令和ロマンくるま契約解除の真実!「いなくても成立する人」が激怒する構造とは?

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令和ロマンの高比良くるまさんが、吉本興業との契約を解除した件について、YouTubeで面白い視点で分析した動画がありましたので、その論点をまとめました。

それは、元テレビDさっきーさんのYouTube動画です。

以下は、筆者 taoの責任でその動画内容などを要約して、それをみなさんにお届けします。

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この記事で分かること!
  • 令和ロマン高比良くるまさんが吉本興業との契約を解除したことにつき、一般的に言われている経緯
  • YouTuber・元テレビDさっきーさんが主張する契約解除の見方

なお、今回の高比良くるまさんと吉本興業の契約解除経緯を、ごくごくノーマルに論じた次の記事もどうぞ。

目次

「令和ロマン高比良くるま、吉本興業との契約解除」について一般的に流布されている情報は?

まずは、令和ロマンの高比良くるまさんが、吉本興業との契約を解除したという件につき、一般的に流布されている情報を時系列的にまとめました。

オンラインカジノ問題の発覚

2025年2月14日に、オンラインカジノ問題で、毎日新聞がスクープ。

吉本興業所属タレントがオンラインカジノで賭博をした疑いで、警視庁保安課が所属タレントに任意の事情聴取を行い、聴取を受けた10人弱の中にくるまが含まれていることを毎日新聞がスクープとして報じた。その報道の中で、くるまは大筋で関与を認めていると伝えられた。

引用元:Wikipedia

YouTubeでの謝罪と活動自粛表明

2025年2月15日、令和ロマンは自身のYouTubeチャンネルで謝罪動画を公開。吉本興業には報告せずに自主的に活動自粛することを発表。

以下は、この謝罪動画の要約です。

  • オンラインカジノ関与の事実を認める
    • 令和ロマンの髙比良くるまさんは、自身が2019年末から約1年間にわたりオンラインカジノを利用していたことを認めました。
  • 違法性の認識はなかった
    • 当時、知人の誘いやネット上の広告を通じて「違法ではない」と説明され、違法性を認識していなかったと説明。
  • 任意の事情聴取を受けた段階で謝罪
    • 報道を受け、警視庁から任意の事情聴取を受けた段階で動画を公開。視聴者・関係者・スポンサー企業に対して謝罪しました。

なお、高比良くるまさんは自身のエックスにて、2025年2月19日に活動自粛を発表しています。

高比良くるまさん自身が活動自粛ということは、つまり、お笑いコンビ「令和ロマン」も当面活動自粛ということとイコールなわけです。

吉本興業の反応

吉本興業はこの一連の行動を「会社との信頼関係の毀損」と受け止め、
くるまさんに対して「本人が望めば契約解除」という事実上の退所勧告を行う、結果、高比良くるまさんと吉本興業の契約は解除されました。

この一連の契約解除経緯については、「令和ロマン活動再開報告!」という内容を含めて、令和ロマンが自身のYouTubeチャンネルで動画アップしています。

筆者 taoは動画内容をガン見しましたが、すでに「契約解除のいきさつ」がネタになっています!

コンビの今後について

以上の結果、高比良くるまさんは吉本興業との契約を解除し、一方、相方・松井 ケムリさんは、吉本興業との契約は継続という、まさに、「キングコング」状態になってしまいました(★)。

前述の動画で2人が話していますが、今後も2人で活動すること、オフィシャルのYouTubeチャンネルを続けることなどは、吉本興業的には「OK」なんだそうです。

すなわち、お笑いコンビ「令和ロマン」としての活動は再開し、そして、継続していきます。

★注記:

  • 西野 亮廣さんと梶原 雄太さんのお笑いコンビ「キングコング」。2000年の活動開始から吉本興業所属でしたが、2021年1月30日をもって西野さんが吉本興行との契約を終了。
  • 一方、梶原さんは吉本興業のままという状態になりました。
  • いろんな経緯は省きますが、2人は現在でもYouTubeチャンネル「毎週キングコングチャンネル」などでいっしょに活動をしています。

「制作会社プロデューサー」の特殊性で問題をバッサリ!?

冒頭で掲げたYouTuber・元テレビDさっきーさんが、面白い視点で、今回の高比良くるまさん事案を分析していましたので、それを紹介します。

まずは、その動画はコレです。

以下、この動画内容をまとめてみました。

題して『「いなくても困らない人」が激怒する構造――令和ロマン・車さんの“実質クビ”の本質とは?』。

はじめに

令和ロマン・くるまさんの吉本興行退所劇は、単なるコンプライアンス違反ということではなく、むしろ「組織の中で存在意義の薄い立場の人間」が怒る構造によって生まれたものでした。

コンテンツ制作の現場では、実務に直接関与していない立場(例:制作会社のプロデューサーや芸能事務所の幹部)が、無視されることにより“自分の存在意義”を脅かされる。それが彼らの逆鱗に触れる。これが今回の一連の経緯の根本にあります。

(前掲した)くるまさんの謝罪動画は、形式を無視した“スタンドプレイ”でありながらも、世間から評価されました。しかしその「評価された、うまくいった」という事実が、むしろ吉本興業上層部の“無用化”を示してしまい、結果として実質的な契約解除につながった・・・というのが元テレビDさっきーさんの分析です。

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そして、この事案は、テレビ・芸能業界に潜む「必要ない人ほど怒る」構造の典型例であるともいうのです。

つまり、令和ロマン・高比良くるまさんの吉本契約解除は、単なる「ルール違反」では語れない。

そこには、テレビ業界や芸能事務所の深層構造が影を落としている。

くりかえしますが、今回注目したいのは、「本当はいなくても番組は成立する」立場の人間が激怒する構造です。

スタンドプレイは“善意”でも許されない

高比良くるまさんは、オンラインカジノ問題の謝罪と活動自粛を吉本に相談なくYouTubeで発信しました。

そして、その対応は迅速かつ誠実で、世間的には高く評価されました。

しかし、その「成功した独断行動」こそが問題だったのです。

吉本の幹部たちにとっては、会社を通さず物事が進んでしまった事実が、自分たちの“存在意義”を否定するものに映ったのです。

テレビ業界でも同じ、プロデューサーという「名ばかり権力者」

件のYouTuber・元テレビDさっきーさんは、例としてテレビ制作現場を挙げます。

現場で実際に番組を作るのは局のディレクター

一方で制作会社のプロデューサーは実務に関与しない(できない)ことが多い。

それなのに、現場でディレクターが局に直接判断を仰ぐと、制作会社のプロデューサーは激怒する。

なぜなら、それによって「自分は要らないのでは?」という不安が可視化されてしまうからです。

そして、元テレビDさっきーさん曰く、こういう事例はたくさんあるのだそうです。

要するに、正論であればあるほど、制作会社プロデューサー自身は自分の存在価値が毀損されるように感じ、激怒するという構造です。

吉本幹部は、制作会社プロデューサーと同じ構造

この構造は、吉本興業にもそのまま当てはまります。

事務所幹部は芸に関わるわけでも、コンテンツを作るわけでもなく、視聴者の評価を左右するわけでもありません。

それでも、タレントが「相談なく成功してしまう」ことで、“事務所という存在の不要性”が露呈します。

では、なぜ制作会社プロデューサーのように「いなくても困らない人」は激怒するのか。

なんらかのプロダクトにおいて「本当に必要な人」は、結果が良ければ、その結果を称賛します。

一方、「本質的にいなくてもよい人」ほど、自分の立場が軽視されることに過敏になり、本来論からは目を背け、「自分がスルーされたまま、うまい結果が出れば出るほど」激怒するのです。

そして、このような構造は、芸能事務所にも多く存在するのです。

高比良くるまさんは“うまくやった”からこそ、最大の罪にされた

高比良くるまさんは、吉本興業に無断で謝罪動画を公表しました。

毎日新聞でスクープされた翌日です。

そして、その数日後にエックスポストにて活動自粛を発表。

このように問題に対してタイムリーに自身で説明と責任を果たしたことについて、世間は評価する向きが多かった。

つまり、思いのほか「うまくいった、行き過ぎた」のです。

この、迅速な謝罪、説明責任が社会的に高評価を得てしまったために、「事務所を通さずに成功できる」という前例を作ってしまった。

これは「吉本にとっての“統制の崩壊”」を意味し、黙って見過ごすことができなかったのだろうと、元テレビDさっきーさんは分析します。

元テレビDさっきーさんの主張をまとめると…

令和ロマン・ 高比良くるまさんの「吉本興業、実質クビ」は、単なるコンプライアンス違反でも、パワーバランスでもないのです。

「いなくても困らない人が激怒する構造」が生んだ、業界構造の歪みそのものでした。

今回の件を通じて、組織の形骸化した権威がどのようにタレントの未来を阻むかが浮き彫りになりました。

これは、テレビや芸能に限らず、組織に属する誰もが無関係とは言えない、深い示唆を含んでいます。

まとめ

今回の「令和ロマン・高比良くるまさんが吉本興業との契約を解除した件」について、一般的な経緯の見方・情報とは別に、面白い切り口での分析動画がありましたので、それを紹介させていただきました。

それはYouTuber・元テレビDさっきーさんの見方・切り口です。

それって、どの組織にも当てはまる問題点を内在しています。

どういう組織でも、「どーでもいい人間」っていますし、その「どーでもいい人間」が組織内権力を握っている場合、とにかくややこしいことになります。

まともなことがまともに実現されない。

さて、まとめとしては、今回の一連の騒動は、旧態依然とした芸能事務所が変わる一連の動きのなかでの出来事。

某・ボーイズ系大手事務所の崩壊は、あの事務所単体の話で収まる事案ではないのです、きっとね。

そういう意味で、お笑い大手事務所のこの件も、単なる一次案に留まらないのかもしれません。

今後の令和ロマンの活躍を見守っていきたいです。

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