【マスコミスルー】小池都知事の学歴詐称に元側近が加担暴露した件

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4/9、「月刊・文芸春秋」の情報発信で激震が走った件・・・。

筆者taoは、①「4/9のうちに文藝春秋オンラインで記事」を読み、そして、②「4/10早朝に月刊・文藝春秋Kindle版を入手して内容確認」しました。

①と②で情報の違いは無かったですね。つまり、②で追加情報は無し。

なお、『女帝 小池百合子』関係について、私taoは、次の2つの記事を書きました。お読みいただけると、いま読んでいただいているこの記事の内容も理解しやすくなると思います。

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▢ ▢ ▢

さて・・・

この記事で書くこと明らかにしますね。それは、


「小池百合子氏の学歴詐称に加担してしまったという元側近の暴露の反応は、一夜明けてどうだったのか」ということです。

結論から言いますと、マスコミは、ほぼスルー状態。


「文芸春秋弾」に熱くなっているのは、一部、右派YouTuber界隈だけ・・・というような感じでしょうか。

目次

小池百合子の元側近の暴露を振り返る

2020年の小池百合子都知事は、同年7月の「東京都知事選挙」に向けて、2期目実現のために準備をしてたと思います。

しかし、小池氏にとって青天の霹靂事件が発生。同年5月、石井妙子氏の著書『女帝 小池百合子』が発刊されたのです。

暴露のサマリ
  • 2020年7月の東京都知事選挙で2選目を目指していた小池百合子都知事。『女帝 小池百合子』の出版により、「小池氏の学歴詐称問題」が起きます。その問題に不正で対応したのが小島氏。一連の手口に元側近である小島敏夫氏が加担したというのです。
  • 具体的には、2020年6月、小池百合子氏から「カイロ大学のことで困っている」と、小島氏が相談されたことが発端。
  • 小島氏は次のように小池氏にアドバイス。
    • カイロ大学から「卒業した」というものをPDFか何かでもらって、当面はそれで凌げばいいと。
    • このアドバイスが「カイロ大学声明」につながったのです。
  • その後、間もなく、「小池百合子の卒業を認めるカイロ大学の声明文」がエジプト大使館のFacebookで公開されます。
    • この声明により、マスコミの追求も下火になり、小池氏は2位と圧倒的な差をつけて、都知事2期目を果たします。
  • 小島氏の暴露はこれだけにとどまりません。
    • 「カイロ大学の声明文」の原案を書いたのはジャーナリストA氏。小池氏とA氏のやり取りメールなども小島氏は確認。
  • 学歴詐称を糊塗した一連の流れ」をまとめると・・・
    • 小島敏郎氏が発案をして、Aさんが原案を書き、小池さんたちがそれを英語にして、あるいは日本語もつくって、エジプト大使館のFacebookに掲載したという次第。
  • 小島氏が文藝春秋誌に暴露手記を発表しようとした理由
    • 「カイロ大学声明」により、自民党もメディアも批判に萎縮してしまった。事実に蓋をしてしまった。責任の一旦があるので、その蓋を取り除かなければならないと思った。
    • 小池氏がカイロで同居していた北原百代さんが「カイロ大学の卒業は嘘なんです」と告発したことも今回の動機となった。(注釈:『女帝 小池百合子』単行本のときには仮名だったが、文庫本のときには実名を明かした。)

一夜明けて・・・

小島氏の暴露について、エックスのいくつかのポストを紹介しましょう。


次に、YouTubeにおいて「小池百合子 学歴詐称」で出てきた動画をリスト形式で紹介します。

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以上のように右派界隈では、それなりに扱いが見られるのですが・・・

Yahooニュースなどでは、上位には「文藝春秋の暴露記事」は話題にもなっていません。


筆者 taoの自宅で購読している読売新聞朝刊には、小池百合子氏の「こ」の字もありません。

つまり、「マスコミスルー」。

右派界隈では、この件を扱えば、「いいね」は増えるし、視聴回数は増える等々、メリットがある。あるいは、義憤に駆られて主張する・・・。

一方、「マスコミが、ほぼスルー状態」なのは、やはり「メリットが無い」からでしょう。

マスコミにとってのメリットとは何か・・・。

はっきりしているのは、マスコミは「自分たちの存在理由たる理念で動く機関・組織では無い」ということです。

もっというと、「今、小池百合子を敵対的に扱わないこと」が彼らにとってメリットがあるということなのでしょう。


そのメリットは・・・何?

小池百合子氏の今後(個人的な見解)・・・

書籍『女帝 小池百合子』をKindle版で読み、そして、Audibleで聞いた私 taoは、個人的には「典型的な傾向を示す方で、学歴問題についてはグレーなのかな?」という印象を持ちました。

小説では、そういう疑惑のある人物と遭遇することはありますが、現実世界でそういう人がいるんだ・・・という驚きがまずありました。

『女帝 小池百合子』のなかで出てくる証言の真偽の本当のところは分かりません(読者として信頼して読み進めているものの、それが絶対に真実かというとそれは分からない・・・)。


しかし、この本の中に出てくる様々な矛盾点から類推すると、「提示されている疑惑の数々は、真実に近いのかも」と思うのです。

さて、今回、私 taoは、元側近・小島敏郎氏の暴露を読んで、初めて、2020年6月のカイロ大学声明の不自然さを知りました。そして、小島敏郎氏の暴露がその通りだとする、学歴詐称疑惑はグレー以上のものなのかも・・・と感じています。

ただ、この小島氏の暴露をもって、公職選挙法などで小池氏を追求するのは難しいのではないでしょうか。時効もありますしね。

そして、小池氏が手練手管を使って起死回生を狙うことをせず、かつ、辞職でもすれば、それで「本件はおしまい」になるのでは。

小池氏を取り巻く環境は、自民党の裏金疑惑で二階氏が引退したり、東京15区補選で自らの出馬が難しくなったりということになり、それらを考慮すると、辞職でなければ、7月の東京都知事選で3選を狙う・・・のかもしれません。

この時、今のマスコミのスルー状況なら、「カイロ大卒」で3期目に立候補できるわよ・・・というのもあり得るのではないでしょうか。

そして、賢い東京都民は小池氏の3期目を支える!?

▢ ▢ ▢

ところで、東京都知事のお歴々を見て、まともな人なんていなかったな・・・と思うのは私だけでしょうか。つまり、小池都知事のみが飛び抜けておかしいのかどうか、私には分かりません。


おかしい人、たくさんいたよね・・・という印象しかありません。

現役首長でいうと、静岡でも、奈良でも・・・ね。


▢ ▢ ▢

今回の小池百合子氏の元側近・小島氏の暴露については、感情的には、いろいろと腹立たしいものがあります。

詳細は書きませんが、「おてんこ盛りの疑惑を無視するかのように行動し続けることができる首長KY氏」に対して、「環境左派で小池都政スタート時の混乱を招いた元側近KT氏」に対して、「ファーストの会副代表だけど無所属で出馬を表明したO氏」に対して、「臭いものに蓋とばかりに、いろいろなものを完無視し続けるマスコミ」に対して・・・などなど。


考えれば考えるほどに、怒りがこみ上げてきます。一番腹が立つのはマスコミでしょうか。

しかし、いいこともあるのかも。それは・・・

4月に行われる衆議院議員補欠選挙で、わずかながらも光明が見いだせるかもしれなということです。

そして、その可能性が少し高まったかも・・・という点でのみ、今回の小島氏の暴露は良かったと思っています。

まとめ

文藝春秋の暴露情報から一夜あけて、マスコミは、ほぼ完全スルー・完無視状態です。

今朝、自宅の草むしりをしながら、『女帝 小池百合子』のAudible版3回目(2倍速!)を聞き終わりました。

2020年5月の『女帝 小池百合子』出版のあと、間髪入れずの対応で同年6月に「カイロ大の声明」で対応をして、無事、同年7月に東京都知事選で2期目当選を果たした小池百合子氏。

Audibleを聞き終えて思うことは・・・

「カイロ大の声明」以降、マスコミがダンマリを続けるという状況に対する違和感です。

真実を無視してお気持ち報道ばかりをする左派マスコミ(マスコミの多くが左派なんですか?)には日頃、腹が立ちますが、保守を掲げる数少ないマスコミも、日本の未来にとってはゴミなのかも・・・と思う次第。

だけど、諦めてはいけないのが私たち一般のひとたち、私たちです。

今回の小池氏の元側近の暴露は、いろんな意味で、いろんなことを考えさせてくれる契機になったという点では、暴露の勇気に感謝です。

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