
日本通信SIMスターターパックって実際お得?



格安SIMって、設定ミスとかで失敗しそう…。
せっかく安くするつもりが、設定や使い方で苦労するのは嫌ですよね。
放置すると、無駄な出費や通信トラブルが増えるかもしれません。
そこで、今回は日本通信SIMスターターパックのメリットや、そもそも日本通信SIMのどのプランを選んだらいいの?…ということについて解説しますね!
- 日本通信SIM、スターターパックの利点
- 日本通信SIM、各プランの特徴と選び方
- 日本通信SIM、設定のコツと注意点


なお、キャリア変更についての考え方については、こちらの記事もどうぞ。


日本通信SIMスターターパックの特徴とメリット
日本通信SIMスターターパックは、初めて格安SIMに挑戦する方にとって心強い味方です。
SIM初心者でもスムーズに設定でき、コスト面でも大きなメリットがあります。
しかも、パックには初期設定や契約の流れが一目で分かるガイド付き。
手間をかけずに、格安SIMデビューができるのです。
このスターターパックの魅力は、単なるSIMカードではないこと。
初期費用が抑えられるだけでなく、初心者がつまずきやすい設定も簡単に進められる工夫が凝らされています。
では、ここからは実際にスターターパックに含まれる内容や、利用者が得られる2つの大きなメリットについて、詳しく見ていきましょう。
初めてでも安心のスターターパックの内容
まず、スターターパックには、すぐに使えるSIMカードに加え、分かりやすい設定ガイドが同封されています。
初心者でも迷わないように、申し込みから開通、初期設定までを丁寧に解説。
特に、SIMカードとeSIMの両方に対応した説明が入っており、スマートフォンの機種や利用環境に合わせて選択できるのが大きな特徴です。
たとえば、朝の通勤電車の中や、夜の自宅でゆっくり設定を進めたい方でも、ガイドブックを片手に、焦らずじっくり作業できます。
スターターパックのメリットは2つ
日本通信SIMスターターパックを選ぶべき理由は、次の2つのメリットがあるからです。
まず1つ目は、「手続きの全体像がわかる」こと。
次に、2つ目は「契約事務手数料が実質0円」になる点です。
どちらも、格安SIM初心者が抱えがちな不安をやわらげる要素となっています。
次からは、それぞれのメリットについて、具体的に詳しく解説します。
メリット1〜手続きの概略と手順が分かる
スターターパックの中身を開くと、申し込みから開通までの手順が、やさしい言葉と図解でまとめられています。
- 申込に必要なものの一覧
- 申込方法(スマホまたはPC)
- SIMカード・eSIMそれぞれの設定方法
これらの情報がすべてパッケージ内にそろっており、ネットで調べ回らなくても手続きが進められる点は非常に心強いです。
メリット2〜契約事務手数料0円
もうひとつの大きなメリットが、契約事務手数料が実質0円になることです。
通常、日本通信SIMをオンラインで申し込むと、初期費用として3,300円(税込)の事務手数料がかかります。
しかし、スターターパックを利用することで、この費用がかからない仕組みになっています。
つまり、スターターパック代をそのまま契約事務手数料として充てられるため、無駄な出費を防ぎ、賢く乗り換えできるのです。
ちなみに、スターターパックは、Amazon、楽天、Yahooで若干価格が異なりますが、2,400円代〜2,500円代で販売しています。
要するに、このスターターパック代と契約事務手数料の差額が、お得ということになります!



スターターパックは、手軽さとお得さが両立しているんだね!


日本通信SIMのプラン解説
日本通信SIMは、利用者の目的や使い方に合わせて選べる3つの料金プランを用意しています。
それぞれのプランは、料金の安さやデータ容量に特徴があり、ユーザーごとに最適な選択が可能です。
とはいえ、どのプランを選んだらいいのか迷ってしまう方も多いはず。
ここでは、3つのプランの特徴と、実際に利用する際に知っておきたいデメリットについても解説します。


次からは、各プランの特徴を1つずつ詳しく見ていきます。
なお、この日本通信SIMの画像には「平均量・20GB」「やや多い・50GB」のプランに、通信オプションとして「70分/月」とありますが、「20GBのプラン」と「50GBのプラン」では「70分かけ放題」はオプション選択できません。
シンプル290プラン
とにかく安さを最優先するなら、この「シンプル290プラン」です。
- 月額基本料 290円(税込)
- 月額に含まれるデータ量 ひと月1GB
- 追加データ料 1GB 220円(税込)
- 追加通話料 11円 / 30秒(税込)
- 通話オプション
- 70分無料通話(月額利用料 0円)
- 通話5分かけ放題(月額利用料 0円)
- 通話かけ放題(月額利用料 1,600円 / 税込)
月額たったの290円(昰込)からスタートできる、格安SIM業界でも屈指の安さが魅力。
データ通信量は月1GBですが、ちょっとした調べものや、サブ回線として活用するなら十分です。
みんなのプラン
メイン回線として利用するなら、「みんなのプラン」がおすすめです。
- 月額基本料 1,390円(税込)
- 月額に含まれるデータ量 ひと月20GB
- 追加データ料 1GB 220円(税込)
- 追加通話料 11円 / 30秒(税込)
- 通話オプション
70分無料通話(月額利用料 0円)- 「みんなのプラン」では「70分無料通話」はオプション選択できません
- 通話5分かけ放題(月額利用料 0円)
- 通話かけ放題(月額利用料 1,600円 / 税込)
月額1,390円(税込)で、月20GBまで利用可能。さらに、音声通話やSMSにも対応しているので、普段使いにも十分なスペックです。
実際、通話料金も30秒11円と、他社格安SIMより半額程度。通話もそこそこ使いたい、だけど料金は抑えたい人にはピッタリのプランです。
なお、SMSについては、他のSIM同様、「受信は無料、送信については別途料金が掛かる」ようになっています。
このSIM送信料金については、こちらをどうぞ → 日本通信SIMのサイトに飛びます
50GBプラン
データ通信をたっぷり使いたいなら、「50GBプラン」も選べます。
- 月額基本料 2,178円(税込)
- 月額に含まれるデータ量 ひと月50GB
- 追加データ料 1GB 220円(税込)
- 追加通話料 11円 / 30秒(税込)
- 通話オプション
70分無料通話(月額利用料 0円)- 「みんなのプラン」では「70分無料通話」はオプション選択できません
- 通話5分かけ放題(月額利用料 0円)
- 通話かけ放題(月額利用料 1,600円 / 税込)
月額2,178円(税込)で、月50GBまで利用可能。
動画視聴やテザリング、リモートワークにも耐えられるデータ容量です。ヘビーユーザー向けですが、それでも相場よりはリーズナブルな価格設定です。
「無制限はいらないけど、そこそこ大容量が欲しい」と考えている方に、ちょうどいい選択肢でしょう。



3つのプラン、用途に合わせて上手に選びたいね!
日本通信SIMのデメリットとメリット
格安SIMにはメリットだけでなく、当然デメリットもあります。
日本通信SIMも例外ではありません。
しかし、あらかじめデメリットを知っておけば、トラブルや後悔を防ぐことができます。
この章では、気になる5つのデメリットをまず明らかにして、次に、契約前に知っておくべき3つのメリットを明らかにしました。
メリットとデメリットを比較し、自分の使い方に合っているか判断しましょう。
日本通信SIMの5つのデメリット
まずは気になるデメリットからチェックしましょう。
どんなサービスにも弱点はありますが、これらを知った上で選べば安心です。
- データ量無制限プランは無い
- 家族割(複数回線割)は無い
- 店舗サービスは無く、サポートは原則Web限定
- 電話も可能ですが、掛かりにくいかもしれません
- まもなく70歳の筆者 taoが当月契約しましたが、何の問題もなく開通できました!
- マイナンバー以外の本人確認でやると、申込当日の即日開通は不可(★注1)
- マイナンバー以外で本人確認をやると、SIMでもeSIMでも、本人確認の段階で別途後日郵送されてくる確認コードが必要となるため、申込をスタートした当日の即日開通は不可です
- 時間帯によって通信速度が遅くなる場合がある
- お昼時の通信速度は遅くなる傾向がありますが、個人的にはそれで困ったことはありません
たとえば、月間50GBを超えるデータ量使用が想定される人(動画を長時間視聴する場合)や、家族で複数回線をまとめて契約して費用を抑えたい人には、少し不向きかもしれません。
★注1〜本人確認をマイナンバーカードでやればスピーディーに行えます
具体的には、こちらの日本通信SIMのYouTube動画をご覧ください。
日本通信SIMの3つのメリット
それでも、メリットも非常に魅力的です。特に、費用面での優位性が光ります。
- 解約手数料が0円
- 他の格安SIMでは、解約手数料が発生する場合があります
- 通話料が格安(30秒11円)
- 他の格安SIMでは、月額に含まれる無料を超えた部分については、30秒22円の場合があります
- 契約期間に縛りがない
- 他の格安SIMでは、契約期間に縛りがある場合があります
他社の格安SIMでは、解約金がかかるプランや、最低利用期間が設定されている場合もあります。
しかし、日本通信SIMではそれらの制約が一切なし。
気軽に試して、合わなければいつでも乗り換えできるのは大きな安心感です。



デメリットを知った上で選べば、かなりコスパは高そう!
使うシーン毎の最適プランはこれ!
どのプランが自分に合っているのか、具体的な利用シーンごとに最適な選び方を紹介します。
ポイントは、「どの程度データ通信を使うか」「メインかサブか」「コストをどこまで抑えたいか」。この3点です。
それぞれのシーン別に、おすすめのプランを見ていきましょう。
主回線として格安SIMを選びたい場
メイン回線として日本通信SIMを使うなら「みんなのプラン」が最適です。
10GBのデータ通信に加え、通話はオプション(オプション料 0円)で「5分かけ放題」が選択でき、そのオプションを超えた部分については、音声通話料が30秒11円で、他の格安SIMと比べてもお得です。
筆者が日本通信SIMに変更する前は、「〇〇〇」の格安SIMを使っていました。
こちらは、無料通話オプションを超えた分については、30秒22円でした。
いろいろ調べましたが、30秒22円の格安SIMが多いみたいですね。
この「みんなのプラン」は、通話もネットもバランス良く使いたい方にピッタリです。
出張や外出が多いビジネスパーソンや、家計を節約したい主婦層にも人気。
メインでしっかり使うなら、まずはこのプランを検討してみましょう。
サブ回線として使いたい場合
サブ回線やデータ専用なら、迷わず「シンプル290プラン」です。
月額290円(税込)という破格の安さ。
通話については、「70分無料通話」や「5分かけ放題」が選べます。
また、データ量は月1GBまで使えるので、LINEやちょっとした検索程度なら十分な容量です。
サブ端末や、家族用の2台目スマホなどにぴったり。
月々の通信費を極限まで抑えたい人には最適です。
無制限ではないけど大量にデータを使いたい場合
月に大量のデータを使う場合、50GBの大容量が使える「50GBプラン」がオススメ。
テレワークや動画視聴、デザリング用として使いたい方に最適です。
月額2,178円で、容量の心配なく使えます。
「無制限は高すぎるけど、20GBでは足りなくて…」というユーザーに、まさにちょうどいいプランです。



使い方に合わせれば、ムダなく節約できそうだね!
日本通信SIM設定の3つのポイント
日本通信SIMは、スターターパックを使えば誰でも簡単に設定できます。
しかし、スムーズに使い始めるには、いくつか知っておくべきポイントがあります。
この章では、事前準備、設定手順、よくある失敗とその対策の3つに分けて、分かりやすく解説します。
スターターパックを使えば、設定のハードルは意外と低め。準備さえしっかりすれば安心です。
事前に用意するもの
まずは準備物の確認から。
- スターターパック一式(必須ではないけど、あれば便利だし、お得!)
- SIMフリーのスマホ
- Wi-Fi環境(初期設定時に必要)
- 本人確認書類(免許証やマイナンバーカードなど)
- 支払い用クレジットカード
これらは全て、事前にスターターパック内の説明書に詳しく書かれています。
忘れ物がないか、準備を整えてから進めましょう。
設定手順と注意点
設定は、SIMかeSIMかによって手順が異なります。
SIMカードの場合は、SIMを差し替えてAPN設定を行えば完了です。
eSIMの場合は、QRコード読み取り後にAPN設定が必要となります。
スターターパックのガイドを見ながら進めれば迷うことはありません。
設定時には、以下の2点に注意しましょう。
- マイナンバー以外で本人確認をした場合は、住所確認コードが郵送で届くまで開通手続き(開通申込)は出来ない
- 開通作業はWi-Fi環境下で行う
特に、住所確認コードは申込から2~3日後に郵送されるため、即日開通はできない点に注意です。
よくある失敗と対策
最後に、よくある失敗とその対策を確認しておきましょう。
もっとも多いのが、「通信が繋がらない」というトラブルです。
原因の多くは、APN設定ミスか、eSIM設定の未完了です。
ガイド通りに再設定すれば解決します。
また、「5Gが使えない」と感じる場合もありますが、これは開通後に別途5G利用申請(無料)が必要です。
Webのマイページから簡単に手続きできるので安心です。



スターターパックを見て、事前に理解しておけば、トラブルも怖くないよ!


おまけ〜筆者 taoのeSIM遍歴と今後の予定〜長いからスルーして(^_^;)
筆者 taoはスマホを2009年から使用(ずっとiPhone)し、スタート時はソフトバンク、その後、auを使い続け、2011年にpovo1.0に変更。
菅首相(当時)のおかげでスマホ代が劇的に安くなり感謝(^_^)
このpovo1.0は、月間で20GBのデータ量が付いて、3,000円弱(税込)でした。
ちなみに、povo1.0は、auのときの物理SIMのまま使い続けました。
そして、もっと安いものということで、2024年にLINMOEベストプラン税込990円・データ3GBに変更。
このときは、MNPを使ったので物理SIMは廃棄、そして、eSIM導入です。
実質的には、データ料が3GBを超える月も多く、その場合は、月額約2,090円(税込・10GBまで)となります。
これに通話超過分などが可算されて、毎月3,000円くらい払っていました。
そんなこんながあって、MNPで日本通信に変更。
こちらもeSIMです。
これなら、月額 1,390円(税込・データ20GBまで)で、かつ、「通話5分かけほうだい」があるので、ほぼほぼ、1,390円で収まります。
データのギガ消費は、もっぱら山登りです。
月間で頻繁に山に登ると、10GBでは全然足りませんが、20GBなら収まります。
povo1.0からLINEMOに変えた際に、月間3GBに抑えるために、山登り自体を自粛したことがありますが、これでは本末転倒です。
現在は、ガンガンに登ってます(^_^;)
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ところで、山登りで重要なことは万一の遭難などを考慮して、複数回線を持っていることです。
そのために2台持ちの人もいるんだとか。
筆者 taoの場合は、近い将来(来月くらい?)には、1台のスマホで2回線持ちで運用する予定です。
主回線は日本通信(使用するのはドコモ回線)で、追加導入は、povo2.0(au回線)を考えています。
日本通信は、「みんなのプラン(1,390円税込で20GB)」です。
一方、povo2.0は基本の月額料金は0円。
これなら、日本通信(ドコモ)で通話できない場合は、povo2.0(au)で、あるいはその逆という運用が可能です。
何しろ、povo2.0は月額基本料金 0円ですからね、最安です(^^)/
このpovo2.0もeSIMで導入する予定です。
筆者 taoのスマホはiPhone SE3なので、デュアルeSIMが可能なんです。
povo2.0のほうは、必要に応じてトッピング導入という形式で、半年でトッピング購入ゼロだと、解約されてしまいますので、半年に一度、数百円のトッピングを購入して凌ぎます(^_^;)
これで、登山用の最強キャリア布陣が完成・・・の予定です!
このあたり、つまり、山の安全性担保としてのキャリア戦略については、別途記事を書く予定です!
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なお、山とスマホキャリアの件については、次の記事もどうぞ。


まとめ
今回は、日本通信SIMスターターパックのメリット、日本通信の特徴などについて紹介しました!
- スターターパックの内容と利点
- 各プランと選び方のコツ
- 設定の注意点と対策
スターターパックで設定がかんたんにできて、手数料無料でお得に始められました。
さらに、自分に合ったプランを選べば、通信費もぐっと安くなりました。
設定時の注意点もわかりやすく解説しました。



これなら、スターターパックを準備すれば、すぐに使えそうで安心できたね。
まずはスターターパックを活用して、日本通信SIMで通信費をお得に節約してください。
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