大相撲2025年9月場所、幕内予想番付と7つの期待【TOPIO版】

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大相撲2025年9月場所。場所前の幕内に対する個人的な期待は、「千秋楽で両横綱が14連勝同士で優勝争いすること」でした。横綱の活躍という点では、とんでもない場所になってしまいましたが、新しいヒーローがたくさん生まれた素敵な場所でした。

また、玉鷲や高安といったベテランの活躍も素晴らしかった。

さらに、千秋楽で、琴勝峰、安青錦、草野という若手3人が争うという、ある意味、夢のような展開でした。

この冒頭で挙げた5人の関取、琴勝峰・安青錦・草野・玉鷲・高安の9月場所での活躍が楽しみです。

なお、こちらの記事もどうぞ。

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目次

9月場所、幕内の予想番付(TOPIO版)

7月場所、千秋楽の本割で優勝争いで戦ったこの2人。これからの大相撲界を支える2人になりそうですね♪

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さて、恒例の来場所の幕内予想番付です。

予想番付のいくつかの根拠

予想番付をつくるにあたってのいくつかの根拠を残します。

過去10年の平幕優勝者と翌場所の番付

過去10年(2015年1月場所から2025年7月場所まで)の平幕優勝者の一覧と、翌場所の番付です。

  • 2018年11月場所
    • 西前頭3・栃ノ心  14勝1敗 → 翌場所・西関脇
  • 2019年5月場所
    • 西前頭8・朝乃山  12勝3敗 → 翌場所・東前頭筆頭
  • 2020年1月場所 (↑15枚)
    • 西前頭17・徳勝龍  14勝1敗 → 翌場所・西前頭2
  • 2020年7月場所 (↑16枚)
    • 東前頭17・照ノ富士 13勝2敗 → 翌場所・東前頭筆頭
  • 2021年1月場所
    • 西前頭1・大栄翔  13勝2敗 → 翌場所・西小結2
  • 2022年7月場所
    • 西前頭2・逸ノ城  12勝3敗 → 翌場所・西小結
  • 2022年9月場所
    • 東前頭3・玉 鷲  13勝2敗 → 翌場所・東小結
  • 2022年11月場所
    • 西前頭9・阿 炎  12勝3敗 → 翌場所・東前頭3
  • 2024年3月場所(↑11枚)
    • 東前頭17・尊富士  13勝2敗 → 翌場所・東前頭6
  • 2025年7月場所(↑14枚)
    • 東前頭15・琴勝峰  13勝2敗 → 翌場所・東前頭筆頭(予想)

筆者は、7月場所、東前頭15の番付で13勝2敗で優勝をした琴勝峰について、来場所の番付は「↑14枚」で「東前頭筆頭」と予想しました。

その根拠としたのが、前述の③と④です。⑨については、尊富士が怪我で翌場所は「ほぼほぼ全休」ということが考慮されての暫定的な前頭6(↑11枚)で、「平幕下位者の幕内優勝の評価が変わったのではない!」と判断しました。

「ほぼほぼ全休」の者を高く評価するよりも、それを押さえて、他の者を評価することで次場所での活躍を期待するほうがいいと考えるのは極ノーマルだと思います。

ちなみに、大相撲7月場所が終わった翌日の読売新聞の予想番付では、琴勝峰は「↑10.5枚」の「西前頭4」でした。また、別のネット予想では「↑10枚」の「東前頭5」。

全休2者(大栄翔、遠藤)の来場所番付

東関脇1・大栄翔は怪我のため全休。来場所の予想番付は、東前頭10としました。

根拠とした過去番付は、2021年9月場所の東関脇2・朝乃山です。彼は不祥事につき出場停止処分のため、9月場所を全休しました。翌11月場所は「↓11枚」の西前頭10となりました。

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西前頭7・遠藤は怪我のため全休。来場所の予想番付ですが、十両に陥落としました。

根拠とした過去番付は、前述・朝乃山の「↓11枚」が1つ。

それ以外に、若隆景の2023年5月場所・7月場所を参考にしました。

若隆景は怪我のため、2023年5月場所を全休。西小結から翌場所は西前頭12と「↓12枚」となります。若隆景は翌7月場所も全休。結果、西前頭12から東十両7と「↓11.5枚」となります。

以上から、西前頭7・遠藤は少なくとも「↓11枚」と予想し、後ろ10枚しかない遠藤は十両落ちと判断しました。ただし、微妙な枚数であり、幕尻に残る可能性もあります。ただし、次の「この予想番付の目玉、2つ目は…」に書いた理由で、「幕内の空きを6つ作る」を優先して、遠藤は十両陥落と予想しました。

関脇4人体制の根拠について…

ここ10年くらいを調べると、関脇が3人体制以上になることは「大関からの陥落者がある場合」「小結で優秀なる成績の者がいる場合」です。全部詳しく書くと長くなるので端折ります。

このことからすると、来場所の関脇と小結は、順当に考えると次のようになるでしょう。

  • 関脇 若隆景 霧 島
  • 小結 高 安 安青錦

これをあえて4関脇体制にしたのは、次の「この予想番付の目玉、1つ目は…」に書いた通りです。

実は、5月場所では、3関脇体制となりました。これは、小結で12勝3敗(準優勝)をあげた若隆景を評価したからです。しかし、ノーマルに考えれば、西小結から東小結への「↑0.5枚」で良かったのです。それをあえてした理由があるハズです。それが、大栄翔の全休で崩れた。大関が1人ということを考えれば、「3人関脇体制再び」もいいでしょう。さらに今後のことを考えれば4関脇がベスト・・・それが筆者 TOPIOの考えです。

ただし、下記「この予想番付の目玉、1つ目は…」に示すような目的で過去10年で4関脇体制にした実績は見当たりませんでした。つまり、過去実績という意味での根拠は無いということを明らかにします。

この予想番付の目玉、1つ目は…

ズバリ、「東西での4関脇体制」です。これおそらく実現しないと思っています。それは日本相撲協会がそういうチャレンジはしないと思うからです。

さて…

現状の幕内上位陣の問題は

  • 優勝戦線に絡めない東西横綱陣
    • 豊昇龍は横綱3場所で2回の休場&金星配給の記録をつくった
    • 大の里は新横綱でプレッシャーが大きいとはいえ、早々に優勝戦線離脱&金星配給新記録達成!
    • もしかして、豊昇龍の引退はことの他、早いかも?
  • 直近4場所低迷続きの琴櫻が一人大関状態
    • 万一、琴櫻が覚醒して早々に横綱昇進したら、大関0人に?
    • 上位陣(大関ね)充実のためにも関脇層の充実が大切だから…
  • せっかく3関脇体制にしたのに大栄翔の平幕陥落が確定で2関脇体制に戻る
    • 「3関脇体制」は前述②の解消のために大関昇進候補を増やしたという意味合いです。
    • 7月場所の結果、9月場所の関脇番付は、フツーの感覚なら、東関脇・若隆景&西関脇・霧島でしょう。しかし、それでは②の問題が対処できない。また、いずれは①の問題にも影響してくる…。

問題には早め早めに対処することです。大関が1人だから、関脇は3人にしようなんてケチくさいこといっしゃだめなんです。

ここはバーンと4関脇体制にするに限る。だって、①と②の大問題があるんですから…。

この予想番付の目玉、2つ目は…

幕下から十両への陥落予想数を6としたことです。微妙な方がいましたが、あえて6としました。それは…

十両の日翔志と大青山をともに新入幕としたかったから。これ、幕内の空きが5つだと、どちらかが微妙になってしまう…。

やはり、幕内の活性を実現するには、新旧の入れ替えが重要です。

そういう目で番付をつくってくれるかどうか…。

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9月場所幕内、7つの期待

順不同に、9月場所の7つの期待を書きます!

期待1、関脇・若隆景の大関挑戦!

7月場所で東西両横綱が実現しました。次に優先的に実現してほしいのは東西大関です。確率低いかもしれませんが、大関・琴櫻が突然の覚醒で横綱昇進してしまうかも。そうしたら、大関は0人!!

そんなこんなで大関昇進の実現は急務です。

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若隆景は5月場所は小結で12勝、7月場所は関脇で10勝。大関昇進目安は「三役三場所で33勝」です。この基準でいえば、9月場所11勝をあげれば当確ということになります。ただし、この基準は絶対ではありません、大関一人という現況を踏まえると、10勝でも「大関昇進」が実現すると予想します。

若隆景の7月場所の粘りと活躍を見る限り、9月場所後に新大関昇進が実現する可能性は高いと考えています。

期待2、関脇・安青錦の大関昇進ベース実績づくり

大関昇進の一般的な基準は前掲した通り。ただし、「三役三場所」も柔軟に運用されているようです。

例えば、第248代大関・栃ノ心が、大関昇進するときの「三場所」は「前頭(優勝)、関脇、関脇」でした。ただし、三場所の勝ち星は37勝というものすごいものでした。

栃ノ心に続く、第249代大関・貴景勝も、大関昇進するときの「三場所」は「前頭(優勝)、関脇、関脇」でした。三場所の勝ち星は34勝。

つまり、安青錦も「前頭、関脇、関脇」で通算33勝以上を実現すれば、11月場所後の大関昇進の可能性があります。

そのためにも、9月場所は最低でも10勝以上の実績をあげることが、11月場所を「大関挑戦場所」とするためのベースづくりとなります。

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11月場所後の安青錦の大関昇進実現のためにも、9月場所は「関脇・安青錦」を実現する必要があるのです。

日本相撲協会、そこまで読んで9月場所の番付をつくるかな…。

期待3、関脇・霧島の大関挑戦!

関脇・霧島は5月場所、関脇で11勝。つまり、7月場所10勝以上で、9月場所は「大関挑戦場所」となるハズでした。しかし、終わってみれば8勝止まり。これで、霧島の9月場所の大関挑戦は無くなった・・・と思っている方が多いでしょう。

それは間違いです。霧島が9月場所後に大関に復帰する可能性はあります、残っています。

第245代大関・豪栄道「関脇12勝、関脇8勝、関脇12勝」三場所計32勝で大関昇進を果たしました。

つまり、この豪栄道の事例を考慮すれば、霧島は9月場所に13勝以上をあげれば、9月場所後の大関昇進(復帰)が可能なのです!

期待4、9月場所後の若隆景と霧島の大関同時昇進!

以上の「期待1」と「期待3」から、9月場所後の若隆景と霧島の大関同時昇進を期待しています。そして、それは可能性が高いと考えています。

ポイントは、霧島の怪我の具合といいますか、調整しだいですね。

「期待4」と「期待2」から、11月場所後には、4大関体制になっていることを期待しています!!

期待5、ベテランの活躍(優勝!)

筆者 TOPIOが9月場所に関脇と予想している高安の悲願の初優勝。

そして、同じく9月場所に小結と予想している玉鷲の3回目の優勝。

これはさすがに同時実現は不可能ですが、どちらかが実現してくれることを強く期待しています。

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また、9月場所の「関脇・高安」を実現しておくことで、11月場所後の高安の大関昇進(復帰)の線も出てくるのです。

頼みますから、日本相撲協会は少し先読みしての番付編成をお願いします。

期待6、11月場所の三役へつなげる活躍

9月場所の平幕上位を予想した、琴勝峰、伯桜鵬、豪ノ山、平戸海(※)、王鵬(※)、若元春(※)、熱海富士、草野が、11月場所に三役となる活躍をすること。

(※)印を付けた関取は、再三役となりますが、かれら3人を含め、この8人のうちの半分が11月での三役につながる活躍をすることを期待しています。

期待7、新入幕の活躍

7月場所の草野や藤ノ川の活躍に続けということです。

筆者TOPIOの9月場所の新入幕予想は2人。十両でともに10勝をあげた日翔志と大青山。7月場所の草野同様に千秋楽まで優勝争いするくらいの活躍を期待しています。

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優勝予想は…

これは予想というよりも、願望ですね。これを「期待8」としなかったのは、2人が横綱だからです。

横綱は常に優勝を期待されています。ましてや、金星配給新記録なんて望んでいません。

頼みますから、9月場所は東西そろっている横綱のいずれかが優勝してください。

しつこいけど、金星配給はいいかげんに止めて。

豊昇龍、早く怪我を治して。

大の里、典型的な負けパターン2つ(不用意な引き、攻めの体制が甘くて土俵際で逆転)をいいかげんなんとかして。すくなくとも、15日間務めあげるだけの身体をつくって。

いつもは、幕内優勝予想を3人だしますけど、今回は豊昇龍か大の里のいずれか!

ということにしておきます。頼みますよ、マジで…。

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まとめ

9月場所は、この記事に書いたように「期待」がたくさんあって、わくわく。楽しみがいっぱいです。

また、大怪我で三段目まで陥落していた第250代大関・朝乃山が、9月場所は十両に戻ってきます。

9月場所の十両には、朝乃山や三田(7月場所十両優勝)、石崎や朝白龍など、注目関取がたくさんいます!

7月場所、とても楽しませてくれました全力士の方々に感謝します!

更新メモ:1630 1169

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