【検証】飯山あかり氏は日本保守党からの離党を選挙前から考えていた?

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何かとYouTube界隈を賑わせている飯山あかり氏。

今回、この記事では「飯山あかり氏は、日本保守党からの離党を選挙中から考えていたのか?」ということを検証してみます。

まず、結論。

日本保守党側は、「昨年10月の衆院選候補者発表で飯山あかり氏の名前が候補者に無いことが分かってから、飯山あかり氏の執拗な批判が始まった」と考えているようです。

一方、飯山あかり氏は、「選挙前から日本保守党からの離党を考えていた」ようなのです。

つまり、現状騒動のタネは選挙前・選挙中にあった・・・ということです。

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目次

事の発端は何?

飯山あかり氏は、日本保守党結党時からの党員で、2024年4月の衆議院議員補欠選挙・東京15区に日本保守党から出馬。

日本保守党の国政選挙戦第1号は飯山あかり氏!

飯山あかり氏の選挙参戦は、請われてのことなんだとか。

請われようが何しようが、最終的には立候補者個人の決断です。

さて、選挙中は、YouTube界隈で異様な盛り上がりがあったことを記憶しています。

つまり、飯山あかり氏を応援するムーブメントが凄かった。

それは、今でもYouTube界隈に動画として残っています。

しかし…

結果、残念ながら飯山あかり氏は当選ならず。

この「残念ながら」ですが、当時はこう強く考えた・感じた方々も多かったかもしれません。

で、当時、「残念ながら」と強く考えた・感じた方々の今のお気持ちがどうなっているか。

それには、興味があります。

選挙直後にPTSD診断が下され…

選挙後、飯山あかり氏は、選挙中に、つばさの党から被った行為により体調を崩します。

投開票日の翌日、彼女は受診をして、PTSD発症との診断書を受けたと自身のYouTubeチャンネルで公表していました。

そんなこんながあって、彼女は日本保守党の東京15区の支部長を辞めることになりました。

その後も、飯山あかり氏は自身のYouTubeチャンネルを勢力的に続け、私の記憶では、10月のその日まで、自身のチャンネルのなかで、日本保守党や同党代表・百田尚樹氏、同事務総長・有本香氏に対する批判を展開したことは無かったと記憶しています。

ちなみに、筆者 taoは、東京15区の衆議院議員補欠選挙に飯山あかり氏が立候補する前から、彼女のYouTubeチャンネルを、ほぼ欠かさず毎日見ていました。

落選後の同チャンネルも、ほぼ欠かさず見ていました。

なので、「記憶しています」と書きました。

繰り返しますが、恐らく、筆者以外の多くが、「10月某日まで、飯山あかり氏が自身のチャンネル内で、日本保守党や同党関係者の批判をしたことを目にしたことはない」と記憶しているでしょう。

10月某日、運命の日!?

日本保守党が10月某日、来るべき衆議院総選挙の同党立候補者を発表しました。

そこには飯山あかり氏の名前はありません。

PTSDの件もあるし、東京15区の支部長も降りていますので、当然なのでしょう。

そして、飯山氏がすぐに反応し、日本保守党に批判めいた言質を行いました。

注目すべきは、同週に行われた「あさ8」木曜日。

「あさ8」木曜日の定例ゲストは飯山あかり氏。

この日に飯山あかり氏が出演するかしないか、多くの人が注目しました。

もちろん、筆者 taoもリアルタイムでガン見していました。

その日の「あさ8」は、いつものように飯山あかり氏が自宅からのリモート出演。

異様な雰囲気を醸しながらも、その場で2人が対立することもなく終了。

そして・・・

飯山あかり氏の5ヶ月に渡る、執拗な日本保守党批判がスタートしました。

本記事の素材としての動画を列挙

この記事では、次の動画を素材として使います。

  • 動画①:2024/12/25配信 文藝春秋PLUS公式チャンネル
    • この飯山あかり氏の出演は、下記に示す日本保守党党首・百田尚樹氏と同党事務総長・有本香氏の番組出演に伴い、コメント欄に「飯山あかり氏からも話を聴くべき」との意見があり、セッティングされたものと冒頭で説明あり。
  • 動画②:2024年12月14日配信 文藝春秋PLUS公式チャンネル
    • 10月の衆院総選挙で晴れて国政政党となった日本保守党のトップに今後の方向性を伺うという主旨です
  • 動画③:2024年5月20日配信 飯山あかりちゃんねる
    • タイトル:【決裂?!】飯山あかりと日本保守党の今後は?
      • 巷で日本保守党内を決裂させようという動きがあるので、それに対して飯山あかり氏が答えたもの
  • 動画④:2025/2/25配信 レッドパージャー7
    • 配信者、レッドパージャー7さんが、飯山さん発言の矛盾を突いた動画を沢山出しています。

素材動画から、飯山あかり氏の発言を分析

この記事では、飯山氏の発言と、百田氏ほか日本保守党側の発言、いずれが正しいかの判断は下しませんので、みなさんで、できれば素材動画を見て、ご判断ください。

飯山あかり氏は、選挙前から日本保守党に不信感を持っていた?

飯山あかり氏は、「動画①:文藝春秋PLUS」のなかで、次のように発言しています。

9分55秒あたりからです。

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  • 選挙の前から「これはなにかおかしいな」と気づいていた問題はたくさんあった
  • 候補者になると引き受けてしまった手前、こんなとこで引くわけには行かないと、問題はあるなと薄々感じながら、それを頭の隅においやって、選挙(活動)はやっていた
  • (選挙が)終わってから、百田・有本(呼び捨て)の対応が目に見えて悪くなった
  • 選挙の結果が出た瞬間から(悪くなった)

これは、「ご自身が選挙運動をやっている最中から、日本保守党はおかしいと思いながらも、選挙期間中に日本保守党を批判することなく、運動を続けていた」ということです。

それから、27分過ぎあたりで、次のことも断言しています。

  • (私は)政治家をやりたいとは一度も思ったことがない

これらも発言って、見方を変えると、選挙民に対する裏切りとは考えられないでしょうか。

この飯山氏のこれらの発言の良し悪しは、みなさんがご判断ください。

なお、この飯山氏の発言は2024年12月24日であることは覚えておいてください。

選挙1ヶ月後の飯山あかり氏の発言

次は、飯山あかり氏自身のチャンネルから、「動画③」です。

これは、2024年5月20日配信で、さきほどの「動画①」の7ヶ月前のご自身の発言です。

この動画は、巷で日本保守党を分断・決裂させるような動きがあるが、日本保守党と私(飯山あかり)は決裂しないよ・・・という宣言です。

そこでは、飯山あかり氏は次のようなことを言っています。10分以降の展開ですね。

  • (私には、私が)日本保守党や百田尚樹と決裂したという認識雄は全くない
  • そもそも決裂したという事実がない
  • 私は日本保守党の執行部ではないし、党の決定に私は関与しない
    • この発言時点で、個人的な理由から、飯山あかり氏は日本保守党東京15区支部の支部長お降りています。
  • 選挙直後、有本さんから「東京15区」をどうしますかと聴かれた(続けますかと聞かれた)
    • (これに対し)申し訳ないのですが、ちょっとそれは難しいですと申し上げた
    • (理由は)体調が著しく悪く、原因も分かっている
    • つばさの党からの妨害を考えると、家族のことを考えると難しい
    • この後、党執行部から(私が)東京15区支部長を降りることが発表された
  • 私(飯山あかり)が一番大事だと思っていることは、それは・・・
    • 日本を豊かに強くすること
    • これができるのは日本保守党しかないと思っている
    • 日本保守党一択
    • 縁もゆかりも無い土地の選挙で26000人もの人が飯山あかりに入れてくれた
    • 日本保守党には可能性がある
    • なので、ここで日本保守党を分裂させるのはだめ
    • 喧嘩しても決裂するのはダメ
    • 目標を共有していれば、いろいろなことに関して意見が食い違ってもいい
    • (当時)目的を共有し、だから日本保守党から出ましょうとお引き受けした

文藝春秋PLUS(動画①)と飯山あかりチャンネル(動画③)との発言には、信じられないくらいのギャップがあります。

飯山氏は、動画①のなかで「選挙前から日本保守党に不信感をいだいていた」、言葉を変えると「選挙前から日本保守党の離党が頭にあった」ということです。

それなのに、5月20日の自身のチャンネルでは「日本を豊かに強くすること、これができるのは日本保守党しかない、日本保守党一択」と強弁しています。

どっちがホンネ?

飯山あかり氏、いつから変節した?

動画②、すなわち、文藝春秋PLUSに出演した百田尚樹氏&有本香氏は、「10月、周囲総選挙の日本保守党の候補者を発表した直後から、飯山あかり氏の日本保守党並びに百田・有本批判が始まった」と述べています。

繰り返しますが、飯山あかり氏は、文藝春秋PLUSチャンネルのなかで、「選挙前から日本保守党に対する不信感があり、選挙中、選挙後の百田氏などの対応から、この人たちに政治は任せられないと考えて告発を始めた」旨の発言をしています。

ということは、5月20日に「日本を豊かに強くすること、これができるのは日本保守党しかないと思っている、日本保守党一択!」と話していたときも、飯山あかりさんの心のなかでは、日本保守党に対する不信感が渦巻いていた・・・ということなのですね。

つまり、5月20日の発言は、自分の本心ではなく嘘ということなのでしょう。

ん?

5月20日の発言が本心ならば、12月24日の発言が嘘。

一方、12月24日の発言が真実ならば、5月20日の発言は嘘・・・ということですね。

どっちに転んでも・・・です。

レッドパージャー7氏の動画が素敵過ぎる!

レッドパージャー7氏が、自らのチャンネルで「飯山あかり氏発言の矛盾」を突いた動画をたくさんアップしています。

飯山あかり氏の発言を使って、あるいは、その他明確に撮影された動画を使って、飯山あかり氏の発言の矛盾を突いています。

その他、飯山あかり氏応援団の面々の矛盾も突いています。

素材としてあげた「動画④」は、飯山あかり氏が自身のチェンネルのなかでの批判の一つとして、「百田尚樹(呼び捨て!)がつばさの党をけしかけたから、つばさの党に妨害された」という点の矛盾を突いています。

つばさの党の根本候補者が明確に発言する動画が残っています。

「飯山さん、あなたがバンバン来いと言ったから来たよ!」

つまり、根本候補者は、飯山さんが言ったから来たよということです。

これ以外にも、レッドパージャー7氏の動画は、数々の矛盾の突き方が素敵過ぎます!

まとめ〜本当のことを口にしているの誰?

ということで・・・

今、巷を騒がせている飯山あかりさんと日本保守党。

どちらの言い分が正しそうなのかについての判断は、読み手であるあなたにおまかせします。

以下は、個人的な「私のお気持ち・感想」です。

筆者 taoは、東京15区補欠選挙の際、飯山あかり氏が候補者であることが発表されたとき、とても嬉しかったことを覚えています。

以前から、飯山あかりチャンネルは、毎日熱心に見ていましたし、「あさ8」の木曜日定例の飯山あかり氏出演も楽しみに見ていました。

選挙中も、いろいろなデータや動画を見て応援していました。

この選挙を機に、飯山あかり氏の著作も出来る限り集めて、全部、読みました。

Audibleで配信されているものも全部聞きました。

選挙戦終盤、東京15区の地元民でない応援者は、知り合いで東京15区に住む者への投票を呼びかけて・・・みたいなのがありましたけど、あれ、マジで取り組んだ応援者は多かったと思う。

選挙の落選は残念でしたが、また次回頑張って・・・と思ってました。

その後、東京15区支部長を降りるという発表があり、お身体のことも含めてとても心配しました。

飯山あかりチャンネル、「あさ8」木曜日は欠かさずに見続けました。

そして、運命の10月某日。

ハラハラして「あさ8」木曜日を見ました。

その後、飯山あかり氏の「あさ8」の出演は無くなりました。

飯山あかり氏のチャンネルの発言の様相が変わりました。

飯山あかりチャンネルは、その後、見なくなりました。

それから5ヶ月。

10月某日から始まった、飯山あかり氏の批判動画が3月に入っても続いていることを知り驚きました。

レッドパージャー7氏の動画を知り、全部見ました。

少し抵抗感がありましたが、飯山あかりさんチャンネル動画や、文藝春秋PLUS動画も見ました。

そして、思いました、まったく個人としての感想です。

ああ、あれで良かったんだと・・・。

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