
瀧内公美さんって、実際どんな女優?
出演作や演技力が気になる…



そんなあなたに、最短でお応えします。
結論から言えば、瀧内公美さんは実力派として高い評価を受ける俳優(女優)であり、映画『火口のふたり』や『由宇子の天秤』での名演が話題を呼びました。
この記事では、彼女の経歴、代表作、受賞歴、さらには最新作までをまるごと網羅!
知れば知るほど惹き込まれる、瀧内公美という俳優(女優)の「本当の魅力」をじっくりご紹介します。
- 瀧内公美のプロフィール・経歴と歩み
- 代表作と演技力が高く評価された理由
- 受賞歴や共演者・監督からの信頼コメント
- 最新出演作や今後の注目キャリア展開
瀧内公美とは?演技派女優として注目される理由
瀧内公美(たきうち くみ)さんは、派手なメディア露出は少ないものの、映画やドラマでの確かな演技力と存在感で業界内外から高い評価を受けている実力派俳優です。
デビュー当初から注目されていましたが、近年の活躍により業界内外からの評価が一層高まっています。
なぜ彼女がここまで注目されるのか。その背景には、確かな演技力と独自のキャリア選択がありました。
彼女の出身地や演技への入り口、所属事務所の変遷、さらには注目を浴びたターニングポイント作品まで、その軌跡をたどれば女優としての“芯”が見えてきます。
まずは瀧内公美さんの基本情報とキャリア初期について見ていきましょう。
プロフィール・出身地・デビューまでの歩み
「瀧内公美って、どこ出身でどういう経歴だったの?」と感じた人も多いのでは。
彼女は1989年生まれで、富山県出身。高校卒業後は大学に進学のために上京し、在学中に「自分が本当に進みたい道」を考えた結果、芸能界に関わりを持つこととなりました。
元々女優さんのお仕事には興味があったのですが、なかなか機会はありませんでした。大学をきっかけに上京をしましたが4年生を迎えたとき、就職も決まらず、自身が何がやりたいのか、何をしに東京にいるのか迷っていました。そんな時に身近で映画のエキストラの募集があり、気分転換も兼ね現場に行った所、好きな映画監督さんの指導、役者さんのお芝居を近くで見てこの世界に魅了され、現在の事務所(※1)に応募をしました。
※1(筆者 tao注記)引用元:2014年10月、デビュー半年で映画主演! 全力疾走する新星“瀧内公美”という女
- 女優デビュー当時の事務所、スターダストプロモーション
そして、女優デビュー半年で掴んだ映画初主演、それが2014年公開の映画『グレイトフルデッド』。独特なテーマと演出の中で、不安定で危うい役柄を体当たりで演じ、映画ファンの間で話題になった作品です。
あの作品の彼女を観て、「この人、ただ者じゃない」と思った人は少なくないでしょう。
その後も小劇場作品や独立系映画を中心にキャリアを積み重ね、確実に力をつけていった姿が印象的です。
所属事務所の変遷と現在の活動スタンス
表に出ない動きも、女優としての姿勢を物語ります。
瀧内公美はデビュー当時から「スターダストプロモーション」に所属し、その後、2018年に「吉住モータース」に移籍。さらに、2024年9月には「吉住モータース」を退社し、現在、フリーランスとして活動しています。
そんなこんなで、派手なバラエティ出演やCM露出は少ない一方で、フリーランスになってからも、ドラマ・映画・配信ドラマなど、演技の本質を問われる場を主戦場にして活躍しています。話題性よりも、実力で評価されるポジションを確立しているといえるでしょう。
だからこそ、作品ごとに「瀧内公美らしい役」を更新しているとも評価されています。
なお、2024年9月30日を持ってフリーとなった瀧内公美さんですが、その後も次のような作品に出演されています。
- 映 画
- 『敵』(2025年1月17日、ハピネットファントム・スタジオ/ギークピクチュアズ)- 鷹司靖子 役
- 『ゆきてかへらぬ』(2025年2月21日、キノフィルムズ) – 長谷川イシ 役
- 『奇麗な、悪』(2025年2月21日、ナカチカピクチャーズ) – 主演
- 『レイブンズ』(2025年3月28日、アークエンタテインメント) – ヒロイン・深瀬洋子 役
- 『ふつうの子ども』(2025年9月5日公開予定、murmur) – 三宅冬 役
- ドラマ
- 『クジャクのダンス、誰が見た?』 第3話 – 最終話(2025年2月7日 – 3月28日、TBS) – 阿南由紀 役
- 連続テレビ小説 『あんぱん』 第18回 -(2025年4月23日 – 、NHK総合) – 黒井雪子 役
- 『シバのおきて〜われら犬バカ編集部〜』(2025年9月30日〈予定〉 – 、NHK総合)
- 配信ドラマ
- 『阿修羅のごとく』(2025年1月9日、Netflix) – 赤木啓子 役
女優としてのターニングポイント作品3選
大きな転機は、静かに、でも確実に訪れました。
彼女のターニングポイントとなったのは、次の3作品です。
- 映画『火口のふたり』(主演・2019年)
- 映画『由宇子の天秤』(主演・2021年)
- NHK連続テレビ小説『あんぱん』(黒井雪子役・2025年)
『火口のふたり』では濃密なラブシーンを通して、感情の奥行きを表現。賛否両論が起こる中で「本物の演技力を感じた」と絶賛する声が続出しました。
『由宇子の天秤』では、報道の倫理や社会問題に向き合う難役を力強く演じ切り、主演女優賞を受賞。ここで、映画ファンだけでなく映画評論家の信頼も獲得したんです。
そしてNHK連続テレビ小説『あんぱん』では、主人公ヒロインの教師・黒井雪子役を演じ、『「あんぱん」黒井先生役・瀧内公美の“横顔” 社会派作品から時には体当たり演技も 強さから悲哀まで表現する圧巻の演技力』というタイトルの評価記事を書かれるほどに演技が評価されています。そして、この『あんぱん』は、それまで瀧内公美さんを知らなかった人たちをファンにさせた作品でもあります。
3作を通して浮かび上がるのは、「どんな役でも真摯に向き合い、自分を壊して、体当たりで演じきる女優」という姿勢です。



この3作品は、瀧内公美の“今”を作った名刺代わりのような存在です!
瀧内公美さんの代表作と演技力に注目
瀧内公美さんが多くの観客や評論家に認められているのは、作品ごとにまったく異なる顔を見せる「変幻自在な演技力」にあります。
リアルな日常から張り詰めた心理劇まで、彼女の演技は“演じている”という感覚を忘れさせてくれます。
次からは、各ジャンルでの代表作をもとに、瀧内公美の女優としての魅力を深掘りしていきます。
映画『火口のふたり』『由宇子の天秤』での評価とは?
映画での彼女は、常に“生身”の感情をぶつけてきます。
ここでは、先の項目で掲げた2つの映画主演作品を再び紹介。
映画評価サイトFilmarksでは、『火口のふたり』は3.2点(5点満点)、そして、『由宇子の天秤』は4.0点(5点満点)という高評価を得ています。
2019年の『火口のふたり』では、前貼りなしの濡れ場が話題に。肉体だけでなく、過去と再会の切なさ、情念を匂い立たせるような演技が圧巻でした。官能的でありながら、どこか人間的で、観た人の心に爪痕を残す名演技。
2021年の『由宇子の天秤』では、教育現場と報道の現実に葛藤する女性を演じ、ベルリン国際映画祭にも出品されました。報道をめぐる正義と苦悩を、理性的かつ情熱的に演じたことで、「観る者に考えさせる演技」と評価され、複数の女優賞(※1)も受賞。
彼女の演技は、見終わった後も“問い”を残す力を持っています。
- ※1(映画『由宇子の天秤』での瀧内公美さんの受賞歴)
- 第20回ラス・パルマス・デ・グラン・カナリア国際映画祭
- 最優秀女優賞
- 2021年度全国映連賞
- 女優賞
- 第31回日本映画批評家大賞
- 主演女優賞
- 第31回日本映画プロフェッショナル大賞
- 主演女優賞
- 第20回ラス・パルマス・デ・グラン・カナリア国際映画祭
舞台で実力を磨く!
スクリーンやテレビだけでなく、2019年からは毎年・舞台をこなし、新たな魅力を発揮しています。
- どん底(2019年、新国立劇場)
- そして春になった(2020年、本多劇場)
- イキウメの金輪町コレクション (2021年、東京芸術劇場シアターウエスト)
- イントゥ・ザ・ウッズ(2022年、日生劇場 / 梅田芸術劇場メインホール)
- 奇蹟 miracle one-way ticket(2022年、世田谷パブリックシアター / 森ノ宮ピロティホール)
- 天の敵(2022年、本多劇場 / サンケイホールブリーゼ)
- PARCO劇場開場50周年記念シリーズ『ラヴ・レターズ』2023 New Year Special(2023、PARCO劇場)
- PARCO劇場開場50周年記念シリーズ『夜叉ヶ池』(2023、PARCO劇場)
- 夫婦パラダイス〜街の灯はそこに〜(2024年、紀伊國屋ホール 他)
舞台『エヴァーグリーン』では、緻密な台詞と静かな佇まいで観客を引き込む演技を披露。生の舞台での「間」や「呼吸」の使い方が絶妙で、映像とは違った魅力が引き出されています。
また、Netflix独占配信ドラマとして話題になりました『修羅のごとく』にも、瀧内公美さんは出演されています。
従来、俳優はテレビ媒体に左右される人が多かったのですが、瀧内公美さんは、テレビドラマでも活躍していることはもちろん、映画に、配信ドラマに、舞台にと、マルチに活躍されています!



映画、ドラマ、舞台と…どこでも“ただ者じゃない存在感”!
演技が評価される理由:受賞歴と批評を分析


瀧内公美さんの名前が映画賞や批評の場で語られることが増えたのには、明確な理由があります。
それは、どんな役にも深く入り込み、観客に“本物”を届ける力。その結果として、数々の受賞歴や高評価につながっているのです。
ここでは、瀧内公美さんがなぜ「実力派女優」と呼ばれるのか、賞や周囲の声から徹底的に掘り下げます。
キネマ旬報や映画祭での受賞まとめ
演技力が評価される最たる証が「受賞歴」です。
- 2017年度全国映連賞 女優賞(『彼女の人生は間違いじゃない』)
- 第27回日本映画プロフェッショナル大賞 新進女優賞(『彼女の人生は間違いじゃない』)
- 第41回ヨコハマ映画祭 最優秀新人賞(『火口のふたり』)
- 第93回キネマ旬報ベスト・テン 主演女優賞(『火口のふたり』)
- 第20回ラス・パルマス・デ・グラン・カナリア国際映画祭 コンペティション部門 最優秀女優賞(『由宇子の天秤』)
- 2021年度全国映連賞 女優賞(『由宇子の天秤』)
- 第31回日本映画批評家大賞 主演女優賞(『由宇子の天秤』)
- 第31回日本映画プロフェッショナル大賞主演女優賞(『由宇子の天秤』 )
瀧内公美さんは、『由宇子の天秤』で国内外から高い評価を受け、第45回ヨコハマ映画祭で主演女優賞を受賞。そのほか、キネマ旬報ベスト・テンでも主演女優賞に選ばれるなど、映画ファンのみならず批評家からの支持も厚いのが特徴です。
さらに、東京国際映画祭をはじめとする映画祭では、作品と演技の両面から注目される存在に。彼女の出演作が“受賞作”になるケースも多く、まさに“賞を呼び込む女優”とも言えるでしょう。
ただ華やかなだけでなく、「社会的メッセージを含んだ作品」で受賞している点も印象的です。
演技に関する批評・インタビューから読み解く強み
批評家のコメントには、瀧内公美さんの演技への姿勢が表れています。
「感情を叫ばずに伝える希少な演技派」「観客の感情を喚起させる沈黙の強さ」など、演技の“静”の部分に着目した評価が多いのが特徴です。
本人のインタビューでも、「表現よりも“理解”に時間をかける」「役の人生を生きる覚悟で臨む」と語るように、短期的な演技ではなく“人物の全体像”を演じるスタイルが評価の根底にあります。
たとえば『由宇子の天秤』では、報道と倫理の境界に立つ複雑な役柄に対し、「自分の正しさが誰かを傷つけることもあると知った」と語っており、役と共に自分も成長していく姿勢がうかがえます。
共演者や監督のコメントで見る信頼感
現場の“共演者”や“監督”たちの声からも、彼女の信頼感は伝わってきます。
『由宇子の天秤』の春本雄二郎監督は、「台本を超えてくる瞬間がある」「彼女が演じることでキャラクターが立体的になった」と語っており、ただ指示通りに演じるのではなく、現場で役を“更新していく”タイプの女優であることが分かります。
共演した役者からも「佇まいの説得力がある」「一緒にいるとシーンが自然に引き締まる」といった声が多く、技術だけでなく“空気を作る力”にも優れていると言えるでしょう。
演技力だけでなく、人間力や信頼性も兼ね備えた存在として、業界内でのポジションは確実に上がっています。



“技術”+“覚悟”+“信頼”= 瀧内公美の女優力!
瀧内公美さん、最新作&今後の出演予定
瀧内公美は、現在も精力的に作品へ出演し続けています。
映画界・テレビ・配信サービスと、ジャンルを問わず挑戦を重ねるその姿は、今後のさらなる飛躍を感じさせます。
ここでは、最新出演作と今後の出演予定を紹介しつつ、彼女のキャリアの未来像に迫っていきます。
映画『奇麗な、悪』や『ふつうの子ども』注目ポイント
まず注目したいのは、2024〜2025年公開の映画2本。
ひとつは、2025年2月21日公開の映画『奇麗な、悪』。Filmarks評価 3.5点(5点満点)。
これはモラルと偏見をテーマにした社会派ドラマで、瀧内公美さんは複雑な家庭環境に生きる母親役を熱演しています。試写会では「涙をこらえる芝居に感情が揺さぶられた」と高評価を得ました。
もうひとつが、2025年9月5日公開予定の映画『ふつうの子ども』。
教育と発達障害をめぐる繊細なテーマを扱った作品です。
どちらの作品も、社会に問いを投げかける内容であり、まさに“今”の瀧内公美さんが選ぶべき作品と言えるでしょう。
今後のキャリア展望と期待
瀧内公美のキャリアは、まだまだ進化の途中です。
近年の出演作を見ると、「自ら選び、創り出す」姿勢が明確になってきています。単に“与えられた役を演じる”女優ではなく、“作品全体の空気を担う存在”になりつつあるのです。
今後は、以下のような展望が期待されています。
- 映画での国際的評価の拡大
- 舞台や配信作品での主演強化
- 映画監督との共同制作プロジェクト
- 演出・脚本など裏方業へのチャレンジ
どの道を選ぶにしても、“瀧内公美らしさ”は変わらないはず。常に“リアル”と“芯”を持って演じる女優として、観る者に寄り添い、突き動かす演技をこれからも届けてくれるでしょう。



これからも目が離せない!進化し続ける唯一無二の女優。
今すぐ見られるサブスク配信作品
瀧内公美さんが出演されている作品で、今すぐサブスクで視聴できるものをまとめました。とりあえず、筆者 taoが契約しているサブスクに限定させていただきました。
配信作品数でいうと、Huluがダントツ。つまり、瀧内公美さん作品を堪能するなら、Huluがお薦めです。
また、それぞれのサブスクで配信作品は随時変更がありますことをご了承ください。下記リストは、本記事公開日現在の調査に基づきます。
- Amazon Prime Video
- 映 画『グレイトフルデッド』(主演・2014年)
- 映 画『火口のふたり』(主演・2019年)
- 映 画『蒲田前奏曲』(2020年)
- 映 画『裏アカ』(主演・2021年)
- Netflix
- 映 画『火口のふたり』(主演・2019年)
- 配信ドラマ『阿修羅のごとく』(2025年・Netflix独占配信)
- ドラマ『さまよう刃』(2021年)
- ドラマ『大豆田とわ子と三人の元夫』(2021年)
- ドラマ『恋はつづくよどこまでも』(2020年)
- ドラマ『持続可能な恋ですか?〜父と娘の結婚行進曲〜』(2022年)
- ドラマ『クジャクのダンス、誰が見た?』(2025年)
- Hulu
- 映 画『牙狼外伝 桃幻の笛』(2013年)
- 映 画『グレイトフルデッド』(主演・2014年)
- 映 画『火口のふたり』(主演・2019年)
- 映 画『蒲田前奏曲』(2020年)
- 映 画『アンダードック』前編・後編(ヒロイン・2020年)
- 配信ドラマ『息をひそめて』(2021年・Hulu独占配信)
- ドラマ『凪のお暇』(2019年)
- ドラマ『岸辺露伴は動かない』(第3話・2020年)
- ドラマ『恋する母たち』(2020年)
- ドラマ『恋はつづくよどこまでも』(2020年)
- ドラマ『さまよう刃』(2021年)
- ドラマ『男コピーライター、育休をとる。』(ヒロイン・2021年)
- ドラマ『二月の勝者-絶対合格の教室-』(2021年)
- ドラマ『邪神の天秤』(2022年)
- ドラマ『ああ、ラブホテル』(第5話・2023年)
- ドラマ『新空港占拠』(2024年)
なお、瀧内公美さんの主演映画のなかでも評価の高い『由宇子の天秤』ですが、Amazon Prime Videoのレンタル(税込500円)で配信されています。
まとめ|瀧内公美さんの「女優力」が深く心に残る理由
今回は、瀧内公美さんがなぜ“演技派女優”と呼ばれるのかを、経歴・代表作・受賞歴から紐解きました。
- デビューから現在までのキャリアを時系列で紹介
- 代表作での演技力・表現力の進化を検証
- 受賞歴・批評・関係者の声から見えた実力の裏付け
映画、ドラマ、舞台とジャンルを超えて存在感を放ち続ける瀧内さん。その背景には、役と真摯に向き合う姿勢と、唯一無二の表現力がありました。



彼女の出演作を改めて観ることで、より深くその魅力に気づけるかもしれません。
知れば知るほど惹かれていく。これからの活躍にも、ぜひ注目していきましょう!
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