熱海富士は1年前の令和5年11場所を終えた時点では、大の里や尊富士よりも圧倒的に注目されていた若手力士でした。
そして、令和6年中の新三役昇進は間違いないと思われていました。
しかし、令和6年の秋場所までの5場所全てにおいて、新三役目前という番付で十分な白星を重ねることができず。
結果、「新三役昇進足踏み」状態が続いています。
この記事では、熱海富士の何が「新三役昇進足踏み」の原因であるのかを探ってみたいと思います。
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なお、このサイトでは大相撲11月場所について、次の記事も書いています。本記事併せてご参照ください。
熱海富士を大の里、尊富士と比較すると…
この11月場所を新大関として迎える大の里、そして、怪我から復帰し11月で再入幕を果たした尊富士。
新進気鋭の若手力士であるこの2人と熱海富士を比較してみましょう。
熱海富士、初土俵以降の全戦績
本論に入る前に、熱海富士の初土俵以降の全戦績を載せますね。
令和2年11月 | 前相撲 | 3勝0敗 | ||
令和3年 1月 | 東序口25 | 6勝1敗 | 優勝 | ー ● ー ◯ ◯ ー ー ◯ ◯ ー ◯ ー ◯ ー ー |
令和3年 3月 | 西序二48 | 7勝0敗 | 優勝 | ー ◯ ◯ ー ー ◯ ー ◯ ◯ ー ◯ ー ◯ ー ー |
令和3年 5月 | 東三段48 | 6勝1敗 | ー ◯ ー ◯ ー ◯ ー ◯ ◯ ー ◯ ー ● ー ー | |
令和3年 7月 | 西幕下55 | 6勝1敗 | ◯ ー ー ◯ ー ◯ ー ● ー ◯ ◯ ー ー ◯ ー | |
令和3年 9月 | 西幕下24 | 5勝2敗 | ● ー ー ◯ ー ◯ ◯ ー ー ● ◯ ー ◯ ー ー | |
令和3年11月 | 西幕下14 | 6勝1敗 | ー ◯ ー ● ◯ ー ◯ ー ー ◯ ◯ ー ー ◯ ー | |
令和4年 1月 | 西幕下1 | 4勝3敗 | ◯ ◯ ー ー ● ー ● ー ● ◯ ー ー ー ◯ ー | |
令和4年 3月 | 西十両12 | 7勝8敗 | ◯ ● ● ◯ ● ◯ ◯ ◯ ● ● ● ◯ ● ● ◯ | |
令和4年 5月 | 西十両12 | 10勝5敗 | ◯ ● ◯ ◯ ● ◯ ◯ ◯ ◯ ● ● ◯ ● ◯ ◯ | |
令和4年 7月 | 東十両6 | 8勝7敗 | ● ● ◯ ● ◯ ◯ ● ◯ ◯ ● ◯ ● ◯ ● ◯ | |
令和4年 9月 | 東十両3 | 8勝7敗 | ◯ ● ● ◯ ◯ ◯ ◯ ◯ ● ◯ ● ● ● ◯ ● | |
令和4年11月 | 西前頭15 | 4勝11敗 | ● ● ◯ ◯ ◯ ● ● ● ● ● ● ● ● ● ◯ | |
令和5年 1月 | 東十両3 | 3勝8敗4休 | ◯ ● ● ● ◯ ◯ ● ● ● ● ■ ー ー ー ー | |
令和5年 3月 | 西十両8 | 8勝7敗 | ◯ ◯ ● ● ● ◯ ◯ ● ◯ ◯ ● ◯ ● ● ◯ | |
令和5年 5月 | 東十両8 | 13勝2敗 | ● ◯ ◯ ◯ ◯ ◯ ◯ ◯ ● ◯ ◯ ◯ ◯ ◯ ◯ | |
令和5年 7月 | 西十両1 | 11勝4敗 | 優勝 | ● ◯ ◯ ● ▢ ◯ ◯ ◯ ● ◯ ◯ ◯ ◯ ● ◯ |
令和5年 9月 | 東前頭15 | 11勝4敗 | 準優勝、敢闘賞 | ◯ ◯ ◯ ◯ ● ◯ ◯ ◯ ◯ ◯ ◯ ● ● ◯ ● |
令和5年11月 | 西前頭8 | 11勝4敗 | 準優勝、敢闘賞 | ◯ ◯ ◯ ◯ ◯ ● ● ◯ ◯ ◯ ◯ ◯ ◯ ● ● |
令和6年 1月 | 西前頭1 | 6勝9敗 | ● ● ● ● ◯ ◯ ◯ ◯ ● ● ◯ ● ◯ ● ● | |
令和6年 3月 | 東前頭2 | 8勝7敗 | ● ◯ ● ◯ ◯ ◯ ● ● ● ◯ ◯ ◯ ◯ ● ● | |
令和6年 5月 | 東前頭1 | 7勝8敗 | ◯ ● ◯ ● ● ● ● ● ◯ ◯ ● ◯ ◯ ◯ ● | |
令和6年 7月 | 西前頭1 | 7勝8敗 | ◯ ● ◯ ● ● ● ● ◯ ◯ ● ● ● ◯ ◯ ◯ | |
令和6年 9月 | 東前頭2 | 7勝8敗 | ● ● ◯ ● ◯ ● ◯ ● ◯ ● ◯ ● ● ◯ ◯ | |
令和6年11月 | 西前頭3 |
「1年前の大注目は熱海富士」だった!?
令和5年11月場所、同9月場所の3人の戦績を比べてみましょう。
前掲の表をご覧いただければ、1年前の時点で、熱海富士、大の里、尊富士の違いは明らかだ。
- 番付が違う
- 令和5年11月場所時点で、熱海富士は幕内2場所目、大の里は十両2場所目、尊富士に至っては幕下。
- 実績が違う
- 熱海富士は新入幕の令和5年9月場所、幕内2場所目となる同年11月場所と連続で優勝時点・優勝同点の好成績。
- 結果が違う
- 熱海富士は令和6年1月場所は前頭筆頭、大の里は同・新入幕、尊富士は同・新十両
つまり、1年前、圧倒的に期待され注目されているのは熱海富士であったのです。
令和6年で注目は逆転?
注目の順番では、圧倒的に熱海富士、そして大の里、うんと送れて尊富士でしたが、その順列が令和6年で崩れました。
逆転の先陣は尊富士!
活躍の先陣を切ったのは尊富士です。
幕下筆頭の令和5年11月場所を6勝1敗で終えた尊富士は、令和6年1月場所を新十両で迎えます。その場所、十両10枚目の尊富士は13勝2敗で優勝を果たし、十両を1場所で通過。そして、新入幕(東前頭17)で迎えた令和6年3月場所、いきなりの…
110年ぶりとなる新入幕初優勝(13勝2敗)を成し遂げます。
併せて、技能賞・敢闘賞・殊勲賞を受賞。ちなみに、この場所、西前頭5で11勝4敗(優勝次点)は技能賞、敢闘賞を受賞しました。
しかし、この初優勝の過程で尊富士は大怪我を負い、2場所後、十両陥落となります。
注目の先頭をひた走る大の里
尊富士の初優勝の影で薄くなってしまいましたが、令和6年3月場所で尊富士に次ぐ優勝次点の成績をあげたのが大の里。しかも、初土俵から6場所目という点を考慮すると快挙です。しかし、「110年ぶりの新入幕初優勝」の図抜けた注目度には叶うハズもありません。
令和6年3月場所の結果は、尊富士が優勝、大の里が優勝次点ということで、将来この2人が良きライバルとして活躍するのではという期待を抱いた大相撲ファンは少なからずいたのではないでしょうか。
しかし、残念ながら尊富士は大怪我を負ってしまいます。だからではないでしょうけれど、令和6年5月場所はおお仕事をやり遂げました。
新三役で迎えたこの場所、大の里は初場所から7場所目で幕内初優勝を果たしました。これは、優勝制度ができた1909年以降で最速の記録となりました。
そして、みなさんご存知のとおり、関脇で迎えた令和9月場所で2度目の幕内優勝を果たし、場所後の大関昇進を果たしました。
新三役昇進の壁を乗り越えられない熱海富士
熱海富士は、令和5年9月場所・11月場所の大活躍が嘘のように、令和6年に入って低迷し続けます。
しっかり、白星を重ねれば新三役昇進も手にできる番付にいながらの低迷です。
令和6年
- 1月場所 西前頭 1 6勝9敗
- 3月場所 東前頭 2 8勝7敗
- 5月場所 東前頭 1 7勝8敗
- 7月場所 西前頭 1 7勝8敗
- 9月場所 東前頭 2 7勝8敗
- 11月場所 西前頭3
令和6年の5場所はいずれも前頭筆頭から2枚目ですから、三役の在籍状況にもよりますが、普通なら勝ち越せば新三役が望める番付なのです。
しかし、勝ち越せない。それでも、前頭筆頭から2枚目という極めて上位に居続けることはできているわけです。なのに勝ち越せないのは何故か…。
ところで、熱海富士は「右変形性股関節症で1カ月の安静加療を要する見込み」は秋巡業を途中離脱しました。心配です。ですが、令和6年の5つの場所を通じて、熱海富士が怪我で不調という情報を目にしたことはありませんでした。
大相撲の力士はどこかしら怪我や痛みがあるのは普通だと思いますが、熱海富士の「新三役昇進足踏み」は怪我が原因ではないでしょう。
すると長く続く「新三役昇進足踏み」の原因はなにか…。
勝率や負けを尊富士や大の里と比較すると…
何か見えてくるものがあるかも…ということで、熱海富士の勝率や負けの内容を尊富士や大の里と比較してみました。
まずは、勝敗と勝率を十両以上の戦績で比較してみました。
- 熱海富士 129勝107敗4休 勝率 .546
- 尊富士 41勝7敗27休 勝率 .854
- 大の里 80勝25敗0休 勝率 .761
十両以上の場所数は熱海富士が圧倒的に多いですから、勝利数が熱海富士が一番なのは当たり前です。
見るべき所は勝率です。熱海富士は、尊富士・大の里と比較して勝率が低すぎる。つまり、勝てないから低迷している…これはごく当たり前の帰結です。
では、その負けの内容を調べてみました。
- 熱海富士 107敗
- 寄り切り 38、叩き込み 13、上手投げ 10、以下略
- 尊富士 7敗
- 叩き込み 2、送り出し 1、小手投げ 1、寄り切り 1、寄り倒し 1、不戦敗 1
- 大の里 25敗
- 押し出し 8、上手投げ 4、下手投げ 3、掬い投げ 2、寄り切り 2、叩き込み 1、以下略
一見して分かることは、尊富士も大の里も、いろいろな負け方をしているということ。これは、同じ手は喰わないということでもあると推測されます。
一方、熱海富士の負け方には、かなりの偏りがあります。つまり、同じ負け方が多く、それに対しての対処が不十分なのではと推測されます。
ここで、寄り切りでの負けが多い力士の特性を調べてみました。
寄り切りで負ける力士は…
以下、並行検索が得意なAI君の回答です。
大相撲において、寄り切りで負けることが多い力士の敗因を分析するには、いくつかの要因を考慮する必要があります。以下に主な要因を挙げます。
- 立ち合いの弱さ: 立ち合いでの勢いが不足していると、相手に主導権を握られやすくなります。立ち合いでしっかりと当たれないと、相手に体勢を崩され、寄り切られる原因となります。
- 足腰の強さ不足: 足腰が弱いと、土俵際での粘りが効かず、簡単に寄り切られてしまいます。足腰の強化は、寄りを耐えるために非常に重要です。
- 体重移動のミス: 重心が高かったり、前のめりになりすぎたりすると、相手に押し込まれやすくなります。適切な体重移動と重心の低さを保つことが重要です。
- 技術的な問題: 相手の攻めに対する防御技術が不足している場合、寄りを防ぐことが難しくなります。例えば、相手の差し手を切る技術や、体を入れ替える技術が不足していると、寄り切られやすくなります。
- 精神的な要因: プレッシャーや集中力の欠如も影響します。精神的に落ち着いていないと、相手の動きに対応しきれず、寄り切られることがあります。
これらの要因を改善するためには、日々の稽古で立ち合いの強化、足腰の鍛錬、技術の向上、そして精神面の強化を図ることが重要です。具体的な対策としては、相撲の基本動作の反復練習や、実戦形式の稽古を通じて実践力を高めることが考えられます。
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熱海富士の相撲を見ていると、勝った相撲と負けた相撲では極端な違いがあるように感じています。
勝つ相撲には「圧倒的な強さ」を感じます。一方、負けた相撲には「立ち合いの弱さ」「足腰の強さ不足」「体重移動のミス」「技術的な問題」、つまりAI君が示してくれた原因が現れていると感じます。
でも、AI君が示した要因で、一番大切なのは「精神的な要因」だと思うのです。
肝の強さを尊富士、大の里と比較してみる
熱海富士は幼少の頃からとても優しい少年であったことは、お母様が発言しています。そして、その優しさのまま大きくなったのが今の熱海富士なのかもしれません。優しさがダメということではありません。大相撲で活躍するためには、優しさ以上に「鬼のような豪胆な肝」が必要だと考えます。
そこで、肝の強さについて、尊富士や大の里を観察してみましょう。
尊富士の肝の強さ
尊富士は、新入幕(幕尻の東前頭17の番付)で初優勝を果たしました。この場所、尊富士はなんと「初日からの11連勝」を達成。新入幕というと、それだけで精神的プレッシャーから負け越してすぐに十両転落という力士が多いなか、11連勝です。
想像してみてください。新入幕力士が初日から7連勝。そして迎える中日。これに勝てば、黒星なしの中日勝ち越しです。これにプレッシャーを感じない力士がいるでしょうか。しかし、尊富士はそういう点では肝の強さが違っていました。あっさり中日勝ち越しを達成すると、そのまま連勝を11に伸ばします。
ところで、幕尻(幕内の前頭の最下位の番付)での幕内優勝を果たした力士が、2020年内に3人います。
令和2年1月場所の徳勝龍(西前頭17)。令和2年7月場所の照ノ富士(東前頭17)、そして、令和6年3月場所の尊富士(東前頭17)。
その時点で、平幕下位との地力差がある場合、幕尻でも中日くらいまでに白星を重ねることができます。尊富士も徳勝龍や照ノ富士同様に、地力差を活かして白星を重ねたわけです。
しかし、ある程度、白星が多くなり優勝争いに名を連ねると、当然のように横綱・大関はじめ上位陣との対戦が組まれます。ここで、普通ならプレッシャーで負けを重ねるという展開になります。
優勝した場所の尊富士の場合、中日勝ち越しを達成した翌9日目から、小結・阿炎、前頭5・大の里、大関・琴若ノ若と上位戦が組まれたもののいずれも白星。そして、12日目の対・大関豊昇龍戦で初めての黒星を喫します。
ここまでの展開で、尊富士の肝の強さは歴然ではないでしょうか。
その後、14日目の対・朝乃山戦で2つ目の黒星を喫するとともに重篤な怪我を負います。当然、千秋楽は休場、そして、初優勝を逃す…と思われていましたが、怪我を押しての出場で初優勝を達成。「優勝と伴に力士人生の終わり」というリスクを顧みずの千秋楽出場。肝が強いというより、プレッシャーの感覚が普通の人と比べると「壊れている」のかもしれません。
大の里の肝の強さ
力士は昇進してなんぼの職業です。なぜなら、昇進が「お金と名声」に直結するからです。だから、「昇進を掛けた場所」や「昇進して迎える場所」には「よい成績を残したい」というプレッシャーがあることは想像できます。
これは意識していない振りや言動をしていても、無意識で避けることはできないプレッシャーです。
大の里は、幕下10枚目付出で大相撲人生をスタートし、幕下を2場所、十両を2場所でそれぞれ通過。5場所目となる令和6年1月は新入幕で迎えることになりました。
新入幕が掛かった令和5年11月場所は当然プレッシャーはあるハズなのですが、ものともせず、12勝3敗の十両優勝同点となります(優勝決定戦で十両優勝は琴勝峰)。肝強っ!!
そして、令和6年1月の新入幕場所では、これもそれなりのプレッシャーがあるハズなのですが、11勝4敗の成績で敢闘賞受賞。
続く3月場所では、11勝4敗で優勝次点で、技能賞、敢闘賞も受賞し、翌場所での新三役(小結)昇格を決めました。
新三役(小結)で迎えた5月場所では、新三役のプレッシャーか2日目に黒星を喫するも、その後は盛り返し、終わってみれば初土俵から7場所目での幕内優勝を達成してしまいました。尊富士に負けないくらいの肝の強さです。この場所の成績で翌場所の関脇昇進もゲット。
新関脇の7月場所は白星2桁ならずでしたが、翌9月場所は「成績次第で大関昇進も有り得る」という場所となり、当然、ものすごいプレッシャーを感じるハズなのですが…。
9月場所は、初日から11連勝(あれ?なんだか尊富士初優勝のデジャヴみたい)で、終わってみれば、初土俵から9場所目にして2度目の幕内優勝を達成です。「大の里にプレッシャの文字は無い」のかもしれません。
熱海富士は…
前掲したように、熱海富士は令和6年の5場所は、新三役昇進を口にしていたといいます。しかし、前頭筆頭から2枚目という大チャンスの番付を活かしきれることなく、負け越しが多くて、新三役ならずを繰り返しました。
これには前述しましたが、いろいろ原因があろうかと思いますが、肝の弱さ、つまりプレッシャーに弱いというのもあると推測します。
繰り返しますが、熱海富士の取り口を見ると、勝つ相撲は圧倒的に強く、負ける相撲は圧倒的に弱いと感じています。言い換えると、なにかひと皮剥けることで大化けする力士だと見ています。
その「ひと皮剥けるためには」どうすればいいのか。
もともと優しい青年・熱海富士が、鬼のような肝の強さを身につけるためにはどうしたらいいのか。
熱海富士はそれが実現できる環境にあります。それは稽古が厳しく、幕内力士も大勢いる伊勢ヶ濱部屋に所属しているということ。もし、横綱・照ノ富士が引退すれば、熱海富士が部屋頭となるわけなのですが、その自覚があるのかないのか…。
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11月場所前の熱海富士情報ですが、秋巡業を怪我のため途中離脱したものの、直近では好調のようです。
新三役を目指す西前頭3枚目の熱海富士(22)は6日、福岡県太宰府市の伊勢ケ浜部屋で尊富士(25)らと20番の稽古を行い、14勝6敗だった。
引用元:Sponichi Annex
11場所は「ひと皮剥けたプレッシャーに強い」熱海富士を期待しています。
まとめ
近い将来の大相撲界を大の里や尊富士と伴に支えるであろう熱海富士。
令和6年の5場所は、新三役昇進の期待があるにも関わらず、ずっと低迷、足踏み状態でした。
その要因などを勝手に分析してみました。
結論は、肝の弱さ、プレッシャーに弱いということです。
近々に伊勢ヶ濱部屋の部屋頭になるかもしれない(それは尊富士になるかもしれませんが…)熱海富士がこの11月場所で「ひと皮剥け」て、新三役昇進を達成する活躍をすることを期待しています。
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