以下、場所前に行った幕内優勝予想などの第2弾です。
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大相撲2025、1月場所。予想以上の「荒れる場所」となっています。
4日目が終わって、早々に2敗となった横綱・照ノ富士は5日目から休場。連続優勝で横綱昇進を目指していた大関・琴櫻は3敗を喫し、実質的には「横綱昇進消滅」。また、筆者 TOPIOが密かに優勝候補としていた大関・大の里も2敗。
一方、快進撃どころか凄まじい気迫の取組で4連勝が大関・豊昇龍。琴櫻や大の里と比べても、今場所の豊昇龍はオーラが違います。
で、今場所の優勝は大関・豊昇龍。そして、場所後に横綱昇進。
さらに、豊昇龍の横綱昇進を待って、照ノ富士引退…こんな流れが見てて来ます。
この記事では、まだ4日目が終わったばかりですが、1月場所の展望を書き残します。
- 横綱・照ノ富士の去就
- 大関・琴櫻の横綱昇進の挑戦
- 1月場所の幕内優勝予想(改)
場所前の幕内優勝予想などについては、こちらの記事をどうぞ。
2025年1月場所、4日目までの戦績(幕内)
以下、4日目までの幕内力士の戦績です。
横綱・照ノ富士の去就
照ノ富士は、2025年1月場所は横綱在位21場所目となります。21場所中、幕内優勝は6回。優勝通算は10回。りっぱな横綱です。
一方、横綱通算21場所中、休場は12場所(うち全休 7場所)で、これはこれで多い。ただし、直近の3回の「連続休場明け」ではいずれも優勝を勝ち取っていました。調整力が強い。なので、今場所も「連続休場明け優勝4回目」を予想していましたが、照ノ富士の身体は私たちが想像する以上に痛んでしまっているのかもしれません。
怪我と糖尿病、もう限界なのかもしれません。つまり、今回の休場は照ノ富士の引退に繋がるのではないかと見ています。恐らく、照ノ富士が気にしているのは「一人横綱状態」であること。つまり、新横綱が誕生すれば、照ノ富士は引退の選択がしやすくなるのかもしれません。
今場所は、このままだと大関・豊昇龍の優勝が濃厚で、彼が優勝すれば先場所の優勝次点と併せて、場所後の横綱昇進推挙の可能性が大となります。
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横綱・照ノ富士は豊昇龍の優勝を待つか待たないかは別にして、今場所で引退すると予想します。
一方、伊勢ヶ濱部屋の宝富士も今場所あたりでの引退の匂いが…。これと併せて、近々で宝富士が伊勢ヶ濱部屋を継いで、何年かしてから照ノ富士に繋ぐのではないでしょうか。
大関・琴櫻の横綱昇進消滅
私たち一般のファンには思いも及ばないほど、横綱昇進への挑戦は大変なものなのでしょう。
大関・琴櫻は決して弱い力士ではありません。当代随一の力士の一人であることは間違いありません。その当代随一でも、横綱を前にすると精神的な乱れが起きるのでしょう。
1月6日に行われた横審稽古総見での大関同士の申し合いで、圧倒的(?)に見劣りしたのが琴櫻でした。一方、力強さがあったのは、やはり豊昇龍です。
4日間で3敗を喫してしまった琴櫻、計算上は残り全勝して12勝3敗で優勝することもあり得なくはないですが、豊昇龍が残りで4敗する可能性のほうが物凄く小さいと思います。
昨年9月場所に引退した元大関・貴景勝ですが、彼は大関時代、連続優勝で横綱昇進に挑戦したことが3回ありました。残念ながら、怪我もあり3回とも残念な結果に終わってしまいました。
一方、琴櫻は大きな怪我もない要す、要するに、残念ながら、今回の挑戦は終わりですが、次回に是非頑張ってもらいたいものです。
1月場所の幕内優勝予想(改め)
まだ1月場所は4日間だけですが、この4日間の豊昇龍の取組はこれまでにないオーラを感じる力強さがあります。このまま全勝優勝をしてもおかしくないくらいの強さです。
4日目が終わって、連勝は5人の力士です。
- 大 関・豊昇龍
- 前頭3・王 鵬
- 前頭5・千代翔馬
- 前頭10・玉 鷲
- 前頭14・金峰山
このなかで、4日間のみの取組内容で判断しました。
今場所の幕内優勝最右翼は、大関・豊昇龍、次点が前頭3・王鵬、そして3番手に前頭10・玉鷲です。
可能性が高いのは、豊昇龍です。この4日間の豊昇龍を再現できれば、現段階で、琴櫻や大の里も敵にはなり得ないほどの差があります。
「横綱0」の状態が起きないためにも、今場所は豊昇龍に優勝して欲しい。いち大相撲ファンとして強く期待しています。
まとめ
まだ1月場所は4日間が終わったばかりですが、場所前の期待とは大きく状況が変わってきました。
そこで、4日目を終えて、気になること3つについて、勝手な視点でまとめてみました。
- 横綱・照ノ富士の去就
- 大関・琴櫻の横綱昇進著戦の終わり
- 大関・豊昇龍の幕内優勝と横綱昇進への期待
以上です。
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