【野中生萌】パリ五輪2024で金メダル期待!スポーツクライミング注目選手の実力

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以下、敬称略で進めます。


パリ五輪2024の開幕は明日(7/26)、日本代表選手たちの活躍に期待が高まっています。

その中でも、スポーツクライミング界のエース・野中生萌(のなか みほう・27歳)選手に熱い視線が注がれています。

東京五輪2020で、初めて採用されたこの競技、野中生萌選手は女子複合決勝で銀メダルを獲得。

今回、パリ五輪2024では、種目の変更があったものの、さらなる進化を遂げている野中選手ですから、金メダル獲得へ向けて、その実力と魅力をまとめました。

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なお、パリ五輪2024については、こちらの記事もどうぞ。
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目次

野中生萌選手の概要

野中生萌選手は、日本スポーツクライミング界を牽引する実力者です。

その圧倒的な強さと華麗な climbing スタイルで、国内外のファンを魅了し続けています。パリ五輪2024での金メダル獲得が期待される野中選手の素顔に迫ります。

野中生萌選手のプロフィール

野中生萌選手のプロフィールを箇条書きで以下にまとめます。

  • 氏 名:野中生萌(のなか みほう)
  • 生まれ:1997年5月21日(27歳)
  • 出 身:東京都豊島区
  • 身長等:162cm、52kg
  • 目 標:強いクライマーになること
  • 好きな言葉:今に見てろと笑ってやれ
  • 所 属:XFLAG
  • 競 技:スポーツクライミング
  • 種 目:ボルダリング
  • 成 績:(ボルダリング)
    • 2014年 アジア選手権 優勝
    • 2015年 世界ユース選手権(ジュニア)優勝
    • 2015年 アジア選手権 優勝(連覇)
    • 2015年 アジアユース選手権(ジュニア)優勝
    • 2016年 世界選手権 2位
    • 2016年 世界ユース選手権(ジュニア)4位
    • 2017年 ワールドゲームズ2017 2位
    • 2018年 世界選手権 5位
    • 2018年 アジア選手権 4位
    • 2019年 世界選手権 5位
    • 2021年 東京五輪 3位
      • リード5位、ボルダリング3位、スピード2位
      • 複合で銀メダル
  • SNS等:エックスインスタWebsite

せっかくですから、野中生萌選手のWebsiteから、プロフィール紹介を引用しますね。

8歳のとき、登山が趣味の父親とともに山登りのトレーニングの一環としてクライミングジムに連れて行かれたことで、クライミングと出会う。3人姉妹の末っ子で2人の姉が登っている姿に触発され、負けず嫌いな性格から自身を練習で追い込んだことでクライマーとしての才能が開花。

2013年には16歳の年に初めて日本代表入りし、リードワールドカップに出場。2016年ボルダリングワールドカップ・ムンバイ大会で初優勝、また同年ミュンヘン大会でも優勝し世界ランキング2位を獲得。またその直後2016年世界選手権でも銀メダルを獲得。2017年、中国で初開催されたChina Openでは3種目(ボルダリング・リード・スピード)すべてに出場し、ボルダリング優勝、リード7位、スピード6位と全ての競技で入賞。

2018年にはボルダリングワールドカップの年間女王に輝き、2019年は国内大会三冠を達成した。
2020年東京オリンピックから、リード・ボルダリング・スピードの3種目の総合成績で競い合う競技形式として採用されたスポーツクライミング。

2020年12月に東京オリンピックに内定。銀メダルを獲得し、オリンピック史上初のメダリストに輝く。

パリオリンピックでさらなる高みへ

引用元:野中生萌Website

パリ五輪2024のスポーツクライミング競技について

パリ五輪2024では、スポーツクライミング競技がさらに進化します。

東京大会の経験を踏まえ、より選手の専門性を活かせる形式に変更されました。ここでは、競技の特徴や採点方法、そして野中生萌選手の出場予定種目とスケジュールについてご紹介します。

競技の特徴と採点方法

東京五輪で初めて競技採用となったスポーツクライミング。東京大会では「ボルダー」「リード」「スピード」の3種目となっていましたが、パリ五輪2024では「ボルダー&リード」と「スピード」の2種目に分かれて実施されます。

これは、選手の専門性をより発揮できる形式となっています。

ところで、そもそもボルダーとは…

ボルダリングとはロープを付けない種類のフリークライミングで、スポーツクライミングの場合は高さ4~5m程度の壁において4~8手ほどのコース(課題と言います)を登ります。

引用元:CLIMBERS


そして、リードとは…

リードクライミングはクライマーが自身に繋がれたロープを支点にかけていくことで安全確保しながら登る種類のフリークライミングで、スポーツクライミングの場合は高さ12m以上の壁で、最大60手程度のコースを登ります。リードの成績は「どの高さまで登ることができたか(「高度」と言います)」で決まります。

引用元:CLIMBERS

つまり、「ボルダー&リード」という複合種目は、この2つで戦って競うわけです。試合の流れもみておきましょう。

公式大会では予選、準決勝、決勝があり、予選では2本、準決勝と決勝では1本のコースに1回ずつのみトライでき、競技時間は6分間です。予選ではあらかじめ競技のデモンストレーションを見ることができますが、準決勝と決勝では進出選手全員でオブザベーションをし、他の選手の競技を見ることはできません。到達高度が同じだった場合は、前のラウンドでの上位選手が上の順位となる「カウントバック」が適用されます。それでも互角だった際は、表彰台にかかわる場合のみ、落下するまでの競技時間が短い選手が上位に、完登で並んだ時はより速く最終支点にロープをかけた選手が上位となります。

引用元:CLIMBERS


う〜ん、なかなか細かいルールなんですね。

次に、採点について確認です。これも詳しくないので引用させていただきます。

ボルダリングは4課題、1課題25点、最大で100点。ゾーンは2つあり1つ目のゾーンが3点、2つ目は6点、完登で25点。

新しいのはアテンプトでトップが取れずに落ちるごとに1点引かれるというルールです。慎重なトライが必要です。

リードは完登で100点、ゴールから30手がカウントされます。40手のルートで5手でフォールすると0点になります。

最初の5手は1手あたり1点、6〜15手は2点、16手からは5点と上部に重みを持たせた配点です。


ボルダリング、リード合わせて最大で200点満点となる新しい採点方法ですがリードはただ登るだけで変わりはないと思います。ボルダリングはアテンプト数がかなり効いてくるのでではないかと思います。

引用元:クライミング雑記帳

他人の力に頼り過ぎでしたが、競技の特徴と採点方法は以上です。

野中選手の出場予定種目とスケジュール

野中生萌選手は、得意のボルダリングを含む「ボルダー&リード」種目に出場します。

パリ五輪2024のスポーツクライミング競技は、以下のスケジュールで行われる予定です。

  • 8月6日(火) :女子ボルダー&リード、ボルダー準決勝
  • 8月8日(木) :女子ボルダー&リード、リード準決勝
  • 8月10日(土):女子ボルダー&リード、ボルダー決勝戦・リード決勝戦

野中選手は、東京大会での複合(★)銀メダル獲得の経験を活かし、パリでの金メダル獲得を目指します。

特に得意のボルダリングでの圧倒的な強さと、リードでの安定した実力を発揮することが期待されています。

★複合とは、「ボルダリング」「リード」「スピード」の3種目複合という意味です。

金メダル期待の理由

野中生萌選手がパリ五輪2024で金メダルを期待される理由は、彼女の卓越した技術力と精神力にあります。

ここでは、野中選手の強みと特徴的な技術、そして他の選手との比較を通じて、金メダルへの期待の根拠を探ります。

野中選手の強みと特徴的な技術

野中選手の最大の強みは、ボルダリングにおける問題解決能力です。複雑な課題を瞬時に読み解き、効率的なムーブ(動き)で攻略する能力は世界トップクラスです。特に、小柄な体格を活かした柔軟な動きと、驚異的な指の力を組み合わせた技術は、他の選手の追随を許しません。

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また、リード種目でも高い実力を持つ野中選手は、スピード以外の全種目で安定した成績を残せる数少ない選手の一人です。この総合力の高さが、オリンピックでの活躍を期待させる大きな理由となっています。

直近の世界ランキング

以下、2024年7月18日時点の世界ランキングです。

【ボルダリング】

  • 1位 4000P ヤンヤ・ガンブレット(スロベニア)
    • 東京五輪 金メダル
  • 12位 1211P 森秋彩
  • 13位 1198P 野中生萌

【リード】

  • 1位 5610P 森秋彩
  • 2位 4610P ヤンヤ・ガンブレット
  • 9位 2218P 野中生萌

森秋彩選手は、もう一人の日本人女性代表選手です。

野中生萌選手のよくあるQ&A

野中生萌選手のよくあるQ&Aです。

ネットにある野中生萌選手に対するQ&Aを5つピックアップしました。

Q1: 野中生萌選手はいつからクライミングを始めたのですか?
A1: 野中選手は8歳の時にクライミングを始めました。
9歳で始めたというインタビュー記事もあるのですが、「野中生萌Website」には8歳と書いてあります。登山が趣味の父親の影響でクライミングジムに連れて行かれてクライミングと出会いました。

Q2: 野中生萌選手の兄弟は?
A2: 野中選手は3人姉妹の末っ子です。
Q1でも書きましたけど、登山が趣味の父に連れられて3人姉妹でクライミングジムに行き始め、お姉ちゃんたちもいっしょ。登るお姉ちゃん2人に負けないと頑張ったようです。

Q3: 小学校・中学校のクラブ活動は何?
A3: 小学校も中学校も吹奏楽部です。
クライミングはずっと続けながら、吹奏楽も頑張ったようです。小学校ではサックス、中学校ではドラムです。ただし、両立が難しいので吹奏楽のほうは途中でやめたとのこと。

Q4: 野中生萌選手、高校は通信制を選択?
A4: クライミング主体で考えて通信制を選択。
最初は普通課に入学するも、トレーニングや海外遠征などを考慮して、自由が効く通信制を選択。「野中生萌Website」にも書いてありますが、Goalは「強いクライマーになること」。そのためにいろいろと調整してきたのですね。

Q5: 野中生萌選手の好きな言葉は?
A5: 「今に見てろと笑ってやれ」
これも「野中生萌Website」で紹介されています。彼女の負けん気の強さ、へこたれない強さが表れています。東京五輪での複合銀メダルに、きっと彼女は満足していないはず。それがパリ五輪2024でどう表現されるか、楽しみです。

まとめ

野中生萌選手は、パリ五輪2024での金メダル獲得に大きな期待が寄せられています。

幼少期からクライミングに親しみ、プロとして活躍する中で培った卓越した技術と精神力は、世界トップレベルの実力を証明しています。

最近の国際大会での輝かしい成績や、世界ランキングでの上位キープは、野中選手の着実な成長を示しています。ボルダリングでの圧倒的な強さに加え、リードでも高い実力を持つ総合力は、パリ五輪2024での活躍を予感させます。

東京五輪2020では複合銀メダルでしたが、さらなる高みを目指す野中選手。その姿は多くのファンを魅了し、日本中に勇気と希望を与えています。野中生萌選手の金メダルへの挑戦に注目です。

Original featured image generated by DALL-E 3, edited with Canva.

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