に書きました。