- Netflix独占配信映画『新幹線大爆破』
- 2025年4月23日に配信、主演は草彅剛さん
- 1975年7月に公開された同名映画のリブート版
- のんさんの役どころは…
- 新青森発東京行はやぶさ60号の運転士・松本千花
- 最初の8分くらいのところから登場します!
- リブート版とは…
- 「リブート版」とは、過去の作品を元に、全く新しい作品として作り直すことを指します。過去作品の核となる要素やコンセプトを継承しつつ、物語や設定、キャラクターなどを大幅に刷新し、一から物語を語り直すのが特徴です。
リブート版のあらすじ
新青森発東京行きの東北新幹線「はやぶさ60号」(新幹線E5系電車)は車掌の高市和也、藤井慶次、運転士の松本千花を乗務員とし、新青森駅を発車した。はやぶさ60号は起業家YouTuberの等々力満や衆議院議員の加賀美裕子、修学旅行生の小野寺柚月ら様々な乗客を乗せて、通常通り運行していた。
そんな中、一本の電話が入り、はやぶさ60号に時速100kmを下回ると爆発する爆弾が仕掛けられていることが判明する。犯人は爆弾の解除料として1000億円を要求し、合わせてデモンストレーションとして貨物列車を爆破した。高市ら新幹線の乗務員とJR東日本新幹線総合指令所の笠置雄一、そして乗客らは爆発を回避するべく様々な行動に出るが、この事件は彼らだけでなく政府や警察、さらには国民をも巻き込む事件に発展していく。
引用元:Wikipedia
後日、同映画の紹介記事を公開する予定です!
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のんさんが出演するNetflix独占配信映画『新幹線大爆発』の紹介記事を書きました。
こちらです。


芸能界追放ってほんとにあるの?



女優のんは、どうして11年も出てこられなかった?
彼女が民放キー局のテレビドラマから姿を消して11年…ついに復帰を果たす。俳優・のん(31)が、27日放送予定のTBS系日曜劇場「キャスター」に出演することが発表された。
引用元:なぜ、のんは地上波ドラマに復帰できた?芸能界の「圧力と忖度」が通用する時代は終わったのか
NHKのあのドラマで人気者になった女優のん(旧芸名:能年玲奈)さんが突然見なくなった理由、気になるよね。
最近、その女優のんさんが復帰を果たし始めているんだとか。
真相を知らないまま応援してると、誤解したままになるかも。
そこで、今回は女優 のんさんが11年間も芸能活動を追放されていた経緯やその後の復帰など についてまとめました。
- 能年玲奈改め「のん」芸能界追放の経緯
- 女優のんの追放期間11年の活動内容
- 女優のん芸能界復帰の背景で支えた人たち
女優のんが芸能界を追放された経緯
女優のん(本名&旧芸名:能年玲奈)さんは、NHK朝ドラ『あまちゃん』で大ブレイクを果たしたにもかかわらず、突如メディアから姿を消しました。
その背景には、所属事務所との契約問題や芸能界における“暗黙のルール”が大きく関係しています。
契約トラブルや業界の圧力といった複雑な事情が交錯する中で、彼女は名前さえも奪われ、長い間「芸能界追放」とまで言われる立場に置かれていました。
この章では、のんさんがなぜ芸能界を離れざるを得なかったのか、その核心に迫っていきます。
基本プロフィールと歩み


- 本 名:能年玲奈(のうねん れな)
- 芸 名:能年玲奈 → のん(2016年に改名)
- 改名については、週刊現代の取材で<<「能年玲奈(本名&当時の芸名)」の名前の使用はレプロエンタテインメントの契約書にもとづき、双方の協議があれば使用できるものの、係争がマイナスイメージになることを考慮し、能年側が改名を選んだ>>と報じています
- 誕生日:1993年7月13日(31歳)
- 出身地:兵庫県神崎郡神河町
- 身長等:165cm、A型
- 仕 事:俳優、アーティスト、YouTuber
- 事務所:株式会社 non
- Speedy社(エージェント契約)
- 2016年6月、レプロエンタテインメントと契約終了
- 発信:
- 芸能歴:
- 2006年:ローティーン向け雑誌「nicola」モデルとしてデビュー
- 2013年:NHK連続テレビ小説『あまちゃん』主演
- 2016年:芸名を「のん」に改名し、独立
- 主要な作品・出演:
- 2013年、NHK連続テレビ小説『あまちゃん』主演
- 2014年、映画『ホットロード』主演
- 2014年、映画『海月姫』主演
- 2020年、映画『私をくいとめて』主演
- 2021年、舞台『愛が世界を救います』主演
- 2021年、矢野顕子『音楽はおくりもの』のMVに出演
- 2022年、朗読「セロ弾きのゴーシュ」(NHK FM)
- 2024年、映画『私にふさわしいホテル』主演
- 2024年、NHK・Eテレインタビュー『のん×百田夏菜子』
- 2025年、DMM TV・Webドラマ『幸せカナコの殺し屋生活』主演
- 2025年、TBS連ドラ(3話)『キャスター』
- 民放地上派復帰!
- 帝都大学 細胞組織研究所 若手研究員 篠宮楓(しのみや かえで)役
- STAP細胞で有名になった「小保方晴子」さんの一連のことが「モチーフ」。
- ドラマ内では、「iL細胞」として登場します。
- のんさんが、いろんな意味で世間の注目に曝される篠宮楓を演じます。
- ただし、実際にあった事件とは経緯も展開も無関係です。
- 2025年、Netflix独占配信映画『新幹線大爆破』
- 草彅剛主演、1975年公開の同名映画のリブート版
- のんさんは、爆弾を仕掛けられた新幹線の運転手を演じます
- 主な受賞:
- 2006年度
- 第10回ニコラ読者モデルオーディション グランプリ
- 2012年度
- 第37回報知映画賞 新人賞『カラスの親指』
- 2013年度
- 東京ドラマアウォード2013 主演女優賞『あまちゃん』
- 第26回小学館DIMEトレンド大賞 話題の人物賞
- 第78回ザテレビジョンドラマアカデミー賞 主演女優賞『あまちゃん』
- 2014年度
- 第38回エランドール賞 新人賞(2014年)(『あまちゃん』『グッモーエビアン!』)
- 第22回橋田賞 新人賞『あまちゃん』
- 第17回日刊スポーツドラマグランプリ主演女優賞『あまちゃん』
- 第6回TAMA映画賞 最優秀新進女優賞『ホットロード』
- 第27回日刊スポーツ映画大賞・石原裕次郎賞 新人賞『ホットロード』
- 第38回日本アカデミー賞 新人俳優賞『ホットロード』
- 第31回浅草芸能大賞 新人賞
- 2016年度
- 第38回ヨコハマ映画祭 審査員特別賞『この世界の片隅に』
- 第31回高崎映画祭 ホリゾント賞『この世界の片隅に』(片渕須直監督と共同受賞)
- 第21回日本インターネット映画大賞
- 主演女優賞『この世界の片隅に』
- ベストインパクト賞『この世界の片隅に』(片渕須直監督と共同受賞)
- 2016年度全国映連賞 女優賞『この世界の片隅に』
- 第11回声優アワード特別賞『この世界の片隅に』
- 第71回毎日映画コンクール 女優主演賞ノミネート『この世界の片隅に』
- 第26回東京スポーツ映画大賞 主演女優賞ノミネート『この世界の片隅に』
- LINE Creators Stamp AWARD2016 芸能人特別賞
- LINE BLOG OF THE YEAR 2016 話題賞(BEST)
- 2017年度
- 第65回菊池寛賞『この世界の片隅に』に関わったチーム一同
- 57th ACC TOKYO CREATIVITY AWARDS ACCゴールド『LINEモバイル 愛と革新。(デビュー)篇/LINEモバイル 愛と革新。(交差点)篇』
- LINE BLOG OF THE YEAR 2017 グランプリ
- 2020年度
- 第30回日本映画批評家大賞 主演女優賞『私をくいとめて』
- 2022年度
- 新藤兼人賞 最終ノミネート『Ribbon』
- 第46回日本アカデミー賞 優秀主演女優賞『さかなのこ』
- 第32回日本映画プロフェッショナル大賞 主演女優賞『さかなのこ』
- 2024年度
- 第16回伊丹十三賞
- 2006年度
次の動画は、伊丹十三賞受賞時のインタビュー-動画です。




契約問題と独立の真相
のんさんが所属していたレプロエンタテインメントとの契約トラブルは、2015年頃から報じられ始めました。
週刊文春(2015年4月23日号)によれば、契約内容の不透明さや自由な活動を制限される管理体制に不満を持った彼女は、弁護士を通じて契約解除を申し出たとされています。
結果的に所属事務所とは深刻な対立関係となり、メディア露出が激減するきっかけに。
2016年には新芸名「のん」として活動再開を図りますが、元事務所側が「本名でも芸名でも活動するな」と強く抗議。
公の場から“消された”状態が続きました。
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当時の事情の真実を筆者 taoなどは知るよしもなく…。
しかし、当時の記事などを読むと、双方それなりに問題があったのではと感じています。
以下の田崎健太氏の4本の記事は、芸能事務所とタレントの関係性を考える上で貴重な情報です。
あえて、これらの記事の内容をまとめることなく、記事リンクをそのまま載せます。








メディア露出激減の理由
『あまちゃん』で国民的女優となったのんさんが、突如テレビから姿を消したのは2015年以降。
2016年の東スポ報道によると、元所属事務所が業界内で圧力をかけ、彼女の起用を控えるよう各メディアに“申し入れ”を行ったとの報道がありました。
公には否定されているものの、同様の証言は週刊誌や関係者のSNSでも繰り返し取り上げられています。
また、テレビ局側が元事務所との関係を重視し、のんさんの起用を見送ったケースも多いとされ、実質的な“干され状態”に陥っていたことは業界内でも公然の事実とされてきました。
芸能界の“暗黙ルール”
芸能界には、表に出ることのない“暗黙のルール”がいくつも存在しているようです。
特に独立したタレントに対して、元所属事務所がテレビ局や広告代理店に圧力をかける「干し」行為は昔から知られており、今回ものんさんのケースでもその存在が疑われています。
2016年のBuzzFeed Japanの取材によると、元事務所は「本名でも芸名でも活動させない」という前代未聞の要求をしていたとのこと(先ほどの田崎健太氏の記事にも同様のことが言及されています)。
- 「名前を使わせない」のは業界で“黙認”されがち
- テレビ局や広告主が事務所と敵対したくない事情がある
- 独立=裏切りとされる構造が今も根強い
のんさんの場合も例外ではなく、所属事務所から離れた直後にテレビ、CM、イベントから一斉に姿を消す結果となりました。
ファンと世間のリアクション
のんさんの突然の“干され状態”に、ファンの間では戸惑いと怒りが広がりました。
Twitter(現X)では「#能年玲奈を返せ」というハッシュタグが立ち上がり、一時トレンド入り。
芸能界の理不尽さを嘆く声や、「独立して何が悪い」といった擁護のコメントが目立ちました。
また、文化人や有識者からも「この構造はおかしい」との指摘が相次ぎました。
2016年以降、のんは表現活動を地道に続けていたこともあり、逆に「応援したくなる」という支持層を獲得。
熱狂的なファンの存在が、後の復帰劇を支える大きな力となっていきます。



本当にいろんな葛藤と戦ってきたんだな…
芸能界追放から11年間の歩み
芸能界から姿を消したのんさんは、その後も表現活動をやめることはありませんでした。
テレビやCMに出られなくても、自分の意思で発信を続けてきたのです。
「干された」期間中も彼女は前を向き、女優として、そしてアーティストとして模索を重ねてきました。
その姿勢が、逆境の中でも多くのファンに希望を与えたのです。
この章では、のんさんが“見えない場所”で何をしてきたのかを詳しく掘り下げていきます。
活動を続けた理由
「演じることをやめたくなかった」——のんさんは、幾度となくそのように語ってきました。
女優・のんが6年ぶりの劇場公開実写映画(★筆者 tao注、大丸明子監督映画『私をくいとめて』)に主演した。朝ドラのヒロインで国民的な人気者に。事務所からの独立騒動を経て、「演じることは私の生きるすべ」と決意を新たにしている。
引用元:日経新聞
彼女にとって表現は、仕事以上に“生きる理由”でもあったのです。
芸能界からの冷遇にも関わらず、舞台やインディーズ映画に出演し続けたのは、演じることそのものが自身の核であると信じていたからでしょう。
2017年には『この世界の片隅に』の声優として主演。
「うーん……。自分でやっちゃえばいいんですよね。結局はどうとでもなる、というか。『演じる』ということ自体は不確かなものですし、失われるものではないから、自由なものだと思っています」
彼女は言葉を選びとりながら、目の前の相手に真摯にこたえていく。
映画「この世界の片隅に」で、すずはある日を境に、「大人になること」と向き合うことになる。
その姿は、やはりのんと重なるのだ。率直な気持ちを伝えたところ、彼女は言った。
「『大人になる』っていろいろありますけど、たとえばすずさんの場合は、ラストに母親になるということ。子供に尽くす無償の愛というのは本当に素敵です。いきなり家族みんなの活気が取り戻される感覚、じんわりと暖かいですよね。そしてすずさんは、もともと絵を描くことで自分の持てあましている感情を吐き出していたけれど、あるときから、自分でも認識していなかったような感情を、言葉や表情で表現するようになるんです。そういうすずさんの『なるようになる』っていう強さも……すごく憧れます」もし、もっと「大人」になっていたら、のん自身の道のりも異なるものになったのかもしれない。でも今こうして、私たちは彼女の笑顔に会える。
引用元:Yahoo!ニュース / 女優、のん「“演じる”という、不確かで自由なもの」
アニメ映画というジャンルで、新たな表現の場を切り拓いていきました。
映画・舞台での実績
干されていたと言われた時期でも、のんさんは次々と作品に出演し続けていました。
- 2017年:アニメ映画『この世界の片隅に』で主人公すず役
- 2019年:映画『おちをつけなんせ』主演(YouTube Originals)
- 2019年:舞台『私の恋人』主演
- 2020年:映画『私をくいとめて』主演
- 2022年:映画『Ribbon』主演(監督・脚本のん)
- 2022年:映画『天間荘の三姉妹』主演
- 2024年:映画『私にふさわしいホテル』主演 など
どの作品も、メジャーなメディアには登場しなくても、確かな表現力と個性で観客の心をつかんでいます。
演技の力だけで“存在感”を維持していた証です。
自主制作への挑戦
のんさんは2018年、自身の表現を貫くために「のん公式サイト」やYouTubeチャンネルを立ち上げました。
さらに「のんやろが!TV」というバラエティ的な動画コンテンツを配信したり、自らプロデュースした短編映画『Ribbon』の製作・主演も実現。
この映画『Ribbon』は監督・脚本・主演をのんさんがやっています!
表現を止めることなく、むしろ“創る側”にシフトしていったのです。
YouTubeなどで直接ファンとつながれる今の時代だからこそ、のんさんの表現は新たな場所で生き続けることができました。
変わらぬ人気と支持
芸能界 – テレビキー局のドラマや主だった映画などへの出演 – がなくても、のんさんの人気は消えることがありませんでした。
X(旧Twitter)やInstagramでは、彼女の投稿に1万以上のいいねがつくことも珍しくありません。
特に『この世界の片隅に』の公開後には、映画ファン・アニメファンから絶賛の声が相次ぎました。
「見えないところで頑張ってる人を応援したい」——そんな想いが、のんさんの活動を11年間も支えてきたのです。



コツコツ続けてたのが、ほんとすごい…!
女優のん復帰のきっかけと理由
のんさんが再びメディアの表舞台に立つようになった背景には、複数の要因が絡み合っています。
業界の変化、支えてくれた仲間たち、そして何より本人の強い意志がその原動力でした。
干されていた時期が長かったからこそ、復帰には慎重な判断が必要でしたが、2022年以降、のんの姿が次第に増えていくことになります。
この章では、のんさんが再び脚光を浴びるようになったきっかけと、その裏にあるストーリーを深掘りしていきます。
再び大手メディアに登場
そろそろ『あまちゃん』の10周年を迎える年になるぞという2021年、そして10周年の2022年に、のんさんの露出が明らかに増加しました。
特に注目されたのは、2021年の旅専門チャンネル「旅チャンネル」での、のんさんの登場です。
これは『のんが行く!東北ふれあい旅』という全4話のシリーズです。
のんさんが、あの、さかなくんを演じた映画『さかなのこ』も話題になりました。
「干されていた女優が戻ってきた」というより、「実力で戻ってきた」と感じさせる自然な流れでした。
芸能界の空気の変化
のんさんの復帰が実現できた理由の一つに、「芸能界の空気の変化」があります。
ジャニーズ事務所の性加害問題、旧来の芸能プロの力関係崩壊、SNSの普及による“透明性”の要求。
これらの変化が、かつての“かつての所属タレントを干す文化”を通用しにくくしました。
「もう昔のようにはいかない」。
そんな空気感の中で、のんさんのように理不尽に表舞台から外された人物への視線が、優しさと応援に変わりつつあるのです。
周囲の支えと協力
のんの復帰を支えたのは、個人だけではありませんでした。
プロのスタッフ、映像監督、映画プロデューサー、そしてファン。
特に、STARTO・福田淳社長のサポートの存在が、のんさんの“自由な表現”を可能にしたことは重要です。
のんさんは2016年から個人事務所でやってきましたが、現在では、Speedy社とエージェント契約を結んでいます。
このSpeedy社というのは「キャスティング業務や国際イベントの誘致、アートギャラリー経営などを手掛ける」コンサルティング会社です。
このSpeedy社を2017年に立ち上げたのが、現在、株式会社STARTO ENTERTAINMENT代表取締役CEOでもある福田淳氏です。
のんさんの芸能活動完全復帰の動きと、Speedy社とのエージェント契約には、なんらかの関係性がある・・・と推測しています。
推測しているだけで、なかなかそのエビデンスが見つかりませんが…。
次のようなインスタがあるので、2022年にはすでに契約していたということになります。
とにもかくにも、「のんには才能がある。環境さえ整えば輝ける」——この信念を持つ人たちが、再び彼女を輝けるステージに立たせたのです。
本人の強い意志
何より、のんさん自身があきらめなかったこと。
それが最大の復帰理由です。
2024年のインタビューで、のんさんはこう語っています。
私はもう、ずっと“表現していく人”で生きていきたくて。生きてる限り、どんどん表現を深めていって、上り詰めていく、自分の表現を突き詰めていくように生きていきたいって思ってます。こういうふうにアートを作ったり、映画を作ったりとかも、自分の中で全部、自然なこと。だから、今やってることをどんどん深めていくと思います。
引用元:NHK スイッチインタビュー
この言葉に、彼女の信念と芯の強さが詰まっています。
辛い時期を知っているファンにとっても、この言葉は特別な意味を持ちました。
自分を貫いたその姿勢こそが、今の彼女の支持を生んでいるのです。



やっぱり、最後は自分を信じたからこそなんだよね
STARTO・福田淳社長との関係と影響
のんさんが再び光を浴びることができたのは、周囲の支援なしには語れません。
とくに、STARTO・福田淳社長の存在は大きな転機となりました。
この出会いが、のんさんにとって「自由に表現できる環境」を作り上げ、芸能界復帰の礎となったのです。
この章では、のんさんの背後にあるキーパーソンとの関係性に迫っていきます。
福田淳氏のプロフィール
以下、福田淳氏のプロフィールです。
- 氏 名:福田 淳(ふくだ あつし)
- 誕生日:1965年7月26日(59歳)
- 出身地:大阪府
- 学 歴:日本大学芸術学部卒
- 職 歴:
- 東北新社
- ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
- 2001年、同社バイスプレジデント
- 2007年、ソニー・デジタルエンタテインメント・サービス代表取締役社長
- 2017年、同社退職
- 2017年、コンサルティング会社Speedy設立
- 2023年12月
- STARTO ENTERTAINMENTの代表取締役CEOに就任
STARTOは、言わずと知れたあのタレント事務所の後継。
当初は違う者が代表取締役に就任するとみられていたが、いろいろあって、福田淳氏が代表取締役に就任。
氏の会社運営の方向性は、前身であった過去のその会社の方向性とは真逆だたかもしれない。
福田淳との出会い
のんさんと福田淳氏が出会ったのは、彼女が「芸能界の外」で活動していた時期でした。
具体的には、のんさんが以前所属していた事務所から干されていた時期です。
福田淳社長(以下、敬称略): ソニーグループに20年いました。元々は映画監督になりたかったのですが、最初の10年は「ソニー・ピクチャーズエンタテインメント」のM&A担当で新規事業の責任者をしていました。後半10年が社内起業で立ち上げた「ソニー・デジタルエンタテインメント」です。ハリウッド10年、日本のテック系10年。こういったキャリアを持つ人は多くないと思います。ソニーの先輩が役職定年になる中で、「勢いがあるうちに辞めなきゃ」と17年に立ち上げたのがスピーディです。
引用元:J-CASTニュース / 「2年先までほぼ休みなし」のんが切り開く独自路線 ジャニーズ問題で「能年玲奈」使えない問題脚光…エージェント語る7年半
のんとの接点ができたのは15年末で、エージェントを始めたのは今から約7年半前の16年4月です。ある出版エージェントの友達から「なかなか日本の芸能で困っているよ」という話があって会ってみたら、本当に信じられないような内容でした。いわゆる奴隷契約と申しましょうか、低賃金で移籍の自由もなく、本名が使えないとか…。うちの弁護士はハリウッドの契約を見てきた弁護士ですが、その内容には驚愕していました。事実として「能年さん、サインしてしまっているので、本名使えないみたいですよ」と伝えたら、本人は次の日に「NON」って書いてきて、「これ、小文字にしたら絵文字の笑顔に見えますから」ということで「私のことは『のん』って呼んでください」。 それから7年が経ちました。そんなひどいことが21世紀に起きるものなのか、今でも信じられません。同じくらいの年の娘がいるんですよ。子どもを持つ父としても、正義感からしても、のんに起きていることは許せないと思いました。
さらに、具体的な話に…。
福田: 今回のジャニーズ問題や、「あまちゃん」再放送を機に「そういえば『のん』っていう人もいたね」「まだ俳優してるの、この子」となることがあるようです。中には「あの子何か問題起こして干されてるんだわ」と思っている方もおります。だけど別に何もないんですよ。のんの「劣悪な労働条件なので移籍したい」という訴えが、前事務所の「お前育てたの誰だと思ってんだ!」という反応になった、ということです。
引用元:J-CASTニュース / 「2年先までほぼ休みなし」のんが切り開く独自路線 ジャニーズ問題で「能年玲奈」使えない問題脚光…エージェント語る7年半
この機会に、僕がエージェントを始めてからの代表的な仕事をまとめたのですが、23年に映画「さかなのこ」で「第46回日本アカデミー賞 優秀主演女優賞」をいただいたほか、アニメ映画「この世界の片隅に」(16年)も好評でした。広告クライアントは延べ55社。うち継続中が28社です。電通・博報堂からはほとんど相手にされていないので、全部直取引です。テレビ局は編成と営業が全く別会社みたいなものなので、(CMの枠を売る)営業サイドとすれば、お金が入る分には誰が出ていようと構わないわけです。ですが、(番組そのものを担当する)編成となると、にらみがきいてしまうので出せない。
さらに福田氏は「のんが地上派に出られない=干されている=問題」とは認識していないようです。
こういう考えの持ち主が、のんさんのエージェントをしているので、のんさんは伸び伸びと活動ができているのでしょう。
福田: 元々僕はブランディングのプロでもあります。「能年玲奈」という「商品」は、それが自分の本名だったことが悲劇なのですが、「のん」という芸名に変えたことでブランディングは十分できています。本人が地上波ドラマに出られる状態が正常だとは思いますが、それを目的にしていないのと、テレビドラマに出ることが成功だという時代ではなくなっています。「テレビドラマに出られなくてかわいそう」という声がありますが、全然かわいそうじゃないんですよ。たくさん収入はありますし、好きなことをやっていますし。
引用元:J-CASTニュース / 「2年先までほぼ休みなし」のんが切り開く独自路線 ジャニーズ問題で「能年玲奈」使えない問題脚光…エージェント語る7年半
福田氏はもともとソニー・デジタルエンタテインメントの代表を務め、数々のデジタルクリエイターやアーティストを支援してきた人物。
彼は「この子は本物の才能がある。守ってあげたい」と感じ、自らマネジメントを買って出たのだと推測。
のんさんは福田氏の「表現の自由を守る」という考えに強く共鳴し、タッグを組むことになります。
そこから復帰への道が一気に開けていきました。
2023年9月の記事インタビューで福田氏はいいます。
福田: ずっと売れているので、常に2年先ぐらいまでほぼ休みなしで悲しむ余地がない、というのが実情です。
引用元:J-CASTニュース / 「2年先までほぼ休みなし」のんが切り開く独自路線 ジャニーズ問題で「能年玲奈」使えない問題脚光…エージェント語る7年半
マネジメントの方向性
先ほど引用した記事の続きです。
どうしてSpeedy社がのんの所属事務所とならずに、エージェント契約となったのか。
それは福田氏からの助言・提言だったようです。
福田: 当初は僕の会社に「所属」するというやり方もあったのですが、「もうやめた方がいい。僕だっていつ豹変して、『奴隷契約』にするか分からない。だから大人は信じないで」ということで、エージェント契約になりました。
引用元:J-CASTニュース / 「2年先までほぼ休みなし」のんが切り開く独自路線 ジャニーズ問題で「能年玲奈」使えない問題脚光…エージェント語る7年半
米国であれば俳優が一番偉いわけです。例えばトム・クルーズが一番お金を持っていて、経理、総務、運転手、ブッキング担当、付き人がいて、いわば「トム・クルーズカンパニー」なわけです。エージェントというのは、俳優を売り込んだり原作権を買ってきたりする役割です。スポーツの分野で活躍している団野村さんが分かりやすいですね。日本ですごい選手がいると、売り込みに行ってくれたりする。
ハリウッドでは一番の主体にある人(俳優)が契約のフレーム(大枠)をつけて、あとは弁護士さんが見る、というのは普通なのですが、日本ではそういうことの訓練ができている人は少ない。タレントがギャラの交渉も知らなければ、契約に噛むこともできないというのは、僕からすれば驚くべき事実でした。年端もいかない人を地方から連れてきて「訓練してあげよう」なんて言っているうちに、奴隷契約に持ち込んでしまう。公正取引上、非常に問題がある、優越的地位の濫用だと思います。
さらに、インタビューアーは「エージェント制」のメリットを問います。
福田: のんが自分の会社をつくって、そこと僕の会社がある期間、独占的な契約をしましょう、その年数の中で僕の働きが悪かったらクビにすればいい、という考え方です。それがフェアトレード(公正な取引)だと思います。他のタレントと違って、仕事のギャラがいくらで、どんな意味があるのかを完全につかんでいるので、生き生きしていますよね。僕からは、「嫌な仕事はやらなくていいと思うけど、ある程度責任を持ってやった方がいい大きい仕事もあるし、小さくてもSDGs(持続可能な開発目標)啓発の仕事など、社会的に意味があるものは一生懸命やろう」と伝えています。
引用元:J-CASTニュース / 「2年先までほぼ休みなし」のんが切り開く独自路線 ジャニーズ問題で「能年玲奈」使えない問題脚光…エージェント語る7年半
LINEのCMではLINE幹部の方がすごく応援してくれました。「起用をやめろ」という脅しの電話も各方面にあったようですが、クライアント(LINE)が「正義は勝つと思います」と言ってくれて、あのCMはOKになりました。ユニクロのCMは、ナンバー2に頼んでアジア18か国での展開が実現しました。
このように独自の路線を切り開けていけたから、消されずに何とか生き延びてきました。だからこそ、ジャニーズ問題が出るたびに副次的に、能年玲奈の問題が出てくるという構造になっているのだと思います。
要するに、福田氏のコンサルティング会社 Speedyは、既存の芸能プロとは大きく異なります。
- タレント自身の意思を最優先
- より信頼関係を重視する契約形態を重視
- テレビ以外のメディアも重視(YouTube、Netflixなど)
- クリエイターとの横のつながりを活用
のんさんは「テレビに出なくても活躍できる」ということを、自らの活動で証明してきました。
その背景に、福田淳氏率いるSpeedy社の戦略がしっかりと機能していたのです。



本当に出会いって大事。信じてくれる人がいるって心強いよね
まとめ 「地上派出演=活躍」の公式は壊れた!
今回は、女優 のんさんが11年間も芸能活動を追放されていた経緯やその後の復帰など について簡単にまとめました。
- 芸能界追放の原因と背景
- 復帰までの11年間の活動
- Speedy・福田淳社長の関与
のんさんが芸能界を離れた理由には、契約問題や業界の暗黙ルールが深く関係していました。
活動を制限されながらも、自主制作や舞台などで地道に表現を続け、変わらぬ人気を集めていました。
ところで…
記事タイトルにはSTARTO・福田社長の関与と書きましたが、より具体的には、福田社長がSTARTOの社長になる以前、彼がソニー関連の社長を辞めて、自ら立ち上げたコンサルティング会社Speedyとのんさんがエージェント契約を結んだことが、のんさんの方向性を大きく変えたようです。
Speedy福田淳社長との出会いが転機となり、のんさんの今の活躍に繋がっているわけです。
もっというと、「地上派テレビ出演=活躍」という前時代的な価値観から解き放たれて自由に活躍している素地は、Speedy福田淳社長との関係性から、より強くなってきたのかもしれません。
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また、この記事を書くにあたっていろいろ調べる前は、「能年玲奈という名前を芸能生活で使えないとは酷いね」と考えていましたが、のんさんが実は「能年玲奈」という名前にはこだわっていない、そして、柔軟な考えの持ち主なんだということもわかりました。
とても個人的なことですが、のんさんが最近主演したWebドラマ『幸せカナコの殺し屋生活』みたさにDMM TVに契約しました(^^)/
のんさんの主演ドラマ、楽しめました!



長い間どうしてたのか気になってたけど、納得できた気がしたね。
のんさんの強い意志と支えてきた人々の力に注目して、これからも応援していってください。
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