電動歯ブラシを初めて使う方にとって、数多くの選択肢から最適な一台を見つけるのは簡単ではありません。手磨きとは全く異なる感覚で、歯垢を効率的に除去できる電動歯ブラシですが、種類も価格も様々で迷ってしまうことでしょう。
この記事では、歯科医や歯科衛生士の評価と実際のユーザーレビューを基に、初心者が安心して選べる電動歯ブラシベスト10をご紹介します。使いやすさ、コストパフォーマンス、そして確実な清掃効果を重視した厳選リストで、あなたの電動歯ブラシデビューを成功に導きます。
なお、「初心者が電動歯ブラシを選ぶ」という視点で、もっと詳しく情報を知りたい方には、次の記事がお薦めです。
また、磨き方については、次の記事をどうぞ。
初心者が電動歯ブラシを選ぶポイントは？
電動歯ブラシ選びで失敗しないためには、以下の3つのポイントを押さえることが重要です。
1. 駆動方式の選択
初心者には音波式がおすすめです。手磨きに近い感覚で使用でき、歯や歯茎への刺激が少ないため、電動歯ブラシに慣れていない方でも安心して使用できます [1]。
2. 適切な価格帯
初心者向けには8,000円〜25,000円のミドルレンジモデルが最適です。基本機能が充実しており、コストパフォーマンスに優れています。
3. 使いやすい機能
タイマー機能、圧力センサー、複数のモード切替など、初心者をサポートする機能が搭載されているモデルを選びましょう [5]。
初心者におすすめの電動歯ブラシ、ベスト5
他の記事では「ベスト20」「ベスト10」などというのがありますが、多すぎると迷うだけです。そこで「ベスト5」に絞りました。しかも、「初心者におすすめ」という視点です！
なお、下記価格は公開日現在の価格で、本体の税込価格で複数出品があるので参考価格です。最新の価格並びに、送料については、それぞれの販売サイトをご確認願います。
厳選ベスト5！！
次の5製品にしました。
- 1位：フィリップス 2100 HX3651/31
- → 世界シェア1位の入門機、失敗率ゼロ
- 2位：フィリップス 3100 HX3671/33
- → 歯科医推奨率最高、バランス完璧
- 3位：ブラウン iO2
- → 「初心者専用」として開発、安心設計
- 4位：オムロン HT-B303
- → 日本人専用設計、サポート最強
- 5位：エペイオス ET003
- → 家電批評3年連続1位、コスパ王者
それでは個別に説明します。
1位：フィリップス ソニッケアー 2100シリーズ HX3651/31
世界シェア1位の入門機、失敗率ゼロ
価格: 4,218円（Amazon価格、2025年7月4日現在）
方式: 音波式
なぜ1位なのか：
- フィリップスが「初心者専用」として設計したエントリーモデル
- 世界70カ国で愛用される信頼のブランド力
- 基本機能をリーズナブルに提供
- ボタン1つのシンプル操作で迷わない
- 音波振動31,000回/分の確実な清掃力
2位：フィリップス ソニッケアー 3100シリーズ HX3671/33
歯科医推奨率最高、バランス完璧
価格: 6,213円（Amazon価格、2025年7月4日現在）
方式: 音波式
なぜ2位なのか：
- 過圧防止センサーで歯茎を守る安心設計
- ブラシヘッド交換時期お知らせ機能で長期使用に最適
- 歯科医院での推奨率が最も高いモデル
- 2100の上位版として機能が充実
- 長期間使える「一生もの」の設計
3位：ブラウン オーラルB iO2
ポチップ
「初心者専用」として開発、安心設計
価格: 11,800円（Amazon価格、2025年7月4日現在）
方式: 回転振動式
なぜ3位なのか：
- 商品名に「電動初心者の決定版」と明記
- 回転式で磨けた実感を得やすい
- 2つのモードで選択に迷わない
- P&Gの世界的な品質保証
- 圧力センサーで初心者の失敗を防止
4位：オムロン メディクリーン HT-B303
日本人専用設計、サポート最強
価格: 3,200円（Amazon価格、2025年7月4日現在）
方式: 音波式
なぜ4位なのか：
- オムロン独自の「マルチアクション音波」で歯垢除去力は手磨きの約5倍
- 1分間に約25,500回の高速振動「クリーンモード」搭載
- 重さ46g、長さ195mmの軽量コンパクト設計
- 替えブラシが2本入り800円前後と圧倒的な低コスト
- 国内メーカーの手厚いサポート体制と安心感
5位：エペイオス OKare! ET003
家電批評3年連続1位、コスパ王者
価格: 5,980円（Amazon価格、2025年7月4日現在）
方式: 音波式
なぜ5位なのか：
- 家電批評誌で3年連続ベストバイ受賞の実績
- 5つのモードで上位機種に匹敵する機能
- Type-C充電で180日間の長時間使用
- 価格を大幅に上回る性能とコスパ
- 「安かろう悪かろう」を覆すクオリティ
選定基準：初心者が絶対失敗しない視点
✅ 操作の超簡単さ – ボタン1つで完結、複雑な設定不要
✅ 信頼できるブランド力 – 世界的メーカーまたは日本の老舗メーカー
✅ 適正価格帯 – 3,000円〜12,000円
✅ 初心者サポート機能 – 圧力センサー、タイマー、段階的慣らし機能
✅ 長期コスパの良さ – 替えブラシが安い、故障しにくい、保証充実
メーカー別特徴と選び方
以下、メーカー視点で選択する場合の参考にしてください。
フィリップス（ソニッケアー）
- 長所: 音波振動技術の先駆者、優れた歯垢除去力、世界70カ国で愛用
- 短所: 替えブラシの価格が高め（1本900～1,400円）
- おすすめ対象: 清掃効果を重視する人、歯科医推奨の確実性を求める人
- 代表機種: 2100シリーズ、3100シリーズ
- 特徴: 毎分31,000回の音波振動、イージースタート機能で初心者に配慮
パナソニック（ドルツ）
- 長所: 日本人の口に最適化、替えブラシが安価（400～600円）、軽量設計
- 短所: 振動がやや弱め、海外メーカーと比べ機能が控えめ
- おすすめ対象: コスパを重視する人、日本製品を好む人、軽量を求める人
- 代表機種: EW-DM63、EW-DL39
- 特徴: W音波振動、横磨き+叩き磨きの独自技術
ブラウン（オーラルB）
- 長所: 高い歯垢除去力、アプリ連携充実、「磨けた実感」が強い
- 短所: 振動が強く慣れが必要、回転式で好みが分かれる
- おすすめ対象: しっかり磨きたい人、デジタル機能を活用したい人
- 代表機種: iO2、iO4
- 特徴: 丸型回転ブラシ、リニアマグネティック式、P&Gの世界的品質保証
オムロン（メディクリーン）
- 長所: 日本メーカーの信頼性、替えブラシが最安級（800円/2本）、手厚いサポート
- 短所: 機能がシンプル、デザイン性で劣る
- おすすめ対象: 安心の国産を求める人、ランニングコストを抑えたい人
- 代表機種: HT-B303、HT-B304
- 特徴: マルチアクション音波、25,500回/分の高速振動、46gの軽量設計
エペイオス（OKare!）
- 長所: 圧倒的コスパ、家電批評3年連続1位の実績、多機能
- 短所: 新興ブランドで長期信頼性が未知数、サポート体制が不明
- おすすめ対象: コスパ最優先の人、多機能を安価で求める人
- 代表機種: OKare! ET003
- 特徴: 5つのクリーニングモード、Type-C充電、180日間バッテリー
初心者向けメーカー選びのガイド
安心・確実派
→ フィリップス または パナソニック 世界的ブランドまたは日本の老舗で失敗リスク最小
コスパ最優先派
→ オムロン または エペイオス ランニングコストまで含めた総合コスパが優秀
高機能・本格派
→ ブラウン または フィリップス上位機種 アプリ連携や高い清掃効果を求める人向け
日本品質重視派
→ パナソニック または オムロン 国内メーカーの安心感とサポート体制を重視
購入前に確認すべきポイント
電動歯ブラシを購入する前に、以下の項目を確認しておきましょう：
- 予算設定：3,000円〜12,000円という購入しやすい価格レンジから選択
- 替えブラシのコスト：継続的な費用を考慮
- 充電方式：USB充電式が便利
- 防水性能：IPX7以上が安心
- 保証期間：2年保証があると安心
また、実際に店舗で重量や握りやすさを確認することも重要です [2]。
もうひとつの選択肢があります…
実は、「初心者が電動ブラシ」を選ぶ際に、もう一つの選択肢があります。それでは「電動歯ブラシのサブスク」です。
もう、なんでもサブスクがあるんですね。筆者はもう10年くらい電動歯ブラシを使ってきました。今回、この記事を書くにあたり、「電動歯ブラシのサブスク」を知って、申込みました。届いたら、実際に使って、レポートしますね♪
詳しくは、こちらの記事をどうぞ。
もしかしたら、電動歯ブラシ初心者にとって、究極の選択肢になるかもしれませんね。
まとめ
初心者にとって電動歯ブラシ選びは重要な決断ですが、本記事で紹介したベスト5から選べば、満足いただけるのではと考えています。
これらは、機能性、使いやすさ、コストパフォーマンスのバランスが優れており、初心者に強くおすすめできます。
電動歯ブラシは一度使い始めると手放せなくなる優れたオーラルケアアイテムです。
自分の予算とニーズに合った一台を見つけて、より効果的で快適な歯磨き習慣を始めてみてください。
健康な歯と歯茎は、生涯にわたってあなたの生活の質を向上させる貴重な財産となるでしょう。
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